帝王切開の傷痕がミミズ腫れに……保険治療でケアできるって知っていましたか?

筆者は、3年前に帝王切開で出産をしました。同じ経験をしたママ友と話すと必ず話題になるのが「傷痕」について。ケロイド体質の筆者は、1cm弱の厚みのあるミミズ腫れとなってしまいました。「帝王切開の傷痕」と一言で言っても、人それぞれなんです。

みんなの傷痕、どんな状態?

「2年半たったけどかなり目立つ。さすがに産後すぐのときほど赤くはないけどちょっと赤みがひいたな~って程度で痒みもある。夜中に掻いてるみたいで傷口のすぐ横が茶色く色素沈着してる……」

「産後9ヶ月たったけど、まさに太いミミズ」

「白い線みたいになって、あんまりわからない部分と、1センチくらいケロイドみたいになってる部分にわかれる!」

「酷いケロイドになって、痒いし下着で引っかかったり、摩擦で痛い」

産後の傷痕ケアって、どうしてた?

「先生に『産後傷の上に貼ってる半透明のテープは自然に剥がれるまで取ったらダメ! 薬が付いててそれが傷を治癒するから』と言われた」

「私はヒルドイドを塗ってから3Mテープでケアしてます」

「私は術後、テープを貼ってもらい『自然に取れるまで貼っておいて』と言われたので、入浴時も貼ったままでした。7年たちますが、最後まで剥がれなかったとこが一番キレイです」

筆者も、傷口にテープを貼るようにと言われましたが、産後の慣れない育児の日々の中でテープの貼り忘れなどが続き、ぷっくりした傷痕になってしまいました。ケロイド状態になってしまったものは、痛みや痒みに悩まされることもあります。

残ってしまった傷痕をきれいにする方法ってあるの?

「形成外科行ったらキレイにしてくれるみたいよ」

「手術でケロイド状になって1年半後、他県で帝王切開時に産科の先生が『傷が目立つね。こんなに目立たないようにきれいにしてあげるね』と言われて、そんなことできるの?と思ってたら全く違いました。傷の痒みも全然なかった」

「7月に3回目の帝王切開しました!
縦切りで、前回の傷はケロイドになっていましたが、女医さんだった事もあってかケロイド部分は切除して縫ってくれました! 術後3ヶ月ぐらいは傷に垂直に医療用のテープ(包帯などを固定するものでOK)を貼っておくと、キレイになるよと言われ、実践中です」

2人目以降の出産時に痕が残らないように縫ってもらうという意見も多く見られました。
今後、出産の予定がない場合は、形成外科や皮膚科での治療をしたという人もいました。

筆者が選んだ傷痕治療

帝王切開の傷痕の治療は、保険治療が適応されます。内服薬、外用薬、傷痕の圧迫、局所注射、この4つが主に傷痕治療となるようです。どの方法で治療をするかは、担当医によって変わってくるようです。筆者は、この中からステロイドの局所注射の治療を受けることにしました。

1cm弱の太さに膨れてしまった部分に注射をするので、痛みがあります。治療の2時間前から麻酔テープを貼っておくのですが、筆者の場合、ミミズ腫れがひどい部分への注射は、手に汗握るくらいの痛みがありました。薬が入っていくときに、ジワーッとした痛みがあるので、インフルエンザの予防接種の痛みが長く続くような感じ……というのが表現としては近いかもしれません。

この注射を2回受け、ぽっこり目立っていた傷痕の80%が平らになり、目立たなくなりました。
思っていた以上に目立たなくなった傷痕をお風呂で見るたびに「思いきって治療してよかった」と思います。

帝王切開の傷痕は、大事な娘を出産した証。傷跡があることにひどく悩んでいたわけではなかったのですが、痒みや痛みを伴うくらいのケロイド状態だったので、この治療を受けました。今では、以前のような痒みも減り、毎日とても快適です。

保険治療なので、初診料で1200円ほど。2回目以降は、もう少し安くなります。施術前の麻酔テープは別料金ですが、費用については受診するクリニックに相談してみてください。同じように、痒みや痛みがあり傷痕に悩んでいる方にはオススメですよ。

監修:渋谷スキンクリニック 吉田貴子院長
http://www.shibuya-skin.com/

関連記事
最新記事