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銀行で1万円札をもらうと出費が減る!賢い「節約の基本」とは?

『賢い人のシンプル節約術』(リチャード・テンプラー著、花塚恵訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン)のテーマは「節約」。しかし、根底に根ざしているのは以下のような考え方です。

節約をはじめるということは、みじめな人生がはじまるということではない。むしろ、やっていくうちにどんどん楽しくなってくる。(「はじめに」より)

節約にはネガティブなイメージもなくはないだけに、このメッセージは気持ちを目向きにしてくれるのではないでしょうか?

1章「賢い節約の基本25のルール」から、お金に関して大切ないくつかのことを引き出してみましょう。

■1:大きなお札を持ち歩く

最後に千円札を崩したのがいつだったか、思い出せる人は少ないはず。けれど、一万円札を崩した日のことなら、おぼえている人もいるでしょう。

正確な日時や場所こそ思い出せないにしても、大きなお札を使うときの方が印象に残るはずだから。

そこで著者は、銀行からお金を引き出すときは、両替えせずにすべて一万円札でもらうようにしようと提案しています。理由は簡単。額面の大きな紙幣の方が、使うとき慎重になるためです。

崩したくないという心理が働くうえに、なににお金を使うかも意識するようになる。「本当に買う必要があるかどうか」が頭をよぎれば、それは出費を抑えることにつながるというわけです。

■2:お金を借りない

お金を借りなければ、借金地獄に陥ることもありません。そもそも親や祖父母が生きた昔は、「お金が足りないなら買わない」が基本であったはず。

ところがいまは、銀行がクレジットカードをばらまき、借金を誘う広告が蔓延。

ただし、世のなかが変わったからといって、商売に乗せられる必要はないわけです。「けっこうです」と断ればよく、借金をしてまで買う必要はないということ。

借金をしないと心に決めれば、出費を抑えるようになり、借金にかかる利息や手数料で損をすることもなくなります。

■3:現金は必要な分だけ持ち歩く

正しくは「必要な現金以外は持ち歩かない」。持っていなければ使えないからです。

(1)普段から、必要最低限の現金だけ、銀行から引き出すことにする

(2)大きな買いものをするときは、予算を決め、その金額だけ銀行から引き出す

(3)買いものに出かけるのは、お金を引き出した翌日以降にする

(4)買いもの当日は、キャッシュカードを持って出かけない

このように、方法は簡単。

■4:クレジットカードは偽物のお金だと意識する

成長すると、銀行口座を開設するもの。そして自活できるほど稼げるようになると、クレジットカードを取得し、「ようやく一人前になった」と実感したりします。

しかし、そもそもクレジットカードは「本物のお金」ではなく、つまりクレジットカードでの買いものは“大人の買いもの”とはいえないと著者は指摘しています。

いわば、本物のふりをした偽物のお金。

クレジットカードで支払うお金は、実際には存在しないお金だということ。だからこそ著者は、大人のお金、本物のお金だけを使うべきだと主張しています。

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