知ってると楽しい『通】学! □増税前のいろは
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PayPay、増税後の5%還元プラス5%上乗せキャンペーン、最大10%に

 PayPayは9月6日、10月1日の消費増税に合わせて政府が開始する「キャッシュレス・消費者還元事業」で還元される5%のポイントに、さらに独自に最大5%を上乗せして還元するキャンペーン「まちかどペイペイ」を開始すると発表した。消費者にとっては、政府の還元事業とPayPayの両方に対応する店舗で、PayPayで支払えば最大10%のPayPayボーナスが還元される。

 まず「まちかどペイペイ 第1弾」を、10月1日午前0時~11月30日午後11時59分の2カ月にわたって実施。還元事業の対象店のうち5%還元対象店でPayPayを使って支払うと、最大5%のPayPayボーナスが上乗せされる。なお、コンビニエンスストアなど2%還元対象店舗はキャンペーンの対象外だ。

 PayPayボーナスの付与は、決済日の翌月20日前後。付与上限は、還元事業とまちかどペイペイで異なる。還元事業による還元のPayPayボーナスの付与上限は、1回当たり50万円の決済で2万5000円相当まで。1カ月当たりの付与合計上限も50万円の決済で2万5000円相当まで。まちかどペイペイの付与上限は、1回当たり2万円の決済で1000円相当まで、1カ月当たり50万円の決済で2万5000円相当まで。

●四つのミッション達成すると500円相当還元
 10月1~31日の1カ月間は、(1)PayPay残高へのチャージ、(2)オンラインでのPayPay決済、(3)実店舗でのPayPay決済、(4)PayPay残高を送る機能の利用、という四つのミッションを全て達成すると、500円相当のPayPayボーナスが付与される。合わせて10月1日から、PayPayの利用特典と抽選企画「PayPayチャンス」の内容を変更。現在、支払い方法に応じて最大3%のPayPayボーナスを付与している利用特典は、10月1日から最大1.5%に減る。

 さらに、現在の20回に1回の確率で最大1000円相当のPayPayボーナスが当たる「PayPayチャンス」は、10月1日から当選確率と当選金額がともに下がる。25回に1回の確率で最大100円相当、100回に1回の確率で最大1000円相当のPayPayボーナスが当たるように変更される。 PayPay利用特典が3%から1.5%に減ったことで、今回のまちかどペイペイで最大10%還元されるケースは、中小・小規模事業者が経営する店舗(5%対象店)でPayPay残高やヤフーカードで支払った場合だけとなる。

 ヤフーカード以外のクレジットカードで支払った場合は、まちかどペイペイやPayPay利用特典の対象外となり、還元事業による5%だけが還元される。ちなみに、コンビニなど還元事業の2%対象店では、PayPay残高やヤフーカードで支払うと、まちかどペイペイは対象外となり、還元事業の2%とPayPay利用特典の1.5%を合算した3.5%となる。ヤフーカード以外のクレジットカードで支払った場合は、還元事業の2%だけが還元される。まちかどペイペイの「第2弾」は内容が決まった段階で知らせるとのことで、12月1日以降の実施も予定されているようだ。

ネットの最安値より安い「家電アウトレット」の底値と魅力をルポ1

 10月1日には、消費税が2%上がるが、その増税分が問題にならないほどの割引率を誇るのが「家電アウトレット」店だ。

 家電アウトレット店で主に扱っている商品は、「型落ち品」、「展示品」、外箱にキズなどがある「外装不良品」、なんらかの理由でメーカーが動作確認をし直した「再調整品」だ

「アウトレット店の魅力は、現品限りの早い者勝ちという点。取り置きができないため、定期的な店頭チェックが必要になりますが、ネット販売にはない最安値のお宝を発掘できる楽しみがあります」(家電コーディネーターの戸井田園子さん)

 新製品にこだわらないが、きちんと現物を見てから選びたい人には絶好の場所だ。

「展示品というと敬遠する人もいますが、冷蔵庫や洗濯機などの白物家電の場合、たとえ展示していても通電していないケースが多いので性能の劣化は少なく、量販店でのセール最終売価よりさらに2~3割は安くなります」(ビックカメラアウトレット池袋東口店・大渡真吾さん)

