日本でいちばん花見をしない「沖縄県」その理由は?

 今年も花見の季節がやってきた。「〇〇で桜が開花しました」というニュースを当たり前のように放送しているのは当然日本だけで、今では世界中から観光客が訪れるほど、有名なイベントとなった。

 日本では「花見が特別だ」と改めて実感できるデータがある。毎年、この時期になると発表されるウェザーニューズの「お花見調査」だ。今年はスマホアプリの会員7万3332人から回答が集まったという。アンケートの結果、日本でもっとも花見好きの県は岐阜県だと判明。岐阜県民は平均3時間かけて花見の場所に行き、そこで6時間粘って場所取りをするのだ。ただし、花見自体にかける時間は2.2時間と全国5位。

 花見予算では断トツで青森県となった。過去3年、不動の1位をキープし、今年は3167円。全国平均のお花見予算2237円より900円も高い。その一方、お花見が習慣化されていない県もある。沖縄県だ。「お花見の回数」は0.8回と全国平均の1.4回を大幅に下回り最下位。他の都道府県は1回以上のスコアを出しているので、その差は大きい。

 那覇在住の会社員が言う。「沖縄にはそもそもあんまり桜がないんです。台風が多いから、ガジュマルみたいに根が太くないと、木がもたないんです。島の中部の名護あたりには桜の名所もあるんですが、緋寒桜(ひがんざくら)といって、とても地味な種類ですから、わざわざ行きません。それと、沖縄では開花するのが1月末から2月上旬なので、やっぱりまだ寒いんです。

だから、宴会しながら花を見る習慣はなく、ただ眺めるだけです」
やはり沖縄では、花見より夏のバーベキューのほうが重要なのだそうだ。

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