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女性看護師がすっぴんの病院はブラックな可能性も

医師よりも患者と接する機会が多くなる看護師。その待遇は病院の労働環境を判別するバロメーターだ。オーバーワークを強いる病院は医療リスクが高い「ブラック病院」である可能性が高いことから、できれば看護師がブラック労働を強いられているような病院は避けたい。看護師の労働環境を判断するための、病棟でチェックできる項目を挙げる。

■「若い看護師が多い」は喜べない

 現役看護師で作家の宮子あずさ氏がいう。

「全体的に若い看護師が多い病院には、経験豊富なベテラン看護師が不足しており、看護の質の面で不安がある。過重な労働を強いるために中堅の看護師が定着しなかったからという理由が推察できる。このような病院は若手も辛ければどんどん辞めていくので、看護師が“使い捨て状態”になっている可能性がある」

 先述の「経験者限定募集」と表裏一体の関係にあり、“若いナースが多い”などと浮かれてはいられない。

■患者対看護師の比率が「7対1」を超える

 病院の入り口の壁に掲げられる「施設基準」には、病院内の人員配置が示されている。そこに書かれている数字に注目だ。「7対1」とあれば、入院患者7人に対して准看護師を含めた看護職員が1人配置されることを示す。

「国の看護基準では患者7人に対して最低1人の看護師配置が必要とされていますが、実態は『15対1』となっている病院もあります。1人の看護師が受け持つ患者数が多いと負担が増すことになる」(病院経営の経験がある医師)

「施設基準」ボードが見当たらない場合は病院窓口で問い合わせてみるといい。

■化粧っ気がない

 複数の総合病院で勤務経験のある現役看護師(27)はこう明かす。

「肉体労働ですが、人と接する仕事なので見た目の清潔感には気を付けています。同僚がノーメイクで髪の毛もボサボサで出勤してきたりすると、最近夜勤が続いてよっぽど疲れているのかな、と心配になってしまいます」

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