幸せ呼ぶ猫神の呟き 本業を失うことにもつながる…甘く見てはいけない“副業の落とし穴”
                 


本業を失うことにもつながる…甘く見てはいけない“副業の落とし穴”

本業だけでは満足できない、もう少し稼ぎたいなど、副業を検討する人は少なくない。しかし、右も左もわからないまま始めるのは、無謀というもの。実際、現在は副業に成功している人でも、過去に失敗した経験はあるのだ。そこで、副業経験者の3人に、失敗談を聞いてみた。

会社員だけでなく、専業主婦も!?バラエティに富んだ副業失敗談

今回ご協力いただいた3人のプロフィールは以下の通り。

A子さん:33歳・専業主婦/ポイントサイトやネットオークション、ドロップシッピング ほか多数

Bさん:29歳・看護師/訪問看護ステーション

Cさん:41歳・会社員/FX
(※年齢・本業/経験のある副業)

以上の3人の失敗談を聞いて、二の舞を演ずることのないよう、学んでいこう。
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あんなにやってたったのこれだけ…?作業量と収入が見合うことが重要

まず話を聞いたのは、専業主婦のA子さん(33歳)。「少しでも自由に使えるお金を増やしたかったから」という何とも主婦らしい理由で副業を始めたそうだ。しかし、専業主婦を侮ることなかれ。A子さんは、ポイントサイトやネットオークション、ドロップシッピングの経験を経て、現在はアフィリエイトやアンケートサイト、クラウドソーシングをやっているという副業のベテランなのだ。

そんな経験豊富なA子さんだが、数ある副業経験のなかでも、「クラウドソーシングは失敗」と話す。

「クラウドソーシングといっても、幅広いですよね。ウェブサイトの原稿を書いたり、データを入力したりするものもあれば、企画のアイデアを考えたり、アンケートに答えるだけのものもあります。ただ、全部に共通しているのは、単価が安いということ。ポイントサイトやネットオークションと比べても、実際にかかる手間が多いわりに、単価が安い。手間と収入が見合わないのです。特に自分が詳しくない業界の仕事を請け負う場合、知らないことに付け込まれ、安価で買い叩かれることもしばしば。あとで本職の人に聞いて、相場の10分の1程度で受けていたことがわかり、がっかりしたこともあります」

ちなみに、そんなA子さんの副収入は年間3万円程度。大したことはないと思うかもしれないが、主婦にとっては貴重な3万円だ。

「地味な作業をコツコツ続けられる人は副業に向いているし、反対にそれができない人は向いていないと思う」と、A子さん。ドカンと大金を手にすることだけが、副業の成功ではない。A子さんのように、コツコツと続けていくことが、のちの成功につながるのではないだろうか?

【教訓 その1】
「効率の良さも重要 手間と収入のバランスを見極めるべし!」

勉強熱心な性格が災いのもと?副業のし過ぎで体調不良に!

続いて、看護師のBさん(29歳)。普段は看護師として病院に勤務しているが、休日や空いた時間を利用して、訪問看護ステーションで副業をしていたという。どちらも職種としては同じようなものだが、似て非なるもの。病院と自宅とでは、患者の様子も異なるのだとか。

副業を始めた理由について、「病院から退院された患者さんが、どのように暮らしていくのか勉強したかったのと、引っ越し資金を貯めるため」と話すBさん。その言葉から、仕事に対して熱心な性格が垣間見える。しかし、その熱心さは時に、失敗の原因になってしまう。

「たくさんのことを学べ、貯蓄ができたという点では、当初の目標は達成できたので、副業は成功だと言えます。しかし、副業に熱中し過ぎて疲れが溜まっていたのか、体調を崩しやすくなってしまったので、そこは失敗だと思います」

看護師はただでさえハードワーク。業務内容が本業に近しくある程度勝手がわかっていたものの、結果的に副業を始めてから心身を壊し、本業は辞めてしまった…。だからこそ、Bさんはこうも続ける。

「副業で失敗しないためには、時間を上手く使えることと、“副業である”と割り切れることが大切だと思います。これができないと、私のように体調を崩してしまいますよ」

副業をしているから、本業で手を抜いて良いというわけではない。両者のバランスをきちんと取らないと、どんどん疲れが蓄積されてしまうのだ。

【教訓 その2】
「副業に熱中し過ぎるのは危険 本業と副業のバランスを考えるべし!」
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「楽して儲けたい」と思っても、準備はきちんとしてから始めよう

最後に話を聞いたのは、会社員のCさん(41歳)。現在は副業をしていないが、過去にFXをしていた経験があるそうだ。しかも、その理由は「楽して儲けたいと思って」というシンプルなもの。そんなの上手くいくわけないと思う人もいるだろうが、実際同じような理由で副業を始めようとする人は多いのではないだろうか?

「理由は『楽して稼ぎたい』という単純なものでしたが、一応準備しておこうと思い、1カ月くらいかけてインターネット上で情報収集をしました。でもそれだけではダメでした。全然準備が足りず、儲からなかったです」

あわよくば副業が軌道に乗れば、不労所得で生活を…。そうも考えたCさん。勢いで本業を辞めてしまった。しかし、その後副業で稼いだ金額は年200万程度。本業の収入に遠く及ばず。現在は、会社員に戻り、副業は控えているという。

さらに、「黙々と作業をこなすことができる人が副業に向いていると思います」とCさん。頭ではわかっていても、「楽して稼ぎたい」と考えてしまうのは、“人の性”といったところか。

黙々とひたむきに、コツコツと努力を重ねること。Cさんの失敗談は、何かに取り組む上での“初心”を思い出させてくれる。

【教訓 その3】
「楽して稼ぐ方法はない きちんと準備をしてから始めるべし!」

3人の失敗談を聞いてみると、誰にでも起こり得そうな話ばかりだった。「失敗は成功のもと」という言葉の通り、失敗から学ぶこともあるが、できることなら失敗したくないというのがホンネ。彼らの失敗を頭の片隅に入れて置けば、最低限のリスク回避になるだろう。

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