令和になっても大丈夫。年金加入月数の数え方を年金のプロが伝授
誰もが苦手意識を持っている年金加入月数のカンタンな数え方
今日はですね、新元号も発表された事ですし、年金を計算する上ではもう必須といえる加入月数の数え方についておさらいしてみましょう。皆さんね、この月数計算でめちゃくちゃ苦労するんですよ。僕も年金を習う時は苦労しました…。
ただでさえ数字だらけなのに、辛かったです^^;。でも今は面白いです。楽しいです。それでも記事を書いてる時にたまーに、数え間違って全ての計算やり直したりします(笑)。1ヶ月でもズレると計算しなおし直さなきゃいけないから泣きそうになる事がありますが…。
にしても、数えるのは地道にやるしかないですが、数え方がわからないとですね…苦労するからですね。特に加入月数を数えてる時に元号が変わったりするともうイヤ!ってなる人が多いですね。だから今日はそれに苦労しないテクニックです。それでは本日も勉強していきましょう^^
昭和45年5月から昭和60年5月までの月数はいくつでしょうか?15年間だから15年×12ヶ月=180ヶ月でしょうか。
うーん…1ヶ月足りないですね^^;。181ヶ月です。
5月から5月になってますが、12ヶ月を数える時は5、6、7、8、9、10、11、12、1、2、3、4月で12ヶ月です。年度を数えると4月から翌年3月までが1年度ですよね。4月から翌年3月が12ヶ月間としたらピンとくる人も多いかもですね。これはもう慣れですね。。「年数」をササっと出したら、次は月をまとめる。
じゃあ、昭和57年7月から平成6年10月までの月数はいくつでしょうか?うわ!!違う元号が混ざってきましたね(笑)。西暦に直すと1982年7月から1994年10月になるから、1994年-1982年=144ヶ月。144ヶ月+4ヶ月(←7、8、9、10月)=148ヶ月になります。でもいちいち西暦に直すのもめんどくさいので、元号で計算してみましょう^^
昭和は63年までを用います(昭和64年1月7日まで存在しますが無視します)。昭和63年の翌年はもう平成元年。だから先ほどの昭和57年7月から平成6年10月の月数を出す時は、昭和63年-昭和57年=6年として、平成は元年から6年までの6年間を足す。だから12年となって12年×12ヶ月=144ヶ月。で、年間からはみ出た「7月、8月、9月、10月」の4ヶ月を足して148ヶ月となる。これだけ。
じゃあ、平成16年8月から令和8年2月までの月数は何ヶ月か??
平成は31年4月30日まで存在しますがそれは無視して、平成は30年までとします。だから、平成30年-平成16年=14年と、令和の8年間を足して22年間。22年×12ヶ月=264ヶ月。264ヶ月-5ヶ月(←令和8年の3、4、5、6、7月の5ヶ月を引く)=259ヶ月。これだけ。西暦なら2004年8月から2026年2月だから、2026年-2004年=22年-5ヶ月=259ヶ月としてもいい。まあ…好きなほうで月数を数えてもらえればと思います。
ただ、日本は元号の歴史は大事だから、和暦と西暦どちらでも月数計算ができるといいですね!慣れたら何の苦労も無いので、この記事でマスターしてしまいましょう^^。月数を数えるのが楽になったら年金はグッと楽になります。
※追記
「平成は31年4月まであるけん、平成31年中に生まれた人はどうするんか!?」と思われそうですが、それはそのまま使うといいですね。さっきの平成16年8月からなら平成31年3月までとしたら、31-16年=15年(180ヶ月)-4ヶ月=176ヶ月ですればいいかなと思います^^。たとえ、平成31年を令和とみなしても平成16年8月から令和元年3月までは、(3-年-16年)+1年=15年-4ヶ月=176ヶ月になるので問題はないです。