意外と知らない5つのコーヒーの健康トリビア コーヒープラスαのレシピも紹介

前回記事「1日3杯のコーヒーがダイエット&美容に効く」では、コーヒー博士である薬学博士の岡希太郎さんにお聞きしたコーヒーの健康効果について紹介しました。今回はコーヒートリビアからドリップコーヒーの淹れ方、コーヒー生活を充実させるコーヒープラスαのレシピを紹介します

●いまよりもっとおいしくコーヒーを飲みたい

 街にはコーヒー専門店が増え、コンビニでもレギュラーコーヒーが手に入るようになり、缶コーヒーの種類も多種多様に。外出先でも手軽に買えるコーヒーの目からウロコの話をピックアップ。

●1. コーヒーの成分は淹れ方や浅煎り・深煎りで異なる

 コーヒーの有効成分であるクロロゲン酸が豊富なのは浅煎りの豆。ニコチン酸、NMPが豊富なのは深煎りの豆。それを1:1でブレンドして挽き、ペーパードリップで淹れることで、健康効果が十分に引き出される。

●2. ダイエットを考えるなら朝に飲むのがお薦め

 カフェインとクロロゲン酸という2つの成分が脂肪の燃焼効率を上げる。ダイエット効果を得たいなら、目覚めた後、朝食の前に飲むのが効果的。「空腹感がある程度満たされ、食べ過ぎを防ぐことができ、脂肪も燃焼される」(岡さん)。

●3. コーヒーオイルは毒になる可能性も

 コーヒー抽出液の表面に浮かぶ油分には、カフェストールとカーウェオールという、コレステロールを上昇させる成分が含まれる。ペーパーフィルターを使い、できるだけドリップ式で淹れ、この成分を除去したほうが体にはよさそう。

●4. コーヒーを飲んで頭痛がしたり具合が悪くなる人がいる

 カフェインには血管を収縮させる作用があり、「日本人にはカフェインそのものが片頭痛や動悸の原因となる、カフェイン不耐性の人が、4人に1人はいるとの報告がある」(岡さん)。こうした症状が出るなら、無理に飲まないこと。

●5. コーヒーに注意すべき人は妊婦・授乳婦

 妊娠・授乳中にカフェインを摂取すると、胎盤や母乳を通じて母親と同じ濃度のカフェインが、赤ちゃんに与えられることに。1日のカフェイン量が200mg(コーヒー1~2杯)以下を目安に、過剰摂取に注意を。

●コーヒーのカフェインとポリフェノール含有量

 浅煎り豆と深煎り豆ではカフェインは同量。ポリフェノールの量は、深煎り豆が最も少ない。数値だけを比較した場合、2つの有効成分の含有量は浅煎り豆が一番多い。


ポリフェノールたっぷり! ドリップコーヒーの淹れ方

 コーヒーの有効成分をたっぷりとるなら、やはりドリップがベスト。「ドリップは1杯分の豆10gから抽出した最初の約50mlに有効成分の90%が含まれる。だから、50ml濃縮エキスを作り、好きな濃さに薄めるのがいい」(岡さん)。

用意するもの(1人分)

ドリッパー、サーバー、ペーパーフィルター、コーヒー粉10g、湯(85~90℃)110ml

●1. サーバーにドリッパーとコーヒー粉をセット

 ペーパーフィルターの底と側面を互い違いに折り、ドリッパーにセットする。粉を入れドリッパーを左右に振り、粉の表面を平らにならす。

●2. 湯を注ぐ

 粉の表面から3~4cmの低い位置から、湯(10ml)を細くゆっくりと注ぐ。粉の表面が膨らんできたら、半分が平らになるまで待つ。

●3. 粉を蒸らす

 水分が全体にしみ渡るまで、全体をじっくり蒸らす。サーバーに1、2滴コーヒーが垂れてきたらOK。

●4. 再び湯を注ぎ、抽出する

 50mlのお湯を3~4回に分けて注ぐ。中心から少しずつ注ぎ、外へ「の」の字を描くようにしながら、注いだ湯が落ちるまで待つ。泡が消える前に湯を注ぎ足す。

●5. ドリッパーを外してお湯を足す

 雑味が入らないようにするために、粉が窪む前にサーバーからドリッパーを外して、抽出した50mlにお湯50mlを加える。
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コーヒーライフを 充実させる+αレシピ

 健康のためにも毎日飲みたいコーヒー。ブラックコーヒーに混ぜるだけで、更なる健康効果が期待できる4つのアレンジレシピをご紹介。気分や時間帯に合わせて味わってみよう!

●アルコール(ブランデーなど) 小さじ1(10~20ml)をプラス

適度な摂取は認知症予防にも効果があり

 コーヒーには認知症予防効果がある。また、適量のアルコールでは認知症などの認知機能障害の発症率が下がるという報告がある。「健康な人は、適量であれば一緒にとっていい」(岡さん)。ブランデーなど香り豊かなお酒なら、香りによるリラックス効果も期待できる。

●ココナツオイル 小さじ1~大さじ1をプラス

太りにくいオイルで糖質オフをサポート

 ココナツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は、分解・燃焼のスピードが速いのでエネルギーになりやすい。また、「低糖質食などで糖分が不足した状態のとき、脳の栄養を補給できる」(岡さん)。ただし油なので、1日30g以内にとどめよう。

●牛乳 大さじ1~コップ1/2杯(100ml)をプラス

女性に不足しがちなカルシウムを補給

 牛乳は良質なカルシウムを多く含むだけでなく、効率的にカルシウムを摂取できる。コーヒーに加えることで、不足しがちなカルシウムを補給でき、味もマイルドになるので、ブラックコーヒーが苦手な人にもお薦め。

●ハチミツ 大さじ1(15ml)をプラス

甘味をプラスしてリラックスに効果大

 ハチミツには、リラックス効果を促すセロトニンの材料、アミノ酸のトリプトファンが多く含まれている。また、ハチミツのカロリーは白砂糖の2/3程度と低く、カルシウムやビタミンCなどの栄養も含まれている。

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