幸せ呼ぶ猫神の呟き 【孤食に潜むうつ病や肥満などに深刻なリスク】食事をおいしくする鍵は“鏡”にあり!?

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【孤食に潜むうつ病や肥満などに深刻なリスク】食事をおいしくする鍵は“鏡”にあり!? 

以前、巷でブームになった「おひとり様」というものがありましたが、最近では「孤食」という言葉をよく耳にするようになりました。

孤食をテーマにした漫画やテレビドラマもあり、一人で食事をする人が潜在的に多いことが伺えます。

今回は、孤食の最新研究やリスクはもちろん、一人でもおいしく・楽しく・健康的に食事をする方法を、医師が丁寧に解説いたします。
名古屋大学の「孤食」に関する最新研究

研究内容
被験者(高齢者と大学生)に対し、鏡の前に座って自分の姿を見ながらポップコーンを食べるのと、部屋の壁を映したモニターを見ながら食べるのとで、どちらがおいしく感じるかを調べました。(※)

研究結果
鏡の中の自分を見ながら食べた方がおいしく、食べる量も増えたという結果でした。

一人で食事するよりも誰かと食事をする方がおいしく感じるということは既に知られていましたが、今回の研究からは、実際に他人と同席していなくても、食事中に人の存在を感じることだけでおいしさが高まるということが分かりました。

考察
今後、条件を様々に変え、一人で食事をする場合でも孤独感なくおいしく食べられる工夫についてさらに研究が進むと思われます。
孤食が増えた背景

一人で孤独に食事をすることを「孤食」と呼びます。

孤食が増えた背景としては以下が挙げられます。

・核家族化
・独居者(高齢者を含む)の増加
・長時間労働により家族そろって食事ができない
戦前・戦後で変わる食事マナー

「食事中にしゃべるのは行儀が悪い」という教育が一時行われており、学校の給食も黙って食べるように指導されていた時代もありました。

これは家長である父親・夫に無駄口をたたかないという意味でもあったようですが、戦後徐々にこういった考え方はすたれていきました。

今でも口に物を入れたまましゃべるのは、口の中が見えた相手に不快感を与えるためマナー違反と考えられますが、一般的には同席した相手と会話を楽しみながら食べることが推奨されています。

誰かとしゃべりながらご飯を食べた時の健康効果

実際、しゃべりながら食べるor食べない、どちらが正しいかの科学的検証は行われておらず、絶対的な正解はないと思われます。

メリット
しゃべりながらゆっくり食べることで、早食いを防ぎ血糖値の吸収が穏やかになったり、満腹中枢を満足させられて肥満予防にもなる、という考え方もあります。

デメリット

しゃべりながら食べると、脳に血が行ってしまい、リラックスして消化機能を働かせることができないので、健康に良くないという意見も聞かれます。


食のリスク

リスクとしては、以下の可能性が考えられます。

■ うつ病

■ 孤独感から食べ過ぎてしまう

■ アルコール多飲につながる

■ 味気なく感じて食欲が落ちる

■ 好きな時間に好きなものを食べることで、食事時間が不規則になり、肥満や便秘、生活習慣病につながる

■ 一人で食べる癖がつくと、多人数での会食が苦手になり、社会人になってからのコミュニケーションに苦労する
子どもの孤食には要注意

親の監視がないと、好きなものばかり食べてしまい、偏食やカロリー・糖分・塩分・脂分の摂り過ぎが懸念されます。

また、自己流で食べていると、箸の持ち方やフォーク・ナイフの使い方など、食事マナーが学べないこともあります。
孤食を健康的に楽しむ方法

食べる環境
気に入った食器を使う、花や気に入った絵を視界に入るように飾るといったことで気分を盛り上げるとよいかもしれません。

食事メニュー
食べやすいもの、好きなものだけでなく、1品でも良いので野菜やタンパク質を含むメニューを揃えたり、果物を追加するといったことでバランスを改善するようにしましょう。

休日に家族揃って食事ができる場合

作る段階から子どもに手伝わせたり、後片付けを一緒にすることで食育をすることができます。

最後に医師から一言

今回の研究では自分を鏡に映して食事をしましたが、他人の画像や動画を見ながら食事をするとどうなるのでしょうか?

多くの孤食者がやっている「テレビを見ながら食べ」についても、科学的検証がされると面白いかもしれません。

(監修:Doctors Me 医師)

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( 2017/07/11 18:44 ) Category ■美容・ヘルス | トラックバック(-) | コメント(-)