 以下、実際にどんな家電がどれくらいの価格で売られていたのかを紹介しよう。安値の目安にしてもらいたい。

◆「家電アウトレット」に実際に行ってみた

 今回訪れたのは「ビックカメラアウトレット池袋東口店」(東京)だ。家電アウトレットで見ることができるリアル店舗の底値と魅力をお届けする(※商品価格や情報は2019年8月20日現在。アウトレットの在庫状況は日々変わります)。

【テレビ】

 ハイセンスの55V型4K液晶テレビ『55U7E』は、東芝との共同開発で生まれた高性能映像エンジンを搭載した高画質テレビ。今年3月の発売時は15万8760円だったが、最終店頭価格で14万184円に。それがアウトレットの展示品になると10万7784円に下がった。

 パナソニックの55V型4K有機ELテレビ『ビエラ TH-55FZ950』は、階調や色を忠実に再現する「ヘキサクロマドライブ プラス」を搭載。昨年6月の当初価格は43万1870円だが、最終店頭価格は18万4993円に。さらに、型落ち品でかつ展示品になると12万8498円に。

【洗濯機】

 日立のドラム式洗濯乾燥機『BD-SV110C』はカカクコムの鎌田剛さんのおすすめ品。発売当時の価格が18万6840円、最終店頭価格が16万5240円。型落ち目前で展示品のため11万4458円だ。

 パナソニックのタテ型全自動洗濯機『NA-FA70H7-W』。発売時の価格が12万4200円で、最終店頭価格9万9338円。現行モデルながら展示品のため9万5364円にまで値下げに。

【冷蔵庫】

 三菱電機の置けるスマート大容量 MXシリーズ 『MR-MX50E(ZT)』は、カットした野菜も下ゆでせず、生のまま冷凍できるのが魅力。今年2月発売時の価格は38万8670円で最終店頭価格は27万9504円。アウトレットの展示品なら18万3578円に。

 日立の真空チルドSシリーズ『R-S50J(XN)』は人気の真空チルド機能を搭載した片扉5ドアタイプ。昨年9月発売時の価格は28万9440円、最終店頭価格は18万7229円。これが型落ち目前の展示品になると、半額以下の12万8304円に。

【掃除機】

 ダイソン『V8 Animalpro SV10ANCOM2』は、アウトレット専用のコードレスクリーナー。2017年5月発売だが、パワーや吸引力といった機能に遜色はない。発売時の価格は8万1864円だが、型落ちで6万4584円に。

 パナソニックの『ルーロMC-RS200(K)』は、ハウスダスト発見センサーや床面検知センサーつきのロボット掃除機。発売時の価格は5万8558円だったが、メーカーで再調整したため2万9700円に。メーカー保証はつかないが、アウトレットでしか買えない、お買い得な一品だ。

 さらに、ウェブチラシを活用すると、店頭に行かなくても、いち早く掘り出し物が見つけられる。併せて活用するのがおすすめだ。

みんな何を買ってる?消費増税前「駆け込み消費」急増ランキング

いよいよ来月に迫ってきた、消費税率の8%から10%への引き上げ。各種報道でも増税前の駆け込み消費に関連したものが増え、まとめ買いをしている人も増えてきた印象があります。では、多くの人はいったいどんなものを駆け込みで購入しているのでしょうか。インターネット通販・楽天市場の販売データを参考に、駆け込み消費の現状を分析してみます。

駆け込み消費のトップ3は?

駆け込み消費といえば、どんな商品を思い浮かべるでしょうか。日持ちのする生活必需品を大量に購入するイメージを持つ人も少なくなさそうですが、実際のデータを見てみると、意外な結果となりました。楽天市場で8月1~20日に売れた商品を対象に、前年同期との比較で売り上げが大きく伸びた順に並べたものが冒頭のランキングです。

1位は、なんとカレンダー。特に、タレントやアニメキャラクター関連の商品の動きが良いといいます。こうしたジャンルでは、保存用や鑑賞用、サインを書いてもらう用など、用途に応じて複数を購入するケースが多く、増税前にまとめ買いをしておこうというニーズが高まっているそうです。

2位は、ゲーム用機器。増税前のタイミングで大型タイトルや最新ハードが相次いで発売されることに加え、10月には茨城国体でeスポーツの都道府県対抗戦が開催されたり、高齢者施設で痴呆の進行防止用途で取り入れられたりと、注目を浴びていることから、需要が大きく伸びた格好です。

