『もしも』のときに備えて・・・愛犬のための遺言書 ~動物愛護国イギリスわんこ事情~

『もしものとき』のために

なんだか暗いお話だなんて思わないでくださいね。飼い主さんは大切な家族である愛犬のために、『もしものとき』を考えておく必要があるのかもしれません。わたしたち飼い主に突然の事故や病気が降りかかり、愛犬を誰かに譲らなければならなくなった場合を考えたことがありますか?あなたの代わりに飼い主として、フードや水、家、獣医ケア、そして愛情を与えてくれる人はいますか?まず選択肢として思い浮かぶのが、「家族や親せきに譲る」などでしょうか。『もしものとき』に備えて、家族の一員である大切な愛犬のことをしっかりと考えたおきたいものです。

イギリスの遺言書調査

日本ではまだまだ遺言書を作られている方は少ないかもしれません。イギリスでは、55歳以上の64%が遺言書を書いているといいます。また年齢に関係なく、18-34歳の24%、35-54歳の32%がすでに作成しています。遺言書を作成してない理由としては、「それほど財産を持っていない」などが挙げられていますが、以前に比べて遺言書を早く作成する傾向になってきているそうです。

また、実際に遺言書を書いていてもペットに触れず亡くなる飼い主さんが毎年いる中、イギリスでは飼い主の54%が遺言書にペットについて書くという結果がでています。これは家族の一員として当然のこと、多くの飼い主さんが自身がいなくなった後のペットの福祉について考えているという証です。飼った以上は自分がいなくなっても、ペットに安定した生活環境を与える義務があると考えているのです。

取り決め

ペットは所有物としてみなされます。愛犬に「自分の財産をいくら譲る」ということができません。そのため、今後愛犬の世話をしてくれる人を探し、事前に了承を得たうえで遺言書に記載し、愛犬にお金を使うように財産を残します。正式な取り決めを行わなくてはならず、犬について昔に口頭で伝えたというのは無効です。遺言書作成は2人の証人の立ち会いの元で行います。

事前にしておくと良いこと

1.緊急のときのために一時的に犬のケアをしてくれる友人や家族を見つけておき、家の鍵、フードやケアの指示、獣医の名前、そして今後ケアしてくれる人についての情報を渡しておく。2.近所、友達、家族に自分が何匹のペットを飼っているか、ペットの名前、緊急時に犬のケアをしてくれる人の連絡先を知らせておく。3.万が一事故にあったときのことを考え、財布には犬の緊急ケア先の情報メモを携帯しておく。など、日頃から近隣や友人と助け合える信頼関係を築いておくことが大切ですね。

世話をしてくれる人が見つからない

家族にも友人にも預けることが出来ない場合もあるかもしれません。そんなときはRSPCAが味方となります!RSPCA(動物保護団体)は約200年間動物を保護し、毎年数多くの動物を里親に出している経験を持ちます。ここでは「“Home for Life” 一生の家 」というサービスを行っており、飼い主さんが事前に申込みをしておくと他界されたときには、RSPCAにより新しい飼い主さんを早急に見つけてくれるのです。驚くことに“Home for Life”は全て無料であり、犬に必要なワクチンや健康診断なども含まれています。

飼い主に大きな安心を与える素晴らしいサービスではありませんか。そして申込みをした飼い主さんの遺言書には、RSPCAへの寄付が記載されていることも多く、すべての保護犬に役立ててくれています。

遺言など残していない場合

残念なことに、私たち飼い主が望んでない状況に愛犬が置かれる可能性もあります。環境の保障は全くありません。このようなことを考えると、愛犬のために準備をしておく必要性を感じませんか?

さいごに

普段の生活をしている中で、あまり考えたことのないお話だったのではないでしょうか?日本でも犬を含めた遺言書作成の相談やサポートをしてくれるところもあるようです。いつ自分に何が起こるかなんて分からないものです。大切な愛犬だからこそ、一生幸せに生きてもらうことを考える必要がありますね。

犬を飼うと健康になれる4つの理由

犬を飼うと健康になれる?!

犬を飼うことによって飼い主さんの生活や飼い主さん自身に様々な変化がもたらされますが、犬を飼うことで飼い主さんは健康にもなれます。犬を飼うと飼い主が健康になれることは様々な研究データからも分かりますが、何より飼い主さん自身がそのことを実感されているのではないでしょうか。私は愛犬を飼い始めてからもうすぐ3年になりますが、愛犬を飼う前より健康になりました。体力と免疫力がアップしたのか疲れにくくなり、あまり風邪も引かなくなりました。そして、メンタル的にも落ち込むことが少なくなりました。ではなぜ、犬を飼うと健康になれるのでしょうか?今回はその理由について探ってみました。

犬を飼うと健康になれる理由①:適度な運動ができる

犬にはお散歩が必要ですから、犬を飼うとお散歩が日課になります。ということは、犬を飼うことで毎日適度な運動ができるということです。適度な運動は、血中のコレステロールや中性脂肪を減少させ、血糖値の上昇も抑えてくれますから高血圧や糖尿病といった生活習慣病の予防に繋がります。また、適度な運動を継続することで持久力や疲労回復力の向上も期待されます。このように愛犬とのお散歩は、愛犬の運動不足やストレスの解消になるだけではなく、飼い主さんの健康にも繋がるのです!

犬を飼うと健康になれる理由②:規則正しい生活になる

犬を飼い始めると食事を与えたりお散歩に連れて行ったり…と、毎日のお世話が必要になります。何時にお散歩へ行かなくてはいけない、何時に食事を与えなくてはいけないという決まりはありません。ですが、愛犬が楽しみに待っていると思うと早くお散歩へ連れて行ったり食事を与えてあげたくなるのが飼い主ゴコロ。そうすると自ずと朝は早起きになり、夜は明朝のお散歩に備えて早寝になります。愛犬とのお散歩で運動することによって食事も美味しくしっかりいただけます。

このように愛犬のお世話を毎日行っているうちに生活のリズムが整い、飼い主さんは規則正しい生活が送れるようになるのです。
規則正しい生活を送ることで自律神経やホルモンのバランスが整い、脳も活性化し、身心の健康へと繋がっていきます。

犬を飼うと健康になれる理由③:オキシトシンが分泌される

犬と触れ合ったり見つめ合ったりするとオキシトシンというホルモンが人間と犬の体内に分泌されます。オキシトシンは「愛情ホルモン」または「幸せホルモン」とも呼ばれ、ストレスホルモンのコルチゾールを抑制する効果があると言われています。つまり、犬と触れ合ったり見つめ合ったりすることによってストレスが緩和されるということです。

また、オキシトシンの分泌によってうつ病や認知症の症状が軽減されることが確認されています。アメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス校の動物介在療法プログラムでは、ペットを飼っている人とペットを飼っていない人とを比較すると、ペットを飼っている人のほうがうつ病を発症する割合が少ないという結果が出ています。

犬を飼うと健康になれる理由④:血圧が下がる

高血圧は脳卒中や心筋梗塞の原因にもなる怖い病気です。理由①で適度な運動が高血圧などの生活習慣病の予防に繋がることに触れましたが、犬を飼うこと自体が血圧を下げるという研究結果も出ています。アメリカのオレゴン州立大学の研究チームは、犬を飼っている年配者たちは、犬を飼っていない人たちに比べて血圧が低いという研究結果を発表しています。

このような結果が出た理由については、犬を飼っていない人たちよりも犬を飼っている人たちのほうが運動量が多くなるからではないとし、犬を飼っていること自体が心臓血管疾患のリスクを減らす生活要因になっているのではないかと考えられています。

まとめ

いかがでしたか?
愛犬のためと思っていた1日2回のお散歩も実は自分の健康維持に繋がっていると思うと、これまではとはまた違った気持ちで愛犬とのお散歩を楽しめますね。科学的な研究が進むにつれ、犬が私たち人間の心身の健康に良い影響を与えてくれていることが少しずつ分かってきています。一緒に暮らすことで充実した楽しい毎日を与えてくれるだけではなく、飼い主の健康維持にも貢献してくれるなんて、犬は本当に素晴らしい動物です。私たち飼い主も、愛犬が健康で長生きできるように努めてあげたいですね。

カサカサ音が気になる子猫ちゃん その反応は?

ビニール袋がこすれるような、カサカサという音に目をまん丸にして反応している子猫ちゃん。はじめは横になっていましたが、お座りをして興味津々。

 そして次の瞬間、なんと前足を持ち上げて後ろ足だけで立ち上がりました。猫なのに猫背ではなくピシッと背筋が伸びています。

 しかし、やはり長くは立っていられず、すぐに倒れてしまいました。それでも猫ちゃんはカサカサ音が気になる様子。猫ちゃんの見つめる先には台があるのか、そちらに目がけてジャンプしますがあえなく失敗。

 子猫ちゃんの好奇心はとどまることを知りませんね。

UVカーディガンのメカニズムって?効果が長続きしやすいものは?

紫外線が気になる季節がやってきた。日焼けだけでなく、シミやシワ、皮膚がんなど、人体に与える紫外線のさまざまな影響が気になるところ。日焼け止めクリームや日傘などでの対策はもちろん、UVカット加工されているカーディガンを活用している人もいることだろう。さっと羽織って肌を守ることができるUVカーディガンは大変便利であるが、その仕組み、メカニズムはどうなっているのだろう? 「教えて!goo」にも、「UVカット商品について」ということで、質問が寄せられていた。

そこで、UVカット商品を数多く取り扱っている、株式会社千趣会の国沢千豊さんに話を聞いた。その結果、効果が長続きしやすいUVカーディガン、100%カットできるのかどうかが判明したので、紹介したいと思う。

■UVカーディガンの仕組み

ズバリ、UVカーディガンの仕組みを教えてください。

「一般的にUVカーディガンは、A波とB波の遮蔽率に対する試験を実施し商品化されています。UV加工は、繊維にカーボンやセラミックなどを練りこむ方法と、紫外線吸収剤などを生地に付着させる方法により施され、紫外線を生地に吸収あるいは反射させて皮膚まで届きにくくさせる効果があります」(国沢さん)

ここでちょっとおさらい。紫外線量は季節や天候によって異なるが、太陽から届く紫外線は、約9割が『A波』、1割弱が『B波』、地表にはほとんど到達しないと言われている『C波』に分類される。A波は肌に急激な障害は与えないが、蓄積的なダメージを与えることで知られている。B波は短時間浴びるだけでも炎症やシミの原因となる上、肌表面の表皮細胞やDNAを傷つけることもあり、注意が必要だ。

UVカーディガンは、悪影響があるA波とB波から肌をガードすることを目的とした商品である。

ちなみに、通常、日本ではUVカット率のことを「紫外線遮蔽率」と表現するが、世界的には「UPF(紫外線防御指数)」と表されることが多い。外国産の製品で戸惑わないよう、頭の片隅にでもいれておきたいところだ。

■効果が長続きしやすいUVカーディガンとは?

