知ってると楽しい『通】学! ■ビジネス・面接などマナー
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岸田首相 「為替の急変動は望ましくない」 介入には言及せず

 岸田文雄首相は31日の衆院本会議で、外国為替市場での円安の加速に関して「為替介入についてのコメントは差し控える」としたうえで、「為替の安定は重要であり、急速な変動は望ましくない」と答弁した。「引き続き米国等の通貨当局と緊密な意思疎通を図りつつ、適切に対応していく」とも述べた。国民民主党の玉木雄一郎代表の「為替介入は考えているのか」との質問に答えた。

 円安の進行は、米国の連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを決める一方、日銀が国内の長期金利上昇を抑えるため国債の無制限買い入れに踏み込んだことが要因となっている。首相は日本の経済財政運営について「金利と物価のどちらか一方を重視するということではない。金融・経済の動向を勘案しながら、適切に政策対応を行っていくことが重要だ」と述べた。【青木純】

はじめて管理職になる人に今すぐ役立つ学問知「ものすごい4冊」

『独学大全──絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』著者の読書猿さんが「勉強が続かない」「やる気が出ない」「目標の立て方がわからない」「受験に受かりたい」「英語を学び直したい」……などなど、「具体的な悩み」に回答。今日から役立ち、一生使える方法を紹介していきます。

※質問は、著者の「マシュマロ」宛てにいただいたものを元に、加筆・修正しています。読書猿さんのマシュマロはこちら

[質問]

 マネジメントや組織運営について学びたいのですが、何か良い本はありますでしょうか

 いつもブログ、ツイッターを拝読させていただいております。

 私事になるのですが、この度、新規プロジェクトで現場の制作進行、進捗ディレクションやマネジメントを任されることになりました。ざっくりいって仕舞えば中間管理職ということになります。

 今まではあくまで現場の一クリエーターに過ぎなかったので、個人のスキルアップに関する本はそれなりに読んできたのですが、チームのマネジメントなどは気にも留めてませんでした。

 これを機にマネジメントや組織運営について学びたいのですが、何か良い本はありますでしょうか。

ブリーフセラピーを学んでみてください

[読書猿の回答]

 最初の一冊に『チームリーダーの仕事のルール』PHP研究所を。あとタイトルは平凡ですが、著者がなうてのブリーフセラピーの使い手である、若島孔文『リーダー事始め―はじめて部下をもつときに読む本』をどうぞ。

『問題解決大全』の後半で扱ったサーキュラーな問題解決(問題と偽解決の悪循環が起こっている場合)を極めようという人は、ブリーフセラピーを学ぶとよいです。

 ブリーフセラピーとは、心理療法のひとつで、精神科医・心理学者であるミルトン・エリクソンに影響を受けた人達が始めたものです。

 長谷川啓三『家族内パラドックス』がものすごい本ですが、若島さんは長谷川さんのお弟子さんに当たる人です。二人の共著に『よくわかる!短期療法ガイドブック』があります。

「最近どう?」この問いにどう返すか…頭の悪い人がやりがちな雑談トークの失敗例

職場で「最近どう?」と聞かれたとき、どう返せばいいのか。多摩大学名誉教授の樋口裕一さんは「雑談にリアルは必要ない。事実をすこしデフォルメし、4コマ漫画のように最後にちょっとしたオチがつくようにできごとを伝える。そういう人は『頭のいい人だな』と思われやすい」という――。

※本稿は、樋口裕一『頭のいい人は「答え方」で得をする』(だいわ文庫)の一部を再編集したものです。

「最近どう?」にモゴモゴしてしまう人の共通点

「口下手だから雑談が苦手」と思い込んでいる人がいる。そのため、なんとか克服しようとして雑談のテクニック本を読んだり、スマホの雑談ネタアプリでせっせと話題を仕込んだりしている。

しかし、雑談というものは、こちらの意思とは別に向こうからやってくることがある。そのため、真面目な人ほどいちいちきちんと対応しようとして右往左往するのだろう。

確かに、知人から「最近どう?」などといきなり声を掛けられ、モゴモゴしてしまうことは誰にもある。

「週末はどこか出掛けるの?」「連休は何してた?」などと挨拶代わりに聞かれて、ちょっと面倒に感じたりもする。だが、それほど真剣に悩まなくても、軽やかに対応することはできる。

私の場合、「あいつはクラシック音楽好きなちょっと変なヤツ」だと周囲に思われているので、相手もその手の話を振ってくることが多い。

仮に音楽に関係ない話を振られても、こちらは自分が好きな音楽の分野から発想して答えることを続けていると、周囲は「あいつに聞けばそういう答えが返ってくるだろう」と予想して話し掛けてくれるようになる。

ネタの仕込みよりもキャラ作り

私自身は、雑談したくなければしなくてもよかろう、無理して会話で場の空気を生み出そうとしなくてもよかろうと考えているタイプの人間だが、実はそれほど雑談が苦ではない。むしろ、気楽に構えていられる。

要するに、「私はこういう人」と自分のキャラを決めておくと、雑談の返しが非常にラクになるのだ。とくにそのキャラが際立ったものであれば、何を言っても大丈夫ということになる。

その好例がマツコ・デラックスだろう。

たとえば、「笑いの絶えない家庭を作りたい」というありがちな決まり文句に対し、「毎日笑いが起きてる家庭なんて、この世に一軒もないよ!」などと毒づく。しかし、それは現実に対する鋭い指摘だ。

マツコさんはただ毒舌キャラというだけではなくて、誰もが言いたくても言えなかったことを言える代弁者キャラでもある。

あのキャラだからこそ「あの人が言うからおもしろい」「納得できる」というふうに支持を得るのだろう。

つまり、雑談で気まずくならない答え方の基本は、ネタの仕込みよりもキャラ作り。得なキャラを見つけてそれを演じることがコミュニケーションには大切で、その準備があれば、雑談で悩むこともなくなる。

インスタグラムやフェイスブックにアップする情報も、こういう自分を演じたいと思ってやっているわけで、いってみればキャラだ。

雑談もまさにそういうものであって、自分でこうありたいというキャラを作って演じればいい。いちいち真剣勝負のように真面目に対応したり、本当の自分をさらけ出す必要はないのだ。

声を掛けたほうも受け入れやすい

「最近どう?」と聞かれて、「離婚協議中なんだよ」「子どもが引きこもりでね」などと答えたら、気楽に声を掛けたつもりの相手はびっくりしてしまうに違いない。

それよりも、「いやあ、今朝もゴミ出し係ですよ」と恐妻家を演じたり、「今日は最高傑作のキャラ弁ができました」とイクメンぶりを披露するなど、キャラとして返されたほうが、声を掛けたほうも受け入れやすいうえに話にも乗っかりやすくなる。ひいては、互いにちょっとした雑談の時間を楽しむことができる。

最初はこうした一般受けしやすいキャラから入るのがベストだろう。食いしん坊キャラ、運動大好きキャラなどいろいろある。

そこから徐々にオリジナル感を極めていく。趣味の分野を前面に押し出してもいいし、○○王子、○○女王など得意なことを強調してもいい。「あの人は○○な人」という印象を浸透させていけば、やがて「得する自分のキャラ」を築いていけるだろう。

何者でもない自分として会話に参加していると、ぼやっとしているうちに何を答えたらいいかわからず沈黙してしまったり、聞かれてもいない個人的なことばかり話し続けることになる。その場にふさわしくない本音をもらしてしまうことにもなる。そうなると、雑談に水を差すことにもなりかねない。

だから、自分自身に色をつける。自分はこの色と決めて通してもいいし、この集団では青、こちらでは白というふうに、その場に応じて変えるのもよい。

その色がすぐに定着するわけではないので、雑談のなかで楽しみながら実践を重ねていくのだ。

▼自分が設定したキャラから返答し続ける。

▼最初は一般受けしやすいキャラ→オリジナリティあふれるキャラへ。

重い話を重いまま話す人は損をする……

私くらいの年齢になると、友人との話題のほとんどが健康と年金と親の介護だ。健康診断や人間ドックの結果がどうした、年金だけで将来暮らせるのか、親がボケはじめた、介護施設が見つからないなど、どうしてもその手の話になる。

実際にはどれもシビアなテーマだが、たいていおもしろおかしくエピソードを披露し合い、笑い合っている。それなのに、ときどきそこがどんな場面かをあまり考えず、話を振られたとたんに重いテーマを重いままにぶちまける人がいる。

何か聞かれると暗い表情を浮かべ、しかしながら待ってましたとばかりに深刻な話を深刻なトーンで語りはじめる。境遇をぼやいたかと思えば、日本の社会保障制度はおかしいなどと社会への不満をぶちまけたりもする。皆で楽しむべき雑談を一気に自分ワールドに持っていってしまうのだ。

さらに、この種の人は周囲にあれこれ質問してくる。いい情報を持ってないかと探ったり、「こういう場合、君ならどうする?」などと聞いてくる。

これでは雑談ではなく相談だ。会話はどんどん重苦しいものになってしまうわけだが、このように話の展開や誰かのひと言がきっかけになって、他愛ない話が急に現実的な話にすり替わるということは雑談につきものだろう。

もちろん、真剣な相談ごとには真剣に答えたほうがよい。人としてそれは当然の行為だ。とはいえ、誰かが周囲にはどうにもできないような重い話をはじめてしまい、止められなくなっているようなら、その深刻なトーンを軽減させてあげるといい。そこでポイントになるのが戯画化だ。

4コマ漫画のようなちょっとしたオチ

私の友人たちも、話を振られて自分の番になったら、今までで最もひどいできごとやちょっとした事件を、ささやかな笑える話に脚色して披露している。

「最近どう?」と聞かれたある友人は、たとえば、ボケはじめた母親がちょっとした騒動を起こしたことをこんなふうに話してくれた。

「まだらボケのおふくろが散歩するのを探偵気分でこっそりつけてみたんだよ。そうしたら、知らない家の庭に干してある洗濯物を取り込んでたたみはじめちゃった。働き者だからね? うちのおふくろ! その家の人もいい人でさ、おばあちゃんまた来てねなんて言ってんの」

介護をはじめたばかりだと、身内は親の言動の変化にショックを受けるものだ。問われるままに深刻に返してしまえば、周囲は心配し、同情しつつも何と言葉を掛けたらよいかわからなくなってしまうだろう。

だからこそ彼は、深刻に話そうと思えばいくらでも深刻になるところを、軽い笑い話とさえ思えるトーンにして語ったのであろう。その場がふっとなごんだのは言うまでもない。

このように、事実をすこしデフォルメし、4コマ漫画のように最後にちょっとしたオチがつくようにできごとを伝える。雑談をしていてありがたいと感謝されるのは、こういう返しができる人ではないだろうか。

雑談にリアルはいらない

つまり、雑談にリアルは必要ない。できるだけリアルから距離を置くことで、自分のキャラを作れるし、その場で軽やかに演じることができる。そうすれば事実を事実として伝える答え方だけでなく、深刻な話を軽くおもしろくまとめて返せるようになる。

