幸せ呼ぶ猫神の呟き 知らなきゃ損! 地方で利用できるおトクな助成金
                 


知らなきゃ損! 地方で利用できるおトクな助成金

■地方暮らしを可能にした新たなライフスタイル
「インターネット環境の充実により、全国レベルでのデジタルディバイド(情報格差)が縮小したのも理由のひとつ」と、堀江さん。なるほど、地方でも仕事がしやすい環境があるのなら、あえて都市部で暮らす必要がなくなる人も多そうです。 「また、都市部と地方のいいとこ取りができる、新・ライフスタイルも登場しています。これは、週末だけの田舎暮らしや、都市と同時に、農業や漁業を営む地域にも生活拠点をもつ“二地域居住”といったもの。完全移住のリスクを軽減させる、新しい田舎暮らしのスタイルですね」

■夢を実現する手助けしてくれる、自治体の支援制度
こうした意識やライフスタイルの変化に伴うかのように、近年では、地方暮らしを実現しやすい制度が整いつつあるそうです。 「たとえば、地方自治体が展開する“地域おこし協力隊”。これは、都市住民を受け入れて、彼らのニーズに応えながら地元で協力活動を行ってもらい、定住を図る制度です。さらに自治体によっては、定住することで補助金が下りる制度もあります。いくつかピックアップしたので、以下でご紹介しましょう」

●移住・定住目的の住宅取得で最高100万円を補助
岐阜県本巣市の北部地域に転入し、住宅の新築または購入によって取得経費の総額の10分の1、限度額100万円の補助を受けられます。 北部地域の移住定住補助制度/岐阜県本巣市

●若者が定住住宅を新築すると30万円を補助
兵庫県篠山市で実施されている制度。若者の定住と市内産業の活性化、伝統技法の継承のため、住宅の新築補助金を支給しています。 若者定住住宅補助金(若者定住及び市内産業の活性化助成)/兵庫県篠山市

●居住用の新築・増築に奨励金50万円を支給
石川県小松市外から市内全域に転居する人に、自己の住宅の建設費または取得費の一部を助成する制度です。
「ようこそ小松」定住促進奨励金/石川県小松市

●住宅の新築・購入で商品券20万円分を交付
若い世代の転入・定住を応援し、家族の絆の再生を図るための助成制度。中学生以下の子供がいれば、1人につき5万円分が加算されます。転入・定住・家族の絆応援助成金制度/奈良県大和郡山市

●定住促進の起爆剤。新築住宅に上限200万円を助成
鹿児島県瀬戸内町外から定住の目的で町内に住宅を新築した人に、最大200万円を支給。
瀬戸内町地域活性化定住促進条例/鹿児島県瀬戸内町

■助成金制度を利用する前に、注意したいことは?
ちょっと聞いただけでも、実にさまざまな地域に存在する助成金制度。堀江さんによると、これらを利用する際に気を付けるべきことがあるそうです。 「支援制度は各自治体によって、期間限定や限定条件などの流動的なものが多いんです。そのため、気になる地域の自治体ウェブサイトの情報は、じっくりチェックが必要。最終的には、やはり関連部門の担当者へ電話して、詳細を確認しましょう」

■夢の実現するために、まずは制度のチェックを
子供たちと一緒に、地方でのんびり暮らしたい……。そんな願いを抱くなら、生活の基盤を考える必要があります。堀江さん曰く「地方暮らしでの最重要課題は、住まい(住宅)をどうするか」。人によっては、金銭的な問題から地方暮らし自体を諦めるケースも少なくないそうです。

「補助金・助成金といった制度は、いわゆる融資とは異なるシステム。決められた条件さえクリアすれば返済の必要がないので、活用しない手はないと思います。新築を検討されているなら、こうした助成制度もぜひチェックしてください」

関連記事
最新記事