ところで、洗濯などをしてもその効果は持続するのだろうか。

「洗濯などの取扱い状況により、持続期間は異なります。ただ、繊維にカーボンやセラミックなどを練りこむ加工法を用いた商品の方が、効果は長く持続します」(国沢さん)

繊維にカーボンなどを練りこんだUVカーディガンには「永久加工」と表示されているものもあるようだ。購入する際に確認したい。

■100%カットは、ほぼ不可能

UVカット加工されていないカーディガンでは、紫外線を防ぐことは不可能なのだろうか。

「UV加工が施されていない衣類でも、生地の織密度や編密度が高いものや、生地自体が厚手のものならUVカット効果が見込めます」(国沢さん)

基本的に通気性の低いものは紫外線も通しにくいと考えてよいだろう。ただ、夏場の暑い時期にそういった衣類の着用はなかなか難しそうである。そう考えると、薄手タイプのUVカーディガンを活用しない手はなさそうだ。

しかし、国沢さんは最後に重要な忠告をしてくれた。

「どんなUVカット商品でも、プラスチックや金属のように完全に“隙間”をなくすことはできません。つまり100%紫外線をカットできるとは言い切れないため、夏季の外出時などは特に、日焼け止めクリームや日傘を併用することをおすすめします」(国沢さん)

いくら繊維がUV加工されているとはいえ、隙間からの日差しを防ぐことは不可能。

これからの季節、賢く紫外線から肌を守り、ダメージを最小限に抑えたいところ。日焼け対策アイテムの一つとして、UVカーディガンの着用も考えると良いだろう。

●専門家プロフィール:国沢 千豊
株式会社千趣会 カタログ企画1部プランナー。ファッション系基幹媒体「ベルメゾンコレクション」のカタログ企画・編集業務に従事。40~50代女性のファッションを研究し、顧客視点に立った商品開発も手掛けている。

犬にも恐怖症がある!主な症状と原因、克服する方法まで

犬の恐怖症はこんな症状

犬がなんらかの要因に恐怖を感じているとき、頭を低くして耳を倒していたり、尻尾を後足の間に挟み込んでいるような恰好をします。また、下記のような行動を示します。

✔固まったり、震えたりする
✔吠えて威嚇をする
✔逃げ出したり、暗いところに隠れる
✔落ち着きがなくなる
✔おしっこ、うんちを漏らす
✔よだれを垂らす
✔鼻を鳴らす
✔嘔吐や下痢

反応は犬によって違いますが、前述のような異変があった際には注意深く愛犬を見てあげてください。注意しなくてはいけないのは、犬の恐怖症の場合、恐怖心から攻撃性が強くなることがあることです。人間や、他の犬へ攻撃が向かないよう気を付けて下さい。

犬の恐怖症、何に恐怖を感じている?

犬が恐怖を感じる対象は、

✔花火や雷、防風などの大きな音
✔知らない人や犬に対して
✔屋外に出ること

などが多く聞かれる対象です。

過去にした恐い体験などがトラウマになっていることもあります。黒い犬に襲われた経験から、それ以降黒い犬に対して恐怖を抱くようになってしまうような、記憶からの恐怖心もあります。これらのことは、幼少の頃にしっかりとトレーニングをされていなかった犬に起こりやすい傾向にあるといいます。知らない人や犬に対して激しく恐怖心を抱くのは、幼少期に社会性を身につけられなかったことが要因として挙げられます。

特に生後3カ月程度の頃に経験したことから、恐怖心を抱くようになることが多いとする報告があります。初めて見た車やバイクに驚いてしまってそれ以来怖くなってしまったり、留守番中に雷が鳴って恐い思いをしていたりなど様々です。犬がなんらかの事柄に対して恐怖心を抱くのには、多くの場合原因があります。愛犬の恐怖症を改善するためには、愛犬が何に対して、どうして恐怖を感じるのかを飼い主が把握しておく必要があります。

犬の恐怖症の対策

犬の恐怖症は、動物病院で安定剤などの薬を処方されることがありますが、ここでは恐怖症を持つ犬の症状を改善するためのトレーニングを紹介します。

犬が恐怖を感じる環境をつくらない

一番有効な対策はこれでしょう。出来るだけ愛犬が恐怖心を抱くものや環境に近付けないことです。

基本的なしつけを再度する

対人、対犬恐怖症の場合は、その原因の多くが幼少期に社会化を適切に行えていなかったことにあります。根気よく、人や犬に慣れさせるトレーニングをしましょう。また、家の外に出ることが怖いという犬に対しても、仔犬期にする散歩トレーニングと同じことを根気よく続けます。ごほうびのおやつは、犬がとても好きなものを用意してください。

注意!恐怖行動を示していても大げさに撫でないこと

犬が恐怖症状を出しているときに、飼い主が犬をなだめるために大げさに犬を撫でたり声かけをすることは好ましくありません。犬の不安行動が強化されてしまうことがあります。かわいそうな姿を見るのはつらいですが、よっぽどの緊急性がない場合は見守るのも愛犬のためです。撫でて安心させたい気持ちはグッと抑えましょう。ただ、無視を決め込むのはNGです。犬が飼い主が助けてくれないと思い込んでしまうと、自己防衛意識が高まってより悪化してしまうことがあります。犬が助けを求めて来たら、冷静に落ち着いたトーンの声で優しく話しかけてあげてください。その際には、ゆっくりと撫でてあげてくださいね。

恐怖心を抱く状況で改善が見られたらごほうび

いつもならこの状況だったら怖がっているのに今日は大丈夫なの?といったことがあったときには、たくさん褒めてごほうびを与えてください。

特定の音に対して恐怖症を持つ場合

花火や雷、暴風などに対する恐怖症を持つ犬は、聴覚に優れ音に反応しやすい犬種に多く見られます。日本での人気犬種では、コリー種に良く見られる症状のようです。音の恐怖症は、音に慣らすトレーニングをします。実際の音でなくて大丈夫です、録音した音などを聞こえるか聞こえないかくらいの小さいボリュームから始めていきましょう。2,3カ月かけて少しずつボリュームを大きくしていきます。音が聞こえている最中は、犬が喜ぶおやつやおもちゃを与えます。

このときもやはり、飼い主が大げさに「大丈夫だよ」などと撫でてあげたりするのは、犬の飼い主依存が強くなる可能性があるため控えましょう。犬が飼い主に助けを求めてきたら、冷静に落ち着いて静かに声をかけてやさしく対応をしてあげましょう。このトレーニングには注意点があります。このトレーニング中にはリアルな音(本物の雷など)を体験させてしまっては意味がありません。少しずつ慣らしている最中に天候の異変などがないように時期を気を付けましょう。

まとめ

犬の恐怖症の改善は、とても根気のいるトレーニングとなりそうです。確かに人間でいう「高所恐怖症」や「暗所恐怖症」などの改善がすぐにはできないのと同じですよね。愛犬の苦痛は出来ることなら取り除いてあげたいのが飼い主の心情です。少しずつ改善がみられるよう、愛犬とともにがんばりましょう。

飲み会に行かず恋人も作らない…一種の精神疾患とも言える“ペット依存症”の実体とは?

ペットを飼っていると、餌やりや散歩など何かと時間を取られるもの。中にはペットとの時間を大切にしすぎて他のことを顧みない“ペット依存症”に陥っている人もいるようです。

■ペット依存症の実態に「もしかして私も?」の声

6月26日に放送された「好きか嫌いか言う時間」(TBS系)でも“ペット依存症”について取り上げました。番組に登場した専門家は、ペット依存症はただペットに強い愛情を注ぐだけでなく「動物を飼っているがために、飲み会にも行かない、恋人も作らないで動物に(精神的に)頼っている人」だと説明します。一種の精神疾患とも言えるそうで、“うつ病”や“晩婚化”など現代の社会問題とも深くかかわっていると紹介されました。

これには視聴者から「あれ、もしかして私のこと?」「ヤバい、飲み会とか参加せずにペットと遊んでるけど… 当てはまってる!?」「恋人とか作らなくてもペットがいればいいやーとか思ってた私はペット依存症かも(恐怖)」といった声も多く、危機感を感じた人も少なくないようです。

■10年間無職で7匹の猫が中心の生活

番組ではペット依存症の47歳の女性を取材。女性はワンルームアパートで猫を7匹飼っていました。10年間無職だと言い、家賃や光熱費などは70歳を超える親が払ってくれているとのこと。

女性はペットの事で動物愛護団体に相談し、代表者が部屋を訪れたのですが、映し出された部屋の中はいくつものケージが置かれ、居住空間は衣類や生活用品が乱雑に散らかっています。さらに代表者は「塩素の臭いで倒れそう」とコメント。これは女性が普段から猫の排泄物の臭いを消すために、トイレや床など、部屋のあらゆるところに塩素系の漂白剤を撒いているのが原因。女性が漂白剤を大量に撒いている様子には、スタジオから「ええー!」と声が上がり、出演者の坂上忍も驚愕の表情に。

全てがペット中心になってしまっている女性の暮らしぶりには、「ペットが好きなのは良いけど部屋がボロボロじゃないの」「寂しくてペットのぬくもりを求めるのはわかるよ。でも10年間ニートでペットのことしか考えてないのはやばい」とネット上でも驚きの声が上がりました。

一方では他人事と思えない人も多いようで、「あれ、こういう暮らししてる人知ってる… 自分だ」「ペットにかまけて部屋が散らかっちゃってる感、うちと同じ」といった声もちらほら見られます。

仕事で疲れたときに癒してくれたり、落ち込んでいるときに心の支えにもなってくれるペット。しかしペットに生活が支配され、まともな社会生活が送れなくなるようでは本末転倒ですよね。ペットを飼うときはまず自分の生活をしっかり見つめることが大切かもしれません。

愛犬がわがままになる4つの甘やかし行為

可愛がることと甘やかすことは違う!