話している相手がどんどん深刻になってしまうときは、「史上最悪ナンバーワンだね、一杯おごるよ」「それだけ悪運が続いたら、もう幸運しか残ってないんじゃない?」などと、あえてユーモアを交えて返してあげるのもいいだろう。

もしも自分自身が深刻ぶってしまうタイプだと気づいたら、ものごとのおもしろい面を捉えるクセをつけるとよい。自分の失敗や失態を軽い笑い話にまとめてみる、自分が思わず笑ってしまった話に似たことを自分の体験から探してみる、またそういう話がうまい人を真似てみるのもいいだろう。

▼事実をデフォルメし、4コマ漫画のようにできごとを語る。

▼リアルから距離を置いて、その場を演じるつもりで会話に参加する。

会話を続かせたいのに途切らせてしまう人の共通点

雑談を続けるのがうまい人と、そうでない人がいる。続かせたい、もしくは間を持たせなければならないのにそれができず気まずい空気が流れてしまうとき、どんなことに注意して答えればいいのか。

「元気?」「お久しぶり!」などと、誰かが声を掛けてきたとする。その相手が同僚や友人などとくに気を遣わない間柄で、気楽に流しても大丈夫なときは「まずまずだね」「ぼちぼちだね」と返せばいい。

気の利いたことを言おうなどと構えることはない。これは何も改めて言うまでもない、コミュニケーションの基本であろう。

ただ、このようなごくありふれた返事にもちょっとしたコツがある。ビジネスの場面であれば、どんなことにも早めに返すほうがよい。その間があまりにもあると、仕事のスイッチが入っていないと思われるからだ。

だが、仕事から離れたシチュエーションでの雑談の場合、即座に答えることだけが大切とは限らない。無理やりオンの状態にしなくても、むしろ間を持たせたほうが相手とじっくり対応できる。

たとえば、「最近どう?」と声を掛けられたら、「うーん」といったん考えるような態度で受けてみる。「そうだなぁ……」「えーっと」でもよい。そういう姿勢を見せることで、その間を共有できる。間が空いて、「愚鈍だな」などと思う人はいないだろう。雑談において間は、場を作る効果があるのだ。

そして、そんなふうに間を取っているうちに、「そういえば……」と何かいい話題を思い出すこともある。なければ「そういえば……とくに何もなかったな~」と笑いを取れる。

このように、一度会話を受けた後で「で、そっちはどう?」と質問で返せば、雑談がスムーズに進む。途切らせてはダメだと慌てて返事をするよりも、よほどいい時間を生み出すことができる。

相手をハッとさせるのがコツ

では、声を掛けてきた相手が、気楽に流すのは気が引ける人だったらどうか。

相手が「仕事どう?」「がんばってる?」といった仕事モードで問いかけてきた場合、うまく行っているときこそ、最初のひと言で「最悪です! 今朝犬の糞を踏みました」などと返す。

そして、その後に「昨日の○○社の交渉、一発オッケーいただけたのでひと安心です」と、うまく行っている具体的なことがらをコンパクトに伝える。

反対に、うまくいっていないときは「絶好調です! 朝から肉食いました!」などとまず答えて、「例のトラブル、まだ収束してないんで、今夜も徹夜の可能性大なんですよ?」という具合に続ける。

つまり、答えの最初のひと言で相手をハッとさせておいて、その内容とは反対のことがらを続ける。このような答え方をすると、相手が雑談に乗ってきやすくなるだけでなく、「仕事どう?」「がんばってる?」という問いかけにもスマートに対応できるのだ。

また、「○○さんのせいでこっちは朝から大変ですよ~、今度おごってくださいね」「もう本当に生きていてよかったです、これも○○さんのおかげです」などと、相手にからめた大げさなひと言で気を引いて、相手が「何があった⁉」となったところで、ネタばらしをしたり、他愛ない話題を続けたりしてもいい。

このようなちょっとした答え方の工夫で、何気ない雑談を途切れることなく続けさせることができる。

「落として上げる」作戦も◎

さらに、高等技術も紹介しておこう。たとえば、「見てましたよ~」などと、相手の興味を引くようなひと言で返す。いきなりこう言われると、相手はギクッとするだろう。何かやましいことを隠しているような人は焦りまくるはずだ。

そう言って関心を引きつけたうえで、「昨日、○○さんとランチしてたでしょう」と相手が「なんだそんなことか」と笑い出すようなことを言ったり、「非常階段でタバコ吸ってたでしょう」と、本当は見ていないウソ話をするのもいい。

実はそうかもしれないし、違えば違ったで「じゃあ、あれはきっと□□さんだったんだ」「多分そう。僕はもう加熱式タバコに変えましたから」と、他愛ない会話を気楽に続けることができる。

要は、相手を落として上げるようなフレーズで意表を突く。「ひどいですね?」「向いてませんね?」なども使える。

▼流してもいい気楽な相手の場合は、「うーん」と間を持たせてゆったり答える。

▼ぜひとも会話を続けたい相手の場合は、「答えの最初のひと言」で意表を突く。

▼さらに高等技術として、相手がギクッとするようなひと言で気を引いて「落として上げる」作戦もアリ。

---------- 樋口 裕一(ひぐち・ゆういち) 多摩大学 名誉教授 1951年、大分県に生まれる。早稲田大学第一文学部卒業後、立教大学大学院博士課程満期退学。仏文学、アフリカ文学の翻訳家として活動するかたわら、小学生から社会人までを対象にした小論文指導に従事。通信添削による作文、小論文専門塾「白藍塾」塾長。著書は『頭のいい人は「短く」伝える』(だいわ文庫)、『頭がいい人、悪い人の話し方』(PHP新書)など多数。 ----------

頭のいい人はそう答えない…「頭の悪い人」が会話の最初の5秒によく使う話し方

頭の悪い人ほどやりがちな「話し方」がある。多摩大学名誉教授の樋口裕一さんは「会話では、相手に『話の方向性』をまず見せることが重要だ。『おもしろかった』『楽しかった』という主観的な感想は避けたほうがいい」という――。

※本稿は、樋口裕一『頭のいい人は「答え方」で得をする』(だいわ文庫)の一部を再編集したものです。

一瞬で相手をがっかりさせる人の答え方

質問に対して、小学生のような答えしかできない人がいる。

仕事で講演会を聞きに行ったとしよう。帰社後、当然のことながら上司から「講演会はどうだった?」と問われるだろう。そのようなときに、「おもしろかったです」「楽しかったです」としか言わない。

課を代表して取引先主催のパーティに出席したような場合も、「料理がおいしかったです」「盛り上がりました」。打ち合わせへ出向けば、「うまくいったと思います」、出張から帰れば、「北海道は寒かったです」。

それしか言わないという点が、相手をがっかりさせていることに気づいていない。

「おもしろかったです」は小学生レベルの感想

小学生に遠足や運動会の作文を書かせると、「○○をしました、おもしろかったです」という具合に、見聞したことの羅列で終わることが多い。

その経験から何に気づいたのか、なぜそう感じたのかを文章にしてほしいのだが、そのような視点は教えてもらわないと書けない子がほとんどだ。それと同じで、質問されたときとっさに出やすいのがこうした主観的な感想だといえよう。

まずはそう答えておき、続けて詳しく話そうと思っているのかもしれない。友人との他愛ない雑談なら、それでもいいだろう。だが、ビジネスの場合、「君の個人的な感想は聞いていない」と、一瞬であきれられる恐れがある。それではあまりにもったいない。

それでも心やさしい上司であれば、「で、どうおもしろかったの?」などと尋ねてくれるだろうが、本心ではおそらくその前に答えてほしいと思っているだろう。

言うまでもなく今は、ハイスピードで情報が行き交う時代だ。世の中の動きはほぼオンタイムで手元に届き、SNSでは即座に答えが返ってくる。そういう現代にビジネスの最前線で活動しているのであれば、そこに乗っかってスピードを発揮するしかない。

まずは「話の方向性」を示す

上司からの「どうだった?」は、「きちんと報告しなさい」という意味だ。

講演会で何を発見したのか、パーティの顔ぶれはどうだったのか、契約はどこまで詰められたのかといった具体的な情報を求めて聞いている。「実際に出向いた者にしかわからないから、答える側がポイントを絞りなさい」と言っているのだ。

だから、まず答えるべきは「主観」ではなく「話の方向性」だ。大まかでよいので、これから何について答えようとしているかの概略を示せればよい。そこでキーになるのが「答えの最初のひと言」だ。

たとえば、「盛り上がりました」を「盛況でした」と言い換えてみる。「盛り上がりました」は主観的だが、「盛況でした」は視点が客観的であり、巨視的といえよう。答え方をこうしたフレーズではじめてみるだけで、幼稚な印象が消え、知的に見える。

逆にいえば、幼稚な感想しか言えないのは、「首尾よくまとまりました」「盤石です」「ご立腹でした」などの短い定番フレーズ、いわゆる大人言葉を単に知らなかったり、使いこなせていないだけという可能性もある。

この「答えの最初のひと言」は、新聞記事の大見出しのようなものと考えればよい。

「五輪開幕」「首脳会談成功」「ロケット打ち上げ延期」など、新聞記事は必ず内容がひと目でわかるキャッチーなフレーズではじまる。この大見出しがあるから、読者はできごとを予測しながら記事を読んでいけるのだ。

次にポイントを絞って簡潔にまとめる

そして、このフレーズの後に、自分なりにポイントを絞った答えをコンパクトにつなげる。これが、新聞記事のリードに当たる。大見出しの後、本文に入る前に数行にまとめられている文章があるだろう。いわゆる要約だ。つまり、

「答えの最初のひと言」

=「話の方向性を示す」+「ポイントを絞ってコンパクトにまとめる」

相手に話の枠をまず見せてあげるのが、頭のいい答え方の基本といえよう。

質問 「A社のパーティはどうだった?」

答え×「盛り上がりました⁉」

答え○「盛況でした。著名なゲストのトークコーナーもあり、例のM&Aの裏話も聞けました」

この例の答えは約5秒。報告の際の目安と覚えておくとよい。

主観だけでは幼稚。かといって、いきなり詳細な報告をはじめると、何の話をされているのか見当がつかず相手は戸惑う。こうした工夫を心掛けていると、小学生レベルの感想から抜け出すことができる。

