最近になって再流行しているTwitterのハッシュタグ「#ドクターに言われた衝撃的な言葉」にて、愛猫について言われたビックリな獣医師の言葉が投稿され話題になっています。これは知らなかった……。 飼い主のニャンコバーガーさんの愛猫ちゃんが、まだ小さかった2年ほど前のこと。片方の後ろ足を引きずるように歩く猫ちゃんの姿をニャンコバーガーさんは目撃します。心配したニャンコバーガーさんは愛猫ちゃんを連れて病院へ行くことに。焦るように「先生!!大丈夫でしょうか?」と獣医師さんに聞くと、「これはだめだね…」の一言が。どんなケガや大病かと心配するニャンコバーガーさんに、獣医師さんは続けて一言、「これは…仮病ですね」。……まじかよ。 ニャンコバーガーさんも思わず「え!?」と聞き返す診察結果ですが、猫ちゃんの“仮病”は、すねたときや暇つぶしなどで使われるそうです。実際にこのとき、猫ちゃんに水をまき散らされたことでちょっと叱り、その片付けをして戻ったら例の歩き方をしていたそうです。すねて気をひこうとしてたのかな……? ちなみに病院から帰ってきてもやっていたそうですが、試しに猫じゃらしを出したところ元気に飛び回る姿が目撃されたそうです。この分かりやすさもまたかわいい。Twitterでは「動物も仮病を使うのか!」と驚く声が上がる一方で、「都合が悪くなるとこれやる」
「うちの子も昔やってた」という猫・犬飼いユーザーからの声も多く、同様に心配して病院に連れて行ったら仮病だと判明する流れは“あるある”のようでした。また、だまされたというよりは「良かったぁ…」とホッとする気持ちの方が強いのも共通のようです。どちらかというと余計に優しくしたくなる……!
飼い主さんだからこそ心配になって見抜けない部分もある愛猫の仮病。もちろんそれらの特徴と一致したからといって、全てが仮病とは限らないので、セカンドオピニオンという選択肢もありでしょう。
さまざまな研究により、犬と人ではどのような違いがあるのかを深堀すると、物の見え方や感覚にも違いがあることが分かってきました。 そこで今回は、犬の見ている「色」の世界をテーマに、犬の色の好みや見え方などについて、いぬのきもち獣医師相談室の先生にお話をうかがいました!
犬にも人と同じように「色」が見えているの?
ーー以前は「犬には白黒にしかみえていない」といわれていました。現在では「犬も少し色が見えている」というのが定説のようで、「黄色と青色系」の色が見えるともいわれていますが、犬にも人と同じように「色」が見えているのでしょうか? 獣医師: 色の見え方には諸説ありますが、「オレンジ」は黄色っぽい色に、「紫」は青っぽい色として認識されているといわれています。 また、「赤」と「緑」については、グレーのグラデーションのように見えているようです。「赤」は青みがかった黄色の濃いグレーに、「緑」は黄色っぽい薄いグレーに見えていると考えられています。
犬に「色」の好き嫌いはある?
ーー犬には、好きな色や嫌いな色があるのでしょうか? 獣医師: 犬に色の好みはないと考えられます。青・紫・濃紺など青系の色は認識しやすいようなので、食器やおもちゃなどのアイテムに取り入れてみるのはよいかもしれませんね。
人と犬の「色」の見え方が違う理由は?
人や犬が「色」を感知できるのは、網膜に「色を感じ取る細胞」が存在するためです。
しかし、人の網膜には「赤」「青」「緑」を感じる3種の細胞があるのに対し、犬の網膜には「青」と「緑」を感じ取る2種類の細胞しかないと考えられているため、赤系統の色を感知することができず、犬と人では色の見え方が違うといえるのでしょう。
愛犬の見ている「色」の世界を想像しよう♪
犬と人では同じものを見ていても、色の見え方に違いがあることが分かりました。
また、犬に色の好みはないということですが、認識しやすい色はあるので、そういった色をアイテムに選んでみるなど、愛犬との生活に取り入れてみるのはよいかもしれませんね!