3位のリフォームは、ネット通販の置き配サービスが拡大していることもあり、郵便受け周りのマーケットが伸びているとのこと。また、10位以内には入りませんでしたが、11位の車・バイク関連サービスでは、煽り運転対策のドライブレコーダーや、冬用タイヤが売れているそうです。いずれも高額商品であることから、増税を機に潜在需要が顕在化したとみられます。
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ミドル以上の女性が駆け込みやすい傾向

楽天市場のトレンドハンター・清水淳さんによると、消費税率が5%から8%に引き上げられる直前の2014年3月には、男性よりも女性のほうが駆け込み購入の意向が高く、40歳以下よりも41歳以上で駆け込み購入をした人の比率が高かったといいます。こうした傾向は、今回も徐々に表れ始めているようです。14位にランクインした韓国コスメは、日韓関係の悪化を受けて韓国商品が少なくなるという不安も手伝い、需要が伸びているようです。同様の理由から、K-POP関連グッズも売れているといいます。

また、15位にはオーダーメイドのレディースファッションが入っています。こちらは高額商品となるため、価格に敏感な家庭を持つ女性が駆け込み購入に走っているようです。一方、前回の増税前と異なるのは、前回が春だったのに対して、今回は秋である点。9月は運動会などのスポーツイベントが多いのに加えて、今年はラグビーワールドカップが日本で開催されます。

こうした理由から、4位にはブルーレイがランクイン。増税前のまとめ買いで需要が盛り上がっており、特にスポーツ関連のブルーレイが前年同期比1万0258%増と驚異的な売れ行きの伸びを示しています。また、6位に入ったプロジェクターは、スポーツの迫力ある映像を大画面で見たいというニーズが背景にあるそうです。自宅の庭などでグランピング仕様で大画面で視聴する人も出てきているといいます。

これから顕在化しそうな需要は?

ランキングにはまだ表れていないものの、検索動向や過去の傾向から、今後の需要の伸びが見込めそうな商品もあります。今回の増税で特徴的なのは、食料品などの一部で軽減税率が適用される点。ただし、外食については対象外となり、10%の税率が適用されるため、外食の需要低下が考えられます。

こうした状況から、冷凍食品や大型の冷蔵庫、保存容器、調理器具などの消費が高まりそうだとみられます。買い替え需要に加えて、新規に買おうと思っていた潜在需要が、増税をきっかけに顕在化するという想定です。また、外食の機会が減り、自宅にいる時間が増えるので、食洗器などの家事時短商品の需要も増加しそうだと考えられます。

一方、過去の傾向から、今後の需要の伸びが見込まれる代表例が、コンタクトレンズです。前回の増税時は通常であれば1回に1箱だけ購入していた人が2箱購入するケースが増えたため、今回も同様の動きが起こり、清水さんの試算では通常の2.2~2.3倍の売れ行きとなりそうです。 化粧品にも同様の傾向がみられそう(試算:1.2~1.8倍)。化粧品やコンタクトレンズは、キャッシュレス決済でポイント還元の対象となる中小の事業者では取り扱いが少ないため、いっそう駆け込みが起きやすい状況だといいます。

また、ペット関連グッズも、これから売り上げが伸びていきそうです(試算:1.4~1.7倍)。ペットフードは食品に該当しないため、税率は10%が適用されます。また、ペット愛好家の間でSNSなどによって情報が拡散されやすい傾向があり、ペットシーツなどの駆け込み購入も想定されます。
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駆け込む際の注意点

季節的な要因で駆け込み購入が起こりそうなのが、マスク。例年インフルエンザ対策で需要が伸び始めるのが9月ということもあり、そこに増税前のまとめ買い需要が加わると、一気に消費が拡大する可能性があります。また、ネットでの予約販売が増えてきたおせち料理にも、駆け込み消費が起こる余地があります。というのも、器にこだわったものだと食品には該当せず、10%の消費税率が適用される可能性があるからです。早いものだと9月から予約の受付を開始するところもあり、今年はおせち商戦の早期化も考えられます。

駆け込みによる恩恵が大きい高額消費は、今年は史上最長10連休のゴールデンウィークで多額の出費をしてしまったため、5~6月は大きな落ち込みがみられました。ただ、ボーナスの支給以降は回復してきているといいます。こうした状況から、美術品・骨董品の駆け込み購入も期待されています(試算:1.4~1.5倍)。特に今年は新紙幣の発行が発表されたため、古い紙幣の取引が増加しそうだということです。

一方で、駆け込み購入をするには注意点もあります。そのうちの1つが注文のタイミング。9月中に注文したとしても、商品出荷が10月になってしまうと、消費税率は10%になってしまいます。また、9月の後半になれば、小売り側で在庫切れになってしまう懸念もあります。 消費増税前の買い物にあたっては、無駄遣いではないかという冷静な視点を持つとともに、うっかり時間切れにならないため、自分の中でしっかりと期限を決めて検討するのが吉といえそうです。

消費増税前に「買うべきもの」「買ってはいけないもの」とは?