上級者は最初の一言で相手を引き込む

さらに、上級編もある。問いに対しあえてマイナスで切り込んで相手をハッとさせ、プラスの情報で盛り返す、意表を突く「答えの最初のひと言」だ。

質問 「出張はどうだった?」

答え×「北海道は寒かったです」

答え○「目を疑いましたよ! 地元新聞の広告が効いて、売れ筋商品の在庫がなんとギリギリでした!」

聞いたほうは、まず「一体どういうことだ?」と俄然興味を引かれる。そこで、マイナスからプラスに転じさせることで、相手をこちらのペースに引き込むことができる。

答え方で得している人は、このようなことを日常的に行っているのだ。だから答えるたびに得をする。答えるということは、本来得する行為なのだ。

▼報告の「答えの最初のひと言」は5秒が目安。

▼大人言葉の最初のひと言→「盛況でした」「盤石でした」など。

▼上級編の意表を突く最初のひと言→「ひどいものでしたよ」「史上最悪でしたよ!」「後悔してます」「ありえないことが起こってしまいました」など。

相手が聞きたい答えからズレまくる人も……

ビジネスシーンにおける報告や連絡の場合、「答えの最初のひと言」にどのような情報を入れ込むかが大きな差となって表れる。

自分が見聞きしたたくさんの情報のなかから、どこにポイントを絞るか。そこを間違うと、相手から「一体、何を報告しているのだ?」と思われ、マイナス評価を招く結果となってしまうわけだ。

たとえば、「展示会には何社来た?」と、上司から具体的に質問されることがあるだろう。その場合は、「20社です」と端的に答えればよいから、誰にでもできる。

だが、前項でお話ししたように、「○○はどうだった?」と漠然と問いを投げかけられたときに能力が表に出てしまう。

たくさんの情報のなかから、ファーストアンサーに最適な情報にポイントを絞るには、次の二つの方法を覚えておくだけでうまくいくことが多い。①「ジャンル」でシンプルに絞る方法と、②「切り口」でオリジナリティを出す方法だ。

①「ジャンル」でシンプルに絞る方法

これは、自分が実際に見聞きしたものから、自分が話しやすいジャンルに焦点を絞る方法だ。たとえば、数や量の多寡、規模の大小、できごとの出来不出来など、誰の目にも見える事実やことがらから選ぶ。

あるいは、質問者が聞きたがるであろう人物に関する新情報やライバル社の動向など、現場で得た情報を取り上げればよいので比較的思いつくのが簡単だ。それをきちんと答えることができれば、聞き手はまず満足する。

報告や連絡の際、「ジャンル」を絞ることに意識を向けるだけで、主観的で幼稚な感想から脱却し、聞き手が求めているような答え方ができる。

②「切り口」でオリジナリティを出す方法

私がおすすめしたいのは、「切り口」でポイントを絞って答える方法だ。これは「ジャンル」の上級編といえよう。

こちらは、単に目に見える事象から情報をピックアップして答えるのではなく、その人なりの独自の見方で答えを絞る。その人なりの光の当て方といってもいい。

展示会の例でいえば、次のようになる。

質問 「展示会どうだった?」

答え×「おもしろかったです」

答え○「盛況でした。グローバル化の面では、うちはやはり業界トップだと確信しました」

この場合、「グローバル化」という「切り口」で情報を絞っている。答える側に、グローバル化や海外戦略に関心がなければ、そのような視点で展示会を眺めないだろう。

このように「切り口」で答えるということは、自分の得意分野に持ち込み、自分の頭で分析して浮き彫りになった事実や現象を伝えることを指す。

プレゼンの質疑応答も怖くない

周囲に、「あいつはいつもAI関連に話を持っていく」という人はいないだろうか。あるいは、何でもかんでも社会福祉につなげるとか、芸術に結びつけるという人もいるのではないだろうか。

そうやって自分の得意分野に話を引き込んでいくのは、自分の土俵へ相手を引き込んでいることにほかならない。つまり、自分の持ちネタで自分のスタイルに持ち込みながら、答えに説得力を持たせているのだ。

いつもワンパターンでおもしろくなければ、みんなにあきれられてしまうが、その得意分野の話にうなずけるところがあれば、それなりにみんなが納得するだろう。

私はこれまで、さまざまな講演会に呼ばれたが、そういう場ではたいてい最後に質疑応答の時間がある。講演内容をさらに掘り下げる鋭い質問を受けることもあるが、ときに予期せぬ質問や少々的外れな質問のケースもあり戸惑う。

そのようなときどうするかというと、自分が得意とする「日本語」「話し方」といった内容に強引に引っ張り込み、答える。

自分の土俵に話を持ち込み、そこで私にしかできない視点で話を掘り下げることで、私独自の視点からの話題を提供することができると、聞き手も満足してくれる。

ビジネスのプレゼンの場などでも、同じことがいえるだろう。自分の得意分野に引きつけて答えることが、アピールにつながるのだ。

「自分も、相手も得をする」がベスト

一尋ねて一答えてもらうのは、相手は当たり前だと思っている。しかし、一尋ねて意外な「切り口」から答えをもらうと、相手は「得した」と思うものだ。相手が得だと感じるのだから、そう思わせた答えた側はもっと得をする。

うまく答えただけで、「なかなか鋭いじゃないか」「おもしろいことを言う人間だ」と、思わせることができるのだ。

「切り口」は無数に存在する。そのどれに焦点を当てるかで、答えの質は大きく変わる。

ただ、「切り口」があまりにも偏った目線だったり、独創的すぎると、「聞きたいのはそういうことではないのだが……」と相手を困惑させてしまうので注意が必要だ。

▼どんな質問も自分の持ちネタに引き寄せれば、的確な答え方ができる。

▼シンプルな「ジャンル」答え→オリジナリティあふれる「切り口」答えへ。

---------- 樋口 裕一(ひぐち・ゆういち) 多摩大学 名誉教授 1951年、大分県に生まれる。早稲田大学第一文学部卒業後、立教大学大学院博士課程満期退学。仏文学、アフリカ文学の翻訳家として活動するかたわら、小学生から社会人までを対象にした小論文指導に従事。通信添削による作文、小論文専門塾「白藍塾」塾長。著書は『頭のいい人は「短く」伝える』(だいわ文庫)、『頭がいい人、悪い人の話し方』(PHP新書)など多数。

【大人のマナー】年賀状を終わりにしたい!スマートなやり方は?

マナー講師・諏内えみ流!イマドキ50代の社交術

【質問】失礼にならない年賀状の終え方が知りたい!

【回答】年賀状をやめることを事前に宣言

「自分が決めた」よりも「時代に沿って」というニュアンスで

もし年賀状をもらった場合、返信は必要?

枚数を減らして続けていくという選択肢も

大人の正解マナー


あなたはまだ時間の「ムダ」に気づいていない 2021年10月に読まれた「ビジネス書の要約」トップ10

毎月、新たに発売されるビジネス書は約500冊。いったいどの本を読めばいいのか、迷ってしまう方も多くいるかと思われます。このコーナーでは、読書家が集まる本の要約サイト「flier(フライヤー)」にてアクセスの多かった書籍を、金融業界のユーザーに絞って毎月ランキング形式でご紹介しております。皆様の書籍選びの参考になれば幸いです。

第1位:『神・時間術』(樺沢紫苑著、大和書房)

第2位:『気くばりがうまい人のものの言い方』(山﨑武也著、三笠書房)

第3位:『説明の一流、二流、三流』(桐生稔著、明日香出版社)

第4位:『自己肯定感のコツ』(植西聰著、自由国民社)

第5位:『がんばらない戦略』(川下和彦、たむらようこ著、アスコム)

第6位:『「会社がしんどい」をなくす本』(奥田弘美著、日経BP社)

第7位:『アフターコロナのニュービジネス大全』(原田曜平、小祝誉士夫著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)

第8位:『世界で活躍する人の小さな習慣』(石倉洋子著、日本経済新聞出版社)

第9位:『なぜ、あなたは他人の目が気になるのか?』(根本裕幸著、フォレスト出版)

第10位:『気持ちよく人を動かす』(高橋浩一著、クロスメディア・パブリッシング)

※本の要約サイト「flier(フライヤー)」の有料会員のうち、金融業界に所属するユーザーを対象にした、2021年10月の閲覧数ランキング

■脳の「ゴールデンタイム」

10月の第1位は『神・時間術』でした。銀行と保険の関連企業にお勤めの方々に最もよく読まれました。ベストセラーを連発する精神科医で作家の樺沢紫苑氏による2017年の著作です。

日々の仕事には、集中力を要する「集中仕事」と、そうでない「非集中仕事」があるのをご存じですか。集中仕事は「脳のゴールデンタイム」と呼ばれる起床直後の2、3時間のうちにさばくのが効率的だと、樺沢氏は言います。

「そんな朝早くに仕事できないよ」という方もご心配いりません。他に、「休憩した直後」、「就業間際」、「締め切りの前日」なども「集中力の高い時間」とされています。仕事の能率や時間配分に悩んでいた方は必見の一冊です。

神・時間術

樺沢紫苑

出版社:大和出版

発売日:2017年04月25日

ジャンル:自己啓発・マインド、生産性・時間管理、サイエンス、健康・フィットネス

■「それでいい」って言っていませんか?

続いて第2位は『気くばりがうまい人のものの言い方』でした。優れた観察眼に裏打ちされたベストセラー『心を打つちょっとした気の使い方93』などを手掛けたビジネスコンサルタントの山崎武也氏による作品です。

会議や商談で空気を読まない発言をし、微妙な雰囲気が漂ってしまった……。そんな冷や汗ものの経験をしたことがある方も少なくないでしょう。本書は、日常のさりげない言葉遣いのあんばいで、相手に与える印象はぐっと変わると説明します。

「感謝の気持ちを伝えたいときは、お礼だけでなく、自分の感想も加えよう」

「「それでよい」ではなく「それがよい」と言おう」

すぐに取り組めるコツが詰まった一冊。書かれていることを実践すれば、きっと気くばり上手な人に生まれ変わっているはずです。

気くばりがうまい人のものの言い方

山﨑武也

出版社:三笠書房

発売日:2019年11月20日

ジャンル:自己啓発・マインド

■結論から話さない?