愛犬の見ている世界を知り、愛犬の目線を想像することで、より愛犬との絆を深目られるかもしれません。
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師) 参考/「いぬのきもち」『360度いぬのこと大調査!第2章 こんなに違うからこんなにカワイイ♡犬と人とことん比べてみました!』(監修:大阪府立大学名誉教授 医学博士 獣医師 佐々木文彦先生) 取材・文/いけてぃん ※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。 ※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
犬は「赤ちゃん」であることを認識している
犬がなぜ人間の赤ちゃんを守ろうとするのかという疑問を解消する前に、まずは犬が人間の赤ちゃんを「赤ちゃん」として認識している話しから紹介します。
そもそも犬の赤ちゃんと人間の赤ちゃんとでは、見た目から大きな違いがありますよね。それにもかかわらず、なぜ犬は人間の赤ちゃんを「赤ちゃん」として認識できるのでしょうか。
それは赤ちゃん独特の匂いや、他の歳の人間とは違う高い声、そして見た目にあります。嗅覚の鋭い犬は、赤ちゃんにしかない匂いを嗅ぎ取り、それによって「赤ちゃんだ」と認識するのです。さらに声も他の人間に比べて高く、泣き声をあげることから、自分(犬)の赤ちゃんと同じように認識しているのだと言われているのです。
さらに犬の赤ちゃんと人間の赤ちゃん、両者の見た目の共通点に、顔のパーツが中央に集まっているという点が挙げられます。この要素からも犬は赤ちゃんであると認識しているのです。犬がいかに知能が高いかわかりますよね。
なぜ人間の赤ちゃんを守ろうとするの?4つの理由
犬が人間の赤ちゃんを「赤ちゃん」として認識できているという話を知ったところで、いよいよ本題に入りましょう。なぜ犬は自分の子どもでもない、人間の赤ちゃんを守ろうとするのでしょうか。
1.母性本能から
まずメスの場合には、母性本能が働いている可能性が挙げられます。これは犬も人間も同じですが、女の人や犬、また他の動物は赤ちゃんを見ると母性本能が働き、守ってあげたいという欲求が生まれるのです。
先ほど話に出たように、犬は様々な要素から人間の赤ちゃんを「赤ちゃん」として認識していますので、赤ちゃんを見た瞬間に「守ってあげたい」と母性本能が発揮されているのです。
以前、行方不明になった小さな子どもが、何年もの間、野犬に育てられていたというニュースが世界中で話題になりました。このニュースも雌犬の母性本能が働いた結果と言えるでしょう。
2.赤ちゃんは助ける存在だと認識している
犬の悲しい時に見せるサインとは?
愛犬と一緒に過ごしていると私たちに様々な表情を見せてくれますよね。人間のように言葉を話せない分、表情やしぐさでその気持ちを一生懸命伝えようとしてくれます。嬉しい時のしぐさはしっぽを振ったり、駆け寄ってきたりなど色々ありますが、悲しい時はどのようなしぐさを見せるのでしょうか?
サインその1:悲しそうな目で見つめてくる
少しうつむき加減で、こちら側の様子をチラチラと伺ってきたり、上目遣いで見てきたりします。またクーンと甘えているような切ないような声を出して、飼い主に対し何かを要求するように見つめてくることもあります。
サインその2:外をずっと眺めている
リラックスしてる訳でもなく、外の何かに反応してる訳でもなくただ外をひたすら眺めている場合、犬は悲しい気持ちになっているかもしれません。しっぽがだらんと下がっていて、少ししょんぼりしているような座り方であれば、不満があったり期待はずれのことが起きたと思っているでしょう。
サインその3:体の毛をむしる、前足を舐める
飼い主の留守が多かったりと寂しい思いをしているとストレスから自分の前足を舐めたり噛んだりします。これは分離不安から起きるもので、日頃愛犬との距離感が近い分、起きやすいと言われています。
分離不安症状とは?
飼い主と離れることが原因で物を壊す、お漏らしをする、鳴きやまないなどの問題行動や嘔吐、下痢などの体調不良を引き起こすことを分離不安症状と言います。
サインその4:遠吠えをする
飼い主の帰りを待っている時や家の中に入れてほしいという思いで遠吠えをすることが多いようです。ただ、ストレス解消に吠えていることもあり、その場合はたくさん遊んであげることで止める場合もあります。
「うちの子、何か変だ」と感じても、個性だと思って自閉症のサインを見過ごしていませんか?未診断・未治療の自閉症の子どもも少なくないそうで、少し軽い障害を含めると約100人に1人の確率で見つかるとか……。ちょっと人ごとではない割合ですよね?そこで今回は、国立精神・神経医療研究センターや厚生労働省の情報を参考に、“子どもの自閉症サインを見抜くポイント”をまとめました。■1:物に対する興味・関心を親と共有できているか?最初のチェックポイントは、興味・関心の“共有の仕方”になります。そもそも自閉症とは、多くの遺伝的な要素が絡み合って生じる、生まれつきの脳機能の障害です。そうした障害があるために例えば、(1)興味を持った物を指さししない・親の指さした方向を見ない(2)興味を持った物を見せに持ってこない(3)親の視線に気付いて、同じ物を目で追わない(4)何か予期せぬ物を見掛けたとき、親の表情や反応を確かめないといった傾向が見られるとか。もちろん、そのときどきに何か別の物に気をとられているだけかもしれませんが、物への興味や関心を親と共有できているか、あら探しにならない範囲でチェックしてみてください。■2:人への興味・関心に問題がないか次は、人への興味・関心に関連したチェックポイントです。
(1)興味を持って他の子を見つめたり、手を伸ばしたりしない
(2)親の表情や動作をまねようとしない
といった点が気になりませんか?
