部屋の状態が子どもの才能を左右する!子どもを伸ばす片づけのコツ

「なかなか片づけられない」「片づけたつもりでも、すぐに散らかってしまう」。そんな悩みを持つママは多いはず。子育てをしていると、スッキリ片づいた部屋をキープするのはなかなか難しいものです。

しかし、書籍『部屋を片づけるだけで子どもはぐんぐん伸びる!』によると、散らかった部屋は子どもやママに様々な悪影響を与えるというので要注意。著者自身の子育ての経験や、3000件の家を訪問した実績から判明した、「部屋と子育ての関係」を見ていきましょう。

部屋の状態が、子どもの才能を左右する!

著者は、散らかった家が子どもの成長を妨げ、才能の芽をつんでしまうこともあるといいます。これはなぜでしょうか?

たとえば、子どもがお絵描きをしようとしたとき。散らかった部屋では小さな紙を広げることしかできません。床にクレヨンがはみ出し、ママは思わず「床を汚さないで!」とクレヨンを取り上げてしまうかもしれません。

もし床が片づいていれば、大きな画用紙をどんどん広げることができます。すると、子どもは枠にとらわれず自由に絵を描くことができるでしょう。積み木で遊んでいても、想像力に任せて大きな作品を作ることができます。

また、散らかった部屋では色々なものに目が行き、なかなか集中することができません。片づいた部屋では余計なものが視界に入らないので、遊んでいても、本を読んでいても、それに集中することができるのです。

子どもを自由に、思う存分遊ばせてあげることは子どもの健やかな成長に欠かせません。ママも心の余裕ができ、温かい気持ちでそれを見守ることができるでしょう。

散らかった部屋では、未来へのイメージを描けない!?

散らかった部屋が子どもに与える悪影響としてもう一つあげられるのが、「未来に向けて物事を考えられなくなること」だといいます。

たとえば、子どもが大きくなっても、おもちゃ箱に赤ちゃんのときに使っていたようなものが混ざっているようなケース。「過去のモノ」と「現在のモノ」が混在していると、子どもは「過去」と「今」を区別できなくなってしまうといいます。過去、現在、未来を同じレベルで捉えてしまうため、未来のことを考えたり、新しいことを始めようという考えを持てなくなってしまうのだとか。

一方、部屋が片づいている家の子どもの場合、身の回りにあるのは「今のモノ」だけ。今使っているものが必要なくなれば、「次に必要なものは◯◯だ」と自分で判断することができます。

「今のモノ」と「過去のモノ」を整理しよう

子どもが未来について考えられるようになるために、最初は親が背中を押してあげることが大切だと著者はいいます。子どものおもちゃ箱やクローゼッット、机の中などから「過去のモノ」を取り出し、「今のモノ」だけにしてあげましょう。

そのときに気をつけなければいけないのが、ママの独断でモノを処分しないこと。最終判断を子どもに委ねることが成長につながるからです。「捨てる」「捨てない」を自分で判断することは決断力を養い、未来に向けて自分で努力する力になるのです。

叱る前に、片づけ方法の見直しを

著者は、ママの心の余裕がなくなり、イライラしてしまう原因のひとつに部屋が散らかっていることがあげられるといいます。これは3000件以上の家を訪問して確信したことだそう。「早く片付けなさいと言っているのに、なぜわからないのよ!」など子どもに当たってしまった経験のある人もいると思いますが、実際には、それは自分に向けた苛立ちであることがほとんどなのだとか。

だからといって、ママが悪いわけではありません。誰だって散らかすのは当然で、問題は、元通りに戻せない片づけの方法にあるといいます。

たとえば、おもちゃをなかなか片づけない子どもの場合。叱る前に考えたいのが、おもちゃ箱がどこにあるかということ。子どもがおもちゃを使う場所の近くにおもちゃ箱を置くというのは、キレイな家を保つ鉄則だからです。そのように環境を整えた上で、「おもちゃを使ったらここにしまってね」と教えていけばいいのです。

いかがでしたか。本書では、子どもの自立心を育てる片づけの方法が具体的に紹介されています。理想の部屋をイメージして、お子さんと一緒に楽しみながらトライしてみてください。 (ハピママ*/平野 鞠)
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