DV男やゲイ買春も 自民都連がGW明け“凄絶ネガキャン”開始

小池新党50VS自民党45――。自民都連が調査会社に依頼したとの触れ込みで、都議選の最新議席予想が出回っている。目立つのは、小池人気に押されっぱなしだった都議会自民の党勢回復だ。一時は現有57議席からの半減も危ぶまれたが、長年選挙協力してきた公明党まで小池サイドに寝返ると、なりふり構わず。豊洲問題をあげつらった“決められない知事”というレッテル貼りが奏功した格好だ。味をしめた自民はいよいよGW明けから、小池新党へのえげつないネガティブキャンペーンを始めるようだ。

 小池新党「都民ファーストの会」(都F)の公認候補30人のうち、自民出身が3分の1を占める。かつては同じ釜の飯を食った仲だ。自民都連は当然、彼らの“弱み”をガッチリ握っている。

「女優の平愛梨の弟で、板橋選挙区から出る都Fの平慶翔候補は自民党都連の下村博文会長の元公設秘書。週刊新潮にカネ絡みの不祥事を報じられて発行元を訴えましたが、ホンの序の口です。都Fに走った元自民都連のメンバーには、スネに傷を持った連中も数多くいます。嫁さんに暴力を振るうDV男で、過去には自宅にパトカーが出動する騒ぎを起こしたヤツもいれば、女性との痴情のもつれを事務所のカネで解決させたようなヤツ

もいる。新宿2丁目で“ゲイ”を買春しているヤツまでいるんです。いつでも彼らの醜聞は炸裂可能で、あとはタイミング次第です」(自民都連のあるベテラン区議)6月23日の都議選の告示まで2カ月を切り、大型連休明けには選挙準備も本格化。元自民の都F候補のスキャンダルを小出しに利用すれば、ボディーブローのように効いてくる。

 小池本人への“嫌がらせ”も加速の一途だ。都議会の豊洲特別委員会も築地市場の現地改修案を公表した市場PTの小島敏郎座長を、5月9日に参考人招致すると決定。招致に法的強制力はなく、小池の懐刀の小島氏は出席を見送る意向だが、都議会自民党は6月10日からの定例会で、小池本人の参考人招致を求める方針を固めている。

「小池与党の公明や都Fが招致に反対したり、招致が決まっても小池知事自身が出席を見送っても、問題なし。むしろ、告示直前に“逃げる知事”のイメージを都民に定着できれば大歓迎です」(自民党都議)

 築地市場移転問題裁判原告団事務局が全都議に移転の賛否に関する公開質問状を送付したところ、都Fの現職5人は全員、「無回答」。小池がシロクロつけたがらない手前、態度を保留したようだ。かくなるうえは、告示直前に小池が豊洲移転の可否をスパッと決断。「決められる知事」をアピールするのが、得策である。

【安倍政権に喝!】「過剰対応」「戦争の恐怖を醸成」北ミサイル、地下鉄運転見合わせ 韓国メディア批判

北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、東京メトロが一時全路線で運転を見合わせたことに対し、韓国の聯合ニュースは29日、「過剰対応との批判が高まっている」と報じた。

 聯合ニュースは「初めての挑発でもなく、北朝鮮国内に落ちただけ」とした上で、「利用客の不便も顧みず運行を中止したことに(日本国内で)不満があふれている」と報道。

日本政府が「戦争の恐怖を醸成することに熱を上げている」と表現した上で、運転見合わせについて「東京メトロは民間の会社だが、決定の背後には政府の存在があるといえる」とした。

疑惑まみれなのに笑顔で連休外遊に同行 昭恵夫人を見る目

北朝鮮の脅威を煽り立てて国民の目をそらし、幕引きにするシナリオは通用しそうにない。安倍政権が必死で沈静化をはかってきた森友学園問題が再燃している。28日は、森友学園の籠池泰典前理事長が久々にメディアの前に登場した。民進党のヒアリングに出席するため、上京してきたのだ。

 ヒアリングでは、安倍首相や昭恵夫人との関わりについて、新たに詳細な証言が飛び出した。小学校建設計画を真っ先に相談した相手は「尊敬する安倍晋三首相のご夫人、昭恵先生だった」こと。昭恵夫人と都内のホテルで初めて会った時に「何かすることはありますか」と言ってもらい、うれしかったこと。

