「だから女は…」と言われてしまう、働く女性がとりがちな言動

働く女性が、言われて一番傷つき、悔しいセリフは「だから女は……」ではないだろうか。

もちろん、今の時代こんなことを面と向かって言う上司はごくごく少数派だろう。しかし、あなたの仕事ぶりや職場での態度があまりに女々しく、消極的なものだったら、その上司は内心「これだから女は……」とつぶやいているかもしれない。そして、それはまちがいなくあなたにも伝わるのである。しかし、だからといって男性と張り合うように仕事をする必要はない。女性が職場で一人前として認められて、周囲から信頼されて仕事をするために、こんなことを意識してみてはいかがだろうか。

■女性が「未経験なことへのチャレンジ」に抵抗感をおぼえやすい理由

『「だから女は」と言わせない最強の仕事術』(朝倉千恵子著、こう書房刊)によると、一般的に女性は男性よりも、自分の実力を過小評価しやすいようだ。これは「インポスター症候群」と呼ばれるもので、なかなか自信を持てなかったり、結果を出しても自分の実力ではないような気がしてしまう傾向が強い。だからこそ、上司が期待して責任ある仕事を任せようとしても、自信が持てないばかりに断ってしまい上司をやきもきさせる、といったケースになりやすい。これは、まさしく「だから女は…」となる事案である。

これに対して、男性は6割程度の自信でも「任せてください」と、やや自分の実力を過大評価する傾向があるようだ。このことを知っておけば、自信満々な男性を見ても気圧されることはないはずだし、自信がなくても実力で劣るわけではないことにも気づくはずだ。本書の著者の朝倉さんは、女性が自信を高めるための方法として、普段から何か頼みごとをされたら、とにかく「YES」と答える習慣を身につけることをすすめている。自信をつけるための第一歩は、自信があるフリをすることから、というわけだ。

■泣いてしまった後どうするかで上司の評価は180°変わる

上司から叱られた時や何か失敗をした時、人によっては思わず泣いてしまうこともあるかもしれない。これもやはり「だから女は…」となりがちなケースである。男性上司の場合もそうだし、女性が上司だった場合、もしかしたらもっときついセリフを言われるかもしれない。本書によれば、女性は脳の様々な箇所が感情と連携しやすいため、女性は男性よりも泣きやすいのは確かなようだ。だからこそ大切なのは、泣かないことよりも、泣いてしまった後、どう振る舞うか。

一番やってはいけないのが、しくしく泣いて黙り込んでしまうこと。これでは、叱った側もどう言葉をかけていいか対応に困ってしまう。泣きながらでも自分の意見を一生懸命伝える姿勢を見せることができれば、上司の印象は「弱々しく面倒くさい部下」ではなく「仕事に真剣な部下」になるのだ。

本書では他にも、女性上司と女性部下、夫婦間など、様々なシチュエーションで女性が余計なストレスを抱えることなくコミュニケーションをとるためのヒントが紹介されている。自分の頑張りが充実感につながっているという実感を持てずにいる女性はもちろん、職場で女性とのコミュニケーションがうまくいかないことに悩む男性も発見の多い一冊といえるだろう。

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