第3位は『説明の一流、二流、三流』でした。第6位だった9月のランキングに引き続き、金融業界全般において幅広く読まれ続けています。

社会人になってから、説明する際は「結論から話すように」と先輩社員などから諭された記憶がある人も多いはずです。しかし、その教えを後生大事に守り、「常に結論から話そう」とするのは二流の考え方だと、本書は言います。状況に応じて結論からでなく、背景から伝えるなど、「相手の頭の中から考えはじめる」。それが一流の説明です。

本書は他にも、「説得力が増す説明」、「プレゼンや人前での説明」など、目的や場面ごとに効果的な説明法を一流、二流、三流に分けて紹介していきます。試して損のない、いずれも納得感のある合理的な流儀が満載です。

説明の一流、二流、三流

桐生稔

出版社:明日香出版社

発売日:2021年07月21日

ジャンル:スキルアップ・キャリア

■99%の「ムダな努力」

ここからは、第4位以下から注目の書籍をピックアップしていきます。

まずご紹介するのは第5位の『がんばらない戦略』です。証券界に携わる方々の間では1位にランクインしました。

物語形式で進む本書は、がんばることが何より大切とされる「ガンバール国」の主人公・ミサキが、がんばることに飽きてしまうところから始まります。そんなミサキが、がんばらない国民ばかりなのに成果を出し続ける「ガンバラン王国」で、飛び込み営業で断られるたびに喜んでいる人など、個性豊かな人々と出会い、がんばらずに成果を出す術を学んでいきます。

本書のタイトルは、一読すると消極的に聞こえるかもしれません。しかし勘所は、サブタイトルにある通り「99%のムダな努力を捨て、1%に集中する」ことにあります。ムダを極力省き、最大限の成果を発揮する。その要諦がスルスルと頭に入ってくる、読みやすい一冊です。

がんばらない戦略

川下和彦、たむらようこ

出版社:アスコム

発売日:2021年02月22日

ジャンル:自己啓発・マインド

■スマホや人と距離を取る

最後は第6位の『「会社がしんどい」をなくす本』です。産業医として日々ビジネスパーソンと向き合っている精神科医の著者が綴った、効果的なストレス対処法を示す一冊です。

ただでさえストレスが多い現代、新型コロナウイルスの感染拡大が長期化する中で、人々の心労は過去に類を見ないほどに鬱積しています。本書はまず、日本のビジネスパーソンが感じるストレスの背景に、「同調圧力」があると分析し、元凶を解きほぐしつつ、対処法を紹介していきます。例えば、メンタルや体調の不良の原因となる「過緊張」を和らげるには、「緩み時間」をつくることを勧めます。「睡眠を優先する日を作る」「帰宅したらスマートフォンから離れる」、「休日は人に会わない、遠出しない」と具体策を提示しています。

「もしかしたら自分も過緊張かも……」と気になった方、語り掛けるような優しい筆致の本書を、ぜひご一読ください。

「会社がしんどい」をなくす本

奥田弘美

出版社:日経BP社

発売日:2021年06月07日

ジャンル:自己啓発・マインド、健康・フィットネス

■編集後記

今回の月間ランキングでは、第2位『気くばりがうまい人のものの言い方』、第3位『説明の一流、二流、三流』、第8位『世界で活躍する人の小さな習慣』のように、上手な話し方をしたり、活躍したりしている人を見習い、やり方を学べる著書が目立ちました。また、最新刊が9月のランキングにも入っている樺沢紫苑さんの『神・時間術』は堂々の第1位で、業界内で幅広く支持されている様子がうかがえます。

11月はどのようなランキングになるのか、引き続き注視してまいります。

本の要約サイト「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されているほか、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。

flier(フライヤー):https://www.flierinc.com

就活の自己PRで、仕事における「ストレス耐性」をアピールするコツは?

仕事にストレスはついて回ります。このため、受験者のストレス耐性をチェックする企業も多いのです。就活と就活後のために、自分なりのストレス解消法を確認しておきましょう。もしくは、自分なりのストレス解消法を作っておきましょう。

1.ストレス耐性とは

ストレスとは、例えば「納期が迫っているのにトラブルが発生し、余計な時間がかかりそうだ」等の状況で感じる不安や重圧とイメージして下さい。仕事では、このような不安や重圧を感じる場面が多々あるため、企業は耐性をもっている人(=その不安や重圧に負けない人)を求めます。

2.ストレス耐性をチェックする質問

「休日は、どのように過ごされていますか?」「趣味は?」「気分転換は、どうされていますか?」これらの何気ない質問は、ストレス耐性の有無を確認することに繋がっています。 例えば、映画鑑賞、友人とカラオケ、ランニング…自分なりのストレス解消法をもっていることを示せるよう、自己分析を通して確認しておきましょう。(特別な解消法である必要はありません)

3.ストレス耐性はメインのアピールネタとしては力不足

ストレス耐性をメインの長所として選考に臨むのは、良い選択と言えるでしょうか? 私は、メインのアピールネタとしては『弱い』と判断します。なぜなら、『ストレス耐性が、まずありき』ではないからです。アルバイトで責任ある役割を担っている、文武両道を目指して試験期間は睡眠時間を削って勉強している等、ストレスが生じる取り組みがあってこそのストレス耐性ですから、役割を果たすための努力や責任感、文武両道を実現するための工夫や計画性というものを優先的にアピールするのが論理的だと考えます。

まとめ

「大学生活で力を注いだこと」はポピュラーな質問です。この回答を練るにあたり、ストレスを抱えたシーンも織り込みましょう。理由は、自然と、困難さや真剣に向き合ったことを強調できる内容に近づくからです。加えて、「ストレスを感じることもあったでしょう」との質問に面接官を誘導し、「はい。でも、休日にランニングすれば、すっきりとストレスを解消できますので、ストレスに負けることはありませんでした」と、ほがらかに回答する面接をイメージしておき、ストレスと上手に付き合える能力のアピールを狙うのもいいでしょう。

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文◯岡 茂信 (おかしげのぶ)現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」(http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している。

差別化が大事! 自己PRとガクチカで他の就活生に差をつけるアピール方法7選

ESの中でも、自己PR欄と学生時代にがんばったことの項目は、何を書くべきか悩んでしまうという人も少なくないと思います。ありきたりなことを書いてしまうと他の就活生と被ってしまい、面接官に自分の魅力が伝わらない可能性も。そこで今回、内定済みの大学生のみなさんに他の人と差をつけるために工夫したことを聞いてみました!


■ESで「自己PR」と「学生時代にがんばったこと」に差をつけるためにした工夫は何ですか?

●サークル活動等でリーダシップを取ったこと

・サークル、学外活動でのリーダーシップや海外経験。外資系の企業を受けていたため海外経験をアピールした。また、人と違う経験談を話す方が印象に残ると思ったから(女性/23歳/大学4年生)・リーダーシップを取った経験を書いた。苦労した話で、話が膨らんだから(女性/20歳/短大・専門学校生)

・自己PRにはサークル活動でリーダシップを取ったという自分の長所がよく出たエピソードを、学生時代にがんばったことには自分が苦労して努力したバイトでの経験を書いた。似通った内容になりがちだと思ったけど、絶対に掘り下げて聞かれる質問だと思ったから自分の中できちんと明確にしておいた(男性/24歳/大学4年生)

・リーダーだと言った。リーダーは評価がよさそうだから(男性/23歳/大学院生)

●バイトでの経験について

・自己PRはバイトについて書き、ガクチカは大学の勉強について書いた。2つとも同じ題材だと引き出しのない人間だと思われそうだから(女性/21歳/大学4年生)

・バイトの経験からどんなことを学んだか、なにが大切なのかを意識して書いた。普通にバイト続けて頑張りました、という内容だけでは当たり前だから(女性/22歳/大学4年生)

・部活、勉強、アルバイトなどいくつかのエピソードを用意して、そこから選択しながら書いた。 話が上手ではないので質問に応えられるように用意しておかないと不安だったから(女性/23歳/大学4年生)

・学生時代にがんばったことには自分が苦労して努力したバイトでの経験を書いた。どこに問題があってどのようにがんばったかをアピールできるから(男性/22歳/大学4年生)

●部活動やスポーツについて

・自己PRは自分が長く続けてきたこと。がんばったことは大学生活の中の部活動について(女性/22歳/大学4年生)

・学生時代にやりたいこと、アルバイトや部活動を特技と含めて書いた。また、アルバイトを同じところで4年間続けたことも書いた。アルバイトに関しては「4年間もやったのは大したもんだ」と言っていただけ、部活動は吹奏楽で、楽器も得意という強みをアピールできた(女性/22歳/大学4年生)

・部活動を続けていたこと 1つの競技を長く続けているこは継続力があるというアピールになるから(男性/24歳/大学院生)
・とにかくスポーツをがんばってきて、それとともに人間性も成長してきたことを伝えた 。一つのことを長く続けることはなによりも大切なことだと思ったから(男性/22歳/大学4年生)

●ボランティアやアシスタント活動について


・自己PRにはアルバイトで培った問題解決力を、学生時代にがんばったことはボランティア活動で培ったコミュニケーション能力を書いた。就職課から、2つとも同じ内容で書くのは良くないと言われたから(男性/23歳/大学4年生)

・自己PRはアルバイトのこと、がんばったことはボランティア活動にした。似たような質問項目にならないように工夫した(女性/22歳/大学4年生)

・ボランティア活動をしたこと。自己PRはバイトでの経験談を書くつもりだったので、エピソード作りのためにボランティア活動をした(女性/22歳/大学4年生)

・自己PRでは大学でティーチングアシスタントを務めたり、バイトで塾講師をやったりしていたので人と接するのがうまいという長所を書いた。学生時代に頑張ったことはTOEICの勉強について書いて継続性があることについて書いた。どちらも長所について書いたが、より多く自分の長所アピールできるように違いを明確にして書いた(男性/24歳/大学院生)

●その他

・研究のことをたくさん書いた。研究の時にチームワークが必要で協調性があることを示したかった(男性/24歳/大学院生)

・論理的に論じることを心掛けた。飛び抜けたエピソードなどは持ってないし、無理に書こうとしても嘘っぽくなるので、自己分析を丁寧にし、それに沿った話題を論理的に進めるようにした。自己分析に忠実に、かつ話を盛ったりすることもなかったので、ESに沿った質問ではどんな角度から振られてもうろたえずに済んだ(男性/22歳/大学4年生)

・自己PRには、苦手分野の英語のスピーキングを勉強するために海外へワーキングホリデーに行ったことを、学生時代でがんばったことには、最初D判定をもらった簿記の授業を続け、簿記二級を取得したことを書いた。自己分析して行く中で、どちらも共通していることが苦手分野だけど、それに挑戦し続けることが長所だったから(女性/24歳/大学4年生)

サークル活動やバイトなどで自分が身に着けたスキルやリーダーシップ、経験したことなどをしっかりとまとめるという人が多くいました。自分だけが経験したことはとても重要なアピールポイントになります。

サークル活動、バイト、部活動、スポーツや勉強など、自分が学生生活で力を入れていたこととその理由や得た経験などをアピールするという人が多いようです。自分の経験をしっかり語ることができる能力もアピールできる大事な場面ですね!