「甘やかさない」というのは、根気よく教え続けることだと言えます。よって、「甘やかす」ことはその子の可能性を信じていないわけで、飼い主として愛犬を本当に愛していないことになりますよね。本当に愛犬を可愛がりたいのであれば、「甘やかす」ことはすぐにやめて、飼い主としてとるべき行動をとらなくてはいけません。では、具体的にどのような行為が愛犬を甘やかし「ワガママ」にしてしまうのでしょうか?よくある4つの行動をご紹介していきましょう!

行為その1:催促に応じる

いつも決まった時間になるとワンちゃんが吠えることってありませんか?例えば毎朝6時に散歩に行っていた場合、いつも決まってその時間になるとワンちゃんがそわそわし始めて、散歩に連れて行ってもらえるのを楽しみに待ってしまうんです。毎朝散歩に連れて行くのは良いことなんですが、ワンちゃんからしてみたら、この時間になったら絶対に散歩に連れて行ってもらえるのは当然!と思ってしまい、仮にどこか一緒に旅行に行った時や、飼い主が体調不良でやむを得ず行けなくなってしまった時に、困惑してさせてしまうかもしれません。なのでいつも決まった時間ではなく、少しずらすと良いかもしれません。

行為その2:しつけを諦める

ワンちゃんを溺愛してしまったがために、つい何でも要求に答えてしまい自由にさせすぎてしまうと、飼い主さんのことを自分よりも下に見てしまい、言うことを聞かない子になってしまうかもしれません。犬を服従させる方が良いというわけではなく、言うことを聞いてくれなくなると、トイレや無駄吠えなど日常生活において飼い主さんとワンちゃんの両方にマイナスになってしまうことに結果的に繋がってしまうかもしれません。可愛がる時はとことん可愛がって、いけないことをした時など怒らなければいけない時は、きちんとしつけるなどメリハリが大事だと思います。

行為その3:人間のごはんをあげる

ご飯を食べているときなど、ワンちゃんが近くに寄ってきて、じーっとこっちを見てきたらついついあげたくなってしまいますよね。ですが、ここで何度も催促に応じてしまうと、始めはただ見てきただけなのがしまいには、くれるまで吠え続けるようになってしまうかもしれません。いくら可愛くても、ましては人間の食べ物をあげてはいけません。ワガママになってしまうだけではなく、本来は食べるべきではないものを食べることによって、病気などワンちゃんの身体にも害を与えてしまうので、やってはいけない行為です。

行為その4:飼い主が遠慮する

家の中にワンちゃんが好きな場所ってありませんか?もしかしたら、そこを自分のテリトリーと思っているかもしれません。犬は元々縄張り意識が強い動物なので、つい「好きな場所なのだから自由に占有させてあげよう」と遠慮してしまうと、そこを本当に自分の縄張りと思ってしまい、掃除をしてしまった場合など勝手に入られたと思い、愛犬がストレスを感じたり、最悪怒ってしまうかもしれません。ソファーの決まった位置が大好きなワンちゃんもいますが、後のトラブルにならないようにきちんとダメなものはダメと線引きをしないといけません。

まとめ

いかがでしたか?
あなたがついついやってしまう行為はありましたか?どれも愛犬の可愛さに負けて、してしまいがちな行為ですよね。でも、その「甘やかし行為」は愛犬のためにはならないのです。甘やかしているな…と気づいた飼い主さんは、今すぐに改善してあげましょう。

一晩寝かせたカレーも危険? ウェルシュ菌食中毒とは

■ウェルシュ菌とは……集団感染も起こす食中毒の原因菌

人に下痢症状を引き起こす、下痢原性毒素を産生する「ウェルシュ菌」。ウェルシュ菌が食べ物と一緒に口から体内に入ると、その毒素により腹痛や下痢などの食中毒症状が起こります。

1995年~2004年の厚生労働省の食中毒統計によると、1回の食中毒事件で発生する患者数が一番多いのがこのウェルシュ菌で、83.7人と言われています。サルモネラで19.1人、病原性大腸菌で25.2人ですから、いかに一度に多数の患者を発生させてしまう菌かがわかると思います。

ウェルシュ菌は空気があるところでは増殖しない性質を持つ、「嫌気性」と呼ばれる菌です。ちょっとイメージしにくいかもしれませんが、空気が「ない」場所でのみ増殖します。これは、空気のあるところでのみ増える一般的な食中毒の菌とは真逆の性質です。そして極端に乾燥した場所や高温の状態などの環境になると、「芽胞」になって身を守ります。例えるならば、ダンゴ虫が敵から身を守ろうと硬く丸まるようなイメージです。

この状態になると、熱に対しても強くなるのが特徴です。この芽胞はとても強く、なんと100度で1時間以上加熱しても死滅しません。むしろ、加熱から身を守ろうとして芽胞になり、さらに菌が増えてしまうという性質があります。加熱後に食品が室温に放置されて50度以下になると、身を守っていたウェルシュ菌がまた増え始めてしまうのです。

家庭で気をつけるべき食品の代表的なものが、大人も子どもも大好きなカレー。カレーを作るときは大体一食分ではなく、多めに作り置きして、加熱してからまた食べることが多いでしょう。毎日加熱して菌を殺しているから大丈夫だと思っていても、室温で放置する時間がある場合、食品中にウェルシュ菌があればどんどん増えていくことになります。

■下痢・腹痛……ウェルシュ菌食中毒の主な症状

ウェルシュ菌食中毒は一般的には軽症で済むことが多いのですが、主に以下のような症状が出ます。

・水のような下痢(水様性下痢)
・お腹が張る腹部膨満感
・腹痛

発熱や嘔吐のような辛い症状は少なく、血便なども見られません。下痢の症状も1~2日程度で回復してきます。しかし、高齢者や乳幼児の場合は注意が必要で、下痢のために脱水を起こす危険もあります。そのため日常に潜むウェルシュ菌についての対策が大切になるのです。

菌が口から入って発症するまでの潜伏期間は6~18時間。この菌は、45℃で最も増殖し、10分ごとにどんどん分裂していきます。食品1g中に菌が10万個以上になったときに症状が出てきます。計算上で言えば、最初は1個の菌しかいなくても、170分(約3時間)で131072個になり、食中毒の症状が出てくる数にまで増殖してしまうわけです。

■ウェルシュ菌食中毒の検査法・診断法
まずは、症状が出てきたときに、どんなものを食べたのかを医療者に伝えることが大切です。同じ給食や仕出し屋の弁当を食べた多くの人が症状を起こした場合、このウェルシュ菌による食中毒が疑われます。

実はこのウェルシュ菌による食中毒は、家庭以上に、集団給食施設、飲食店、仕出し屋などの、大量に調理する所で発生しやすいのです。そのため、別名「給食病」とも呼ばれています。季節性がなく1年中起こりますが、気温の高い夏場は食品も温かくなるので、当然ながらさらに注意が必要ともいえます。

ウェルシュ菌を培養して、同定する検査をすると確実です。菌が検出されると、菌の遺伝子を検査することで、同じ菌によって拡大したかどうかがわかります。さらに、下痢原性毒素を検査することもあります。

■ウェルシュ菌による食中毒の治療法
基本的には重症例が少ないことから、整腸薬を中心とした対症療法を行います。抗菌薬を使用しなくても数日で良くなっていきます。ただし、下痢が激しい場合、乳幼児、高齢者は脱水になる可能性があるので、経口補水液による経口輸液療法や点滴などの治療を要することがあります。

■家庭で行うべきウェルシュ菌の繁殖を防ぐ方法
ウェルシュ菌食中毒を防ぐには、とにかく食品内で菌が増殖しないように抑えることが大事です。

・加熱した食品は、3時間以内に20℃以下に冷やす
・小分けして、できるだけ空気に触れるようにする
・前日調理を避ける
・食べる前によくかき混ぜて、沸騰させるぐらい再加熱する(空気がない状況では加熱で芽胞になってしまうため、加熱の力を過信しない)などが有効です。

1日寝かすとおいしいと言われるカレーですが、寝かし方を間違えると、ウェルシュ菌の温床になり、どんどん増えてしまうリスクがあります。菌の特徴を知って、身近な食中毒を予防しましょう。

犬には幽霊が見える?ワンコの不思議な『4つの行動』

犬には霊がみえるの?

霊がいるかどうかや見えるどうかは科学的には未だ証明されていませんよね。よく言われているのは、霊がその存在からUV(紫外線)や電磁波を出しているのではないかという説です。そして最近、イギリスの生物学者のロン・ダグラス氏の研究で「犬にはUV(紫外線)が見えている」と発見されました。人間はおおまかに「赤・黄・緑・青・紫」の波長を見ることができ、UV(紫外線=紫よりも短い波長)は眼の構造上見ることができません。

また、犬は「電磁波」もわれわれ人間よりも感じやすいと言われています。以上のことより、霊が発するUV(紫外線)や電磁波を犬たちは敏感に感じ取ることによって、霊の存在が分かっているのではないか?と仮説がたてられるのです。では、この仮説に基づいて、犬が「霊が見えているのでは?」と思わせる行動を具体的に見てみましょう!

