幸せ呼ぶ猫神の呟き

【健康誌イチオシ特報】医師が20キロやせた「MCTオイルダイエット」って? IT起業家も実践で大きな話題に

 おなかにぜい肉がついて、「若いころはやせていたのに……」が口グセになっている人に朗報です。最近、テレビのダイエット特番でも大きく取り上げられ、大変な注目を集めている減量法があります。その名も「MCTオイルダイエット」。

 油をとってやせる最新のダイエット法として、肥満大国アメリカ・シリコンバレーのIT起業家が実践したことでも大きな話題となったので、すでにご存じの人が多いかもしれません。

 MCTオイルとは、「中鎖脂肪酸」100%の食用油のこと。最近は、スーパーでも各種市販されるようになってきました。味やにおいが少なく、サッパリとした油ですが、加熱には向かず、みそ汁やヨーグルトなどにかけてとるのが一般的です。

 「油をとったらますます太る」と思うかもしれませんが、それはもはや古い常識。中鎖脂肪酸は、サラダ油などに多い長鎖脂肪酸と違って、摂取してもエネルギーとして素早く消費されるため、体脂肪として蓄積されにくいという特徴があります。

 そのうえ、蓄積された体脂肪を分解する働きも認められます。実際に肥満ぎみの男女がカロリー制限を行いながら、中鎖脂肪酸を摂取した試験では、体重・体脂肪・内臓脂肪・ウエストが減少したとの報告もあります。

このMCTオイルダイエットを日本で先進的に提唱しているのが、日本東洋医学会専門医の畠山昌樹先生です。

 身長165センチで、体重が82キロあった畠山氏は、2013年から、自身のダイエットにMCTオイルを取り入れたところ、5カ月で18キロの減量に成功。「1年で20キロ体重が落ち、62キロのスリムな体形に戻った」といいます。

 MCTオイルダイエットを成功に導くためには、1日のカロリーを男性なら1400~1500キロカロリー、女性なら1200~1300キロカロリーに設定し、同時に糖質減らしを行うのがいいとのこと。糖質減らしとともにMCTオイルを1日数回、1回につき大さじ1杯強をとるのが目安だそうです。無糖の豆乳やコーヒーにまぜて飲むと、とりやすいでしょう。

 糖質減らしをしながらMCTオイルをとると、体が自然とヤセ体質(ケトン体質)になるのと同時に、疲労感や空腹感を感じにくくなり、間食や大食いも防げるというメリットもあるそうです。

 ただし、MCTオイルは油なので、「とりすぎると、おなかがゆるくなることがあるため、体調を見ながら摂取量を加減するのが大事」といいます。

 16日に発売されたばかりの『わかさ』7月号(わかさ出版)では、MCTオイルダイエットのやり方が詳しく紹介されています。MCTオイルダイエットの短期集中3日間プログラムのやり方も掲載されているので、ぜひ、ご覧ください。 (「わかさ」編集長、飯塚晃敏)

 【畠山氏お薦めMCTドリンク】
 (1)無糖豆乳50ミリリットルに、市販のMCTオイル20グラムをシェイカーに入れてよくまぜる。
 (2)1日2杯を目安に飲む。
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 ほかに、『わかさ』7月号は、高血圧・不整脈・逆流性食道炎・ぜんそくなど現代病に効果がある「腕もみ」健康法を紹介。ノーベル賞学者・経団連会長・政治家など、多忙を極めストレスも多い一流政財界人がこぞって行う健康奥義のやり方を、くわしい図解とともに紹介しています。

【ベストセラー健康法】当事者目線で解説「脳卒中」後の生活術 身近な人が倒れた場合の対処法は?

脳卒中の予防や治療の解説本はたくさんあるが、いざ脳卒中で倒れた後の生活術について触れた本は少ない。身近な人が倒れた場合、その後の生活やお金はどうなるのか。リハビリ施設の選び方や障害年金などの申請法など、脳卒中患者や家族に役立つ1冊を紹介する。

 「脳卒中」とは脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の総称で、何らかの原因で脳の血管にトラブルが起きる病気を指す。『身近な人が脳卒中で倒れた後の全生活術』(待島克史著、時事通信社刊)は、外資系コンサルタントの著者の妻が脳梗塞で左まひの後遺症を負った実体験を基に、発症後の生活術を当事者目線でまとめたもの。

 リハビリテーション病院の選び方一つにもポイントがある。

 脳卒中は急性期病院での治療後、発症から2カ月以内にリハビリ病院に転院しなくてはならない。安易に「自宅から近い」などの理由で決めると後悔する。著者は病院によって脳卒中の後遺症患者を得意とする病院や、脊髄損傷など整形外科系の患者が得意な病院など、対象患者に違いがあり、よく見極めることが大事-と指摘する。

 脳卒中は発症後6カ月以内のリハビリの量と方法によって回復度合いが大きく異なる。土日も休まずに訓練を行っているか否かも、リハビリ病院選びのポイントとなる。

 長期入院を見据え、毎日入浴可能かどうか、食事は和食か洋食かなど内容が選択できるか、食事スペースは部屋か共用スペースかなど、入院生活の充実度も事前にチェックしたい。ちなみに、食事は入院患者全員が共用スペースで食べられるほうが、お互いの回復度合いが見えて励みになると著者は説明する。

 長引く治療や入院にはお金もかかる。そこで社会保障や民間の保険以外に、病気やけがなどで働けなくなった場合に支払われる公的年金、「障害年金」を受け取ることは生活の大きな支えになる。

しかし、年金制度については、ケアマネジャーや病院関係者も制度への理解度が低く、申請法は自力で調べるしかない。本書では具体的な申請の手順を示すほか、社会保険労務士による代行サービスも紹介。煩雑な手続きに申請を諦めていた人必見だ。

 他にも、福祉用具の選び方や、ケアマネやヘルパーとの付き合い方、身体障害者手帳の活用法など徹底した当事者、家族目線で必要な情報を網羅するほか、患者や家族のメンタルケアとして、「発症前と今を比較しない」、「親戚(しんせき)や子供をあてにしない」、「励まし合える仲間を見つける」など、病後の不安を乗り越えるポイントも紹介している。

 「本書は各種の申請や手続きを型通りに解説するだけのノウハウ本ではありません。不安の中にいる人に、そっと寄り添うような血の通った実用書。著者と同じ境遇にいる人が少しでも悩みを軽減するのに役立ててほしい」。こう話すのは、編集した植松美穂氏。

 身近に脳卒中患者がいる人にとって、心強い伴走者になってくれる内容だ。 (砂川朋子)

 ■リハビリテーション病院の選び方(本文より)
 ・自宅から近いほうがいいとは限らない。会社帰りに寄る機会が多い場合は、会社からの距離や交通機関も考えよう
 ・そのリハビリテーションが得意とする対象患者をよく知ろう
 ・入院生活の充実度をチェックしよう
 ・大部屋や個室料の違い(差額ベッド代)など、入院費用をチェックし、余裕をもった見積もりをした上で慎重に判断しよう
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