面接・ESの自己PRでフットワークの軽さをアピールする場合の効果的な伝え方

みなさんのなかには、面接やエントリーシートの自己PRで「フットワークの軽さ」をアピールしようと考える人もいるでしょう。「フットワークの軽さ」は、一般的なアピールポイントの一つですので、他の人よりも印象に残るための工夫が必要です。今回は、面接で「フットワークの軽さ」を自己PRする場合のシナリオの作り方と伝え方を解説します。

1.「フットワークが軽い」から受ける面接官の印象は?

まず、聞き手である面接官が、「フットワークの軽さ」に対して、どのような認識をもつかを確認しましょう。あなたと面接官との間で認識にズレがある場合、アピールが空回りしてしまう可能性も考えられます。「フットワークの軽さ」には、一般的に、「迅速な対応」や「状況変化に素早く対処できる」というイメージが伴います。

2.「フットワークの軽さ」をアピールする際は、印象に残るための工夫が必要

例えば、「アルバイトでは、社員から指示された作業をフットワーク軽く(迅速に)遂行しています」とアピールしたとしましょう。
さて、あなたが面接官ならば、どのような感想をもちますか?おそらく、「仕事なのだから当たり前。他の人も同じ」など、少なくとも印象に残るようなインパクトは感じないはずです。そのため「おやっ、この人のフットワークの軽さは、他の人と一味違うな」という印象を残すべく工夫する必要があると言えるでしょう。

3.インパクトを残すエピソードの工夫の仕方

「指示されたことを迅速に遂行する」だけではいまいちインパクトに欠けてしまいますので、何かを加える必要があります。例えば、

・指示されたことを、誰よりも迅速に遂行できることをアピールする
・指示されたことを迅速に遂行するだけでなく、指示された内容以上のことを遂行できることをアピールする
・指示された仕事が、個人で対処できるものではなく、「他のメンバーにも働きかけることが必要な大きな仕事」であり、それを迅速に遂行できることをアピールする

以上のような方法があります。一工夫加えると、同じ「フットワークの軽さ」をアピールする自己PRでも、グッと魅力的に訴えることができるのです。

4.フットワークの軽さ×チーム力をアピールする

会社はチーム活動の場ですので、チームで動く力や協調性といったポイントは高く評価されます。「フットワークの軽さ」と併せてチーム力をアピールする例をご紹介しましょう。「私の長所はフットワークの軽さです。例えばアルバイトでは、社員から指示されたことをすぐに遂行するなどフットワークの軽さを発揮しています。最近では、アルバイト14名に対して、サービス向上について一人一つ以上のアイデア提出の指示及びとりまとめを任されました。(※ここで面接官は「けっこう大きな仕事を託されているのだな」と思うはず)

私は、帰宅後すぐに社員からの指示及びアイデアを記入する枠を設けた配布物を人数分作成し、翌日から配布。そして2週間で回収し、社員に提出しました。(※ここで面接官は「段取りのよさももっていそうだぞ」と感じます)また、新人4名に対しては、アイデア作成の相談にも乗りました。提出されたアイデアのうち、5つが採用され、その実行に向けての責任者も任されました。そこで、私のサブとして動いてもらう3名を任命し、まず、どのアイデアから実行に移すかを相談しました。(※ここで面接官は「社員から信頼されていて、リーダーシップもありそう」と思います)」

<自己PRでフットワークの軽さをアピールする際のコツまとめ>

・チーム活動エピソードを選ぶ。これにより、会社活動で活躍できる人物として、より印象に残ることを狙う。
・一連の行動を通して、フットワークの軽さだけでなく、他のことについてもアピールする。

自己PRでフットワークの軽さをアピールする際のポイントをご紹介しました。フットワークの軽さをアピールする就活生は少なくないので、自己PRには一工夫加えることが大切です。特に、一連の行動を通して、複数の長所や特徴をアピールすることを心がけましょう。

岡 茂信 (おかしげのぶ)
現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」(http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している。

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