幸せ呼ぶ猫神の呟き 野菜でぽっこりお腹をスッキリ! 脂肪を減らす明日葉の食べ方
                 


野菜でぽっこりお腹をスッキリ! 脂肪を減らす明日葉の食べ方

夏に向けてお腹やせエクサや食事の調整に励んでいる皆さん、なかなかぽっこりお腹が引っ込まないと嘆いていませんか? そんなお悩みをもつ人には、夏前が旬の「明日葉」がおすすめなのだそう! いったいどんなところが魅力的なのか、北千里 前田クリニック院長 医学博士の前田和久先生、恵泉女学園大学 人間社会学部 教授 藤田智先生に教えていただきました。

脂肪を減らす、明日葉独自のポリフェノール「カルコン」

「この時期、特に気になるぽっこりお腹、その正体は内臓脂肪です。この内臓脂肪を減らすためには、毎日の生活の適度な運動と質にこだわった食生活を習慣にすることが重要です。そこでおすすめしたいのが“明日葉”」(前田先生)明日葉は、青汁に使われている野菜の1種として知られているかと思いますが、実は独自のポリフェノールをもっており、生活習慣病を予防するための野菜として注目されているのだとか。

「内蔵脂肪は悪いものというイメージを持つ人が多いと思いますが、実は意外なことに、内臓脂肪を含む脂肪細胞は、抗メタボリックシンドロームホルモンと言われる善玉ホルモンをつくりだしています。しかし、運動不足や不規則な食生活によって脂肪が増え過ぎると、逆に善玉ホルモンをつくりだす量が減ってしまうのです。

この善玉ホルモンは“アディポネクチン”と呼ばれるもの。明日葉に含まれるポリフェノール“カルコン”には、この“アディポネクチン”の分泌を促す作用が確認されています」(前田先生)なるほど、明日葉独自のポリフェノールである“カルコン”が内臓脂肪を減らすためのはたらきをしてくれるということなのですね!また、そのほかの明日葉の栄養価や選ぶときの注意点について、藤田先生に教えていただきました。

「明日葉は“今日摘んでも明日また伸びてくる”ので明日葉という名前がつけられたほど、生命力の強い多年草の植物で、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。さらに野菜には珍しい代謝を助けるビタミンB12も含んでいます。明日葉独自の“カルコン”の健康効果や、栄養価の高さが話題となり、野菜として食べるよりもお茶や青汁などの健康食品としての仕様が圧倒的に多い野菜です。

市場には4月~8月頃まで出回るので、明日葉を店頭で購入する際は、しなっていないもの、葉先が枯れていない状態のものを選ぶことをおすすめします」(藤田先生)これから夏にかけて店頭に並ぶ明日葉。夏前、夏中と継続して摂取ができれば、ぽっこりお腹の解消にお役立ちするはず! そこで、管理栄養士の平野美由紀先生に簡単につくれる明日葉レシピを3つ教えていただきました!

明日葉チャーハン

<材料(1人前)>
明日葉:50g
ご飯:200g
たまご:1個
じゃこ:大さじ2
桜えび:大さじ1
にんにく:1かけ
ごま油:大さじ1
酒:大さじ1
塩、コショウ:少々
醤油:小さじ1
煎りごま、輪切り唐辛子:適宜

<つくり方>
1、明日葉は細かく刻み、にんにくはみじん切り、卵は割りほぐし、それぞれに塩コショウをする
2、フライパンでサクラ海老とごまを煎って取り出す
3、油とじゃこ、にんにくを加えて炒め、卵、ご飯の順に加えて炒め、塩コショウをする
4、明日葉、酒を加えて炒め、半量の桜えびとごまを加え、醤油で香りづけをしてひと混ぜし、皿に盛る
5、桜えびと胡麻、赤唐辛子をかける

