もう1匹ネコを迎える時は慎重に おとなは縄張り意識が強い

すでに猫がいる家庭に新しく猫を新しく迎えいれる場合、慎重な導入が必要です。そもそも猫は単独縄張り性のヤマネコと共通の祖先を持つ動物です。先住猫にとって、家にくる他の猫は「縄張りへの侵入者」となり、喜んで迎えることはまず期待できません。

 先住猫が遊び盛りの子猫で、新しく家に来る猫も子猫であれば、あまり問題がないと思いますが、先住猫が成猫の場合は慣れるまでに時間がかかるでしょう。

 先住猫が成猫でも、迎え入れる猫が生後1カ月か月未満などの幼い子猫であれば激しく拒否する可能性は低いですが、週齢が進むにつれてはっきりと拒否する傾向が見られるようになります。

 また先住猫が猫との社会化ができているかどうかも大きく影響します。猫の社会化期とされる生後2週齢から9週齢までの期間に猫との適切なふれあいを持たずに成長してしまった猫は猫とうまくコミュニケーションができません。子猫が近づいて来ても威嚇したり、逃げ出してしまうでしょう。

(村田香織・もみの木動物病院副院長)

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