 消費増税まで1カ月を切り、早くも冬物商品を並べる店も現れている。2014年4月に消費税の税率が5%から8%に変更された際には、増税前の“駆け込み需要”に沸いた経緯もあり、各店はこうした需要を狙って早めの冬物商戦に突入した格好だ。

「大手スーパー『イオン』の一部店舗では、例年であれば9月下旬から販売する冬物を1カ月前倒しして、8月中から店頭に置きはじめました。また、『ビックカメラ』全店では10月以降に予定していた暖房器具の販売をすでに前倒ししており、インターネット通販サイトなどでは冬物のセール販売を始めているところもあります。消費増税後には“買い控え”が起こる可能性もあり、各店早め早めの対応をおこなっている印象ですね」(社会部記者)

 また、消費増税を前に“駆け込み値下げ”をおこなう店も増えている。「無印良品」では8月30日より大幅な値下げセールをスタートさせ、値下げ幅が一番大きいもので1万円引きもあるという。ただ、専門家によれば、消費増税前に買った方がいいものと後に買った方がいいものがあるといい、買い分けを勧めている。
 
「値下げセールの商品は早めに購入した方がいいのは当然ですが、9月に新製品が発表されるものも増税前に購入することをお勧めします。冷蔵庫や洗濯機などの白物家電は9月に新製品が投入されることが多いため、9月中に型落ちモデルが値下げされる可能性が高く、増税前に買ってしまった方がお得。また、ブランド品の購入を検討されているなら、こちらも増税前が狙い目です。基本的にブランド品はあまり定価に変動がないので、税率が上がる前に買ってしまった方が安上がりになるのです」(経済ジャーナリスト)

 逆に、増税前に買ってはいけないのが、テレビやオーディオなどの黒物家電だという。
 
「こうした商品は次々と新しい商品が登場することもあって、すぐに値下がりする傾向にあり、増税後からの値下がりを待った方が安く買える可能性があります。また、クレジットカードや電子マネーなどキャッシュレス決済で買い物をする方は、増税後に買い物をした方がお得になる場合があります。経済産業省は『キャッシュレス・消費者還元事業』を10月から実施する予定で、最大5%還元されるケースもあり、2%の増税があっても3%もお得になりますからね」(同前)

 しっかり判断して賢く買い物をしよう。

消費増税前後 家電、日用品、酒、医薬品はいつ買うべき?

 10月1日に消費税が10%に引き上げられるが、増税前後の買い物は「ポイント還元」の存在に加え、「軽減税率」そして「増税前後の値動き」を踏まえた判断が求められる。いつ、何を買うべきなのか。

Q:家電を買うなら9月中? 10月になってから?

 増税前に駆け込み購入したほうがよいイメージがあるが、白物家電や小型家電は、「増税後のネット通販」がよさそうだ。

「中小事業者がアマゾンや楽天などのネット通販で販売しているケースが多い。ネット通販でも中小事業者から買えば5%のポイント還元対象で、増税分を上回る得になります」(ファイナンシャルプランナーの森田悦子氏)

Q:トイレットペーパーなど日用品は?

 基本的に慌てて買わなくてよい。

「大手チェーンのドラッグストアやスーパーはポイント還元の対象になりませんが、増税後の落ち込みを避けるため各社とも割引券を付けるなど“還元セール”をする可能性が高い。低価格の日用品は増税額もわずかで、慌てて買い込む必要はありません」(森田氏)

Q:酒や医薬品は?

