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夜の営みはいつだって「オレサマ流(ヘタクソ)」な夫を再教育する5つの方法

■セックスレスの原因は夫の「俺様セックス」?

 厚生労働省が発表した「第5回男女の生活と意識に関する調査」によれば、既婚夫婦の4割がセックスレスだと言われています。

セックスレスになった理由はカップルにより様々ですが、特に女性からは「めんどくさい」「セックスが楽しくないから」という意見が、よく聞かれます。

 セックスは男女のコミュニケーションの究極の形。それなのにパートナーとのコミュニケーションが大好きなはずの女性が、なぜセックスを楽しめないのか……。

 その理由の一つには、旦那様とのセックスが男性からの一方通行で、女性の意志が反映されていない、ということが挙げられます。多くの場合、夫婦のセックスは夫のリードで進みますが、ややもすると男性目線の「俺様セックス」になりがちです。

 そんな「早い、強い、痛い」3拍子揃ったセックスでは、女性が不満に思うのは当然。

とはいえ、正面切って「あなたのやり方って下手」「もっと感じさせてほしい」と言ったところで、多くの男性はプライドを傷つけられてやる気がなくなったり、あるいはどうしていいかわからずに混乱するだけでしょう。

 では、どうやって「俺様セックス」なだんな様を、楽しいセックスができるパートナーに再教育したらいいのか? 今回は、誰にでもできる5つの方法をご紹介します。

■解消法1:「イったふり」「感じたふり」の演技はやめる

 言葉のやりとりで会話が成り立つように、セックスも相手と愛撫をやり取りし、体と心を響かせ合うことで成立します。このような双方向コミュニケーションでは、相手の意見や感性を受け止めると同時に、自分の意見や感じ方をしっかり伝えることも大事です。

しかし、セックスに置いては女性が自分の感性を十分伝えることができていない例が多く見られます。

 たとえば会話の中で「相手のつまらないギャグにも大げさに受けてみせる」といったリアクションは、相手への配慮やその場を盛り上げるための気配りの例でしょう。

同様に、セックスに置いても、相手の愛撫がイマイチであっても、「感じたふり、イったふりの演技」をして、相手を傷つけないように、またその場を盛り上げようとする気遣いをしてしまう女性も多いかと思います。

 確かに適度な演技はその場の盛り上げには有効です。

しかし、演技しすぎることの逆効果についても理解しておかなければいけません。女性が感じる演技をしすぎることで、男性は「この愛撫が気持ちいいんだ」「俺のテクニックでオーガズムまで達しているんだ」と思いこんでしまう危険があります。

 自分は100点満点と思ってしまった男性が、その後変わることはありません。いつまでも勘違いな愛撫に感じたふりをするという悪循環が続き、本当に気持ちのいいことを求めたり、新しいことに挑戦したりということができなくなってしまいます。

 まずは、過度の演技をやめることで、今のセックスが100点満点ではないことを上手にパートナーに伝えましょう。

■解消法2:脱マグロ! 女性が積極的になる

 「セックスは男性がリードしてくれるもの」と思いこんでいる女性の考え方も、俺様セックスを生み出す温床になっています。女性の体のことは女性が一番よく知っています。この記事をお読みになっている世代はとくに開発されている既婚の方々と察します。

 多くの男性が得ている、セックスや女性の体に関する知識のほとんどは、男性目線で作られた媒体から得られています。

「激しく、強い刺激を与えるほど女性は感じる」「無理やりレイプされているうちに感じてしまう」など、女性から見るとありえない設定のAVや漫画、雑誌は山ほどあります。

 自分が本当に気持ちいいことは、自分にしかわかりません。黙って「丸ごとお任せ」にしておいても素晴らしいセックスをしてくれる男性は、世の中にそう多くありません。

自分がどうしたいか、どのようにしたら気持ちいいのかを、パートナーに言葉や行動で伝えましょう。

 その際に「○○はいや」「××しないで」と否定形で伝えるのは男性のモチベーションを下げてしまう原因になります。「○○がとっても気持ちいの」「××してくれたら最高」などと肯定形で上手に自分の気持ちを伝えましょう。

■解消法3:演出効果を利用して自分のペースを作る

 セックスの行為そのものが重要な男性に対して、女性はセックスに至るまでのエロティックな雰囲気も楽しみたいと考えています。いきなり服を脱いで「さあやるぞ」といわれても、すぐにはその気になれないどころか、かえってシラけてしまうのが女性の心理。

じわじわと気持ちを高めていくその過程をゆっくり楽しみたいと思うなら、男性に頼らず、自分で「演出」をしてみましょう。

 軽くお酒などを飲んで気分を盛り上げたり、ベッドに行くまでにソファーなどでイチャイチャする時間を作ったり、わざと脱がせるのに時間のかかる服にしてみたり……。男

性ペースで進ませないよう、自分が心地よくなれる雰囲気を作ってセックスに臨めるようにすることも、俺様セックス予防には効果的です。

■解消法4:小道具で、ベッド上でのリズムを変える

 俺様セックスのほとんどは、パターンが決まっています。「キスをしてちょっと胸を触って、挿入して終わり」のような男性主導の流れを断ち切るには、小道具で変化をつけることが有効です。

 例えばアロマオイルやジェル、ローションなどを使うことで、マッサージなどに導きやすくなります。

肩や背中など普段は手の触れないところも、マッサージを取り入れることで上手に愛撫してもらうことが可能になります。また、女性から男性をマッサージしてあげるなど、妻から積極的になれるきっかけにもなります。

 そのほか、大人のおもちゃ系のグッズも、上手に使うことで、女性がもっと気持ちよくなることができます。ま

ずはアロマオイルなど抵抗の少ないものから少しずつ取り入れていき、ベッドに入ってからの楽しみ方のバリエーションを、徐々に増やしていくことで俺様ペースを変えていきましょう。

■解消法5:男性は「ほめて育てる」

 セックスの仕方を学校で習ったり親から教わる機会はほとんどありません。従って、特に書籍などで特に「学んだ」人以外は、誰もが「自己流」でやっているのが現状です。で

すから、心の底では「これでいいのかな?」「自分のテクニックは間違っていないのかな?」と不安を持っている男性も少なくありません。

 俺様セックスな旦那様も、見方を変えれば「女性の体について、セックスについての知識が乏しい」だけなのかもしれません。

だとすれば「俺様セックスだから、拒否」ではなく、旦那様に女性の体や心のことを教えて、教育していくことが、妻に求められる行動です。

 その際に大切なのは「褒めて育てる」こと。「ダメ」「下手」などの言葉がけは男性のプライドを傷つけ、モチベーションを低下させ、性欲減退につながりかねません。

「○○がとっても気持ち良かったわ」「××してくれて嬉しかった」など、褒めることでパートナーのやる気を引き出し、自信をつけさせながら、女性のことを教えていくのがコツです。

 「俺様セックスだから拒否」では、現状は良い方向に向かいません。俺様セックスを作っているその原因と対策を考えることで、もっと楽しめるセックスを女性から作っていきましょう。


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