世渡りのためには仕方ない?千葉県民は長いものに巻かれがち

「長い物には巻かれろ」というのは処世術のひとつだが、あまり褒められた行動ではないイメージ。

しかし、人づき合いの中で、そうした行動をとる人を目にする機会はあり、「ぐーるぐる巻かれてるなあ」と、その“巻かれっぷり”に清々しささえ覚えることもある。

そんな長いものに巻かれる言動を「よくする」人や、逆に「しない」という人は、どれくらいいるのだろうか。

しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,357名を対象に「長いものに巻かれること」がどれくらいあるのか、6段階での意識調査を実施した。

■たまには仕方ない?

全体では「よくする」6.4 %、「まあまあする」12.6%、「たまにする」37.0%で、「長いものに巻かれる」と意識した回答をしたのが半数を超える56.0%。

一方、「あまりしない」22.7%、「ほとんどしない」8.9%、「しない」12.4%の「長いものに巻かれない」派は44.0%という結果に。

「あまりしない」「ほとんどしない」は、全くしないわけではないが、同回答から意識的に「しないようにしている」ケースが多そう。

「たまにする」「あまりしない」の回答だけで、ほぼ6割というのを考えると、状況によって「仕方ないよね」と思う人が多数派というところだろう。

ちなみに「よくする」「まあまあする」「たまにする」の「長いものに巻かれる」派について、居住地別で比較してみると

数値が高いのは、千葉県の63.5%、次いで愛知県の60.5%。世渡り上手に振舞う県民性が、どこかにあるのだろうか。

逆に少ないのは、北海道の46.7%と京都府の45.2%で、半数を割り込む結果となった。

■日和る人間は信用しない人も

実際に「よく長いものに巻かれる」という人、「長いものには巻かれたくない」という人、両方に話を聞いた。

<よく巻かれる>

「元々優柔不断だし、人と争うのは好まないので、声の大きい人の意見に従いがちですね。そういう態度を非難する人もいるし、自分自身でも“ちょっとどうかな”と思うこともありますが、勢いに押されるとどうしても…。

ただ、だからといって人より出世しているわけでもないし、そういう態度だから場を収められるわけでもないし、本音としては『大目に見てくれよ』という気持ちです」(30代・男性)

<長いものには巻かれたくない>

「正しいと思えないことには、うなずけないですね。最終的に決まったことにまで、クドクド文句を言いたくはないですが、違うと思ったことはきちんと説明します。

そうやって誰かの気分や都合だけで決まったことって、『だから言ったのに』って結果になりがちだし、長いものに巻かれて日和った行動をする人間は、基本的に信用できません」(30代・女性)

おかしいと思ったり、上手くいきそうにないことに従わざるを得なかったりするのは、誰もが気乗りしないもの。

また、そうした状況が常態化すると、大きな失敗に巻き込まれる可能性も出てくる。

やむを得ないこともあるが、ほどほどにしておかないと、自らに被害がおよんだり、責任を問われたりすることもあるだけに、安易に乗っからないよう気をつけた方がよさそうだ。

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