その際には、安倍晋三事務所の秘書を帯同していたこと。最初に塚本幼稚園で昭恵夫人が講演した日に豊中の小学校建設用地に案内したこと。その後も財務省との土地交渉の内容を「適時報告」していたこと……。籠池氏サイドと昭恵夫人との電話のやりとりは「数えきれないほど」だったという。

昨年3月、籠池氏が財務省の国有財産審理室・田村嘉啓室長と面会した際の音声データも出てきた。籠池氏が録音していたものだ。

「昭恵夫人の方からも、たしか聞いてもらったこともあると思いますけど」

「棟上げ式に首相夫人が来られて餅をまくことになっている」

「今回はやっぱりね、これは、あの方自身が愚弄されてると思ったから、僕、来たんです。これはアカンと。こんなことしてたら大変なことになるなあと思いまして」

 籠池氏が愚弄されたと言う「あの方」が、安倍本人なのか昭恵夫人なのかは分からないが、とにかく籠池氏は首相夫人の名前を連発して対応を迫り、財務省側は一連の土地取引は「特例」と表現している。

■税金を使って「逃避外遊」の厚顔

財務省の田村室長は、問題になった“口利きファクス”で、昭恵夫人付職員の谷査恵子氏が照会し、丁寧な回答を得た人物だ。このファクスが籠池氏に届いたのが2015年11月。翌年3月に田村室長と面会し、その9日後に森友学園は土地の購入を申し入れた。それから3カ月で、鑑定価格の9割引きという破格の売買契約が結ばれたのだ。籠池氏が言うところの「神風が吹いた」。

 昭恵夫人の存在が、財務省の判断に影響したのは間違いないだろう。問題は、昭恵夫人がどこまで直接的に働きかけたのか、あるいは安倍本人の関与はなかったのかということだ。国民の多くが納得していない不可解な土地取引の疑惑解明には、ここをハッキリさせる必要がある。

 ところが、「私や妻が関わっていたら総理も議員も辞める」とタンカを切った当の安倍と昭恵夫人は、笑顔で外遊に出かけてしまった。

「昭恵夫人に対する疑念に、まだ本人の口から何も説明されていません。しばらく雲隠れしていたと思ったら、イケシャーシャーと公務に復帰という厚顔には怒りを覚えます。その訪ロ、訪英だって、いま行く必要があるのかどうか。北朝鮮の脅威を政府がさんざん煽っておいて、もし何かあった場合、英国から帰国するのに十数時間かかるのです。国のトップとして、あまりに無責任な態度だし、森友問題から逃げるためとしか思えません。それも、国民の税金を使っての逃避外遊ですよ。これでもまだ『昭恵夫人は私人』などというフザケた言い訳で逃げるつもりなのでしょうか」(政治評論家・本澤二郎氏)

「任命責任」も「説明責任」も口だけの軽さ

 もっとも、この政権の無責任体質は、今に始まったことではない。

 東日本大震災が「東北でよかった」と発言した今村前復興相が26日、更迭された。安倍は「任命責任は私にある」と言ったが、「言うだけ」なのだ。これまでも、閣僚が不祥事で辞任するたび「任命責任は私にある」。それでオシマイ。国民に謝罪と言いながら、頭も下げない。

「潔い姿勢を見せるために『任命責任』に言及しているだけだからでしょう。自分に非があるとは思っていないのです。説明責任にしてもそうで、安倍首相はよく『説明責任を果たす』と言うけれど、いつも口先だけ。国民の疑念や不安に対して、説明を尽くしたことはない。政治家の『責任』がすっかり軽くなってしまいました。

大臣の問題発言も、撤回・謝罪で“なかったこと”にされてしまう。これほど自分たちの言葉に責任を取らない政権は見たことがありませんが、国民の側も、自分たちの不祥事にフタをして不問に付す政権のやり方に慣れっこになり、マヒしているように感じます」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

今村前復興相の暴言辞任で、「そんな(批判する)人は、はじめから排除して(会場に)入れないようにしないといけない」と、メディアに怒りの矛先を向けた二階幹事長の感覚も度し難いが、それに本気で怒らない国民にも問題がある。喉元過ぎれば……で、森友学園問題も忘れられつつあった。

