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下ゆでは…必要なし?勘違い多数「野菜の冷凍保存」新事実が続々

その日のうちに使い切れなかった野菜や、数日後に使う予定の野菜。皆さんはどうしていますか? なかには、無理に使い切ろうとしたり、なんとなく冷蔵庫の野菜室に入れておいたら傷んでしまった…という経験もあるのでは? 

そんなときに役立つのが、“野菜の冷凍保存”なのですが、味や食感、鮮度が落ちると思われがちですよね。

ですが……、実はそうではなかったのです。

そこで今回は、料理研究家・島本美由紀さんの『時短! 節約! おいしくなる新常識 もっと野菜を! 生のままベジ冷凍』を参考に、“ベジ冷凍”のホントをご紹介します。

■1:冷凍すると味が落ちる?

島本さんによると、ポイントをおさえた冷凍・解凍が、冷凍した野菜をおいしく食べるコツなのだそう。気になるその“コツ”は、下記のとおり。

(1)新鮮なうちに保存

(2)水けをしっかりふく

(3)冷凍用保存袋に薄く、平らに入れる

(4)金属製バットで急速冷凍

(5)1か月以内に食べ切る

なかには、きのこやトマトのように、冷凍することでうまみがアップするものもあるといいます。

■2:冷凍すると栄養が少なくなる?

収穫後の野菜の鮮度は、どんどん失われていきます。しかし、冷凍庫に入れてしまえば話は別。冷凍庫の中では、野菜の呼吸活動や菌類、微生物、酵素の働きがストップした状態になるので、栄養価を2週間程度なら変わらずキープすることが可能なのです。

■3:下ゆでは必要?

「冷凍前に下ゆでをする」というのがこれまでの常識でしたが、実は、ほとんどの野菜が生のまま冷凍できるのだそうです。

たとえば、ほうれん草の場合、3~4cmに切って冷凍しておけば、熱湯をかけて水にさらし絞るだけでお浸しとしてすぐに食べられます。

■4:切ってから冷凍するべき?

野菜の中には、切ってから冷凍したほうが使いやすいものと、丸ごと冷凍できるものがあります。

トマトや山いもは、凍ったまますりおろせるので、丸ごと冷凍するのに向いています。

■5:解凍・調理が面倒?

冷凍野菜は、凍ったまま鍋やフライパンに入れて調理することが可能。冷凍すると、野菜に含まれる水分が氷の結晶になり、細胞に傷がつくので火が通りやすく、味も染み込みやすくなります。調理時間をギュッと短縮できます。

「ヘェー」「なるほど」と思うことも多かったのでは? ゴーヤやズッキーニ、トマトといった色鮮やかな夏野菜が市場に出回る季節。

冷凍保存テクニックをマスターして、おいしい野菜料理を作っちゃいましょう。

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