パンダの糞のお茶は1杯2万5千円!世界で「最も高いお茶」5つ

お茶には、味や香りを楽しめたり、健康に効果があったり、ストレスを軽減してくれたりとうれしいことがたくさん。

しかも、世界中で飲まれているジュースや炭酸飲料、アルコール飲料、コーヒーなど、お茶以外の加工飲料をすべて合わせても、お茶の消費量には及ばないのだとか。

そんなお茶のなかから今回は、ものの価値をランキング形式で紹介する『top10zen.com』を参考に、世界で最も高級なお茶を5つご紹介します!

■1:霍山黄芽(Yellow Gold Tea Buds)

中国茶の黄茶の一種で、価格は50g(約25杯分)で約1万3千円(105.71USドル)。まるで金のかけらのように美しいお茶です。

というのも、本物の24金が塗ってあるのです。有毒なことはまったくないだけでなく、むしろ健康にいいのだそう。

また、その希少性も高級である理由のひとつ。世界で唯一、この茶葉が収穫できる山がシンガポールにあるのですが、そこでも年に1日しか収穫できない上、木の一番上の部分の若い葉だけが霍山黄芽の茶葉になるのです。

■2:パンダ茶(Panda dung tea)

1杯(2g)で約2万4千円(200USドル)で取引されることもあるこのお茶にはなんと、パンダの糞が含まれています。

いくらかわいいパンダとはいえ、飲むには相当の覚悟とメリットがなければいけません。パンダ茶がこれほどまでに高級な理由のひとつはその栄養価の高さ。

パンダは野生の竹しか食べませんが、食べた竹のうち栄養として吸収されるのは3割ほど。残りの7割は分として出てきます。このお茶にはパンダが吸収せず排泄した栄養がたっぷり入る、というわけです。

もちろん味も保証済み。そのお茶の風味が好きで、高価でも愛好している人がたくさんいます。

■3:大紅袍(Da Hong Pao)

烏龍茶の一種で、18世紀の初めから飲まれている歴史のあるお茶です。

大紅袍にもいくつか種類がありますが、1998年に中国政府によりオークションに出品された際には、なんと1kgあたり1億5,500万円(125万USドル)の値がついたことも。

一般的には100g数万円単位で取引されています。金よりも高価なお茶、ぜひ飲んでみたいですよね。

花を思わせる香りと、一口飲めば数分はもつといわれる豊かな後味が魅力です。たった一口が忘れられない体験になること間違いなしの名品です。

■4:玉露

また、日本が誇る玉露も高級茶のひとつ。京都府宇治や福岡県八女地方などで生産され、茶葉を細かく挽き過ぎず、煎茶として楽しむ茶葉です。

収獲する直前の2週間、日光を遮ることで茶葉の中で大量のアミノ酸が生成され、渋みが抑えられて甘い香りとすっきりとした風味が生まれます。

100g当たり8千円(65USドル)が一般的な価格ですが、皇室御用達のものになると100gで数万円するものも。

さすがになかなか手が出ませんが、高級なものは4~5煎目まではおいしく淹れられ、残った茶葉はおひたしにして食べることができるのだそう。最後の最後まで楽しめるお茶です。

■5:鉄観音(Tieguayin)

世界で最も高価なお茶は鉄観音。烏龍茶の一種で、黒茶と青茶の中間程度に発酵させた、半発酵茶です。多くは中国や台湾でつくられ、価格は1kgあたり約37万円(3,000USドル)。

その名は、仏教で尊ばれる観音菩薩に由来します。非常に高級ですが、7回は風味を損なわずに淹れることができるので、その点では経済的と言えるかもしれません。

この茶葉が特別なのは、五感すべてを楽しませてくれるところ。明るい緑色の茶葉ときらめく黄金色の液体は目にも楽しく、茶葉にお湯を注ぐと耳には涼やかな音色が響きます。

香りは烏龍茶には珍しくしっかりとした栗のような芳香で、すすると豊かな香りが口の中にも広がります。

そして、茶葉自体が肉厚で堅く、パリパリとした楽しいさわり心地。まさにお茶の王様、価格に見合う素晴らしさなのです。

世界には、いろいろなお茶があるものですね。いつかは試してみたいと思いつつも、いつものお茶を片手にホッと一息つける時間にも、値段以上の価値があるもの。いつか巡り合えるかもしれない幸運に期待しておきましょう。

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