幸せ呼ぶ猫神の呟き 牛乳を温めると大変なことに……意外と知らない電気ケトルの“トリセツ”をメーカーに聞いた
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牛乳を温めると大変なことに……意外と知らない電気ケトルの“トリセツ”をメーカーに聞いた

忙しい毎日を送る現代人に重宝される家電のひとつ「電気ケトル」。そんな中、「牛乳」を電気ケトルで温めて噴出させてしまう動画がSNSで拡散されていた。投稿した本人も「大事故になりました。調べたら牛乳は温めちゃダメだったんですね」と、惨事を引き起こしてはじめてその事実を知った様子。ほかに同じような経験をした人がいないかSNSで探してみると、「牛乳温めたら大噴火」「電気ケトルがお亡くなりになりました」など間違った取り扱いをする人たちが散見された。あらためて、電気ケトルはどう使うのが正しいのか。ティファールを展開する株式会社グループセブジャパン マーケティング本部の藤井さんにうかがった。

■牛乳を温めると消えにくい「泡」がどんどんと増えていく

――改めてお聞きしますが、電気ケトルに入れていいのは「水」だけなのでしょうか。
【藤井さん】 はい、水以外にはお使いいただけません。水以外のものを沸かすと、噴出、湯漏れ、ひいては故障の原因となります。

――なぜ牛乳を入れると噴出する事態になってしまうのでしょうか?こうした事態は、スープなど、他の液体でも起こってしまうのでしょうか。
【藤井さん】 沸かしたときにできる「泡」が関係しています。水が沸騰するときにできる泡は、すぐにはじけるのですが、牛乳が沸騰するときにできる泡は消えにくく、さらに“薄い膜“のよう広がっていきます。それがどんどんと増えていくため、噴出したのでしょう。これは牛乳に含まれる「たんぱく質」の性質によるもので、牛乳以外でもたんぱく質が含まれる液体では、同じようなことが起こる可能性があります。

■底に「斑点」がついていたらお手入れのサイン

――今回の事例以外に、電気ケトルを扱う上で「これは注意すべき」ということはありますか。
【藤井さん】 満水を示す線以上に水を入れないようにしてください。「上部にまだ余裕があるかな?」と感じられるかもしれませんが、満水線以上に水を入れてしまうと、沸騰したときに吹きこぼれる原因となります。また、使用後に残ったお湯をそのままにしておかず、使用後はすぐに空にすることをおすすめします。そうすることで、「水あか」の付着を少なくできます。

――お手入れはどのタイミングで行えばいいのでしょうか。
【藤井さん】 底のステンレス部分に白色、青色、茶色の斑点がついたり、全体的に虹色に見える現象が見えてきたらお手入れのサインです。これらは水に含まれる成分が固まったものなので害はありませんが、「クエン酸」を使ってしっかりと洗い流すことをおすすめします。こうしたお手入れをすることで、熱効率がよくなります。

 もし、家庭にクエン酸がない場合は、「お酢」で代用することも可能なようだ。ただお酢が残っているとサビの原因になったり、強い香りが気になってしまうため、よくすすいでから使ってほしいとのこと。

 余談になるが、コーヒーや紅茶を美味しく飲むお湯の温度を教えてもらった。豆や茶葉によっても異なるが、金属のフィルターで濾すフレンチプレスのコーヒーは95℃、紅茶はそれより熱めで95~100℃がよいとのこと。取り扱いには十分気をつけて、電気ケトルのある暮らしを楽しんでいこう。

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