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自己PRで「謙虚さ」をアピールに盛り込むポイント

何に対しても謙虚に取り組む姿勢があることはぜひ面接でアピールしたい長所です。今回は、自己PRで「謙虚さ」をアピールする方法を解説します。

1.謙虚とは

謙虚な人には、どのようなイメージを抱かれるでしょうか? 「でしゃばらない」「先輩やコーチの指導に素直に従う」「成功しても慢心せず、周囲の支援に感謝できる」おそらくは、このようなイメージをもたれると思います。

これらのイメージは会社の求める『部下にしたい人材像』と一致するのですが、一つだけ注意する必要があります。謙虚さがすぎると、実は消極的で率先して何かに挑戦する力が弱いのではないかと誤解される可能性があることです。この点を踏まえて、謙虚さを自己PRで活用しましょう。

2.謙虚さを自己PRで活用する方法

謙虚さは最初からアピールするものではなく、自己PRの中に「混ぜ込むもの」と位置付けましょう。例えば以下のBのようにするとよいでしょう。

A「私は様々な経験を通して、大きく成長することができました。1年次は資格に挑戦し、CとDを取得できました。この挑戦を通して、計画的に物事を進める自信が付きました。2年次は、1年から続けているアルバイト先で教育担当に任命され、現在はアルバイト長として、パートを含めて20人を仕切っています。この経験を通して、周囲から信頼されることやリーダーシップに自信をもてるようになりました。このような私ですので、御社でも活躍できる自信があります」

B「私は様々な経験を通して、大きく成長することができました。1年次は資格に挑戦し、CとDを取得できました。この挑戦を通して、計画的に物事を進める自信が付きました。2年次は、1年から続けているアルバイト先で教育担当に任命され、現在はアルバイト長として、パートを含めて20人を仕切っています。この経験を通して、周囲から信頼されることやリーダーシップに自信をもてるようになりました。
これらの自信を得られたのは、資格では家族に、アルバイト先では上司や同僚に支えて頂けたからだと思います。入社後も、上司・先輩に鍛えて頂きながら、成長し続けたいと思います」

ABの自己PR締めを比較してみましょう。どちらも良いのですが、もし、「学生生活の成功ごときで慢心しているようでは先が思いやられる」と思われたくないと考えた場合は、Bの謙虚さで締める自己PRを作成して下さい。また、面接でアピールしている途中で「どうも自信たっぷりで押しまくる学生は、好みで無い面接官という感じだな」と直感した場合も、このBの締めを思い出し活用して下さい。

「合格できたのは運のお蔭です」「アルバイト長に選ばれたのは、長く働いていたからに過ぎません」このように謙虚すぎても物足りません。しっかりとアピールした上で、謙虚さでバランスをとりましょう。

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岡 茂信 (おかしげのぶ)
現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」(http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している。

自己PRで「積極性」をアピールしたい場合のポイントと例文

なんでも自分から進んで実行しようとする姿勢は就活でも企業にアピールできる長所です。今回は、自己PRで積極性をアピールしたい場合のポイントを解説します。

1.積極性とは

「長所は何?」と質問された時に幾つかキーワードが浮かぶと思いますが、その中に、この積極性も入っているのではないでしょうか? つまり、それだけポピュラーなキーワードであるだけに、自己PRで使う時には埋没しないように工夫することが必要になります。積極性とは何か?この意味をきちんと把握することから始めましょう。積極性とは、自ら進んで物事に取り組む姿勢を指し、ポイントは、『自ら進んで』にあります。

2.埋没しないために気をつけること

A「私は英語研究会に所属しました。週に4日のペースで活動し、例えば、その日のニュースを一つ選び、それについてディスカッションすること等で、英語力を伸ばしました。入学時のTOEICのスコアは550点でしたが、現在は750点にまで伸ばすことができました」

このエピソードは自ら意欲をもって取り組んだからこそスコアを200点伸ばせた、と言う部分で積極性は伝わってくるのですが、何か物足りません。そこで、以下のように改善してみましょう。

B「私は英語研究会に所属しました。週に4日のペースで活動し、例えば、その日のニュースを一つ選び、それについてディスカッションすること等で、英語力を伸ばしました。また、自ら進んで武者修行の場を求め、高校の友人の紹介を受けて他大学の英語サークルに参加させてもらい、会話力を磨きました。入学時のTOEICのスコアは550点でしたが、現在は750点にまで伸ばすことができました」

Bのほうが、積極的な印象が強いことが分かるのではないでしょうか。改善点は単純で、「自ら進んで」のネタを具体的に加えたことです。積極性をアピールする場合は、読んだ結果として「積極的だったのだろうな」と類推させるのではなく、積極的であることが分かりやすいネタを使って印象付けましょう。

3.複数のエピソードでたたみ掛ける

C「私は英語研究会に所属しました。週に4日のペースで活動し、例えば、その日のニュースを一つ選び、それについてディスカッションすること等で、英語力を伸ばしました。また、自ら進んで武者修行の場を求め、高校の友人の紹介を受けて他大学の英語サークルに参加させてもらい会話力を磨きました。更に、出向くばかりでなく招いたりもしました。入学時のTOEICのスコアは550点でしたが、現在は750点にまで伸ばすことができました」

BとCを比較すれば、よりCのほうが積極的な印象が強いことが分かります。この改善点も単純で、自ら実行したことについてのネタを増やしているだけです。そして、追加したエピソードによって、英語力を磨くだけでなく、サークル間のコミュニケーションを深めることにも積極的なことを、新たに印象付けられています。

4.拡大しているイメージを伴わせる

Cと以下のDを比較してみましょう。

D「私は英語研究会に所属しました。週に4日のペースで活動し、例えば、その日のニュースを一つ選び、それについてディスカッションすること等で、英語力を伸ばしました。また、自ら進んで武者修行の場を求め、高校の友人の紹介を受けて他大学の英語サークルに参加させてもらい、会話力を磨きました。他には、出向くばかりでなく招いたり、これらを通して交流を深めた他大学と共催でディスカッション大会を企画実行したりもしました。入学時のTOEICのスコアは550点でしたが、現在は750点にまで伸ばすことができました」

「他大学との共催でディスカッション大会を企画実行した」というネタを加えることで、活動を拡大させることにも積極的という新たな印象が加わっています。積極的に活動すれば、能力が高まり、より大きなことを実現したくなるはずです。

つまり、「自ら行動した」だけでは自己PRとしては物足らず、「自ら活動したら能力や意欲が高まり、より大きなことを実現したい、困難なことを実現したいという欲も増えて、更に積極的に活動した」という拡大・上昇志向までアピールして下さい。

ある一つの出来事だけで積極性をアピールするのではなく、その活動の次の活動、そのまた次の活動を連鎖的に取り上げることを通してアピールして下さい。

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岡 茂信 (おかしげのぶ)
現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」(http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している。

70%の企業で導入 上司・部下の「1on1ミーティング」の実態

 めまぐるしくビジネス環境が変化する現代において、多くの会社で導入されているのが、上司と部下が週1回などの短いスパンで個人面談を行う「1on1ミーティング」だ。

 ヤフージャパン、クックパッドなど全社規模で導入している会社もあれば、一部の事業や部署として取り入れている例も増えている。 人材サービスを手がけるビズリーチ社の調査によれば、約70%近くの企業が1on1ミーティング(以降、「1on1」)を導入していると回答している。

 半年や1年に一度といった従来の人事面談と比べ、遙かに短いスパンで部下と面談し、フィードバックを行えることが特長で、面談前に書類などの手間がかかる準備が必要ないこともメリットの一つ。また上司と部下のコミュニケーションの促進にもなる。職場が1on1を導入したことで何が変わったのか、社員の声を集めた。

 IT企業で働く20代女性・Aさんは、現在の会社に転職して約1年。会社全体で導入されているわけではないが、多くの部門で1on1が導入されており、彼女も上司と毎週1回、30分間の1on1での会議を行っている。

 ミーティングで確認するのは、個人の業務の進捗状況の確認や、目標との乖離状況に関する目線あわせ。また業務上の困りごとや相談をする時間でもある。

「上司に共有や相談がしたくても、上司が忙しくて捕まえることが出来ないことも多いほか、ビジネスチャットツール上では伝えづらかったり、言葉にしにくいことも多い。毎週一度、必ず1対1で上司と話をする時間があるのはありがたいです。仕事以外の話もします。ゴールデンウィークの過ごし方だったり、引っ越し先や物件探しの相談など、他愛のないことも話すことで、距離も縮まる気がします」(Aさん)

 同じくIT企業に勤める20代男性・Bさんも上司との1対1面談を行っている。しかしBさんは、その内容に不満も感じているという。

「悩みや相談がある時にはよいのですが、順調な週も多い。その時は形式だけ面談して、2分、3分で終わります。また、上司が仕事で忙しい時などは、1分、2分ほどで無理矢理終わらせられることも……。話したという既成事実だけを作って、マネジメントをした気になっているとしたら、本末転倒です。

 同僚とも、上司とどんな話をしたのか、共有し合います。そこで、同僚女性の1on1の時には、プライベートまで踏み込んだ楽しそうな話をしたことなどを聞くと、部下の好き嫌いで扱いを分けているのではないか、とモヤモヤした気持ちになります」(Bさん)

 転職し、管理職になったばかりの30代男性・Cさんは、かつて自身が役職者になる前は、上司と1対1で面談することに意味を見出せずにいたと明かす。

「以前の職場では、上司と業務外の会話をする機会は月に1回あればいいぐらい。話すことといえば社内での噂話がほとんどで、成長につながるようなアドバイスをもらうこともありませんでした。正直上司と話すのがイヤだったので、なるべく時間をともにしないように工夫していたくらいです」(Cさん)

 Cさんが転職した企業でチームを任されるようになると、まず導入したのが1on1だった。

「会話量を増やさないと、上司と部下との関係が機能不全になる。お互いの考え方の違いを埋めないと、部下の気持ちが離れて、取り返しのつかない状態になる。前職での失敗を活かして、まずは部下と会話する機会を増やしています。プレイングマネージャーとして業務に追われることも多いですが、週一度部下の業務進捗や悩みを聞いて、ズレを細かく軌道修正しながら、チームとしての競争力を上げて行こうと思っています」(Cさん)

 週に一度は時間を作り、互いに向き合う1on1ミーティングは、今後も様々な企業で導入が進んでいくと思われる。

マナーの悪い「自撮り棒」ユーザーにイラッ! とした瞬間12選

今や観光地だけではなく、普通の街中やお店の中でも使っている人をよく見かけるようになった「自撮り棒」。バックの風景を入れつつ自撮りするためには、とっても便利なグッズですよね。とはいえ、なかには眉をひそめるようなマナー違反の方も……。

そこで今回は、働く女性たちに「迷惑な自撮り棒ユーザー」の行動について聞いてみました。

■顔や頭に当たったら、ただの凶器だよ!

・「人がたくさんいる場所で自撮り棒を使っている人がいて、まわりの人に当たりそうで見ていてこっちが怖くなりました」(32歳/自動車関連/事務系専門職)

・「旅行先で自取り棒を使っている女の子の自取り棒が何度か頭に当たって、イラッとした」(30歳/医療・福祉/専門職)

・「中国人が人に当たってもおかまいなしに写真を撮っているのがムカついた。観光地にて」(33歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「フェスに参加したときに前の人のセルフィースティックが後ろの私の頭に直撃し、本当に痛かった!」(33歳/情報・IT/クリエイティブ職)

スマホを支える自撮り棒は、けっこうしっかりした作りのものが多いようです。それを振り回すように撮影していたら、確かにまわりの人は大変に危険かも。自分がどういうものを持っているのか、きちんと認識すべきところですね。

■混み合った場所でもおかまいなし!