<栄養Point!>
明日葉は脂質代謝を促すビタミンB2が豊富なので、脂肪を多くとりがちなチャーハンもヘルシーに!栄養バランスを調えるためにカルシウムがたっぷりのジャコ、桜えびとたんぱく質の卵もプラス。一般的なチャーハンでは期待できない食物繊維も明日葉からとれます。

明日葉チャンプルー

<材料(2人前)>
明日葉:100g
豚肉薄切り:80g
厚揚げ:1枚
卵:2個
トマト:小1個
ごま油:大さじ1
醤油:小さじ1
塩コショウ:適宜

<つくり方>
1、 明日葉は3cmに切り、豚肉は3cmに切り、厚揚げは手で割る。トマトはくし切りにして、それぞれに塩コショウする。卵は割りほぐす
2、 フライパンにごま油と厚揚げを加えて焼き、豚肉を加えて炒め、明日葉を加えて炒める
3、 卵をかけ、トマトを加えて炒め、醤油で香りづけをして器に盛りつける

<栄養Point!>
内臓脂肪の減少や生活習慣病、血糖値を下げる効果を持つ明日葉に含まれるポリフェノール「カルコン」は、熱に強い特徴があります。また加熱することで明日葉の苦みがやわらぐので、たっぷりの明日葉をおいしくいただくには好都合のメニューです。消化酵素の分泌を促すトマトも加えて、明日葉の栄養成分の吸収アップを計ります。

明日葉と豆乳のスーパースムージー

<材料(2人分)>
明日葉:約100g ※市販の明日葉青汁を使ってもOK
りんご:1/2個
豆乳:300cc
レモンスライス:6枚
お好みではちみつ:適宜

<つくり方>
1、 明日葉とりんごをざく切りにする
2、 飾り用のレモン2枚を残し、ミキサーに加える
3、 なめらかになるまでミキサーし、グラスに注ぎ、レモンスライスをかざる

<栄養Point!>
明日葉に含まれるポリフェノール「カルコン」の効果で、血糖値コントロールや脱メタボが期待できます。
豆乳に含まれるイソフラボンは明日葉と一緒に摂ることで、「カルコン」の体内での働きを高めます。明日葉の香りや特有の味わいをマスキングしてくれるりんごにも、整腸作用があり、美肌効果も!

野菜をおいしく食べることで、内臓脂肪を減らすアプローチができるなんてうれしい! 今取り組んでいるお腹痩せエクサなどを続けつつ、明日葉を食事にとり入れてみてはいかがでしょうか。

前田和久
北千里 前田クリニック院長。アディポネクチン研究の第一人者。大阪大学医学部卒業。大阪大学細胞工学センター研究員の時にヒトゲノムプロジェクトにおいて、ヒトアディポネクチン遺伝子を発見。ハーバード大学パブリックヘルス校栄養部門に留学し、メタボリックシンドロームについて研究。大阪大学医学部附属病院内分泌代謝内科などを経て平成27年開業。特に、内科糖尿病疾患、循環器疾患、内分泌疾患などを中心に診療を行う。主な著書は「メタボリックシンドロームを防ぐ『グッド・ダイエット』」や、「ハーバード大学医学部公式ガイドブック『太らない、病気にならない、おいしいダイエット』」等

藤田智
恵泉女学園大学 人間社会学部 教授。野菜園芸学、植物育種学、農業教育学の専門。NHK「趣味の園芸やさいの時間」や日本テレビ「世界一受けたい授業」などのTV出演も多数。主な著書は「藤田 智の野菜づくり大全」「藤田 智のもっと知りたい野菜づくりQ&A」等

平野美由紀
管理栄養士。食デザイナー。NHK「ためしてガッテン」や日本テレビ「ミラクルシェイプ」などメディア出演多数。日経ヘルスの食特集監修、大手化粧品メーカーの美肌セミナーなど多数実施経験あり。2017年3月号「Tarzan」にて食物繊維を手軽にとるレシピを監修。

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