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30代「シミかも?」の正体 将来を左右する美白ケア

暖かくなるとピクニックやレジャーなど、外へ出掛けたくなりますよね。春から紫外線量は急激に増え始めていますが、夏のようにしっかりとした紫外線対策や美白ケアをしていない人がほとんどでは?

 でも、アラサー世代は「これってシミ?」と感じる肌の不調も出てくるお年頃。日経ウーマンオンライン読者の皆さんに実施した美白に関するアンケートでも、さまざまな疑問・不安の声が上がっています。

◆「学生時代部活で日焼けをしたので、これからシミが現れるのではと不安。シミは予防できるの?」(32歳・その他・マーケティング)

◆「美白化粧品はできてしまったシミにしか効果がなさそう。見えないシミが潜んでそうで不安なので、今どんなケアが必要なのか知りたい」(29歳・製造業・技術職)

◆「30歳を超えてから、シミが増えて範囲も広くなった気がする。予防とケアのコツを知りたい」(33歳・教育・一般事務)

◆「顔だけでなく二の腕にもシミが出来始めた。高級美白コスメを使ったら肌ツヤや透明感は出たが、シミには効果がイマイチ感じられなかった」(37歳・商社・一般事務)

 日経ウーマンオンラインでは、30代女子のための美白連載がスタートします。

 解説してくれるのは、国内大手化粧品メーカーの研究所、商品開発、マーケティング等で培われた豊富な美容知識を基に、ビューティーサイエンティストとして活躍中の岡部美代治さん。「将来の美肌を左右するのは30代のときの美白ケア」と熱く語る岡部さんが、日経ウーマンオンライン世代の美白について、分かりやすく、温かい目線で解説してくれます。
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30代の「シミ」の正体は……

 こんにちは。ビューティーサイエンティストの岡部美代治です。日経ウーマンオンライン読者の皆さんは、シミやそばかすに悩んでいませんか?

 実は、アラサー世代の肌には、いわゆる加齢シミ(老人性色素斑)はまだありません。

 そばかすが増えたり濃くなったり、ニキビ痕が色素沈着して残っていたり、年齢とともに日焼け後の回復が遅くなって顔全体がくすんで見えたりすることはありますが、本格的なシミはまだ現れていない年代です。

 これが30代半ばを過ぎると、モヤモヤとした加齢シミの前兆が出てきたり、ホルモンバランスの乱れなどによる肝斑が出始める人が増えてきます。

 また、頻度は少ないですが日本人に多いのが、思春期以降に突然出現する「遅発性太田母斑」と呼ばれる青みがかった茶色のシミ。突然頬などに現れるので驚きますが、これは美白化粧品では対処できないので、皮膚科の受診が必要です。

 このように、アラサー世代には本格的な「加齢によるシミ」がまだ現れていないので、「本格的な美白ケアはまだ必要ない」と思いがちですが、それは、大きな誤解なのです。

シミが出ていないうちが美白のチャンス!

 美白ケアは、シミが現れていないうちから始めることがとても大切です。

 というのも、美白化粧品はできてしまったシミをなくすことよりも、予防や、目立たなくするほうが得意。

 30代のうちからうまく美白ケアを組み込んでおけば、将来的なシミの発生を予防することができます。もし、うっすらとシミが出きてしまっても、目立たなくすることができるのです。

 また、UV-Bは肌が赤くなる日焼け(サンバーン)を起こすの対し、UV-Aは波長が長く、真皮まで届いてシワやたるみなどの肌ダメージを与えます。美白とセットで行ってほしい紫外線対策は、シミやそばかす予防だけでなく、エイジングケアにも有効なのです。

 30代のうちから正しい美白知識を身に付けて実践すれば、20・30年後の肌にはっきりと違いが出ます。美白ケアは本格的なシミが出ていない今がチャンス。若さが残っている30代からスタートさせましょう!

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