・「混んでるところで立ち止まって撮らないでほしい……」(23歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)

・「混んでいるところでセルカ棒を出して撮りだすときに、まわりを見てほしいと思った」(28歳/食品・飲料/技術職」

・「まわりを気にせず棒ばかり集中して、歩道で歩行者の邪魔になっている光景をよく見かける」(31歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

・「写真ばっかりに気を取られて、まわりのことを把握していない。人が多い場所ではやめてほしい」(29歳/建設・土木/技術職)

長さを調節できるとはいえ、短いままでは意味がありません。長くすればするほど、専有面積は広くなります。混んでいる場所でまわりのことを考えずに場所を取るようなものを使うのはやめてもらいたいですね。

■あからさまにセルフィーで撮ってます。って行為はどうなの?

・「気持ちはわかるけど、ナルシストっぽくみえる」(32歳/生保・損保/事務系専門職)

・「イチャイチャ感が半端ない」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「イラッとしたことはないが、あまりかっこいいとは思わない」(30歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「まわりが気を使うのでやめてほしい」(32歳/金融・証券/営業職)

もちろん、記念写真として写真を撮りたいのはわかりますが、時と場合によっては、自撮り大好きさんに映ってしまう場合もあるようです。ただスマホで取るだけではなく、自撮り棒を使うと目立つので、余計そう感じてしまうのかも。

自撮り棒を使うこと自体は、もちろん悪いことじゃありませんし、使い方によっては非常に便利な道具のはず。セルフィー棒を利用したいときには、まわりに迷惑をかけないよう気をつけつつ、思い出に残る写真を撮りたいものですね。

丁寧なつもりの「ご確認してください」、実は相手を下げている

時々、書類を渡されるような場面で「ご確認してください」という敬語を使われ、「ん?」と気になる方も多いのではないでしょうか。「ご確認してください」という言葉の使い方は、敬語として正しいのでしょうか。知っているようで知らない敬語の話をご紹介します。

■ご確認してください、は誤用?

書類を渡されるときに「ご確認してください」という言葉が使われることがありますが、この言葉は「ご確認する」という謙譲語と「~ください」と丁寧・尊敬表現が混じっている表現です。

つまり「ご確認してください」という表現が気になりやすいのは、自分がへりくだり相手を立てる謙譲語と、相手を立てる尊敬表現が入り交じっているからなのです。

「ご~する」、「お~する」という表現は通常、相手に影響が及ぶ自分自身の行動について、自分自身の行動をへりくだり、相手を高めるために使われる謙譲語です。例えば「ご案内する」「ご連絡する」「ご提供する」「お待ちする」等の表現があります。

「確認」という行為は相手がする行動なので、「ご~する」という謙譲語で「ご確認する」と表現するのは誤りということになります。また、さらにこの謙譲語に相手を立てる丁寧・尊敬表現の「~ください」を加えると、二重の誤りが発生してしまいます。

■「ご確認ください」なら問題ない?

「ご確認してください」という意味の敬語が使いたいときは「ご確認ください」、もしくは「ご確認なさってください」という表現を使いましょう。「ご確認ください」は、「ご~くださる」という尊敬表現に、「ご確認なさってください」は「ご~なさる」+「ください」という尊敬表現になるからです。

漢字二文字の言葉に「ご(お)~してください」という言葉がつく場合、間違った敬語となりやすいため注意しましょう。

■漢字二文字+してくださいには注意しよう

漢字二文字に「ご(お)~してください」がついた言葉を使いそうになったら、間にある「して」を抜くだけで尊敬表現になります。

「ご確認してください」と同様、間違いやすい言い方に「ご利用してください」「ご注文してください」「ご記入してください」等がありますが、すべて途中にある「して」を抜けば尊敬表現の「ご利用ください」「ご注文ください」「ご記入ください」となるため、正しい敬語の使い方になります。

敬語の中には、間違っていることに気づかず知らずに使っているものもたくさんあります。特に「ご確認してください」は、無意識に使っている方も多いのではないでしょうか? この言葉を使っていることに気づいたら、ぜひ正しい言い方に直してみましょう。

顔が見えないから大事! 電話対応で「声美人」になるコツ3選

仕事の基本中の基本とも言える「電話対応」。会社全体の印象が左右されることもありますので、マナーやスキルをしっかり磨いておきたいところですが、顔が見えない相手と会話をするというのは難しいもの。そこで、働く女性たちに「電話対応で声美人になるコツ」を聞いてみました。電話対応が苦手な人は、働く女性たちのコツを盗んでみてはいかがでしょうか?

■声の高さに注意!

・「声が低いとよく言われるので、少し高めに出すように心がけている」(32歳/ソフトウェア/事務系専門職)

・「普段低めなので、ワントーン上げて電話に出るようにしている」(32歳/不動産/専門職)

・「あまり高すぎる声よりも、落ち着いた聞き取りやすい声にしようと心がけて話している」(32歳/食品・飲料/事務系専門職)

・「高すぎると音が飛んでしまうので、若干低くなるようにしゃべっている」(27歳/建設・土木/事務系専門職)

筆者も声が低いため、電話だと余計に暗く感じると、周囲の人からよく言われます。また、女性の高すぎる声も聞きづらいことがありますので、地声の高さによって、電話での声を工夫すると良さそうです。

■「聞きとりやすさ」がポイント

・「抑揚をつける」(27歳/農林・水産/販売職・サービス系)

・「なるべく明るい声で、ハキハキとしゃべること。聞き取りやすいし、印象も良くなると思う」(25歳/食品・飲料/専門職)

・「相手が聞き取りやすいように、ゆっくりと話すようにしている」(25歳/医療・福祉/専門職)

・「『はひふへほ』の行をハキハキ言うようにしています。特に『ひ』。聞き取りづらいので」(31歳/情報・IT/営業職)

自分が電話で話しているときに、相手にどんな風にしゃべってほしいか? それを考えると良いかもしれませんね。たしかに、「はひふへほ」は聞きとりにくいかも。筆者もこれから気をつけたいと思います。

■明るく、元気に!

・「電話に出るときから、明るい声で出るよう意識している」(34歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

・「明るく元気な印象になるように、テンションをあげている」(33歳/その他/事務系専門職)

・「笑顔で対応するようにしている。そうすると声の印象も良くなるから」(34歳/医薬品・化粧品/販売職・サービス系)

業務に追われ、疲れ果てているところに電話がかかってくると……。つい、ローテンションのまま受話器を取ってしまいがち。しかし、電話に出るときは「会社の顔」となっているわけですから、明るく元気な対応を心がけないといけませんね。

電話対応のカギを握る「声」の質を高めるためには、ほかにどんな方法があるのでしょうか?

■専門家のコメント

中央話し方教室の代表講師、栗原君枝先生に話を聞きました。

「発声には姿勢が大きく影響しますので、良い声が出せるように、背筋をしっかりとのばすことが大切です。猫背だと呼吸が浅くなり、声が出にくくなってしまいます」(栗原先生)

相手に見られていないからといって、ダラリとした姿勢で話していては、良い声は出ないということですね。

「また、聞きとりやすい発声・発音には口の形が深く関わっていますので、鏡を見てチェックしてみるのも良い方法です。ほとんど口の形に変化がないという人は、『口の中でモゴモゴ……』という感じの、聞きとりにくい話し方になっているかもしれません」(栗原先生)

デスクに鏡を置いておき、電話中にチラリとチェックしてみると良いかも。

「さらに、深呼吸をするだけでも、声の通りは良くなります。『しっかり吸って、しっかり吐く』。これを意識して、話しはじめる前に一度深呼吸をしておくと良いですね」(栗原先生)

とっさに電話に出るときは少し難しいかもしれませんが、こちらから電話をかけるときには、ぜひ一度、深呼吸をしてみましょう。

■まとめ

電話対応にはルールやマナーがたくさんありますが、そればかりにとらわれていると、聞きとりにくい「声」になってしまうかもしれません。明日から早速、今回紹介した「声美人」になるコツを取り入れてみてはいかがでしょうか?

【ビジネス女子マナーQ&A】災害・被災に遭った方への業務連絡はどうしたらいい?仕事関係者が自然災害に遭ったときのメールのマナー

今週の質問は、吉川えり子さん(IT関連会社勤務 28歳)から。

「最近、大きな自然災害が続いています。社内でも、被災したエリアに住む家族や知人を心配している人が多いです。私の部署は全国規模で業務委託していることもあり、契約してくださっている方が被災されるケースもあります。今回も北海道にお住まいの人から、停電のために復旧まで業務ができないとの連絡をいただきました。ご本人からご連絡をいただける場合はありがたいのですが、こちらから連絡するのは、相手の状況がわからないということもあり、失礼になるのではと思ってしまいます。大変な事態になっているかもしれないのに、“大丈夫ですか、仕事の納期は間に合いますか”というのは、人としてナシだとも思います。仕事関係者が被災された場合、こちらはどのように対応するのがよいのでしょうか。教えてください」

大型台風の直撃と地震があり、大きな被害がありました。東日本大震災のときもそうでしたが、ライフラインの復旧に時間がかかったりと、災害が収まったからといってすぐに元の生活に戻れるわけではありません。進行中の業務に関わっている方が被災されているかもしれないといった場合、どのように対応すればいいのでしょうか。さっそく鈴木真理子さんに聞いてみましょう。

よほどの緊急でない場合、こちらからは連絡しない

災害があった場合、一般的には家族や親戚など、身内の無事を確認するのが最優先。状況にもよりますが、仕事先にはよほど緊急でない限り、無事を祈るのがよい方法ではないかと個人的には考えます。とくに甚大な被害のある場所では、救命活動が行なわれていたり、病院に搬送して治療をしたり、避難できたとしても劣悪な環境下にあるかもしれません。また、停電していたら携帯電話の充電は思うようにならず、相手の立場になって限られた電源を何にどう使うべきかといった配慮が必要ではないでしょうか。たとえば近親者との安否確認や、病院への連絡、物資や薬の確保、ネットで信頼度の高いニュースを入手するなどが思い当たります。

有事の際には、仕事のこと“なんて”二の次です。それでいいのです。とはいえ、日本人のサガなのか、先日の大型台風直撃の直前にも「電車が動くなら会社に行く」「台風が来る前に出勤して仕事する」なんていう人がニュースにも取り上げられていました。それほど、日本には「仕事優先」なメンタルを潜在的にもっている人は多いのです。それを踏まえれば、「なのに、先方から連絡がないということは……」と、おのずと「こちらからは連絡しない」という発想がうまれるのではないでしょうか。連絡できる状況になれば、必ず先方から連絡が入るはずです。

納期が近いなど、業務上の連絡が火急の場合には解決策をもって連絡する

もし納期が近いなど業務上の連絡が火急な場合には、まずはできる限りの対応、解決策を準備しましょう。スケジュールの調整や、サポートの仕組みづくりなど、できることはあるはずです。そして連絡する際にも、「災害のニュースを見て、心配しております。みなさま、ご無事でしょうか」と安否を気遣う言葉を文頭にします。「〇月×日納期とさせていただいておりました〇〇の件ですが、現在、スケジュール調整をかけております。どうか、お気になさらずに」と、仕事における相手の心配を少しでも軽減させる気持ちが大切です。

そのメールから相手と連絡がつく可能性もありますし、連絡がとれない場合にも、対応、解決策を準備しておくことで業務への支障も最小限に抑えられるでしょう。

たとえ連絡が取りづらいからといってあきらめることはありません。その間、ニュースや報道はこまめにチェックするとよろしいでしょう。ライフラインが整って、先方の方が出勤できるようになったら、あるいは停電がおさまり仕事が通常の半分でも稼働できるようになったら、時機を逃さず一報を入れるのがおすすめです。

物資を送るなどのサポートを申し入れる場合のタイミングは?

