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購入者の10人に9人は満足できていない!限定商品の「甘い罠」

「初回限定版」「いましか買えない」「先着50名まで!」など、“限定”という甘い響きに乗せられて、ついつい衝動買いした経験はありませんか?

手にする機会が少ないと思うと、逆に欲しくなるのが人の性(さが)です。

なぜか買ってしまうのは、「限定=その商品は価値がある」と思う人間の心理を巧みに利用した販売戦略にハマッているから。

商品をいますぐ買わせるため、ブランドのコラボアイテムにテレビ通販、果てはお菓子・ビールの季節商品まで、私たちの周りには限定モノがいっぱい!

でも、そんななかに「買ってよかった」と思える限定商品は存在しているのでしょうか……。

■限定商品に満足できた人はわずか10人に1人

ということで、全国の30代男女300人に「買って満足できた限定アイテムはありますか?」という質問をしてみました。

すると、「満足できた」と回答した人は、全体のわずか10%というシビアな結果に……。女性10%、男性10%と男女比も、ほぼ変わりませんでした。

では、満足できたアイテムは一体どんなモノなのでしょう?

■女性よりも男性のほうが限定商品にハマりがち

女性の「満足できた」アイテムで目立ったのはコスメ系と小物。

「免税店限定のDiorの香水セット。ミニボトルに入っていて飾るだけでも癒される」「クリスマスコスメ。お得だしかわいい」

「限定発売のお店のアクセサリー。買えたときはうれしかった」

「イッセイミヤケのトートバッグとリュック。某百貨店に並んで買った甲斐があり、人とかぶらない」など。

お得感や、人とかぶらないことがポイントのようです。

一方、男性から寄せられたのは、なんと限定ファッションへの高い関心!

「コーチの限定トレンチコート。トレンチを着ている人は多いが、かぶったことがない」

「ブランドとアーティストのTシャツ。芸術の分野で刺激を与えられている」

「リーバイスのジーンズ。色や型が好みですぐに廃盤に」

実物を拝見したくなるお洒落なコメントに驚きです。

さらに男性は、限定商品にハマっていることが判明!

「スターウォーズの限定マグカップとコースター。限定販売アイテムで一目ぼれした」

「数量限定で抽選販売に当選したフィギュア。いまは買値以上の価格に」

「PS2ゲームソフトの限定版」

「古着屋で見つけた限定のダブルネームのカバン」

しかも、アイテムの価値を吟味した上で購入している点がスゴい。

その点、女性は現実的で、「年末のバーゲンで買った半額のコート」や「ビールの季節限定品」といった商品に走る傾向が……。でもこの結果、あながち偶然ではないみたい。

■女性が引っかかりやすい限定フレーズベスト5

株式会社協同宣伝が2015年3月に実施した「普段よく見聞きする、食料品の訴求フレーズにおける効果」の実態調査によると、女性が特に気になるキャッチフレーズ・ベスト5は、以下の通り。

1位:「本日限り」

2位:「お買い得商品」

3位:「今なら増量」

4位:「期間限定」

5位:「季節限定」

なんだかこれ、毎日見ているような気がしませんか?

まさに「いま買わなければ買えないかも」と思わせる巧みな限定キャッチです。確かに、いつでも買える商品だと思わせたら、購買にはつながりませんものね。

というわけで、衝動買いしたあとで後悔しないためにも、商品そのもののよさに注目しましょう!

くれぐれも限定という言葉には注意してくださいね。


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