就活生必見! 専門家・スペシャリスト職の志望動機の書き方

就活生のみなさんのなかには、専門職やその道のスペシャリストを目指す人もいるでしょう。専門家・スペシャリスト職に求められるものはなにかを、しっかりと把握してから取り組むことが必要です。今回は、専門家・スペシャリスト職を志望する場合の、志望動機の書き方を解説します。

1.専門家・スペシャリスト職にはどんな職種がある?

さまざまな職務を幅広く経験しながらキャリアを形成する「ゼネラリスト」に対し、特定の職に特化し、深い知識や優れたスキルの獲得を目指すのが「スペシャリスト」です。具体的には、「会計士・税理士」「コンサルタント」「証券アナリスト」「通訳・翻訳」「アクチュアリー」「薬剤師・栄養士」「システムエンジニア」などがあります。

2.明確なビジョンが必要

専門家・スペシャリスト職を志望するにあたっては、「この職を極めたい」という、強い動機や明確なビジョンが必要です。よって、志望する専門・スペシャリスト職に必要とされる知識やスキルと関連、もしくは一致することを大学で学び、自分に向いている、得意であることを確認できている場合に志望するのがいいでしょう。

中には、未経験でも応募可能という専門・スペシャリスト職もあります。人手不足の中、門戸を広げて採用する企業もあるのですが、入社後に、その職の実務で必要とされる知識やスキルが自分に向いていないことに気づき、後悔するというケースも少なくありません。志望にあたっては、十分な研究と慎重な判断が必要です。

3.専門家・スペシャリスト職の志望動機例

「アクチュアリーを志望する理由は、数学科で学んだ知識を活かせることに加え、なによりも数学が好きで仕方がないからです。(※1)また、会社や個人のお客様に幅広く安心を提供できる、仕事や生活に欠かせない保険という商品を通して、社会に貢献したいと考えています。(※2)

OBOG訪問を通して、大きな視野と長い時間軸で考えることが求められていると感じました。また、単純な計算ではなく、推測や予見を加えながら最適な答えを探求・追及する仕事だということ、加えて、難解なプロセスを経て出した答えを、いかにわかりやすく他者に説明できるかも大切だと教わりました。(※3)

私には、とことん探求・追及する粘りがあります。また、塾講師の仕事を通して、生徒にわかりやすく説明する能力も高めてきました。このような長所や経験を土台に、アクチュアリー業務を極めてゆきたいと考えております(※4)」

志望動機例は、4つの要素で構成されています。

※1:自分の強み(志望職で必要とされる知識やスキルを学んできたことと、その知識やスキルを駆使することが好きなこと)のアピール。
※2:取り扱う商品や仕事が、社会にとって重要・不可欠なものだと認識していることをアピール。
※3:志望職への理解を深めるために努力したこと、及び、その努力を通して理解したことを説明。
※4:※3に連動させて、必要とされる知識や長所、スキルをもっていることのアピール。

■専門家・スペシャリスト職の志望動機の書き方まとめ

専門家・スペシャリスト職の志望動機を書く際には、なによりもまず志望する職種についての理解を深め、自分の適性を考え抜くことが大切です。そのために、OB訪問などでリアルな意見を聞いてみるのも手でしょう。ぜひ、情報収集を十分に行って志望動機の作成に挑んでください。

文・岡 茂信 (おかしげのぶ)
現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」( http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している。

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