不思議な行動その1:何も無い場所で吠える

例えば、

✔誰もいない部屋
✔壁
✔天井
✔廊下
✔ある特定の場所

など、なにも吠える原因が見当たらないところで、いつも吠えたりしてませんか?その場所にはもしかして霊が存在していて、霊の発する「UV(紫外線)」や「電磁波」を犬が知覚して、霊の存在が見えているのかもしれません。そして、霊から飼い主さんや家族を守るために、「あっちにいけ!」と吠えているのかもしれません。飼い主さんたちを守ろうとしてくれているのかなと考えると、頼もしくて嬉しくなってきますね。

不思議な行動その2:宙をずーっと見ている

霊が空中に漂っているとすると、霊の発するUV(紫外線)や「電磁波」などを初めて見た時に、「なんだろうな~?」と考えながら見ているのかもしれません。フレンドリーなワンちゃんだと「どうしてそこにいるの?」などと様子をうかがっているのかもしれませんね。

不思議な行動その3:理由もなく震える

「愛犬が部屋の隅っこでなどで突然震えだした」という経験のある飼い主さんはいらっしゃいませんか?その時の状況は、寒くもないし、病気でもないし、怖がるようなこともしてないし…なんだかよく分からなくてお困りになったかもしれませんね。もしかしたらその時、愛犬はUV(紫外線)や電磁波などから霊の存在を感じ取っているけど、どうしていいか分からず、怖くて震えていたのかもしれません。

「理由が分からずに震えている」様子が定期的に起こったり、続くようならば、愛犬の生活スペースを霊が見えないところに変えてあげるなどの対策をとり、霊の存在を知覚することによるストレスを取り除いてあげましょう。

不思議な行動その4:仏壇や御札のあるところをよく見ている

宗教的なものの近くや、仏壇や御札が家にあれば、それに向かって興味を示す犬もいるようです。ただその場所が静かだからなどの理由でお気に入りなのか、はたまた本当に霊や神様がいるのか…証明はできませんが興味深いですね。私の家の愛犬も、玄関の天井近くに貼ってある御札をずーっとみていることがよくあります。「どうしたの?」と聞いてもずっと熱心に見つづけています。不思議です。

まとめ

「霊が見えているのではないか?」という時に犬がとる不思議な行動を4つ見てきました。あなたの愛犬にも心当たりはありましたか?霊の存在を信じるひとも信じないひともいると思います。科学的に解明できているものだけが全てではありませんし、もしかしたら…と考えると面白いですね!1番大切なことは、もし、私達の目には確認できないことに愛犬が怯えているようなことがあれば、できるだけその対象にストレスを感じないように対策をとってあげることがベストでしょう。

いつも愛犬のことを観察してあげて変化に気づけるようにしてあげて下さいね!

ネコが『イヌ化』するって本当? 増加する“犬っぽい猫”の真相

犬は「フレンドリー」だけど、猫は「ツンデレ」。猫好きにはたまらないその魅力が変わるかもしれない。人工増殖と給餌が野生を奪い、「犬っぽい猫」が増えているのだ。2017年は猫が犬の飼育頭数を上回る可能性が出てきた。猫ブームの勢いが止まらない中、ペットの世界に何が起きているのか。AERA 2017年6月19日号では、ペットを大特集。「犬っぽい猫」が増えているのだという。ペットの世界に起きている異変を取材した。

 都内のとあるマンションの一室。飼い主の女性(30代)が帰宅すると、

「アンアン」

 と鳴いて出迎えたのは、犬ではなく猫のるりお(6)だ。生後間もなく河川敷で捨てられていたのを拾われてから、ずっと飼い主と一緒に室内で暮らしている。

 お気に入りの場所は、パソコンの裏。作業中の飼い主をずっと見守る。

「るりちゃん」

 と飼い主が声をかけると、すぐに寄ってくる。ひっくり返って、前脚で後頭部を指して、「ここを撫でろ」と催促。

 飼い主が入浴中には脱衣所までついてきて見守っているので、自由に行き来できるようにドアは開けている。女性は確信する。

「るりちゃんの前世は犬です」

 るりおは、呼べば近寄り、撫でられたがり、飼い主とのコミュニケーションが大好きだ。

 飼い主に対してどこまでもフレンドリーな犬に対して、“ツンデレ”な猫。人との積極的なコミュニケーション行動は犬の特徴で、これまで猫ではあまり見られないとされていた。

 ところが最近、るりおのような年中愛想のいい“犬っぽい”猫の姿がSNSなどを中心に多く見られるという。まさか、猫が「犬化」しているのか──。

●ツレナイ猫と懐く犬

 従来、猫は人に対してどのように振る舞う動物と思われてきたのだろう。実験室で扱いにくいため、犬と比べてデータが少ないが、最近では猫人気もあり、猫と人のコミュニケーションに関する研究が増えている。「猫は人の表情を区別したり、飼い主の注意状態をちゃんと理解したりしていても、それに対して積極的に反応しないことが多いので、ツレナイように見えます」

 と、猫と人のコミュニケーションの研究に取り組む、武蔵野大学講師の齋藤慈子(あつこ)さんは説明する。齋藤さんらの研究でも、猫は飼い主の声を他人の声と聞き分けているが、それに対して鳴いたり、しっぽを動かしたりするなどして積極的にコミュニケーションをとろうとしないという結果が出ている。名前を呼ばれたらすぐにしっぽを振って近寄っていく犬とは対照的だ。

 さらに、猫は知らない人に対して警戒するが、飼い主には無警戒にもかかわらず、飼い主が撫でたときのほうが、見知らぬ人のときよりも噛み付いたり睨んだり耳を立てたり、ネガティブな反応をすることが多いという研究結果もある。

「猫は冷たい態度を取りながら実は信頼しているという、ツンデレだといえるでしょう」

 と齋藤さん。自身も猫を飼っている愛猫家だ。

●家畜化の度合いが違う

 人に媚びない、そっけないという、一見マイペースな振る舞いが魅力の猫。この猫が、あたかも犬のようにあからさまに人に懐く振る舞いをするようになる「犬化」は、実際に進んでいるのだろうか?

「そういえば、うちの猫は犬みたいという話は、最近、猫の飼い主の間でよく聞くようになりましたね」

 仮説だが、と前置きして、齋藤さんはこう続ける。

「もしかしたら、飼い猫の不妊・去勢処置が浸透してきて、猫の家畜化が進んでいる影響があるのかもしれません」

 家畜化とはどういうことか。

 犬と猫は人と一緒に暮らす「伴侶動物」だが、実は、この二者には大きな違いがある。それが「家畜化の度合い」だ。繁殖コントロールされることで遺伝的な傾向が人によって左右され、より人にとって扱いやすい家畜化が進む。飼い犬の多くがペットショップなどで購入され、さまざまな犬種が確立していることは、家畜化が進んでいることと同義だ。

●野生の血のなせる技が

 一方、猫は犬と比べると自由に交配をして繁殖するため、犬ほど家畜化は進んでいない。猫の繁殖の97%が、人のコントロール下ではないという報告もある。猫が一見自由気ままで人に媚びないのは、人工的な繁殖がされずに「野生の血」が残っているからといえそうだ。

 そこで、問題の「犬化」だ。家畜化が進むことで、従来犬のものと思われていた性質を持つ猫は確かに増えつつあるらしい。

「ここ最近で野良猫の保護が進み、飼い主による繁殖管理もますます進むでしょうから、そのスピードは増していくのではないでしょうか」

 と齋藤さんは推測する

 猫の不妊手術や去勢手術の実施率の推移グラフを見ると、複数のアンケートをもとにしているため一概に比較はできないものの、ここ数年は8割近くが飼い猫の不妊や去勢をしていることがわかる。

 とはいえ、ペットフード協会の調査(2016年)では、飼い猫の入手先として回答者の約4割が「野良猫を拾った」としており、まだ繁殖コントロールはその途上にあるようだ。ちなみに同調査では、飼い犬の入手先として「野良犬を拾った」と回答したのは、わずか2.5%。飼い犬の多くは、人工的な繁殖で生まれていることがわかる。

 そもそも家畜化とは、どのように進んでいくか。家畜化の先輩である犬を見ていこう。
早かった犬の家畜化

 人類の最古の友とも言われる犬。約1万5千年前に、オオカミの中で人になれやすい個体が、人と一緒に暮らすようになり、種として分かれて犬になったと考えられている。オオカミと犬では遺伝的な特徴が明確に異なるが、これは人になれやすい個体同士が交配を繰り返すなどして、自然に作り出された「自然選択」の結果だ。

 だが、この段階ではまだ完全に伴侶として最良の動物とはいえない。

「家畜化が急速に進んだのは、実は比較的最近のことなんです」

 と話すのは、犬と人とのコミュニケーションの研究をする帝京科学大学講師の今野晃嗣さんだ。

 家畜化には、オオカミから犬になった時に起こった遺伝的な自然選択と、もう一つ、人の手による品種改良で犬種が作り出される「人為選択」の2段階のステップがある。犬の人為選択が進んだのは、近世ヨーロッパで犬種を管理する団体ができて、計画的な育種が行われるようになった、ここ300年ほどの出来事なのだという。

 一方の猫では、家畜化の第1ステップが起こったのは、約1万年前。遺伝子解析の研究から、猫の発祥は中東で、祖先種であるリビアヤマネコから現代のイエネコに連なる種が現れたと考えられている。

 当時は農耕が始まったばかり。穀物倉庫を荒らすネズミを捕食するために人里に近づいてきたリビアヤマネコが人になれるようになり、猫という種に分かれた。ところが、犬と決定的に違うのは、人と暮らすようになっても、猫は長く半野生のような生活が続いたことだ。

「猫に、犬のように『品種』が生まれたのはごく最近です。犬と比べて、とても緩やかなのが猫の家畜化です」

 と、人と猫の関係を遺伝子から調べている京都大学大学院博士課程の荒堀みのりさんは言う。

 もっとも、繁殖がコントロールされる人為選択がなく、保護猫や野良猫を拾って育てるとしても、人に懐きやすい猫が飼い猫になる傾向があるため、ここで自然選択が起こり、緩やかな家畜化が徐々に進んでいるとは言えるのだそうだ。

●懐きやすさは遺伝

 では、家畜化が進むこと=フレンドリーになることであり、犬っぽい猫は今後どんどん増えていくのだろうか?

