幸せ呼ぶ猫神の呟き 結婚式で親の「ご祝儀」はいくら必要?マナー講師に聞いた
                 


結婚式で親の「ご祝儀」はいくら必要?マナー講師に聞いた

結婚式のご祝儀は、友人であれば一人三万円、親戚であれば一人五万円を包むのがマナーであるといわれている。「教えて!goo」には「新郎・新婦の両親は祝儀を包むものですか?」という質問が投稿されているが、親の祝儀に関して定義やマナーは存在するのだろうか。

■親が渡すご祝儀は10~100万円までと幅広い

マナーの専門家である、接客コンサルタントの樋口智香子さんに聞いてみた。

「ご祝儀には、『慶事への祝意を表した金銭や贈り物』という概念のほか、『慶事の運営や互助活動に携わってくれた人への謝意』という意味があります。親のご祝儀に関しては一般的に10万円~100万円までと、金額の振り幅は大きく、両親の経済状況や考え方により様々です。できる範囲で祝意を表してあげるとよいでしょう」(樋口さん)

金額に決まりはなく、あくまで「気持ち」とのこと。しかし、若い夫婦であればあるほど、両親に結婚式の費用を一部または全額援助してもらっているケースも多い。その場合も、ご祝儀が必要なのだろうか?

「結婚式の主催者が親で、親が費用をだしている場合は必要ありません。新郎新婦が主催者で、費用を手伝っている場合も同様で、援助額がご祝儀、と捉えてよいでしょう」(樋口さん)

親のご祝儀については特に定義がないため迷ってしまうが、周囲の意見に振り回されるのは避けたいところ。自分たちにできる範囲でお祝いすればOKなのだそうだ。

■親としての特別な心情がプラスされることも

家族の数だけ形はさまざま。両親が離婚していた場合、親権を持っていない方の親が渡すべきご祝儀の額はどれくらいなのだろうか?

「『ご祝儀』の概念は、慶事への祝意を表した金銭や贈り物のこと。親権の有無にかかわらず、我が子の結婚という喜ばしいことに対し『ここまでしてあげたい』というお祝いの気持ちで金額を決めればよいです。祝意とともに、『一緒に暮らせず、親として十分な時間を子供と共有できなかった』など、親としての特別な心情が加わるのであれば、その分金額を上乗せするという考え方もあると思います」(樋口さん)

価値観や経済状況だけでなく、地域によっても異なるご祝儀の考え方。自分にとっての常識が、実は相手にとっては非常識だったということも。親子間や両家の間で心のすれ違いを生まないよう、お互いに「祝福の気持ち」と「感謝の気持ち」を大切にしよう!

●専門家プロフィール:樋口智香子
元資生堂ビューティコンサルタント。一人ひとりを輝かせる接客マナーの専門家。これまでの経験から、自分の魅力に気づき発揮することで愛される接客ができる人になる、と独自のメソッド「愛されマナー術」を確立。マナーを通じて、人を思いやれる・愛される人を育てるべく、全国にそのメソッドを伝えている。

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