幸せ呼ぶ猫神の呟き 人工知能が無料で法律相談? AI『レイ子』に養育費を算定してもらったら…

人工知能が無料で法律相談? AI『レイ子』に養育費を算定してもらったら…

法律は、生活に密接に結びついているものだが、何かトラブルが起きていざ弁護士に相談しようとなると、どうしたらいいか悩んでしまう人も少なくないだろう。

無料相談ができる公的サービス『法テラス』や、短時間の法律相談に乗ってくれる法律事務所もあるが、その扉を叩くのも勇気がいる。

そんな中、人工知能(AI)が法律相談に答える無料サービスが登場。チャットボット『レイ子』を発表した、レイ法律事務所・代表弁護士の佐藤大和先生に話を聞いた。

■ゲーム感覚ながら正確に
佐藤弁護士:LINEで法律相談ができるチャットボットを本格導入するのは日本初の試みなのです。法律事務所に相談するのは、「敷居が高い」と感じる人がかなり多いのが実情です。

その結果、トラブルがこじれて、法律的な手の打ちようが限られる状況になってから相談に来られるケースもあります。

このサービスは、ゲーム感覚で楽しんでいただけるくらいの気軽さですが、私たちが法律相談で判断基準とする要素や計算式を正確に取り入れています。

レイ子は、債務整理診断/過払い金返還請求診断/未払い残業代計算/養育費計算の4つのサービスからスタートした。

しらべぇ取材班もさっそく試してみることにした。

■まずはLINEで友達登録
まずはLINEを立ち上げ、QRコードもしくは「@ryl5102c」をID検索する。

©sirabee.com

「レイ子」が現れるので、友達に追加してみる。

©sirabee.com

■離婚後の「養育費」を計算してみる
友達登録が済むと、知りたい項目を質問してくるので…

©sirabee.com

今回は、「養育費」を選んでみた。

©sirabee.com

最初に、養育費を「支払う相手」の年収を入力し…

©sirabee.com

相手が給与所得か自営業か、0~14歳の子供の人数、15~19歳の子供の人数を入力。

©sirabee.com

また、支払う側についても年収(今回は800万と設定)や扶養する子供の人数、再婚しているか否かなどの質問に回答していくと…

■気になるレイ子の回答は…
©sirabee.com

「夫:800万/妻:500万の年収でともに給与所得、14歳以下の子供が2名、夫はすでに再婚」という元夫婦の場合、妻が子供を養育して受け取れる養育費は5万円ほどとのことだ。

養育費の目安などは、ネット上や書籍などに情報があるものの、一人ひとり異なる状況に合わせてAIが計算してくれるのは、説得力がある。

■人生の決断を下す参考に
©sirabee.com

従来は「有料の法律相談」として受けていた業務を無料化した背景には、最新技術を活かして、法律をより身近に活かしてほしい思いがある、と佐藤弁護士は語る。

佐藤弁護士:たとえば離婚が頭をよぎったとき、養育費の額がそれぞれのケースに合わせて予想できれば、「これなら別れても生活できる」「この額だったら、再構築しようか」などと判断できるでしょう。

トラブルに至る前の判断材料にしていただきたいと考えています。最初は件数の多い「金額の算定」からサービスを始めましたが、今後はたとえば「身に覚えがない痴漢冤罪」を疑われた際、保存すべき証拠や証人などをアドバイスするといった内容も検討しています。

関連記事
最新記事