「人への懐きやすさには、遺伝的な要因が強く働いているようです」

 と、荒堀さん。過去の研究では、もともと人に懐く猫の子どもは、そうでない猫の子どもに比べて、人懐こいという研究結果がある。

 犬でも同様に、人懐こさは遺伝的な影響が強い。たとえば犬のコミュニケーションで特徴的なアイコンタクト。

「多くの動物では、アイコンタクトは敵意や警戒心を呼び起こしますが、犬は人とアイコンタクトをとることで、より親密な関係をつくっています。これはとてもまれなことなんです」

 と、前出の今野さんは話す。

 人とのアイコンタクトの仕方が、犬種によってどう異なるのか調べたところ、遺伝的にオオカミに近いシベリアンハスキーなどの犬種では、ラブラドルレトリバーなど遺伝的にオオカミから遠い犬種と比べて自分から人に対してあまりアイコンタクトをとらなかった。実験では、目の前にある餌にふたをして、近くにいる人に対して犬がアイコンタクトで助けを求めるかどうかを調べた。

 猫でも、こうしたアイコンタクトによる人とのコミュニケーションは知られている。前出の齋藤さんらの研究からは、餌をあげるために「猫を注視するだけ」「名前を呼ぶだけ」「注視しながら名前を呼ぶ」の三つのパターンで注意を引くと、注視しながら名前を呼ぶ人のところへ行くことがわかった。

 もうひとつ、フレンドリーさのカギを握るのが、「オキシトシン」と呼ばれるホルモンだ。

 出産や母乳を出すのにかかわるホルモンだが、親子関係を認識したり、人間同士の信頼関係に関わったりしている。

「犬でおもしろいのが、オキシトシンが人と仲良くなるのに働いているということです」

 と今野さん。

 ここで気になるのは、「猫にも人との関係構築に、オキシトシンが役立っているのか」だろう。前出の荒堀さんは、猫のオキシトシンに関連する遺伝子の個体差と、猫の人とのコミュニケーション行動の関連を調べているが、残念ながら現段階では明らかになっていないという。

●真の友は犬か猫か

 犬だけでなく、猫も遺伝に加え家畜化によってより積極的なコミュニケーションをとる性質を備えているのだとしたら、なぜ犬の家畜化のほうが先に進んだのか。前出の今野さんはその理由をこう考察している。

「犬は人をかみ殺せるんです。だから、なるべく早く家畜化して人に懐くようにしないと、危険で仲良く暮らせなかったのではないでしょうか」

 そしてこう続ける。

「ただ、家畜化されてまで人と一緒にいてくれるのだから、犬こそが人の真の友達なのかもしれません」

「人類最良の友は犬」説に、愛猫家は疑義を唱えるかもしれない。猫は繁殖のコントロールを免れ、人によって家畜化されなかったにもかかわらず、1万年にもわたって、私たちと仲良く暮らしてきたという厳然とした事実がある。

「家畜化されなくても、猫は友達でいてくれている。これこそが、猫が人類の真の友達であるということだと思うんです」

 と前出の齋藤さんは考えている。

 家畜化が進まなかった理由の一つには、猫の肉食習性がある。犬と違い、人から餌をもらうだけでは栄養状態が維持できず、野生で狩りをする必要があったためだと考えられている。人から完全な餌付けをされない。それが人のそばにいながら自由をすべて奪われずに共生できた猫の在りようだ。

 だが、最近ではペットフードが充実してきたため、その猫の「独立性」は危うい。現代は美味な餌を人から生きていくに十分過ぎるほど与えてもらえる。飼い猫のほとんどにとって、ネズミ捕りは生存のためではなく、娯楽ともいわれる。1万年前から人につかず離れず距離感を保ちながら野性を残してきた猫。その存在の奇跡は今後、進む家畜化で変化していくと見られている。その時には、犬と猫、どちらが「最良の伴侶」の座に就いているのだろうか。

トマトに含まれる栄養素『リコピン』で日焼け止めできるってホント?

まだ6月だというのに、東京でも気温が30度を超える日もあり“夏まっさかり”という感じの陽気になることも多い。そんなときに気になるのが「日焼け」。対策をせず外を歩いているだけで肌がやや焼けてしまったり、女子だけでなく男子も悩んでいる人はいるだろう。

■リコピンに日焼け予防効果が?
日焼け止めを塗るだけで大丈夫なのか心配になっていると、いい情報が入ってきた。なんと夏野菜のトマトに、日焼け予防に効果的な栄養素が含まれているらしい。

その栄養素とは『リコピン』。伝説の美白女王として知られる鈴木その子さんのブランド『SONOKO』のホームページでも「紫外線のダメージに有効な働きがある」と書かれており…

世界最大級のリコピン原料メーカー・ライコレッド社が運営する、リコピンサイト『リコピンLABO』にも、身体を酸化ダメージから守ってくれる栄養素として紹介されていた。

■トマトの栄養素をより多く摂取するには
また、トマトの栄養素をより多く摂取できる食べ方としては

(1)朝に食べる

(2)加熱して食べる

(3)ビタミンEと食べる

(4)乳製品と食べる

以上を守ると効果的なのだとか。詳しいレシピもリコピンLABOに掲載されていたので、お肌を気にする人たちは一度チェックしておくといいだろう。

ちなみに、毎日トマトを取り扱っている熊本のピッツェリア『イルフォルノドーロ』オーナーシェフの原田将和さん(30代)にトマトの美肌効果があるか聞いてみたところ…

「ええ~ ぜんぜん感じないですw」

とのこと。まあ「トマトには美肌効果のある成分が含まれている」ぐらいに考えて、トマトばかり食べずバランスのとれた食事をこころがけるのが、美肌への近道なのかも?

余談だが、焼きトマトならぬ『ホットトマト』は、耐熱ガラスのボウルなどに切り込みを入れたトマトを入れオリーブオイルをかけ、500Wで1分ぐらい加熱すると甘味が引き出されていい感じにできるぞ。

知ってた?犬の鼻には「温度を測る能力」がある

嗅覚だけじゃない!犬の鼻は温度もわかる
犬の鼻は温度もわかる


犬の嗅覚は人間の1億倍も優れているなんて言われていますが、犬の鼻は他にも“温度がわかる”という特性もあるのです。しかしこの特性は、生後間もない子犬だけがもつものです。子犬の鼻には、熱を持ったものから放射される赤外線エネルギーを感知する細胞受容体があり、ここが“熱センサー”の役割をし、周囲の温度を敏感に感じていることがわかっています。

どうして子犬のときだけなの?

生まれたての赤ちゃんはまだ目が見えないため、母犬を「ぬくもり」を頼りに探します。そのときに利用するのが、鼻に備わっている熱センサー機能だと言われています。母犬から引き離された子犬が、振り子のように首を左右にふる行動は、鼻の熱センサーで母犬を探しているものと考えられています。

また、野生で生活をしていたころは、体温を維持するために兄弟犬や母犬に寄り添っていることが重要でした。そのためにもこの機能が使われていたと考えられています。しかし、この熱センサー機能は成長とともに鈍くなっていき、成犬になるころには赤外線を感知する細胞受容体が消失するといわれています。

犬の適温いろいろ

子犬が母犬や兄弟犬を鼻の熱センサーで探す機能について紹介しましたが、併せて、犬の体温や快適温度についても紹介します。犬を飼っていたら知っていなくてはいけない数字ですよ。

犬の体温は人間よりも高い38.5℃前後

身体の大きさによって違いがありますが、主に以下のように言われています。

✔小型犬 38.6度~39.2度
✔大型犬 37.5度~38.6度

もし愛犬の体温がこれより高かったら、体調を崩している恐れがありますので、動物病院の受診をおすすめします。

犬の快適温度は22℃~26℃

犬が快適に過ごせる温度は、22℃~26℃といわれています。日本の夏の平均気温は、地域によりますが28℃~34℃前後です。やはりクーラーは犬にとっては必需品といえそうですね。そして冬ですが、-5℃~4.5℃前後となります。犬にとっては冬の暖房も欠かせないようです。

犬のシャンプー、シャワーの温度は37℃

犬のシャンプーをする際のシャワーの設定温度は、37℃くらいがちょうどよいと言われています。人間が触るとちょっとぬるいかな、と思うくらいですね。犬は体の表面をほとんど毛で覆われているため、体温調節が苦手です。普段人間が浴びるシャワーと同じ温度設定(40℃~)だと犬の体温調節機能が追い付かず、体力を浪費してしまいます。また、冷たすぎても風邪を引いてしまうので注意が必要です。

まとめ

目の見えない犬の赤ちゃんが、鼻の熱センサーを頼りに母犬に寄り添うとは感心しますね。熱センサーが足裏や皮膚ではなくて、鼻にあるというのも犬ならではないでしょうか。生まれたばかりの目が開かず、耳も閉じている赤ちゃんですが、すでに嗅覚だけは発達しているそうです。お乳のニオイ、母犬のニオイ、兄弟犬のニオイと一緒に熱センサーも機能すれば装備万全といった印象です。

猫は視覚の動物、犬は嗅覚の動物とよく言いますが、犬は鼻の動物といってよいのではないでしょうか。余談ですが、犬がニオイをじっくりと嗅ぐとき、じつは息を止めているそうです。鼻腔という鼻孔から吸った空気をためる空間で匂い分子が脳へ刺激を送り、匂いを判別しているのですが、その最中は鼻孔をピタッと閉じてニオイを吟味するんだそうです。みなさんも愛犬がクンクンと匂いを嗅いでいるときに、そっと観察してみてはいかがでしょうか。

なぜ霊園はペットとの埋葬を禁止するのか?

