体毛の濃い・薄いは何で決まるの?専門医に聞いた

肌の露出が増えるにつれ、気になり出す体毛。女性にとっては美の大敵といってもよいが、体毛に関する悩みはどうやら男性も同じらしい。「教えて!goo」の「体毛が薄い男性」という投稿があり、体毛が薄い男性は女性に嫌われるのではないかという悩みが投稿されていた。世の中には女性並みに体毛が薄く少ない男性もいれば、非常に体毛が濃い男性も存在する。体毛の量や濃さを決める要因は何なのだろうか。

■遺伝によりほぼ決まるという男性ホルモン。増やすことはできる?

湘南美容外科クリニックの苅谷麻呂先生にこの疑問を投げかけてみたところ、

「体毛の濃さや量を決めるのは遺伝と男性ホルモンの分泌量です。ホルモン量は遺伝により先天的にほぼ決まっていますが、睡眠や食生活、運動などで多少は増やすことができます」(苅谷先生)

とのこと。残念ながら生まれながらにして決まっているという男性ホルモン。しかし、ホルモンの分泌は日常生活からも影響を受けるので、適切な睡眠やバランスの取れた食生活、適度な運動を心がければ、少なくとも減らすことは防げるかもしれない。

■男性ホルモンにも種類があった!

個人差があるという男性ホルモンは、男性にとって深刻な悩みである薄毛にも影響を与える。「テストステロン」という男性ホルモンが酵素の働きによって変化すると、毛髪には薄くなるよう働きかけ、逆に体毛には濃くなるように働きかけるといわれる「ジヒドロテストステロン」になる。ジヒドロテストステロンはAGA(男性型脱毛症)の原因でもあるといわれている。

「毛髪を濃くしたいなら、植毛や内服薬を飲むという手段があります。内服薬にはAGAの進行を止める効果がありますが、実際に濃くする場合には内服薬を服用しながら、植毛や毛髪再生メソセラピーを受ける必要があります」(苅谷先生)

毛髪再生メソセラピーとは、レーザーと超音波を使って発毛育毛に必要な成分を浸透させる治療法。早く効果を実感したい人におすすめなのだとか。

人類の進化に伴い、徐々に薄くなっていった体毛。完全に無くならないのは保温や保湿、保護のためだが、「昔に比べ人間の免疫力があがり、『守る』という役目は少なくなっているかもしれません」と苅谷先生。

反対に、体毛を今より薄くしたいという人は、レーザー脱毛をするのが効果的。だが、いくら体毛の果たす役割が昔より少なくなったとはいえ、皮膚への負担を考慮することは大切だ。必ず医療機関で行い、適切なアフターケアも心がけよう。

●専門家プロフィール:苅谷 麻呂
湘南美容外科クリニック新宿レーザー院医師。1997年日本大学医学部卒。2003年よりSBCグループ入職。湘南美容外科クリニックの男性の脱毛実績は、累計18万3000件以上。

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