 軽減税率の対象外なので、9月中にある程度、買っておくのが選択肢となる。

「10月以降に買う場合、酒屋など地域の小売店は5%還元になるが、そうした店はもとの価格が高いことが多い。ポイント還元のない大手チェーンのほうが安いケースもある」(森田氏)

増税前に「買ってはいけない家電」「買って得する家電」の見分け方

 10月1日、いよいよ消費税が8%から10%に引き上げられる。2%の差とはいえ、高額な家電を買うとなるとその差額は大きい。そのため、「増税前に駆け込むか」「増税後じっくり選ぶか」、大いに迷うところ。家電のベストな買い時を家電の達人に聞いた。

 今回の消費増税は税率が5%から8%になった2014年4月以来、およそ5年ぶりのこと。前回は、増税前に高額な商品を買おうという“駆け込み需要”に沸いた。そのため今回も同様に、増税前に買おうと焦る人が増えそうだが、「それは得策ではない」と指摘するのが、購買支援サイト「価格.com」を運営するカカクコムの鎌田剛さんだ。

 別掲の表にまとめたが、2014年の主な洗濯機のネット価格を増税前後で比較したデータだ。これによると、増税1か月前(3月1日)よりも増税前日(3月31日)の方が値上がりし、逆に増税後の4月末になると増税前よりも値下がりしていることがわかる。

「今回も増税後の消費の冷え込みを懸念し、増税後(10月1日以降)の値下がりが見込まれます。ですから、それ以前に焦って買う必要はありません。むしろ、来年2~3月の決算セールまで待った方がお得です」(鎌田さん)

 家電コーディネーターの戸井田園子さんも増税後の方がお買い得だという。

「2%の増税後に20万円の家電を買ったとしても、消費税分の差額は4000円。その程度なら値引き交渉やポイントで取り戻せます」(戸井田さん)

◆9月に新製品が出る家電の型落ち品を狙え

 ただし、増税前の9月に買うとお得な家電もあるという。アップル、ダイソン、バルミューダ、アイロボットなど価格変動が少ないといわれるブランド家電と、冷蔵庫やドラム式洗濯機など、9月に新製品が出る家電だ。

「9月に新製品が出る家電は、増税前の時期に、前モデルが型落ちになり、安くなります。新製品にこだわらずに型落ち品を選べば、購入額を抑えられます」(戸井田さん)

 家電は年1回のモデルチェンジ時期が最も高くなる。それから2~3か月すると値が下がり、次のモデルが出る頃には底値になる。そのため、新製品発売の1か月前に型落ち品を狙うのが安く買うコツなのだという。炊飯器は6~7月、除湿機は2~3月、エアコンは10~3月など、主な家電の新製品発売時期を踏まえて、賢い買い物をしたい。

軽減税率でおまけ付き食品混乱 マックのハッピーセットやプロ野球チップスは?

 10月1日、消費税が10%に引き上げられるが、今回、初めて導入される「軽減税率」は、生活に欠かせない食品などを中心に税率を8%に据え置く。対象は「飲食料品」と「週2回以上発行の新聞」だが、その線引きは複雑だ。たとえば同じ飲食料品でも、税率は「外食(10%)」と「持ち帰り(8%)」で区別されている。以下、具体的にQ&Aで見ていこう。

Q:外食時に食べ残しをお土産にしてもらうと?

 この場合に軽減税率は適用されない。国税庁の指針をまとめたQ&A集によると、税率は「飲食料品の提供を行なった時点において判定」されるため、“食べ残し”も税率10%。

Q:食べ物の「おまけ」が高価だと?

 国税庁の指針では、おまけ付きの食品は、「【1】税抜き価格が1万円以下」「【2】食品部分の価格が全体の3分の2以上」の条件を満たせば軽減税率が適用される。

 子供向けのおまけの付いた「ハッピーセット」を販売する日本マクドナルドは戸惑いを隠せない。

「我々としてはハッピーセットのおもちゃは『0円』の扱い。テイクアウト時は税率8%を用いますが、国税庁がどう判断するかはまた別の問題です」(広報)

 野球選手のカードが付いた「プロ野球チップス」(カルビー)は税率10%だが、シールの付いた「ビックリマンチョコ」(ロッテ)は軽減税率8%とみられ、駄菓子屋も大混乱?

増税後のポイント還元 「2%と5%の境界線」や「カードの還元上限額」は

 消費税が10月1日に10%に引き上げられるが、今回の増税では「ポイント還元」が導入される。10月から来年6月末まで、購入時に最大5%がポイント還元される制度だが、恩恵が受けられるかは「買う店」と「支払い方法」によって決まる。この新制度は正しく理解しておきたい。

Q:どうすればポイント還元を受けられる?