■無責任体質は戦時中から変わらない

「首相の周辺に便宜が図られていた森友学園や加計学園の問題は、内閣が2つ3つ吹っ飛んでもおかしくない疑獄事件なのに、大マスコミは本気で安倍政権と対峙する気概がない。二階幹事長のメディア批判は看過しがたい暴言であり、メディアへの脅しですが、こんなヒドイことを平気で言わせる番記者にも問題があります。疑惑隠しのために官邸が煽る北朝鮮危機に大マスコミが悪ノリの体たらくですから、このままでは、あっという間に6月の会期末を迎え、森友疑獄もウヤムヤ決着にされてしまうでしょう。

早くも、森友疑惑で下がった支持率は回復しつつある。国民もあまりに忘れっぽいと言わざるを得ません。ロシアの文豪プーシキンは『来世をわきまえざる教養の低い為政者にリードされる国民は不幸である』という言葉を残しました。まさしく日本の現状を言い得ています。今さえよければいいと、権力を利用して好き放題やっているのが安倍政権です。それをなぜ、国民が黙って許しているのか不思議です」(本澤二郎氏=前出)

国民は自ら考えることを放棄して、お上任せ。政府は自分たちの利権と保身しか頭にない。自民党政権の無責任体質は、戦時中から変わっていないのかもしれない。

 東日本大震災の原発事故で誰も責任を取らず、あれだけの被害が出たことをまるで“なかったこと”のように、政府は原発推進にかじを切った。そういう姿勢が、被災地を切り捨てるような今村前復興相の暴言に表れている。

 豊洲移転問題にしてもそうだ。有権者が知りたい事実は明らかにされず、誰も責任を取らないまま、一時的には過熱した問題意識も風化されていく。

 旧日本軍の戦闘でも、事実を知らされない多くの一般国民が前線に送り込まれ、命を失った。特権階級の人ほど無事に帰還し、あるいは戦地に赴くことさえなかった。そして、上層部は誰も失敗の責任を取らない。A級戦犯容疑者だった岸信介が戦後は首相に上り詰め、その祖父を敬愛する安倍が、秘密保護法や安保法を強行、さらには森友疑惑にフタをして、共謀罪を成立させようともくろんでいる。

 責任の所在を曖昧にしたまま、政府の悪行を見逃していれば、そのツケは必ず国民に降りかかってくることを忘れてはならない。

ビートたけし『ニコニコ超会議』に降臨 毒舌連発で観客圧倒

お笑いタレントのビートたけしが29日、千葉・幕張メッセで開催中の『ニコニコ超会議2017』内『ビートたけしの超「テレビでは言えない会議」』に参加した。登場するやいなや、ニコニコ動画自体「全然知らない」とぶっちゃけたたけしは画面に映し出されたコメントに「どうせろくなこと書いてないんだろ? これでいくらか金取られちゃうの?」とエンジン全開。ブースからあふれ出るほど殺到した、観客をさっそく圧倒した。

 「本当に来るの?」「松村(邦洋)さんが来るかも?」と煽りまくる水道橋博士らの呼び込みで「来るのわかってるだろ、馬鹿野郎。さっきまで打ち合わせしてたんだから」と毒づきながら姿を見せたたけし。イベントでは事前にユーザーから寄せられた質問にたけしが回答する形で水道橋博士、夏野剛氏らを交えて、「テレビでは言えない」ギリギリトークを展開。

 話題は、昨今自主規制の激しいテレビ、映画業界はもちろん、芸能人のカツラ事情やギャラ問題、政治家についてまで及び、昨年から続く不倫報道ラッシュには、「みんな不倫大好きなんじゃない? 俺なんて40年間不倫してるよ」と言ってのけたり、最近のお笑い業界については「上がいるから若手が出られないなんて言って、オイラの時だって萩本欽一さんがいたぞ!」とボヤくなど言いたい放題。それに聞き入る観客によって、周囲の“お祭りモード”な雰囲気とはまた違った熱気に包まれた。

 終始、「テレビでは言えない」発言の連続にヒヤヒヤさせられつつ、爆笑をかっさらっていったたけしだったが「お笑いなんて生き様なんだから、俺なんて明日、のたれ死んだっていいの。生きている時に、どう動くかの問題であって、だから俺らは差別されたっていい」とときに真に迫る発言も。1時間たっぷりとたけし節をさく裂させ、「(ネットも)悪くないよ」と満足げにその場を後にしていた。