犬は「フレンドリー」だけど、猫は「ツンデレ」。猫好きにはたまらないその魅力が変わるかもしれない。人工増殖と給餌が野生を奪い、「犬っぽい猫」が増えているのだ。2017年は猫が犬の飼育頭数を上回る可能性が出てきた。猫ブームの勢いが止まらない中、ペットの世界に何が起きているのか。AERA 2017年6月19日号では、ペットを大特集。

 日本では、子どもの数よりペットの数の方が多いと言われている。それに伴い、ペットと一緒にお墓に入りたいと願う人が増加しているという――。

*  *  *
「一昔前は『私が亡くなったら、一緒に入れてほしい』という方もいらっしゃいました」

 こう話すのは某ペット霊園の関係者。愛犬を溺愛しすぎて、ペット用のお墓に自分も入りたいと言い出す愛犬家が少なからずいたという。背景にあったのは、「ペット不可」の墓地・霊園の多さ。千葉県で一人暮らしをするAさん(60代)が言う。

「2009年に夫が亡くなって、その1年後にジャン(犬・享年15)があとを追うように亡くなったのですが、お寺はペットの埋葬を認めてくれませんでした。なので、お墓参りのたびにジャンの遺骨をこっそり持ち込んで、お墓に入れさせてもらいました」

 Aさんの周囲の愛犬家たちも、みな同じようにこっそりと自身が将来入るお墓にペットの遺骨を埋葬していたという。なぜ、霊園はペットを一緒に埋葬することを禁止するのか?

 関東でペットと一緒に入れる霊園などを多く扱う美郷石材常務取締役の新美整氏が話す。

「仏教では動物を『畜生』に分類しているため、人間と一緒に供養すべきでないとするお寺さんが非常に多い。一方、宗教的制約のない民間霊園でも利用者の中には少なからずペット嫌いの方もおられます」

●先祖ともどもご供養

 だが、今や日本は子どもの数よりペットが多いというペット大国。そのため「ペット可」の霊園も着実に増えている。

「少子化で、子育てと同様、ペットに多額のお金を費やす家庭が増えた影響です。子ども同然なので、同じお墓に埋葬してお盆の時期には先祖ともどもご供養したいというニーズが高まっています」(日本ペットロス協会・吉田千史氏)

 新美氏も次のように話す。

「新規に建設される霊園の半分とまではいきませんが、ペット可とする霊園は多くなっている」

 東京・三田にある魚籃寺は、いち早くペット可としたお寺だ。

「ご本尊の魚籃観音菩薩は文字通り魚籃(魚を入れる籠)を持つ観音様。動物と縁があったことに加え、檀家さんから『ペットと一緒に入りたい』という要望があったため、30年ほど前からペットのご供養もさせてもらうようになり、今では数十体の遺骨が檀家さんのお墓に入っています」(山田智之住職)

 中には、別のお寺の檀家だった人が、ペットと一緒に入りたい一心で“引っ越し”するケースもあるという。ただ、ペットと一緒に埋葬してもらうには、当然お金もかかる点には注意を。

「永代供養料は墓地・霊園によってピンキリ。代々管理されているお墓がペット可で、そちらに埋葬される場合は、墓石に名前を彫る加工代が3万~5万円。さらに2万~3万円の埋葬料がかかるのが一般的です」(新美氏)

 過去には何十匹もペットを飼っていた家族が、先祖代々受け継ぐお墓への埋葬を希望し、墓石がペットの名前で埋まってしまった例もあったという。

(ジャーナリスト・田茂井治)

増える犬の認知症、猫も夜鳴きや徘徊

 犬は「フレンドリー」だけど、猫は「ツンデレ」。猫好きにはたまらないその魅力が変わるかもしれない。人工増殖と給餌が野生を奪い、「犬っぽい猫」が増えているのだ。2017年は猫が犬の飼育頭数を上回る可能性が出てきた。猫ブームの勢いが止まらない中、ペットの世界に何が起きているのか。AERA 2017年6月19日号では、ペットを大特集。ペットの犬や猫の高齢化が進んでいる。だが、ターミナルケア(終末期医療)に取り組む動物病院はまだ少ない。ペットの“介護”とどう向き合うべきなのか。

*  *  *
 人間に「老人ホーム」があるように、ペットにも終のすみかがある。老犬介護情報サービス「老犬ケア」のウェブサイトには、全国30件の老犬ホームが掲載されている。預かり期間は1泊~一生、料金は数千~100万円以上など多岐にわたる。

 東京都大田区にある老犬・老猫ホーム「東京ペットホーム」に暮らす16歳の柴犬マリは、認知機能不全(認知症)の“要介護犬”だ。寝たきり状態で、首は反ってしまっている。食事の時間に店長の高橋あゆみさん(45)がマリを胸にかかえる。すると、前脚を宙に向けて動かし、「歩き」始めた。高橋さんが固形のフードを1粒ずつ口元に運ぶと、口をわずかに開けてかみ砕く。その様子からマリの生きようとする意志の強さが見てとれた。

「自力で食べようとする限り最後までそうさせます。脳の働きにつながるし、食事の時間が楽しみにもなります」(高橋さん) 現在、同施設に毎日1件は問い合わせがある。飼い主の高齢化や転勤、結婚など、飼い主側の理由で依頼する人が8割だ。残りの2割は要介護や問題行動を起こすタイプとなっている。代表の渡部帝(あきら)さん(47)が言う。「保健所でも里親でもなく、第3の選択肢として知っておいてもらえたら」

●以前より治療が的確に

 現在、国内外において犬猫の獣医学研究は発展途上にある。認知症のメカニズムの全容は科学的に証明されていない。だが、関内どうぶつクリニック獣医学博士・獣医師の小澤真希子さん(36)は2012年から4年間、東京大学大学院農学生命科学研究科で犬の認知症を研究し、犬の認知症はアルツハイマー病と異なることを突き止めた。アルツハイマー病の特徴の一つは老人斑という脳の病変だが、犬の老人斑は人間と比べて薄く、症状とは関連しないことを明らかにした。

「これまではアルツハイマー病と仮定して診察することもありました。今は以前より的確に治療ができています」(小澤さん)犬の場合、認知症の症状は明確だ。15~17歳で夜鳴きや徘徊、壁の前で立ち尽くすなどの現象が起きることがある。一方、猫も夜鳴きや徘徊はするが、甲状腺ホルモンが多くなる甲状腺機能亢進症など別の病気の可能性もあり、「猫は認知症発症率が低いと言われていますが、まだきちんと研究されておらず、症候論(医師が診断する際の判断基準)が確立されていないというのが現状です」(小澤さん)

 現在、認知症の特効薬はないが、症状の緩和や予防は可能だ。例えば、足腰が弱い犬には滑りにくい床を提供するなど、環境改善が一つの対策となる。「7歳以上の犬猫は年に2回の健康診断が理想です。飼い主との会話の中で、認知症の疑いが発見されることも」(小澤さん)

●少しの工夫でストレス減

 また、脳の働きに良いとされる成分を含んだフードやサプリメントの摂取という方法もある。Meiji Seikaファルマの犬用栄養補助食品「メイベットDC」は、ここ15年間売り上げが一定だ。動薬飼料部の吉見泰さん(53)は、「数週間続けると夜鳴きが減ったという声も聞く」と言う。

 吉見さん宅にも最近まで老犬がいたそうだ。家具の配置換えなどを行って、隙間へ入り込まないよう対策をしていたという。また、数枚の風呂用マットで丸く囲いを作って、その中で老犬に安全に過ごしてもらう方法などもあるとアドバイスする。少しの工夫で人間も動物もストレスを少なく共生することが可能になる。(編集部・小野ヒデコ、朝日新聞sippo・藤村かおり)

犬だって毛づくろいをする?猫との違いとその意味を紐解く

犬の毛づくろい、良い理由
リラックスしようとしている

犬が毛づくろいをするのは、猫のように体を清潔に保つためではありません。犬が自身の脚などを舐めるの行為の理由の大半は、リラックスするためです。そのため、眠る前などに多く見られます。その場合は、前脚を舐めることが多いようですが、後ろ足や下腹部など、犬によって違います。

体のチェックをしている

毛に何かついていないか確認をしたり、気になる箇所がケガなどしていないか確認をしています。

母犬の仔犬への愛情表現

母犬は、自分の赤ちゃんをきれいに舐めあげます。母犬に舐められると赤ちゃん犬は気持ちよさそうですよね。

犬の毛づくろい、心配な理由

自身を舐める行為は、ストレスを軽減させる働きがあります。
しかし、同じ場所をずっと舐め続けているようだったら要注意です。

皮膚に異常があるかも

愛犬が同じ場所をずっと舐め続いているようだったら、注意深くその個所を見てください。
腫れや傷、虫刺されなどはありませんか?

過度なストレスと感じているかも

犬が自身を舐める行為は、リラックスをしたいときに行います。
しかし、あまりに長く舐め続けていたり、毛が切れるほど、皮膚が真っ赤になるほど舐め続けてしまう場合は、愛犬が強いストレスを感じている可能性があります。

犬の毛づくろいをやめさせたい

!やめさせるのはダメ

犬にとって自身を舐める行為は、自身を落ち着かせるための大切な行為です。なので、基本的に自身を舐める行為は禁止しないでください。

意外と多い暇つぶし派のワンちゃんには要注意

過剰な毛づくろいは、犬自身が傷つくのでやめさせたいですよね。しかし、愛犬がずっと同じ箇所を舐め続けていても、おもちゃなどで気を引こうとしてはいけません。実は、暇がこうじて舐め続けてしまうというワンちゃんが意外と多くいます。こういったワンちゃんの場合は、舐めているときに遊んであげてしまうと、「毛づくろいをしていれば遊んでくれる」と学習してしまうので逆効果です。
毛づくろいをしていないときにたっぷりと遊んであげてください。

愛犬の毛づくろいは飼い主さんが行いましょう

毛づくろいは、美しい被毛や清潔を保つだけでなく、飼い主と愛犬との重要なスキンシップで、かつ信頼関係を築くことができます。
また、愛犬の皮膚状態など健康チェックをする良い機会ですので、定期的に行いましょう。犬が自身を舐める行為(毛づくろい)は、自らを落ち着けようとする珍しくない行為ですが、もしかしたら皮膚トラブルや、不安などの愛犬の不調のサインが隠れているかもしれません。早めに気付いてあげられるといいですね。

まとめ

犬が自身を過剰に舐め続けるのには理由がありました。皮膚疾患がなければ、その理由の大半がストレスによるものです。過度な毛づくろいをすると、皮膚が炎症を起こしてしまいます。犬がしつこく舐めないようにするには、ストレスの原因と向き合うことが重要です。運動不足ではないか、愛情不足ではないか、犬が苦手なことはないか。愛犬の日頃の様子から、愛犬のストレス源を見つけて対処するようにしましょう。

ペットを飼う前にショップの選び方からトラブル対応、葬儀まで知っておくべき!