もし、物資を送るなどのサポートをしたいと考えているならば、連絡を入れる際、都度都度「お困りのことがありましたら遠慮なくおっしゃってください」などと申し出るとよいでしょう。1回目に連絡を受けたときには必要なかったけれど、今はサポートしてほしいという場合もあります。また、物資を送るとしても、「たぶんこれが足りないだろう」などと勝手に推測して送る前に、相手に率直に尋ねるのがおすすめです。というのは、大きな災害があった場合には、道路が寸断されて陸路での搬送が難しい状況も考えられるためです。また、国などの支援で足りているものが一部あるかもしれません。気持ちは言葉にしないと伝わりません。ぜひ勇気をもって聞いてみましょう。

相手から「被災したため業務ができない」などの連絡がきた場合の返信のマナーは

進行中の業務に関わる人から、被災の連絡があった場合には、定番の「いつもお世話になっております。」の代わりに、まず、「このたびは台風(地震)の被害に遭われ、心よりお見舞い申し上げます。」とのお見舞いを書きます。そして、「貴社の皆様、ならびにご家族の皆様の無事をお祈りしておりますが、状況はいかがでしょうか」と無事を確認する言葉を続けます。つぎに、「微力ながら私どもでお役に立てることがありましたら、遠慮なくおっしゃってください」と、協力できることがないかを申し出ます。その上で、以下のような返信を書きましょう。

「現在停電で、作業ができずにいらっしゃるとのこと。
大変な状況のなかご連絡くださり恐れ入ります。
お仕事のことはどうかお気になさいませんように。
皆様のご無事と、一日も早く普段の生活に戻られることを願っています」

自分から相手に連絡する場合と同様、相手の状況を気遣い、仕事のことで心を煩わせないという気持ちが大切です。

震災で被害に遭われたビジネス関係者にはどのように接すればいい?

「震災の被害はいかがでしたか」と尋ねて、「大変だったでしょう」などと相手の立場になって話を聞くことがせめてものできることではないでしょうか。「ご無事で何よりでした」と一緒に喜んだり、逆に悲しい知らせがあったときは一緒に悲しんだり。仕事を抜きにして、人として相手を大切に想い、接することが大切ではないかと思います。

東日本大震災のとき、数日後に大阪にある知人の会社の方からメールが届きました。特に親しくお付き合いしているわけではありませんでしたが、そのメールには、「私どもでお手伝いできることがあれば、何なりとご連絡ください。お互い様ですので遠慮は無用です。」と書かれてありました。そのときの嬉しさは今も忘れません。されて嬉しかったことを、今度は自分が真似できるように……と考えていけば、相手とどう接すればいいかがわかるはずです。

被害にあった皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興を心から願います。

賢人のまとめ
仕事関係者が自然災害に遭ったときには、相手の状況を考え、こちらからは連絡しないのがよいでしょう。連絡できる状況になれば、必ず連絡が入るはずです。火急の場合にも、「仕事のことはお気になさらずに」と書けるように、対応策、解決策をもったうえで連絡しましょう。大きな災害が起これば、たとえ命が無事だったとしても、災害が収まったあともすぐに元通りの生活に戻れるわけではありません。「お互い様」という気持ちをもち、いつも以上にフォローにまわるということが、一番のマナーです。

プロフィール 女子マナーの賢人 鈴木真理子

三井海上(現・三井住友海上)退職後、“伝える”“話す”“書く”能力を磨き、ビジネスコミュニケーションのインストラクターとして独立。セミナー、企業研修などで3万人以上に指導を行う。著書は『ズルいほど幸せな女になる40のワザ』(宝島社)のほか、近著『仕事のミスが激減する「手帳」「メモ」「ノート」術』(明日香出版社)、『絶対にミスをしない人の仕事のワザ』は7万部を超えるヒットとなる。

女子がリーダーに求めていることランキング!3位は「豊富な経験」

仕事をしている人のなかには、自分の上に上司やリーダーがいる人も少なくないのでは? 仕事をしていなかったとしても、友人たちとの集まりや学校のPTAなど、さまざまな集まりで、“リーダー”のような存在が必要になることがありますが、そんなとき、どんなリーダーだと嬉しいものでしょうか?

リーダーに必要な素質は思いやり?

女性の本音を探ろうとしたところ、映画好き女子が集まるトーキョー女子映画部が、映画『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』を題材にしたアンケート調査を実施しているのを発見。同調査は、10代から60歳以上の女子307名に「あなたがついていきたいリーダーに、一番持っていて欲しい素質は?」と質問しており、回答は以下の通りになっています。

1位:思いやり(41.0%)
2位:知性、知恵(39.4%)
3位:豊富な経験(11.7%)
4位:忍耐力(3.3%)
5位:腕力・体力(1.3%)
6位:その他(3.3%)

4割以上の人が選び1位となったのは「思いやり」。いくらスキルや経験が豊富であったとしても、仲間を思いやる気持ちが欠けていれば、やっぱり“この人についていこう!”とは、思いづらいもの。周りの人たちのことを思い、チームを動かせる人がもっとも好かれるタイプなのかもしれません。1位の「思いやり」と僅差で2位にランクインしたのは「知性、知恵」。いかなる状況でも、冷静に分析と判断を下すためには、頭脳は重要ですよね。的確な指示を出してくれるリーダーも人気が高いようです。

3位は「豊富な経験」。まったくの未経験のリーダーでは、急な出来事に対処できない可能性もありますが、豊富な経験を持っていれば、間違うことなく正しい方向へ導いてくれそうですよね。ちなみに同調査では、「あなたが一番ついていきたくないリーダー」についても質問しており、TOP3は…。

1位:独裁的(49.8%)
2位:優柔不断(34.9%)
3位:リーダーシップを取る分野においての経験が足りない(8.1%)

…と、なっています。どの項目を見ても、「わかるー!」と共感できるものばかりではないでしょうか? 生活をしていると、何かのタイミングでリーダー的存在が現れるものですが、みなさんは、どんなリーダー像が理想だと思いますか?
(文・山手チカコ/考務店)

うっかり使いがち!実は失礼な目上の人への褒め言葉

実は失礼になりかねない! 上司や目上の人への褒め言葉・褒め方

仕事上でお世話になったり、相手の行為に感動したりしたときなどに、目上の人を褒めたい、尊敬の気持ちを表したいということもあるものです。

人を褒めるという行為自体は決して悪いわけではありませんが、相手が目上である場合は、褒めるという行為は一歩間違えると偉そうに聞こえる恐れもあります。

そんな目上の人への褒め言葉・褒め方の注意点や言い換え例にはどのような言葉があるか見直してみましょう。

目上の人に使うと失礼な褒め言葉5つ

1:通ですね
2:さすがのセレクト/チョイスですね
3:すごい上手ですね
4:似合ってますね
5:何でもやられるんですね

こう言えば伝わる! 褒め言葉の言い換え例


1:通ですね
相手がその分野の知識に通じていることを述べたいようなときによく聞く表現です。特に趣味や芸などの領域のことを指す場合が多いでしょう。

しかし、たとえば、取引先の目上の相手にごちそうになった場合などに、「日本酒通として知られるだけあってさすがですね」などと言ってしまうのは何だか偉そうな感があります。

ここは「通であると聞いている」「○○にも詳しいとのこと」などの表現を敬語で述べる方が誤解なく伝わることもあるでしょう。

■言い換え例
「通でいらっしゃると伺っております」「○○にもお詳しくていらっしゃるとのこと」など。

2:さすがのセレクト/チョイスですね
「さすが」というのは、感動の気持ちも表しますが、たいしたものだと感心するさまなども表します。この感心するという点が少々引っかかることもあるのでしょう。

「さすがですね、すっかり感動いたしました」あたりならば、自分の感想や感動の気持ちを添えることで相手を評価する偉そうな印象も薄れてくる感はありますが、「さすがのセレクト/チョイスですね」では、やや直接的すぎる印象もあります。

もしも言い換えるなら「セレクト/チョイス」もときには日本語で、そして敬語に言い換えてみましょう。

■言い換え例
「お選びくださった○○は、○○にぴったりで……」など。例えばお酒を選んでくれたのならば「あらためてお酒との組み合わせの素晴らしさを実感いたしました」「料理との相性というのも重要なのですね」。

3:すごい上手ですね
まず「すごい」という言葉についてですが、びっくりするほど、並外れた、などの驚きや感動を表します。

また、「すごい」という形容詞は「すごい忙しい」ではなく、「すごく忙しい」という言い方が通常だと言われる点でも時折問題になることがあります。

しかし最近では、「すごい見事な出来映え」「彼はすごいおもしろい人だ」のように、副詞的に用いられることもあります。やや新しい使われ方とも言われ、意見が分かれるので、とらえ方に個人差がある、と思っておくのがよいかもしれません。

ここでは、「すごい」の使い方の正誤というより、偉そうに聞こえる点に気を配ったほうがよいでしょう。その意味で、「上手」「上手い」などの言い方が、気になるという場合もあります。

ましてや、相手が目上であったり、プロである場合に「この書(絵)上手ですね」では、自分がプロの相手を評価しているような感も否めません。ここは2に同じく、感想や感動を述べたほうが好ましいものです。

■言い換え例
「素晴らしくて、つい見入って/見とれてしまいました」「こんなふうに描けたら素敵ですね」など。

4:「似合ってますね」
こちらは単純に敬語に換えるべきでしょう。

■言い換え例
「お似合いでいらっしゃいますね」「いつもセンスが良くていらっしゃるので素敵だなと……」など。

5:何でもやられるんですね
こちらも間違いではありませんが、「やる」をいくら「やられる」と敬語にしても響きが俗っぽいですね。「ゴルフもやられるんですね」というような例ですが、「やる」を「やられる」ではない敬語にしたほうが品も良く響くでしょう。

■言い換え例
「何でもなさるなんて素敵ですね」「何でもおできになるのでうらやましく存じます」など。

直接褒めるより、「自分の感想として伝える」のがスマート

このように、特に目上の人を褒めるという行為・言葉は案外難しいことがわかります。

最初に述べたように、相手を褒めたいという気持ちは決して悪いことではありません。ですが、相手が目上の場合は、自分の感想や感動した思いを述べることで、結果的には相手を婉曲に褒めることにもつながり、その方が誤解なくスマートに伝わるという点があるのでしょう。

相手に合わせて、ときにはほんの少し表現も工夫をしたいものですね。

あ、失敗したかも…グチへの上手な対処法

同僚や家族の愚痴を聞いてあげたのに、相手が余計落ち込んでしまった、もしくは怒り出した、といった経験はありませんか? 上手な愚痴の聞き方、聞きたくない時の対処法などについて、具体例を交えて紹介します。

愚痴への対処を間違うと思わぬリスクが

愚痴を聞くのが好きな人は少ないと思います。しかし「相手のストレス解消になるのなら……」という気持ちで付き合ってあげている人は多いのでは?