通販業者に波紋「せめて交渉を」 通告に悲鳴 ヤマト契約打ち切り

宅配便最大手のヤマト運輸が一部の法人客との配送契約を打ち切る方針を打ち出したことで、通信販売業界に波紋が広がっている。▼1面参照

 「交渉しようにも、とりつく島がない」。ヤマトから契約の打ち切りを打診されたある大手通販会社の社員は嘆く。打ち切りをほのめかされたのは3月末。3年ほど前に値上げを持ちかけられたが、当時は「荷物量を増やす」と持ちかけて値上げ幅を抑えるなど交渉の余地があったという。

 だが、今回の交渉は違った。ヤマトの担当者は「会社として決めたことですから」の一点張り。荷物量の削減や値上げ幅などで交渉の余地を探ったが、今月に入って正式に打ち切りを通告された。……

正恩ミサイルに“日本の死者186万人”のシミュレーション エスカレートする挑発行動

戦後日本の歴史は、いまひとつの分水嶺に差し掛かっているのかもしれない。暴走止まらない金正恩に対し、トランプは「最後通牒」を突きつけた。これが中国に破り捨てられれば開戦前夜で、日本に向かうミサイルは、186万人を葬るポテンシャルを持つという。

  2003年、『ウォー・シミュレイション 北朝鮮が暴発する日』なる書籍が小社から刊行されている。

 当時、経済産業研究所でリサーチアソシエイト(北東アジア地域安全保障問題)を務めていたマイケル・ユー氏が、米ヘリテージ財団の協力を得て、北が周辺国にミサイルを撃ち込んできた場合、どれくらいの被害が出るのか、詳細なシミュレーションを行ったものだ。核、生物兵器、化学兵器のそれぞれを搭載するミサイルが撃ち込まれた場合の被害が算出されている。

 例えば、04年の5月31日午前8時に、東京・永田町近辺に12キロトンの核爆弾が落ちた場合、死亡者は、42万3627人。

〈致死率90%地域は着弾地点を中心として、半径2・5キロになる。核爆弾が投下された瞬間、苦痛を感じることもなく、カメラのフラッシュのような閃光を見た瞬間に消える〉

〈強い放射能や火事と酸素欠乏により、核兵器投下以後30日以内に命を落とす〉

 など恐ろしい光景が並ぶ。

 東京都庁付近に炭疽菌を装填したミサイルが落ちた場合、死者はぐっと増えて186万2145人。

〈主に乾燥した粉末又は液体として体内に送り込まれる。発症後、風邪に似た症状が数時間から数日続いた後、呼吸困難や高熱、そしてショック症状にまで至り、急死するケースも〉

〈空気や水、食物等を通じて被害は拡大し続けることになる〉

 同じく都庁付近にサリンを弾頭に装塡したミサイルが着弾した場合は、犠牲者は2714人だが、それでも日本が大パニックに陥ることは疑いないのだ。
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■恐怖心と猜疑心

「国民の命に係る事態が切迫している中、日本の政治家は一体、どのように対処しようとしているのか」

 と、元陸将の福山隆氏。

「金正恩は、我々が想像している以上に、アメリカの攻撃を恐れ、疑っているはずです。こうした恐怖心や猜疑心から、一つ一つの行動がボタンの掛け違いのようにエスカレートを引き起こし、異常な事態に発展する可能性はゼロではなく、むしろほとんどの戦争はそうやって勃発してきた。しかし日本では、野党は論外として、与党は危機が深刻化した場合の手立てを真剣に考えているようには見えません。数百万の日本国民の生命が犠牲になる可能性があることを、どれだけ理解しているのでしょうか」

 この4月、北朝鮮では、軍創設85周年など、重要行事が立て続けに行われる。

「過去、こうした時に、北は核実験、ミサイル発射など、挑発的行動をエスカレートさせている。中国の対応以前に偶発的な衝突が起き、そこから戦端が開かれる可能性もある」(外信部デスク)

「戦後」七十余年のまどろみを経て、日本は再び暗い「戦前」期へ引き戻されたと言えるかもしれないのだ。

特集「トランプが中国に突きつけた最後通牒 『金正恩』のミサイルに死者186万人のポテンシャル」より

精神的にもツラいGW高速渋滞で「渋滞ビッグウェーブ」を回避する方法

いよいよゴールデンウィーク。高速道路は当然各地で渋滞する。NEXCO各社等が発表済みの渋滞予測によれば、今年は昨年より若干渋滞が増加するとなっている。と言っても渋滞は曜日の並びや天候によってかなり左右されるもの。今年に限った大きな変化は特になく、例年通りと思っていい。