 ポイント還元が始まったと聞いたA氏は、増税後に近所の大手スーパーで買い物をしたが、レジで確認すると「当店は対象外です」と言われてしまった――。

「5%のポイントが還元されるのは『中小小売事業者』で買い物や飲食、宿泊などをする場合のみで、大手スーパーや百貨店は対象外。コンビニ、外食、ガソリンスタンドなどのフランチャイズは2%還元になります」(ファイナンシャルプランナーの森田悦子氏)

 注意すべきは、ポイント還元が「キャッシュレス決済」に限られることだ。

「現金以外のクレジットカード、電子マネー、QRコード決済などの支払いのみがポイント還元の対象です」(節約アドバイザーの丸山晴美氏)

 原則は商品購入後、一定期間を経てポイントが付与される仕組みだが、「大手コンビニ3社は購入時に即2%を差し引く予定で、ネット通販や一部スーパーにも同様の動きがある」(同前)という。

Q:クレジットカードはどれがポイント還元対象?

 VISA、Master、JCB、アメックスの国際ブランド4種を含め、主だったカードは対象となる。

「ただし還元額は1枚につき月1万5000円が上限となりそうです」(森田氏)

Q:交通系ICなどの電子マネーはどこが使える?

 駅や店舗で手軽にチャージできる電子マネーも対象。イオンの「WAON」やセブン-イレブンの「nanako」、交通系の「Suica」「PASMO」「ICOCA」など幅広く対応している。手持ちの交通系ICが該当するかは、経済産業省のHPで確認できる。

Q:「5%還元のお店」の見分け方は?

「中小小売事業者」は資本金、従業員数などで定義されるが、わかりづらい。そこで着目すべきは、店頭に貼られるポスターだ。

「対象店舗の店頭やレジ前に、『5%ポイント還元』と銘打った経産省作成のポスターが掲示される予定です。軽減税率が適用される食品などを対象店で買えば“実質税率3%”になります」(丸山氏)

いつまで8%でいつから10%か 受信料、学費、自販機は

 10月1日から消費税が10%に引き上げられる。実際にはいつまで8%で、いつから10%になるのか? 「買った時」は増税前なのに「使う時」が増税後だったりした場合はどうなるのか?

 国税庁「消費税の軽減税率制度に関するQ&A(個別事例編)」、各業界の個別企業、犬山忠宏氏(税理士)、丸山晴美氏(節約アドバイザー)、森田悦子氏(ファイナンシャルプランナー)への取材結果をもとに作成した、16個のQ&Aを紹介しよう。

Q:10月以降に使う「定期券」「特急券」「航空券」を9月30日までに購入したら?
A:税率8%で買える

Q:9月に買った特急券等を10月以降にアップグレードしたら?
A:追加料金分だけ税率10%

Q:9月に買った前売りチケットを10月に払い戻したら得する?
A:購入時(税率8%)の額が払い戻される

Q:他に9月中に税率8%で買って10月以降に使えるものは?
A:映画、競馬場・競輪場、美術館・遊園地などの前売りチケット・入場券

Q「電気料金」「ガス料金」「水道料金」は10月1日使用分から税率10%?
A:10月の検針日までの料金は8%(隔月検針の水道は11月分までの場合も)

Q:NHKの受信料はいつから値上がりする?
A:料金改定はなく、値上げなし

Q:学費は10月分から値上がりする?
A:学費は消費税非課税なので変わらない

Q:毎月25日引き落としの家賃。10月分の税率は?
A:家賃は消費税非課税なので変わらない

Q:土地の売買。税率は契約日のもの?引き渡し日のもの?
A:土地売買は消費税非課税で0%

Q:建売住宅の購入。税率は契約日のもの?引き渡し日のもの?
A:引き渡し日が10月1日以降なら10%

Q:「注文住宅の購入」「自宅リフォーム」「墓の建立」は10月1日以降に工事完了、引き渡しなら税率10%?
A:今年3月末までに契約していれば8%

Q:自動車の購入。税率は契約日のもの?納車日のもの?
A:納車日が10月1日以降なら10%

Q:9月30日ホノルル発・羽田行の国際線の機内販売。日付変更線を跨いだ瞬間に税率が10%になる?
A:「消費税免税のため、価格は変わりません」(全日空広報部)

Q:9月30日にホテルに泊まって、翌日チェックアウトの会計だと?
A:「8%です」(京王プラザホテル企画広報)