ペットを飼ってみたいというとき、知っておくべきこととは? ペットを飼う上でのさまざまな疑問に対して、各ジャンルの専門家が解説! これを読めば、単純に「かわいいからペット飼おうよ!」なんて安易なことを言えなくなるはず……。飼う前にまずしっかり頭に入れるべし!

Q)初心者にオススメの動物の種類は?

A)「動物を飼ったことがない初心者の方は、犬や猫から入ったほうがよいと思います。そういうポピュラーな動物のほうが書籍やネットなどで飼い方やしつけの方法を学ぶことができますし、普通のスーパーでもペットフードを手に入れることができるので飼いやすい。

病気になったときもほとんどの動物病院が対応してくれます。逆にイグアナやリスザル、ミニブタなど犬猫以外の“エキゾチックペット”は初心者が飼うべきではありません。温度管理の方法やエサの種類など相当な知識と技術が必要ですからね。また、病気になっても診てくれる動物病院が限られているんです」(獣医師・田向健一先生)

Q)ペットを飼うのに向いている人、不向きな人は?

A)「動物を飼う上では、エサやり、散歩、ケージの掃除などあらゆる手間が必要です。当然ですが、飽きっぽい人、生活が不規則な人、仕事で出張が多い人はペットを飼うのには向いていません。あと、人間関係で恋人や友達に執着しすぎてしまうタイプも、動物を飼うと溺愛してしまって日常生活に支障を来す恐れがあります。

また、そういうタイプの方は、ペットが病気をして動物病院に入院させなければいけない状況になってもペットと離れることができず、『入院はかわいそう』と必要な治療を拒否してしまうこともある。生活や仕事が安定していて、他者を客観視できるバランスの取れた人、ということがいえると思います」(獣医師・田向健一先生)
Q)良いペットショップの選び方は?

A)「まず、動物の習性や飼い方をしっかり説明してくれるかどうかをチェックしましょう。例えば犬の場合、猟犬としての習性を強く持つ犬種はほえやすかったり攻撃的だったりします。でも、犬を売りたいがために必要な説明をしないショップが多いんです。動物のかわいさばかりをアピールして、飼う上での大変さを説明しないショップはNG。

また、ブリーダーから買う場合は、子犬や子猫だけでなく母親や成育環境を見せてくれる人を選んだほうがいい。悪質なブリーダーは、動物を大量に繁殖させるために母親の体がボロボロになるまで産ませるようなことを平気でやっています。母親を見せたがらないブリーダーは絶対に避けるべきです」(ジャーナリスト・太田匡彦さん)

Q)ペットを病院に連れていったら国の保険はおりる?

A)「犬や猫などのペット医療には人間と違って国の健康保険がありません。人間の場合、健康保険に加入していれば診療費も薬代も3割負担で済みますが、動物の場合は100%自己負担になります。例えば、小型犬が骨折をして動物病院に7日間入院をした場合、検査代、手術代、薬代など全部で25万円以上の医療費がかかることも……。

万が一のことを考えると、民間のペット保険を利用したほうが負担は少なく済みます。さまざまな保険業者がありますが、人間のものと同じで、ケガや病気で病院にかかったときに保険がきくものが多いですね」(*予防接種や健康診断など“予防”にかかる医療費は対象外の保険が多い)(アイペット損害保険・涌井沙織さん)

Q)ペットが迷子になったら、どうやって探したらいい?

A)「まずは最寄りの自治体の保健所や動物愛護センターなど動物を取り扱っている部署に問い合わせてください。東京都の場合は、動物愛護相談センターで収容した犬や猫などの情報をホームページで検索できます。

また、自治体には『保護動物情報』(個人の方が保護しているなど)が日々届きますので、電話でも必ず問い合わせを行なってください。実際に自治体に保護されていた場合、引き取りには手続きや手数料(東京都の場合は3200円+1泊当たり680円)が必要になります」(東京都動物愛護相談センター・佐竹浩之さん)
Q)自分のペットが他人を傷つけてしまったら……?

A)「飼っている犬が人に噛みついてしまうケースが多いのですが、例えば手に噛みついたときはケガの治療費、傷痕が残った場合は慰謝料を支払わなくてはいけない可能性があります。被害者の顔に一生消えない傷が残ってしまったり、神経を損傷させてしまった場合は、賠償金額が数百万円単位になることもあるんです。

とはいえ、事故が起こったときにペットにリードをつけていたか、放し飼いにしていたかによって金額は変わってくるので、まずは弁護士に相談をしたほうがよいと思いますね」(ペット法学会所属弁護士・渋谷寛さん)

Q)ペットに遺産を相続させることはできる?

A)「できません。そのため、財産を残したい場合はペットを世話してくれる人に遺産を相続してもらうのがひとつの方法。また、最近はペットの信託というものもあります。飼い主は自分が代表の会社をつくり、ペットに残したい財産をその会社の資産にするんです。

それで、自分が亡くなった後に世話を見てくれる人にその資産を『飼育費』として使用してもらいます。このペットの信託には、飼育費がちゃんと使われているか弁護士などがチェックする制度もあるので、ペットを飼っている高齢者を中心に注目を集めているんです」(ペット法学会所属弁護士・渋谷寛さん)

Q)どうしてもペットを手放さなければならなくなったら?

A)「保健所や動物愛護センターなどの自治体では、飼い主の方から事情をお聞きして“やむを得ない”と判断される場合に限って、犬や猫の引き取りを行なっています。最近ですと、高齢者の方でペットを飼っていて、ペットより先に亡くなられた場合に引き取りを行なうケースが増えています。

ただ、どんな事情であれ、手放す前に里親探しなど自分の代わりに飼ってくれる方を探すために最善の努力をしていただきたいですね」(東京都動物愛護相談センター・佐竹浩之さん)

Q)ペットが亡くなったとき、葬儀や遺体はどうすれば?

A)「犬が死亡した場合は、自治体に死亡届を出すことが法律で義務づけられています。また、自治体によってはペットの遺体を引き取り、火葬を行なっている場合もありますよ」(東京都動物愛護相談センター・佐竹浩之さん)

A)「全国にペットの火葬、供養を専門的に行なっている“ペット霊園”があります。業者によってサービスは異なりますが、ご遺体を火葬する火葬炉、お骨を納める納骨堂が完備されているケースが多いですね。霊園によって火葬できる動物が限られているので、まず最寄りの霊園に電話で問い合わせることをオススメします」(東京動物霊園・大橋良子さん)

あくび、鼻をなめる… 犬のしぐさ「カーミングシグナル」で、犬の気持ちがわかる?

自分がどんな気持ちでいるのかを相手に伝えたり、相手とのコミュニケーションをとる際に人間なら音声として言葉にする場合がほとんどだ。犬は人間とは違い、音声よりも、体の動きを使って“言葉”を発している。そんな犬が発する“言葉”の中でも、カーミングシグナルと呼ばれているものがある。カーミングとは「落ち着かせる」という意味を示す。

【写真特集】カーミングシグナルいろいろ

 犬はもともと群れをつくる習性があり、他者とどう関わるかによって生き延びてきた動物。他者との不要な争いを避けるために、これらを犬の“共通言語”として使い、コミュニケーションをとっているのだ。

 普段、何気なく見ている愛犬のしぐさや行動の中にも、愛犬が発する“言葉”が隠されている。どんな気持ちなのかよく観察してみよう。

(1)自分を落ち着かせる

 犬がボディランゲージで気持ちを表現する場合、まず『自分に対するもの』が挙げられる。以下のようなしぐさや行動が見られる時は、怖い、嫌い、緊張など何らかのストレスを感じている場合が多い。自分の気持ちを落ち着かせるために行っているのだ。例えば、散歩中に向こうから苦手な犬がやってきて緊張している、掃除機など大きな音が怖い、自分はもう飽きているのに飼い主がまだトレーニングを続けている、など、ストレスと感じる理由・原因はさまざま。どんなことをストレスに感じるかは、犬によって個体差がある。見極めてあげよう。

・鼻を舐める
 ペロペロと自分の鼻を舐めるのも、犬が何らかのストレスを感じた時によく見せる行動のひとつ。

・体を掻く
 とくに体に異常がないのに、やたらと足で体を掻く。緊張した時や興奮した気持ちを体を掻くことで静めている。

・あくびをする
 眠くないはずなのに、大きなあくび。あくびをすることで、自分の気持ちを落ち着かせている。

・半目になる
 怖いこと嫌いなことから気持ちをそらしたい時に、半目になることも。ある意味自分の世界に閉じこもった状態!?

