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妻と夫、どっちが離婚したがってる?離婚を考える瞬間とは?

世の夫たちは、いったいどんなときに「離婚したい」と考えるのでしょうか。妻の言い分と照らし合わせて見ていきましょう。

◆妻より夫のほうが「離婚したいと思ったことがある」
ある人材情報会社が233名の男性を対象に、「離婚」についてのアンケートを行っています。

「妻と離婚したいと思ったことはありますか?」という問いに対して、「はい」と答えた男性は何と68%。女性が55%だったのに対して、かなり大きな割合になっています。では、「どんなときに離婚したいと思いましたか?」という問いに対しての答えは、以下のようなものでした。

1位食事を作らない・・・22.0%
2位自分の両親や親戚と不仲・・・21.3%
3位けんかが増えた・・・9.7%
4位働かない・・・7.7%
5位すぐに怒鳴る・・・6.7%

これらの回答のなかには「浮気」「借金」などの用語はありませんから、おそらく「本当に離婚に至るほど深刻ではないが、それでもチラッと離婚を考えてしまった」というレベルでの「離婚」という意味なのでしょう。

◆家事やお金のことまで・・・妻には妻の言い分がある!
では、これに対して妻が離婚を考えるのはどんなときでしょうか? 女性200名に対しても同じ調査が行われているので、結果をご紹介しましょう。

1位けんかが増えた・・・6.5%
2位すぐに怒鳴る・・・5.5%
3位家事を手伝ってくれない・・・5.0%
4位お金を家に入れてくれない・・・4.0%
5位毎日帰りが遅い・・・3.0%
5位会話がない日々が続く・・・3.0%
5位太ってきた・・・3.0%

おもしろいのは、妻側の回答には統一性があまりないという点です。夫側のほうでは、1位の「食事を作らない」や、2位の「自分の両親や親戚と不仲」という回答に対しては、それぞれが20%近くもありましたが、妻側の回答はどれもひとケタ。それだけ、世の中の妻たちの不満は多岐にわたっているということでしょう。

◆「けんか」して「怒鳴る」と、妻も夫も傷つく
夫と妻がそれぞれあげた回答のなかで、共通していたのは「けんかが増えた」「すぐに怒鳴る」でした。夫側では3位と5位、妻側では1位と2位を占めています。夫と妻、それぞれの言い分を見てみましょう。

夫のコメント
・「けんかの原因がくだらないことが多い」(38歳・医療系メーカー)
・「ものすごく冷たい感じが最近するから」(31歳・機械メーカー)
・「家庭が安らげる場所に思えないから」(30歳・電機技術)
・「結婚失敗と感じる」(47歳・飲料メーカー)

妻のコメント
・「昔は許してくれたのに許してくれなくなった」(24歳・その他)
・「合わないのかなと思うし、離婚した方がお互いのためと思ってしまう」(26歳・医療系)
・「怖いから」(25歳・化学メーカー)
・「否定ばかりされるようになったから」(34歳・教育関連)

◆お金の問題はたとえ夫婦でも信用にかかわる
お金にまつわることも、夫と妻それぞれの不満としてあげられています。夫側では「働かない」、妻側では「お金を家に入れてくれない」が、偶然にも同じ4位にランクインしています。

夫のコメント
・「お金が無くなる」(45歳・IT系)
・「正社員で働かずパートだけのくせに、偉そうに文句ばっかり言い、感謝の気持ちが全くない」(33歳・精密機器メーカー)

妻のコメント
・「生活が立ち行かなくなる」(29歳・メーカー)
・「家に入れるお金を減らしてでも自分のためにお金を使い、内緒でローンを組んでいるので、具体的に離婚を考えている」(33歳・教育関連)

夫側のコメントは、おそらく「妻が専業主婦もしくはパートである」という人のものでしょう。自分だけの収入では生活がやはり厳しいと思ういっぽうで、「自分も外で働いているのだからもう少し感謝してほしい」という意見があるようです。

妻側のコメントは「夫と自分(妻)が共働きをしている」という人のものだと思われます。たとえ共働きであっても、お金のことは一緒に責任をもって考えてほしいという、妻たちの切実な声がうかがえます。

◆「妻なら食事を作ってほしい」と思う夫が多数
夫と妻、それぞれに特徴的な回答があげられていたので、今度はそれを見てみましょう。まずは夫側の1位、「食事を作らない」。
「専業主婦なら専業主婦の仕事をしてほしい」(39歳・製造業)「家庭的な部分がなくなるとイヤになる」(25歳・自動車メーカー)などなどの意見があるようです。

ただ、この項目のコメントには「妻との共働き」をうかがわせる内容はあまりありませんでした。ですから「妻が専業主婦である場合、夫に食事を作らないと夫は離婚を考える傾向がある」ということがいえるかもしれません。

「自分は外で一生懸命に働いているのにどうして思いやりをもってくれないんだ!」と思ってしまう気持ちは確かにわからなくもありませんね。

次に妻側、第5位の「太ってきた」という回答。こちらには「デブは嫌いだから」(24歳・化学メーカー)という、何ともズバッとしたコメントが寄せられています。夫としても太りたくて太ったわけではないでしょうし、容姿がある程度変化するのはお互いさまですから、そこは何とか気持ちをうまく収めたいものですね。

◆お互いに不満はあるかもしれないけれど・・・
妻たちの不満は多岐にわたっていましたが、夫の場合は「食事を作らない」「両親や親戚と不仲」「働かない」などなど、どちらかといえば日常の具体的な行動が原因で離婚をつい考えてしまう原因があるようです。

現実的に離婚まで発展させないためには、昔から言い尽くされていることではありますが、「お互いがお互いを思いやる」という気持ちがもつことが、まずは大前提になってくるのかもしれませんね。

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