Q:10月1日発売のCD・ゲームを“フライングゲット”したら?
A:「店の経理処理上8%のはず」(犬山氏)

Q:自販機の値段はいつから変わる?
A:軽減税率適用で主要各社は値上げなし

マンション買うなら2020年の後?増税前に知っておきたい増税後の生活をお金のプロが解説

この10月から10%に引き上げられる予定の消費税率。平成元年4月に3%で導入された消費税ですが、じわじわと気がついたら10%になっていたと感じる人も多いのではないでしょうか。

前回の記事では増税前にするべきことをご紹介しましたが、増税後の生活についても賢い堅実女子なら今からおさえておきたいこと。

今回は増税後の生活で知っておきたいポイントを、お金のプロであるファイナンシャル・プランナーそして貯金評論家の花輪陽子さんにお聞きしました。

花輪陽子さん...ファイナンシャル・プランナー(FP)・貯金評論家。CFP認定者 1級ファイナンシャル・プランニング技能士など多数資格を保有。雑誌や新聞、テレビ等でのマネーの監修をはじめ、書籍やコラムの執筆、講演、テレビやラジオの出演など幅広く活動している。日本だけでなく、シンガポールでも活躍中。

増税後のポイント還元を見越してカードを選ぶ

ーー10月の消費税率引き上げ後から9か月間、経済産業省主体でクレジットカードをはじめとしたキャッシュレス決済を対象に「キャッシュレス・消費者還元事業」が行なわれる予定だと耳にしました。

花輪さん:「その通りです。ポイント還元の恩恵を受けるためには、クレジットカードの場合、決済事業者として登録されている会社のカードを使って、この事業の加盟店登録をしているお店で買い物をすることが必要です。JCBや三菱UFJニコス、三井住友カード、UCカードなど大手の決済事業者はすでに対象ですし、加盟店も今後増えていくと思います。

手持ちのクレジットカードがこの制度に登録しているかや、お店が加盟店登録を済ませてあるかは事業の公式ホームページで確認できます。新しくクレジットカードを作ろうと考えている方なら要チェックですね」

参考:「キャッシュレス・消費者還元事業」(https://cashless.go.jp)

ますます進むキャッシュレス

ーー政府の後押しもあり、ますますキャッシュレス化が進みそうですね。現金を持ち歩かない安心や便利さもある一方で、トラブルも聞くので心配な人も多いのではと思います。

花輪さん:「私はシンガポールにも住んでいるので海外事情もよく知っていますが、やはり日本はキャッシュレスがなかなか進んでいない印象ですね。気持ちの問題もあるのでしょうが、ATMが多すぎるなど、現金をすぐに引き出せる環境にも理由はあると感じます。

セキュリティを心配する方も多いようですが、大手企業のサービスならセキュリティー対策に投資もしているので安心して利用できるでしょう。自分でも同じパスワードを使いまわさないなど管理を徹底することが大切です。

他に気をつけたいのが、お金の流れの確認。クレジットカードだと実際の引き落としが後だったり、実際にお金を使った感覚がなかったりします。だからこそ、月々の明細をきちんと確認する習慣を身につけましょう」

ーーお金の出入りを意識することは、無駄遣いを防止するためにも役立ちそうですね。

2020年を過ぎてもすぐにマンションの値崩れはしない!?

ーーアラフォーの堅実女子の中には、マンションの購入を考えている人もいます。2020年の東京五輪が終われば値崩れすると予想し、購入を待っている人もいるようなのですが......

花輪さん:「株と違って不動産の価格変動には時差があるので、五輪が終わったからすぐ値崩れするとは考えにくいですね......それに、今あるマンションはそれなりに高いコストをかけて仕込んでいるもの。五輪が終わったからといって、大手のデベロッパーがそんなに安く売ることがあるのかなとも思います。

そして、無視できないのがインバウンド需要。東京をはじめとした日本の不動産って、世界的にみると価格も安く、とても魅力的。投資として購入して貸した場合、利回りも良いですし、流動性も高いです。私はシンガポールに住んでいるので、日本の不動産に対する海外の人たちからの熱を強く感じます。実際、東京や関西エリア、沖縄、北海道などの不動産について、よく質問されますよ。

このようにインバウンド需要で買う人もまだまだいると思うので、マンション購入を検討する際に2020年を意識しすぎる必要はないと思います」

ーー増税後の生活がイメージできると、今の過ごし方やお金の使い方、そして人生計画も変わってきますね!

