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えっ、停車中に転落!? チャイルドシートにまつわる事故エピソード

出典:https://www.shutterstock.com

暖かくなり、これからの季節は車でお出かけする機会も増えますよね。車に子どもを乗せるときに必要なのがチャイルドシート。6歳未満の子どもには、チャイルドシートの使用が義務付けされています。

ですが、2016年11月にJAF(日本自動車連盟)と警察庁が共同で行った「チャイルドシート使用状況全国調査」をみると、6歳未満の使用率は64.2%(全国平均)。年々少しずつ上昇しているものの、約4割が不使用というのは、決して低くない数字ですよね。

そこで今回は、ベビーシートやチャイルドシートをきちんと使用していないがゆえに起こったヒヤリハットエピソードをご紹介いたします。

注意!5歳児の使用率は40%以下

6歳未満のチャイルドシートの使用率は64.2%という結果に「思ったより低いな」と感じたママは筆者だけではないはず。実は、この数字にはからくりがあります。

先に挙げた使用状況調査の「年齢別の使用率」を読むと、理由がわかります。

1歳未満: 85.7%

1歳〜4歳: 66.8%

5歳: 39.1%

と、5歳になると使用率がガクっと下がるのです。

5歳にもなると、もうチャイルドシートは使わなくても座っていられるし、車のシートベルトも使えるし、と思うママもいるかもしれませんが、法律上は5歳もチャイルドシートの使用が義務付けられています。

また、6歳からはチャイルドシートを使わなくてもいいことにはなっていますが、体格的にまだ小さく、首にかかって危険なため、身長が140cmくらいになるまでは体に合ったシート(ジュニアシートなど)を使うのがベターです。

何があるかわからない急ブレーキ 運転中の事故エピソード

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では、チャイルドシート不使用、正しい使い方をしていない場合に起きた事故をご紹介します。

実際の体験談は消費者庁の「子どもを事故から守る!プロジェクト」HPや、「ちゃいるどハッと」というヒヤリハット事例の投稿サイトなどで読むことができます。

これらのエピソードを読んでみると、その多くに共通するポイントは”急ブレーキ”でした。

短時間だから、近所だから、いつもはこんなことしないのに、とチャイルドシートを使わずに乗せてしまうママがいることも事実ですが、思いがけない事故の影には、いつも”油断”があります。

例えば、こんな体験談が寄せられています。

1歳の子どもを後部座席のチャイルドシートに乗せて車を運転していた時、シートベルトが緩かったようで、子どもがチャイルドシートから出てきてしまいました。車を停めてきちんと座らせようとしたところ、交差点で横から車が出てきたので、急ブレーキを踏んだら、子どもがダッシュボードまで飛んで、頭を強打してしまいました(30代女性)。

子どもを車に乗せて運転していると、思いがけないことが起こります。お菓子を開けてほしい、おもちゃを落とした、DVDが終わったからまた再生してほしいなど……。それで騒がれたり泣かれたりすると、いくら運転に集中していても、どこかで油断し、焦ってしまうこともありますよね。

でも、とっさの出来事から急ブレーキをかけたことで、

・フロントガラスに頭を強打した

・運転席と助手席の間のボックスに顎をぶつけ口から出血

・前方に転落し、手首を骨折

など様々な事故が起きています。

また、自身が気をつけていても、事故に巻き込まれてしまう可能性もゼロではありません。

停車中でも事故!? エピソード3つ

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チャイルドシートによる事故というと、当然頭に浮かぶのは運転中のイメージだと思いますが、実は運転中以外でも事故が起きる可能性があります。

車の乗降時の事故

外出先の駐車場で、チャイルドシートにベルトをして座っていると思い、車のドアを開けたところ、子供のベルトが外れており、頭から車外へ墜落。額を打撲(1歳)

車のドアの開閉で落下することもあるんですね。チャイルドシートに乗せていたら何も確認せずに、ドアを開けてしまいますが、しっかりベルトを締めたつもりでももし万が一外れていたら……。抜け出してしまっていたら……。落下の可能性はゼロではありませんよね。

停車中の作業時のヒヤリハット

徒歩で買い物に行く時に、普段車の後ろに収納しているベビーカーを出すために、赤ちゃんを運転席の座席に寝かせ、声が聞こえるようドアを開けた状態で車の後ろで作業しました。
すると風で運転席のドアがバタンと閉まってしまい、足等挟まったんじゃないかとかなりヒヤっとしました。

子どもが小さいうちは、こちらもやってしまいがち。ベビーカーや荷物の乗せおろしも短時間ではありますが、チャイルドシートにしっかり固定してからにした方がいいです。強風でドアが閉まる以外にも、子どもの月齢や年齢によっては動くことによる落下の危険性もありますよね。

いかがでしたか?

子どもは思いがけない行動をするもの。ちょっとした油断が事故に繋がることがわかりました。チャイルドシートを正しく使い、楽しくお出かけができるといいですね。

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