相手のことを思って聞いてあげても、対応の仕方によっては「落ち込み感情の増大」「能力不足の認識」など相手をよりネガティブにしてしまうリスクがあります。それどころか、親身になって聞いているのに相手を不快にしてしまうケースや、ただ聞いていただけなのに一緒に悪口を言ったことになってしまうというケースも。

愚痴を聞かされる側にもテクニックが必要です。相手のためになり、自分も嫌な気分にならないための対処法を確認しておきましょう。

愚痴がストレス解消になりやすい女性

愚痴を話すことでスッキリする。これは女性に多くみられる特徴です。あなたが聞く側になる場合、相槌や質問をしながら聞いてあげることが効果的と言えます。

「大変だったね」「それはビックリするね」といった相槌は、会話を促すだけでなく、共感を伝えられます。また、「その人は他の人にも意地悪なの?」「他にどんなことを言われたの?」といった質問は、会話を促す他に、相手の話を聞く気持ちがあることが伝わります。

女性の愚痴を聞くときに注意したい「アドバイス」

愚痴を聞いていると、アドバイスをしたくなることもあるでしょう。しかし「○○すればいいのに」といったアドバイスには要注意。

愚痴を言っている女性が求めているのは、解決策より共感のことが多いもの。「わかるよ」「辛いよね」といった共感の言葉よりも先に、「今後は○○したほうがいいよ」といったアドバイスをすると冷たいと思われてしまうことがあります。

特に男性や、女性でも先輩にあたる人の場合、アドバイスをしがちな傾向があります。「なぜわかってくれないの!?」「話を聞いてくれないのは冷たい」などと思われないためにも、アドバイスをするタイミングには十分注意してください。「話を聞いてもらっただけでスッキリした」というのが、女性に多い特徴なのです。

話すことで逆にストレスになることもある男性

聞いてもらうことがストレス緩和になりやすい女性に対し、男性は恥の感情や自尊心などの影響で話すことが逆にストレスになってしまうこともあります。

無理に開示を促そうとせず、相手が話したくなるのを待つような聞き方をしましょう。「えっ!!」「それ大丈夫なの!?」といった大きなリアクションよりも、「そうなんだ」といった落ち着いた相槌がよいでしょう。

男性の愚痴を聞くときは「質問」に注意

真剣に聞いてあげているからこそやりがちな「なにそれ! 詳しく聞かせて」といった質問にも注意が必要です。

話すことがストレスに繋がることがある男性にとって、話を促す効果のある質問はネガティブに働いてしまうことがあります。男性は愚痴を言いながら問題を整理し、自分なりの解決方法を考えているということもあります。問題解決のための思考を遮ってしまうという意味でも、質問し過ぎはNGなのです。

部下の愚痴への対処! 気をつけたい3つのパターン

部下の愚痴を聞くときにやりがちな3つのNGパターンと対処法をご紹介します。

1. 指導するつもりが説教と自慢話に
例)「こういう時は○○しなきゃダメだよ。俺のときなんか」

指導するつもりが、説教や自慢話になっていませんか? 「そうか」といった、気持ちを受け止める言葉をかけ、アドバイスは気づきを促すくらいのものに留めましょう。

2. 励ましたつもりがプレッシャーに
例)「大丈夫できるよ、頑張れ!」

励ますときに多用される「頑張れ」という言葉には、現在は頑張りが足りないようなニュアンスがあります。「大丈夫できるよ」というのも、根拠がなく、無責任に聞こえることもあるフレーズです。励ましたいのであれば「今まで君は○○もやってきたし、××も乗り越えた。今回も大丈夫だと思う」といった言い方のほうがよいでしょう。

3. なぐさめたつもりが落ち込みに
例)「仕方ないよ、大変だったな。元気出せ」

仕事での失敗に対する同情は、能力不足をより強く認識させ、落ち込み感情を強化しがち。特に上下関係にある場合、なぐさめは受け手にネガティブに働きやすいという研究もあります。部下の愚痴には同情やなぐさめの言葉よりも、前向きな言葉を選ぶようにしてみてください。

聞いてあげただけなのに悪口になってしまうリスクについて

職場の人の悪口や家族の悪口など、人間関係の愚痴を言ってくる人に付き合うと「あの人も一緒に悪口を言っていた」というように思われてしまうこともあります。

こういったリスクを避けるためにも、悪口には付き合わないようにすることをお勧めします。「この人は悪口を聞かない人なんだ」と思われるようになれば、悪口は他の人に話すようになってくれます。

どうしても冷たくできないという人は、聞くことが相手の負の感情を強化してしまうリスクについても考えてみましょう。「ストレス解消になれば……」という気持ちで聞いてあげているうちに、最初はさほどでもなかった負の感情がどんどん強くなっていくということも、実はよくあるケース。

悪口を聞かされ続けることは、こちら側にも少なからずダメージが伴います。長期間良好な人間関係を保っていきたい相手だからこそ、我慢し過ぎず、あえて聞かないという選択も必要なのではないでしょうか。

愚痴を聞きたくないときの3つの対処法

「この人は愚痴を聞いてくれない」とわかってもらえるような態度が大切です。以下を試してみてください。

1. 同調するような相槌をしない
「わかるよ」といった相槌は使わず、「そうなんだ」といった相槌に留めましょう。それでも話をやめない場合は、「そういう考え方もあるんだね」といった相槌に変えていきます。

2. 会話の方向を変える
「そういう考え方もあるんだね」といった相槌をしても愚痴が止まらない場合は、話題を変えることに挑戦してみてください。お勧めは「ところで+質問」です。質問はYESかNOで答えられるものより、相手が考えて話さなければならないようなものを選びましょう。

例)「いろんな考え方があるね。ところで、来週の同期会には何着ていく?」

3. 一旦席を離れる
それでも愚痴をやめない相手の場合、一旦席を離れるといった方法を試してみてください。「ごめん、ちょっとトイレ」「あ、電話してこなきゃ」「今日はそろそろ帰らなきゃ」など、離席して話を中断します。

これらの方法すべてを試しても改善しない場合には、前向きに考えてほしいこと、こちらも話を聞くのが辛いことなどを伝えるのも良いでしょう。我慢のし過ぎはお互いのためによくありません。適正な距離で、よい人間関係を続けられるよう行動してみましょう。

取締役とは? 経営者、執行役員との違いを解説

「取締役」や「経営者」といった会社の肩書・役職の用語は日常的で、よく見聞きする言葉です。しかし、意味や序列などを正確に知らないという人もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は「取締役」とは何か、「経営者」「執行役員」といった用語とはどう違うのかについてご紹介します。

■「取締役」「経営者」「執行役員」の意味は?

●よく聞く「取締役」とはどんな人?

まず「取締役」とは「取締役会」の構成員です。「取締役会」というのは会社の意思決定をするための機関で、かつては全ての株式会社に必ず置かなければならなかったのですが、2006年5月に施行された「会社法」によって、設置が任意となりました。

取締役をどうやって決めるかというと、年に一度「株主総会」を開き、その場で選出することになっています。取締役は、経営者に代わって会社の経営を実行していく立場なのです。選出された取締役は、通常は2年ごとに株主総会で承認を得て再任されます。

原則的に、全ての取締役が業務執行権と代表権を有していますが、代表取締役を選出している場合には、その役員のみが代表権を有することになります。多くの会社では、社長の立場の人が代表取締役として代表権を持っています。

●「経営者」は何をしている人?

「経営者」というのは、会社の経営方針、業務計画を立案・決定していく、会社を経営する立場の人のことです。意思決定者を代表するという意味で「代表取締役社長」の肩書を持つ人が近いといえるでしょう。

会社というのは、資本を提供している出資者のものだとも考えられます。株式会社では「株主」として株を買うことで会社に出資しています。出資者というのはお金は出せるのですが、会社の経営はできないので、それはプロに任せたいと考えます。それが経営者であり、取締役というわけです。取締役を「経営陣」などと呼ぶこともありますね。

●「執行役員」はどんな仕事をするの?

「執行役員」というのは、取締役会で決定した業務内容を執り行う人です。「役員」と付いていますが、実際には業務を実践する従業員という立場です。執行役員は、法律上の位置付けではないので、これはあくまでも敬称です。従業員ですので、社内での立場は執行役員よりも取締役のほうが上です。

ただし、例外もあります。本来は会社の経営方針を決定する取締役と、決定事項を実行する執行役員とは業務が分かれているのですが、人員的理由などで会社によっては取締役と執行役員を兼任することもあります。この場合には従業員ではなく、取締役という立場になります。

取締役とはどういう意味かについて解説しました。会社で使われる用語については、詳しい意味や違いなどは知らなかったという人もいらっしゃるのではないでしょうか。これらを正しく理解しておけば、就職活動をはじめ、会社に入ってからも役に立つでしょう。

ビジネスメールのマナーは?

仕事においてメールをやりとりする機会は多いでしょう。そこで、忘れがちなのがビジネスメールにおいてもマナーがあるという点です。友人とのラインのメッセージ交換ならばフランクな言葉遣いも可能でしょうし、どちらからともなく返信をしないといったこともOKです。しかしながらビジネスメールにおいてはそういうわけにはいきません。

何が正しいのか

平野友朗による『誰も教えてくれなかった ビジネスメールの書き方、送り方』(あさ出版)では、そんなビジネスメールのマナーについての解説がなされています。著者が強調するのはメールは便利な反面、誤解を生みやすいツールであるという点です。確かにそうしたものはあるでしょう。特に日本語の場合は、あいまいな表現がよくできてしまいますから、それが相手にあらぬ誤解やまちがった印象を与えることにもなりかねません。

きっちりと求めるところは求める

本書では「『Re:』のまま返信したら失礼なの?」「相手との距離を縮めるための工夫とは?」「返事を催促するとき、カドが立たない書き方って?」 といったポイントにしぼって解説がなされています。特にメールの場合は社交辞令のような挨拶だけを送ってしまい、それがそのままなんとなく続いてしまうといったこともなりかねません。ついやってしまいがちなビジネスメールの失敗をきちっと解説してくれている本なので参考になります。
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