小池百合子を支える「アマゾネス軍団」9人の顔と履歴書

「試験を受けたのは一般の人だけでなく、ほかの党・会派に所属する都議や区議、大阪や九州など地方都市の現役議員も多数、いました」「希望の塾」塾生のひとりが、「小池フィーバー」の求心力の大きさに驚き、そう話す。政界とは無縁と思われていた主婦やOLが、都議選候補者として名乗りを上げ始めたのだ。戦々恐々としているのは、抵抗勢力として名指しされる都議会自民党だけではない。

「民進党議員の多くが『希望の塾』に参加し、選抜試験に合格している。どこの区から、誰が立候補するのかの探り合いが始まっており、党の存亡に関わる状況だ」(民進党関係者)

「都民ファーストの会」はすでに8人の公認を発表。

「塾生たちは、将来的に小池陣営が国政に打って出ると思っていますよ」(前出・塾生)と展望を語る。吹きやまない小池旋風が政界再編を巻き起こす日は近い。

●龍円愛梨(39・元テレビ朝日アナウンサー)

『龍円愛梨』

「希望の塾」では「政策立案に参加したい」と言う彼女。ダウン症の長男の存在が大きい。「障がいを持つ子供と健常者の間の垣根を取りたい。’20年の東京五輪でも、障がいを持つ人に対して支援体制を作っていきたい」と語り、現在も障がい児への偏見をなくす活動を続けている。

●若林利咲(30・タレント)

「大学を出て8年、まだ不安ですが、都議をやってみたい」と本人。過去には、「CanCam」(小学館)、「ROLA」(講談社)などファッション誌のモデルから舞台、映画を中 心に活動する女優に転じ、会社経営も手がける。「希望の塾」塾生のなかでは、早くから注目されていた。

●榎本あゆみ(33・港区議)

 ’15年に港区議に初当選。維新の会に所属したが、会派消滅で民進党へ。「いずれは国政を目指しています。こんなチャンスはほとんどないのでチャレンジしたいんです」。党の先輩議員からは慎重になるよう諫められたが…。「それでも、塾に参加してよかったと思います」

●中村彩(27・会社員)

「もともと政治家志望でした。候補者の選抜試験に合格してか
らは、俄然やる気が出ています。『希望の塾』の講義は勉強になります」。現在は金融関係の会社で働いている。持ち前の熱心さで、20代の都議を目指す慶応大卒の才媛!

●佐々木里加(40代・美大講師)

「小池先生は日々、都政で戦っているのに笑顔で明るい。タフですしね」と、小池氏の活躍ぶりに惚れ込み参加した。美大で教鞭を執っている。「美術は人の心を潤す。文化芸術の充実を訴えていきたい」と政策は具体的。

●上田令子(51・都議)

江戸川区議を経て’13年から都議。都議会会派「かがやけTo
kyo」から「都民ファーストの会」に合流し、中心的メンバ
ーに。自身も筆記試験を受け、1月23日に公認候補となった一
人。現在は候補を選ぶ側だ。

●茜ケ久保嘉代子(41・教育コンサルタント)

インターネットを中心に、教育コンサルタント業に携わる。「教育問題などを改革する手段として、政治があるんだとあらためて思いました。講義については、100%理解できてはいませんが…。中途半端かもしれませんが、挑戦する意欲はあります」と謙虚に語った。

●平田優美(35・起業家)

 一児の母で、起業家として婚活などのコンサルタント業を手がけている。「子育てをしているお母さんを支援する政策に関わっていきたいです。都知事選での小池さんの戦いぶりを、憧れを持って見ていました」と語る。有力なママさん候補のひとりになりそうだ。

●エド・はるみ(52・タレント)

現在は慶応大学大学院に在学中。「『希望の塾』はあくまでも勉強」と言い、都議選への意欲を聞かれても煙に巻いた。開塾式で、お馴染み「グ~」のポーズを控えめに披露した彼女。しばらくは、ギャグを封印するようだ。

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