 ところで、私が近年さまざまなメディアで語っているのは、「近年の大渋滞はそれほど苦痛ではない」ということだ。

 かつては、渋滞の途中で車線数が減る「スーパーボトルネック」が数多くあった。たとえば東北道の大谷PA付近を先頭とする下り渋滞は、鹿沼インターで3車線から2車線に狭まっていたため、そこから上流側は極端に流れが遅くなり、渋滞50kmの通過に4~5時間かかることもあったが、1999年に鹿沼―宇都宮間が3車線化されたことで解消。現在東北道では、50kmの渋滞が発生しても2時間程度で通過できる。渋滞距離は同じでも、苦痛は断然和らいでいるのだ。

 こういったスーパーボトルネックは、現在、中央道上り(上野原インターでの車線減)を残す程度。他の渋滞はおおむね平均時速25km程度で流れるので、それほどつらいものではない。

 ただ、今回のニュースリリースでは、興味深い資料が公開された。昨年5月3日の関越道下り渋滞における、渋滞長と所要時間との相関関係グラフである。

 それを見ると、渋滞が最も長くなったのは午前9時台(50km強)だったが、練馬-藤岡JCT間の所要時間が最も長くなったのは、練馬インターを午前7時台に通過した場合だった(3時間15分)。これを私は「渋滞のビッグウェーブ現象」と呼んでいる。

 大渋滞は徐々に成長するもの。その成長過程で渋滞に突入すると、渋滞表示が刻々と悪化して行き、ピーク時に突入するよりも時間がかかってしまうのだ。実際これを体感すると、自分が渋滞のビッグウェーブに巻き込まれつつあるように感じ、非常に悲しい気持ちになる。

 渋滞のピークが午前9時と予測されていたら、午前7時に突入するのは最悪。できればピークの4時間前、午前5時には高速に乗っておきたい。

 逆に渋滞ピークより後に乗る場合は、渋滞距離表示が徐々に短くなっていく退潮現象を体感できる。この場合は予想所要時間もどんどん短縮されていくので、精神的に断然楽である。午前9時がピークの場合、午前11時以降に高速に乗れば、「なんだか思ったよりラクだったね!」と、笑顔で渋滞を乗り切れる可能性が高い。

 ゴールデンウィーク渋滞、ピークを避けるなら、前よりも後が有利だ。

【清水草一】
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中。清水草一.com

なぜプレミアムフライデーは失敗したのか 「月末の金曜なのにバカなの?」「3時退社より日々の残業を減らしてくれ」

プレミアムフライデーも今日、4月28日で3回目だが、恩恵を受けている人はごくわずか。キャリコネニュースは4月26日、「4月のプレミアムフライデー『諦めている」が4割」という記事を配信した。これに対して27日、ガールズちゃんねるに同名のスレッドが立ち、多くのコメントが寄せられた。

「月末じゃなくて月の真ん中にすればいい。経理の締めなめてんの?」

ジャストシステムの調査によると「3月のプレミアムフライデーで15時退社を実行できた」と回答した人は3.7%。スレ内の大半の人は「すっかり忘れてたわ!」「残業とか皺寄せがくる」とプレミアムフライデーを冷めた目で見ているようだ。やはり実施日程に無理があるのでは、と指摘する人も少なくない。

「月末の金曜日にバカなの?」
「事務は月末忙しいよ。月末じゃなくて月の真ん中とかにすればいいのに。経理の締めなめてんの?」ある人は「安倍さんの経済政策、基本的に大企業に恩恵があって私みたいな零細企業には目もくれないから給料も休みも何にも変わらない」という。プレミアムフライデーを享受できるのは「大企業と公務員だけでしょ」という人もいるが、

「やめてよ、公務員だって無理だよ!」
「大企業に勤めてる私からしたら大企業こそ月末近くの金曜日なんて忙しくて早帰りどころじゃない」と反発する声も出ていた。人員に余裕がある大きな組織の方が退社時間を調整できそうではあるが、今のご時世に定時前に帰るというのはやはり大変なようだ。