増税時の不動産対策 土地や家の購入は増税後、リフォームは増税前が得

 決定的となった10月1日からの消費増税を前に、大きな買い物を検討する人は少なくないだろう。特に、人生で最も高い買い物である「土地」や「住宅」は、増税前の購入を検討しがちだが、ファイナンシャルプランナーの大石泉さんはこう話す。

「そもそも、土地は非課税なので、増税の影響を受けません。また、あまり知られていませんが、個人が売主の場合、中古の住宅やマンション価格には消費税がかかりません。増税前に急いで中古住宅の購入を検討しているなら、慌てて買う必要はないのです」

 増税の影響を受けるのは、主に新築の建売住宅やマンションの建物部分の価格だ。では新築の場合、増税前と増税後、いつ購入するとよいか。「新築だからと必ずしも増税前の購入がよいとは言い切れません。エリアや物件によっては増税前の駆け込み需要で品薄になり選択肢が狭まったり、値引き交渉に応じてもらいにくくなるケースもあります。

 一方、増税後は価格が上がる分、需要が冷え込む可能性があります。東京五輪後は、不動産価格が下がる可能性を指摘する声も多く、せっかく消費税の負担を減らそうと増税前に住宅を購入しても、増税後に購入した方が総額は少なくて済んだ、というケースも出てくるでしょう」(大石さん)

 増税前は強気な価格設定だったマンションが、周辺の競合物件まで売れ残り、たたき売られるケースもあるから注意したい。 増税後は、住宅を取得した人に最大50万円の『すまい給付金』が支給されたり、ローン残高に応じた金額が所得税、住民税から控除される『住宅ローン控除』も拡大されるなど、政府の支援制度も用意されている。

 住宅ローン控除を利用し、仮に新築住宅を4000万円で購入した場合、消費税は増税前は160万円なのに対し、増税後は200万円と40万円の増額となる。だが、控除額は、増税前より43.1万円多く還付されるので、実質負担額は増税前と比べても約7万円の差。7万円なら、増税後に物件価格が下がるのを待って購入した方が、費用をぐっと抑えられるだろう。逆に、家の「リフォーム」は増税前にすべきという。

「お金がかかるバリアフリーや水回りの一新は増税前に済ませておくことをすすめます。たとえば、水回りをすべてリフォームして500万円かかる場合、消費税率8%なら540万円であるのに対し、10%なら550万円と、10万円も差がつきます。

 引き渡し時期が10月以降になると、税率が10%になるため、9月までに引き渡しが完了できるかを事前に確認しましょう」(大石さん) 増税前だからと散財し、本当に必要なもの、欲しいものが買えなくなるようでは本末転倒。周囲に踊らされることなく

増税前の今買うべきは「人間ドック」「定期券」「国内旅行」など

 10月に予定される「消費税10%」の増税を前に、焦って買い物に走る人は多いだろうが、むしろ「増税後」に買った方がお得なものも少なくない。増税のたびにスーパーや量販店などが実施する大規模なセールも活用しない手はない。

 では、セール以外で、増税前に買っておいた方がいいものは何か。節約アドバイザーの丸山晴美さんが話す。

「健康保険の対象となる医療費はそもそも非課税ですが、保険適用外の自由診療やドラッグストアで購入する医薬品は増税されます。

 たとえば保険適用外で高額となる『人間ドック』や『健康診断』は受けておいて損はありません。また、現在『インプラント』や『歯列矯正』を受けている人で、治療が終わりそうなら、増税前の9月までに終了できないか主治医に相談しましょう」

 増税後も使うものとして、交通費も検討したい。

 毎日使う定期券や回数券は増税前の購入がおすすめです。増税後に割引販売されることがないからです。増税前に購入すれば、利用日が10月以降になってもOKです。通常、定期券は開始日の2週間前頃から購入可能。半年分など長期間のものを買っておきましょう。

 航空券も同様です。海外旅行の航空券やツアー代は非課税ですが、国内旅行には消費税がかかります。10月以降に国内旅行を予定しているなら、9月までに支払いを済ませておきましょう」(丸山さん)

 そのほか、東京ディズニーランドやユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)などのテーマパーク、美術館や水族館などのチケットや年間パスポートも検討したい。
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