・片前足を上げている
 こんなしぐさもカーミングシグナルの意味を示している。ただ、この場合は軽度のストレスのことが多い。

・フリーズする
 嫌いなものを見た時、逃げ出す場合もあるが、体が固まってしまうことも。これもカーミングシグナルのひとつ。

(2)敵意がないことを示す

 犬はもともと他者との不要な争いを好まない動物。そのため、相手に対して「あなたに敵意はありませんよ」とボディランゲージで伝えることがある。相手の犬がどういう行動に出るかわからない、でも自分は一緒に遊びたいor刃向かうつもりはない、などの場合に、以下のようなしぐさや行動が見られる。また、カーミングシグナルは自分の敵意がないことを示すだけでなく、相手に「落ち着いてくださいね」と伝えている場合もある。犬のシグナルが誰に向けて発信されているのかは、その犬の置かれている状況で判断する必要がある。

・人の顔や口を舐める
 相手の顔や口を舐めるのは、親しみを込めていることもあるが、興奮している相手を落ち着かせる意味の場合も。

・フセをする
 フセをして体を低くするのは、私は何もしませんよと相手に服従している気持ちを示している。

・目をそらす
 初めての相手にいきなり目を合わせると相手に警戒されることもあるため、最初は目をそらしていることが多い。

・シッポを下げて振る
 犬はシッポでもさまざまな気持ちを表現する。シッポを下げて振る場合は、敵意がないことを示している。

・においを嗅ぐ
 においを嗅ぎながら相手に近づくというのも、相手に警戒されないために行うカーミングシグナルのひとつ。

・体を縮める
 自分の体を縮め、自分の存在を小さくすることで、相手に警戒心を与えないようにしている。

(辰巳出版「チワワスタイル」から/中村太監修)

電子タバコの蒸気にも、受動喫煙の害がある

電子タバコを使うと、どうしても周囲に蒸気を拡散してしまいます。この蒸気の二次的な害はかなり大きく、周囲にいて吸い込むと、特に小さい子供の場合は、健康に良くありません。

肺がタバコのタールで覆われることが無いという理由で、電子タバコの蒸気を吸う方が普通のタバコよりヘルシーだと考えられていますが、この蒸気も決して「ヘルシー」ではありません。

健康リスクを紹介するサイトSurgeon Generalが説明している通り、電子タバコを使うとき吸い込む煙には有害な化学物質と超微粒子が含まれており、それを肺の中に深く吸い込んでしまいます。電子タバコの蒸気の中には、ジアセチレン、ベンゼン、ニッケル、錫、鉛が見つかっています。さらに、科学者たちは、電子タバコに使用されている液体に含まれている化学物質が健康に及ぼす影響と、それが高温の煙になった際にどのように反応するかを見極めようとしています。加えて、電子タバコはニコチンを含んでおり、ニコチンは摂取の仕方に関係なく依存性が高いものです。

電子タバコを使いたいなら、もちろんその人の自由です。自分の健康にどのようが影響が出ようと、それは自分の責任です。問題なのは、電子タバコの使用者は、電子タバコから発散される有害な蒸気を他人も吸い込む可能性があると認識していないように見えることです。その蒸気は従来のタバコの煙より目に見えにくいのですが、周囲にいる人が受動的に吸い込んで健康被害を被ることが懸念される点で、受動喫煙と同じです。

疾病対策センターによる最近の報告書で、電子タバコを使用している成人の3分の1は蒸気の受動吸引が有害であると考えておらず、さらに子供への害はごくわずかであると考えている人が40%もいることがわかりました。でも、間違わないでください。本物のタバコではなくても、本物の危険はあるのです。

前述の有害化学物質に加えて、子供が受動的にタバコの煙にさらされた場合、ニコチン中毒、気分障害、衝動制御力の低下が偶発的なリスクとして挙げられます。ニコチンは若年層の脳内におけるシナプシスの形成の仕方も変化させるので、脳の発達にも影響を及ぼします。

疾病対策センターの喫煙健康課でリサーチ翻訳副主任を務めるBrian King博士は、規制が無く、電子タバコ製品の「新しさ」とタバコ産業が電子タバコを「健康的な代用品」として宣伝するせいで、誤解が生じていると語っています。

読者の皆さんは、どうか罠にはまらないでください。電子タバコとその蒸気は、普通のタバコと何ら変わらないので、使用する際は、よく注意してください。また、爆発することがあるので、その点も気をつけましょう。

ペットへの虐待・ネグレクト・遺棄は犯罪 目撃したら通報を

飼っていた猫を虐待したうえに11匹の死骸を公園に埋めたとして、動物愛護法違反などの疑いで神奈川県相模原市の無職女性が逮捕された。なんとも痛ましい事件だが、動物虐待は決して他人事ではない。栃木県の主婦からがこんなお悩みが届いた。

「近所に、毛はボサボサで、体はガリガリの犬がいます。明らかにきちんと飼育されていません。かわいそうなので助けたいのですが、どうしたらいいでしょうか?」(栃木県・なっち・43才・主婦)

 ペット法学会理事でペットに関する事件・トラブルなども取り扱う弁護士の杉村亜紀子さんが、動物の虐待を目撃した際にするべきことを教えてくれた。

 * * *
 ペットに対する虐待は犯罪です。ペットを殺したり、傷つけた者には、2年以下の懲役または200万円以下の罰金が科せられます。

 外的な傷だけでなく、充分な食事を与えなかったり、病気やけがをしたのに病院へ連れていかない“ネグレクト”、排泄物だらけの施設で飼育している、飼えなくなったからとペットを遺棄したなどの場合、いずれも100万円以下の罰金となります。

◆虐待を目撃したら警察や保健所などに連絡を

 動物への虐待を目撃したら、警察へ通報してください。ただし、警察は虐待の現場を押さえられなければ、動けません。飼い主が「虐待ではなく、しつけだ」と主張した場合、どこまでがしつけでどこからが虐待か、明確な基準がないので、警察が動きにくいという現実があります。ですから、警察以外に、自治体の保健所、動物愛護センター、動物愛護担当部署にも連絡するといいでしょう。

 自治体は警察のように飼い主を逮捕することはできませんが、都道府県知事は、多頭飼育が原因の衰弱などの場合、飼い主に対して、飼育方法を改善するように、勧告や命令を出せます。

 また、虐待かどうか判断が難しい場合は、動物愛護団体へ相談してみるのもいいでしょう。状況によっては動物愛護団体が、警察に告発してくれたり、保護してくれることもあります。

 虐待では…と不安に感じたらすぐ、手遅れになる前にいずれかの機関に一報を入れることが大切です。

◆虐待の証拠を写真や映像で残しておく

 どこに相談する場合にも、写真・ビデオ、録音など虐待を証明する客観的証拠があると、相談先が動きやすくなります。また、ペットが虐待されている事実だけでなく、不衛生な状態により悪臭や虫が発生している、鳴き声により周辺の生活環境が損なわれているなど、周辺の住民が迷惑を被っている場合には、それを説明するとよいでしょう。

 このような場合にも、都道府県知事は勧告や命令を出せます。具体的に何が起こっているのか、できるだけ詳細に伝えるようにしましょう。

飼い主の愛情不足による犬のストレス行動4つ

犬にも十分な愛情が必要です

犬は集団で生活する動物で、仲間とのつながりによって安心を得ています。現代、ペットとして暮らしている犬たちは、飼い主さんやその家族とのふれあいを通して安心を得ていると言えるでしょう。それゆえ、飼い主さんとのふれあいが少なかったり、愛情が不足している場合に犬は精神的なストレスを受けます。そのストレスがなかなか発散されず、不安感や欲求不満の状態が続くと、犬は「葛藤行動(かっとうこうどう)」と呼ばれる異常な行動をする場合があります。

この記事では、主に愛情不足のストレスによる「葛藤行動」の例を見ていきたいと思います。
もしあなたの愛犬にも当てはまるものがあれば、すぐに改善しましょう!

サインその1:繰り返し行動や自傷行為

繰り返し行動や自傷行為の例として、

✔自分のしっぽに噛み付こうとグルグル回り続ける
✔自分の手や足を皮膚が炎症を起こすほどなめ続ける
✔自分の毛をむしりとる

などが挙げられます。日頃からよく愛犬の行動を観察して、これらのストレスサインに気づいてあげられるようにしましょう。しかし、場合によってはかゆみや痛みなどがあって患部を舐め続けることもありますので、病気やケガの疑いのあるときは動物病院を受診しましょう。

サインその2:悲しい目で飼い主を見てくる

犬は目の表情でも感情を表しますよね。悲しい目で飼い主さんをじっと見つめてくる場合、「遊んでほしい」「なでてほしい」「お散歩にいきたい」など自分の欲求を静かに訴えていると思われます。とくに、しつけがバッチリで優等生なワンちゃんほど、飼い主さんに怒られないように欲求を我慢してしまうことがあります。飼い主さんが敏感に愛犬の感情に気づいてあげて、飼い主さんが主導で上手くストレスを発散させてあげることがポイントです。

サインその3:破壊行動

お留守番のときに、ペットシーツやクッションなどをズタズタに破壊しているなんてことはありませんか?ひとりぼっちの寂しさを紛らわすために、破壊行動をしてしまうワンちゃんがいます。日頃より飼い主さんからの愛情を十分に感じている場合、精神的に安定しているので、お留守番中はほとんど寝て過ごしているはずです。(成犬で1日15時間ほどの睡眠時間が必要と言われています)

ひとりのお留守番の時にも愛情を感じられるように、一緒にいる時の接し方を改善しましょう。

サインその4:ムダ吠えが多い
>特に飼い主さんが居ないときや、見えなくなったときに吠え続けているワンちゃんは要注意です。これは「どこいったの!?寂しいよ!!」と訴えるために吠えているといえます。分離不安症になっている確率も高いので、愛情をたっぷりかけながら、愛犬が精神的に自立できるようにしていきましょう。

愛情を伝える方法

愛犬に愛情を感じてもらい、ストレスを減らすには、以下の方法をとってみましょう。

基礎的な欲求を満たしてあげる

「水が飲みたい」「ご飯が食べたい」「動きたい」「休みたい」などの動物としての基本的な欲求を十分に満たせるようにしましょう。

笑顔と優しい声でほめる

「今日もイイコだね」「大好きだよ」「可愛いね」など笑顔で声をかけてあげましょう。

毎日スキンシップをとる

短時間でもよいので、マッサージをしてあげたり、たくさん撫でてあげたり、一緒にお昼寝をしたりするといいでしょう。この3つのポイントを丁寧に実行すれば、愛犬は必ず愛情を感じでくれるはずです。

まとめ

犬が飼い主をリーダーとして信頼し、心の安心を得られるようにしてあげることが「愛情」なのです。注意点は、「愛情=犬の要求に応える」ことではありません。愛犬の要求にいつでも応えていると、犬は自分がリーダーと勘違いをしてさらにストレスを感じるようになります。叱るときは怒りを込めてハッキリと。ほめるときや遊ぶときは楽しく笑顔で。休むときは共にゆったりと。

メリハリのあるリーダーとして、愛犬に愛情たっぷりに接してあげてください。そうすれば問題行動や愛犬のストレスは必ず減るでしょう。飼い主さんと愛犬が、上手に愛情のキャッチボールが出来て幸せになれますように。

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