前回3月のプレミアムフライデーの際、年度末の人事異動で引き継ぎも終わらず、自分の机の整理すらできないほど忙しいのにも関わらず、上司に「プレミアムフライデーなのにみんな早く帰らないの?」と言われ、心の中で「帰れるわけねーだろ!!!」と叫んだという人も。結局早く帰ったのは上司だけ。導入企業内でも断絶があるようだ。

「お金が使われないならやる意味がない」という声も

このプレミアムフライデー、働く側としては「わからずや政治家の勝手な施策」だと感じている人も多いようだ。「給料増えなかったら消費しないことに政治家はどうして気づかないの?」「そんな日にちとか決めないで、『仕事が予定より早く終わったら帰ってもいい』とかにできないの 仕事終わってないのに中途半端に家に帰されるほうが迷惑」

またプレミアムフライデーを浸透させるには「業務の〆日を木曜日にすればできるんじゃない?」という人もいるが、「まぁ上はそんなことしなさそうだけど」と付け加えているようにすでに諦観の念が見て取れる。中には、「みんながやらなくてもいいんだよ 勝ち組だけでもいいんだけどやった人にはお金を使ってもらわないと困る でもお金が使われないならやる意味がない」

と言う人も。プレミアムフライデーは「働き方改革」の一環であると同時に、個人消費を喚起するという目的もある。しかし飲食店等のサービス業は諸手を挙げて喜んでいるわけでもない。「プレミアムフライデーなんてサービス業に無関係 金曜の夜なんてただでさえ混むのに余計なことするなよ」

本来恩恵を受けるべき産業が地獄を見るとは、「働き方改革」として皮肉なことではある。提供する側も見切りをつけ始めているようだ。もはや「プレミアムフライデー失敗しました」という肴で飲む方が、個人の消費は高くなるのではないか。回を重ねるごとに期待値が下がっていっているが、今日の3回目はどんなフライデーになるのだろうか。

安倍晋三を洗脳する「運勢メール」だけではない! 伊藤博文も…オカルトに傾倒した権力者4選!

 今月26日発売の『週刊文春』(2017年5月4日・11日 ゴールデンウィーク特大号)で、安倍晋三首相が慕う元東燃社長の“占い師”中原伸之氏の存在が明らかにされた。安倍首相は内政・外交の両面に渡り、“よく当たる”「中原さんの運勢メール」に頼りっきりだったという。トランプ米大統領への急速な接近も「中原さんが『トランプとは相性がぴったり』というメールをくれた」からで、「森友問題」でも籠池氏の証人喚問時期を中原氏の運勢判断に任していたようだ。

 以前から妻・昭恵夫人の節操の無いスピリチュアル愛や異常行動(波動、大麻など)は問題視されてきたが、安倍首相も宗教団体「慧光塾」代表の長男が社長をつとめる関連会社が販売している「神立の水」を愛飲していることで知られていた。ここまでは個人的なスピリチュアルの愛好として見過ごせる面もあるが、今回は別である。一国の首相が政治判断を占い任せにするとは由々しき事態と言わざるを得ない。

 しかし、世界に目を向ければ、ヒトラーや帝政ロシアの怪僧ラスプーチンなど政界にはオカルティストがわんさかおり、その是非は別として、権力者が霊能力者や祈祷師に頼ることは全く珍しいことではない。そこで今回は、トカナが厳選した「オカルトにハマッた権力者4選」をご紹介しよう。

■朴槿恵の“親友”

 先日、収賄などの容疑で逮捕された韓国の朴槿恵元大統領。政権崩壊の発端となったのは、日本のマスメディアでも盛んに取り上げられた“親友”の崔順実(チェ・スンシル)氏との公私を混同した政治スキャンダルだった。一介の民間人が大統領の判断をあれこれ決めていたことが明らかになり、韓国国民の不信と怒りを買った。

 そんな朴大統領に最初に取り入ったのが、崔順実氏の父親で牧師の故・崔太敏(チェ・テミン)氏である。崔太敏氏は、父・朴正熙元大統領を狙った暗殺未遂事件で母を亡くした朴槿恵氏に近づき、「母親の霊言」を代弁することで、絶大な信頼を得るようになった。そして、時の大統領の娘の威光を背に、政財界へと顔を利かせ、青瓦台に自由に出入りしていたという。崔太敏氏の死後、その影響力を継承したのが娘の崔順実氏だった。

