幸せ呼ぶ猫神の呟き 介護施設でPepper活用、間接業務を自動化などでスタッフの負担軽減狙う

介護施設でPepper活用、間接業務を自動化などでスタッフの負担軽減狙う

大東建託の100%出資子会社で、介護サービスを提供するケアパートナーは、業務の効率化によるスタッフの負荷軽減とサービス向上を目指し、東京・練馬の介護施設「ケアパートナー大泉」 にて6月26日より、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」の試験導入を開始する。

ケアパートナーの運営するデイサービス施設では介護記録をはじめ、測定した血圧や体温などのデータをすべてPCで管理している。しかし測定をした後、別室に移動してPCに入力などを行っているため、時間と手間がかかっていた。デジタル計測機器をPepperと連動させることで、測定した値はそのままデータ化され、PC作業などの間接業務を自動化でき、介護スタッフの負担軽減につながるという。

「ケアパートナー大泉」ではデータ処理の自動化を含めて、4種の実地試験を行う。なお今回ケアパートナーで導入するため、Pepperは一般的な実用範囲の100倍近い1,000人まで人の顔が認証できる顔認証システムを搭載している。

1つ目は、Pepperが個人の顔を識別し、「~さん、こんにちは」と挨拶しエントランスホールで施設の利用者を出迎える。その時に、Pepperのタブレットを通じて利用者は当日の昼食メニューを選択する。するとその情報がすぐに調理スタッフへ送信され、メニューや食事の数、食事制限情報等を確認することができる。

2つ目は、「~さん、さようなら」と挨拶し見送りする。また、利用者の発話内容を自然言語解析し、自然なコミュニケーションを行う。利用者の声は記録サーバーに蓄積される。

3つ目は、計器と連動させて血圧・体温・体重測定の補助を行う。測定したデータは、計測時の表情レベルを付加して自動印字され、それと同時にサーバーに記録される。

4つ目は、利用者と自然な会話し、雑談する。利用者の声は記録サーバーに蓄積され、利用者の満足度向上・業務の改善に役立てることができる。

同社は今回の実地試験で動作の正確性・確実性を高め、3年以内に全国28都道府県77カ所所のデイサービス施設での展開を目指すという。

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