■伊藤博文が慕った易占い師

安倍晋三を洗脳する「運勢メール」よりヤバい! 伊藤博文も…オカルトに傾倒した権力者4選!の画像3
「高島嘉右衛門 横浜政商の実業史」(日本経済評論社)
 日本の近代政治にも占い師の影がつきまとっている。中でも初代総理大臣・伊藤博文が、横浜の実業家で易占い師の高島嘉右衛門(たかしま かえもん)をいたく信頼していたことはよく知られており、日清戦争の開戦を進言し、日露戦争の連合艦隊長官に東郷平八郎を選出したのも高島だったと言われている。両戦争に勝利した日本は、その後、一挙に近代化の道を辿ることになる。

 さらに、高島は伊藤の暗殺も予言し、中国・ハルビン行きを見送るよう説得していたとも言われている。結局、伊藤は高島の忠告を聞かずハルビン行きを決定するのだが、その時、高島は少なくとも「山」や「艮」の文字を持つ人間との接触は避けるよう忠告していたそうだ。そして1909年、伊藤はハルビン駅構内で朝鮮の独立運動家である「安重根」に暗殺された。

■女王を洗脳した「オランダのラスプーチン」

「オランダのラスプーチン」こと、フレート・ホフマンスは、オランダ女王を思想的に洗脳し、国家を揺るがす大事件を引き起こしたことで知られている。ホフマンスは1894年に生まれ、前半生を貧困のうちに過ごした。ところがある時、神の声を聞くという体験を通じ、手を置くだけで病気を治してしまう能力を得た。いわゆる「手かざし」である。

 オランダ王室に取り入るきっかけとなったのは1947年、ユリアナ女王と夫であるベルンハルト王配殿下の間に、四女のクリスティーネ王女が生まれたことにある。この王女は生まれつき目がほとんど見えなかったが、女王夫妻はなんとか娘の目を治したいという一念で八方手を尽くし、ホフマンスを見出した。

 クリスティーネ王女の目は一向によくならなかったものの、ホフマンスはユリアナ女王に平和主義や友愛、献身といった思想的な影響を与えはじめる。しかし、当時は冷戦が始まったばかりであり、オランダも西側諸国と歩調を合わせ、東側諸国に対して時には強硬な政策をとる必要があった。ところがこうした施策に対し、ユリアナ女王が批判的な言動をとるようになってしまう。これを危惧したオランダ政府は、女王に対するホフマンスの影響を調べあげ、ついにはホフマンスを王室から追放する。

■旧ソ連政治家からハリウッド俳優まで虜にした「奇跡の手」

 旧ソ連にも名だたる権力者の寵愛を受けた伝説的超能力者が存在した。レオニード・ブレジネフ共産党書記長から初代ロシア連邦大統領ボリス・エリツィンに到るまで、クレムリンの多くの要人たちのお抱え治療師として名を馳せた「ジューナ」ことエフゲニア・ダヴィタシュビリ氏である。

 彼女の治療法は、患者から離れて自らの手のひらを患部に向けるという手法で、旧ソ連では「奇跡の手」と呼ばれていた。この能力は彼女の曾祖母から受け継いだものらしく、10歳頃から友人の母親を治療したり、てんかんの発作で倒れた父親を救ったりしたという。この「奇跡の手」にあやかろうとした著名人は数知れず、一例を挙げれば、映画監督のアンドレイ・タルコフスキーや俳優のロバート・デ・ニーロも彼女の治療を求めたという。

 如何だっただろうか? 権力が大きくなればなるほど、政治家は常に正しい判断をすることを強いられるが、限られた情報と時間の中で絶対確実な判断を毎回下すことなど誰にとっても不可能だ。そんな時、不合理が故に強い確信を与えてくれる占い師や霊能者の存在ほど頼もしいものはないだろう。ましてや、それが「よく当たる」となれば、政治的決定は彼らに任せた方が安心できるというものだ。

 しかし、自分で決断することのできない心理的未成年者に政治を任せたいと国民は思うだろうか? 「運勢メール」に頼りっきりの安倍首相に政治家としての資質がないとまでは言わない。だが、極めて恥ずかしい政治家であることは間違いないだろう。

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