自閉症がある子どもは、他の子どもに興味を持たず1人遊びに没頭していたり、親のまねをしなかったりする傾向があるそう。
自然な形で子どもを誘い出しながら、上記のポイントをチェックしてみてください。
■3:コミュニケーションに問題がないか
最後は、子どものコミュニケーション方法をチェックしてください。
(1)1~2秒以上、親の目を見つめない
(2)笑いかけても笑顔を返してくれない
(3)名前を呼んでも反応しない
(4)親の注意・関心を自分に引こうとしない
など、気になる部分はありませんか? あら探しになってしまってはお互い疲れてしまいますが、自然な形で名前を呼んだり笑いかけたりして、上述のような反応を引き出してみてください。
以上、“子どもの自閉症サインを見抜くポイント”をまとめましたが、いかがでしたか? 生後18カ月から24カ月の時点で初期のサインが見られるそうです。
現段階では、残念ながら根本的な治療は望めないようですが、早期発見をすれば子どもの発達や適応を上手に促してあげられるようです。
また、小児科のかかりつけ医と日常的に接していれば、専門的な視点から自閉症のサインを代わりにキャッチしてくれるかもしれません。その意味でも子どものかかりつけ医は大切なのですね。
「ペット禁止」を掲げる賃貸マンションに引っ越した会社員のアオイさん(30代女性・神奈川県在住)。引越しの挨拶に隣人の家の呼び鈴をならすと、玄関からコーギーがあらわれ、「ワン」と出迎えられました。
アオイさんが驚いた表情で犬を見ていると、隣人は「この子うちの犬よ、かわいいでしょ。いまの時代、ペット禁止にしているマンションの方が悪いからね」と悪びれることなく話したそうです。
さらに、「みなさん金魚やウサギを飼っていらっしゃるわよ。ようは迷惑かけなきゃいいのよ。あなたも何か飼ったら」とすすめてきました。
ペット禁止の物件では、どのようなペットも飼ってはならないのでしょうか。また、ペットをこっそり飼っていることがバレた場合、退去することになるのでしょうか。五十部紀英弁護士の解説をお届けします。
●「ペット禁止」の賃貸物件では、どんなペットもダメなの?
ーー「ペット禁止」という条件を受け入れて入居した場合でも、小動物などであれば飼うことは許されるのでしょうか。
借りているマンションやアパートで動物を飼うことができるかは、「賃貸借契約」によって決まります。多くのマンション、アパートは、契約書においてペットの飼育を禁止していますので、ペットを飼育することはできません。
中には、「ペット飼育可」、「ペットOK」等の記載があるマンションやアパートもありますが、このような物件であれば、動物を飼っても良いという内容の賃貸借契約を交わすことになりますので、マンション、アパート内で動物を飼育することは可能となります。
問題となるのは、「ペット」がどこまでの動物をいうのか、魚・虫が含まれているかということですが、賃貸借契約書あるいは規約に「犬」や「猫」といった種類が特定しておらず、ただ一律に「ペットの飼育を禁止」と種類が特定していない場合は、あらゆる生物の飼育が禁止と解釈するのが原則です。
なぜならば、ペット飼育禁止の規定は、ペットを飼育することによる騒音や臭い、害虫の発生、万が一ペットが逃げ出したときのトラブル、退去時の原状回復が困難であることなどをあらゆる点を考慮し、作られているからです。
その他、動物アレルギーをお持ちの方は、ペット禁止である物件を選択して住んでいることもありますし、「この位のサイズなら大丈夫だろう」と自己判断で小動物や昆虫といった生物を飼育すると、様々なトラブルが発生する可能性もあります。
もっとも、オーナーや管理組合・管理会社の許可を得れば、飼育することが可能なこともありえますので、決して「この位は大丈夫であろう」と自己判断をせずに、きちんと確認を取るようにしてください。
どうしても狭い方から出たい? ジーンズの裾から顔を覗かせる雪之丞ちゃん【画像提供:雪之丞(ゆきのじょう)さん(@5711Nakasin)】
ねこやいぬって、飼い主さんの匂いがするものが好きですよね。お風呂上がりに着ようとしていた服をくわえていってしまったり、気が付いたら脱いだばかりのパジャマにくるまって寝ていたり……。
ジーンズの中に潜り込んだ後、狭い裾の方から脱出しようとして、なかなか抜けられずに“一体化”してしまったねこが話題になっています。
成長記録として、愛猫の動画や写真をYouTube「雪之丞のふわふわちゃんねる」やインスタグラム(yukinojo18)でも公開している、雪之丞(ゆきのじょう)さん(@5711Nakasin)に話を聞きました。
飼い主さんの服が大好きな雪之丞ちゃん なぜかいつも狭い方から出ようとする?
動画のワンシーン。ジーンズの裾から出ようともがく雪之丞ちゃん(画像はスクリーンショット)
ロールアップしたジーンズの裾から、顔を覗かせているねこの名は「雪之丞」ちゃん。生後11か月になる、マンチカン にしては脚の長い女の子です。
名前の由来は、映画化もされたテレビドラマ『猫侍』に出てくる「玉之丞」。美しい白毛にぴったりの名前をもじりました。
当初は保護ねこを引き取ることも考えていたという飼い主さんでしたが、なかなかいい出逢いに恵まれず……。そんな時、何年も前から通っていたねこカフェにいた雪之丞ちゃんに一目惚れ。特にマンチカンや白ねこにこだわりがあったわけでもないのに、「何か惹かれるものがあった」そうで、お迎えすることになりました。
まだまだ成長中の雪之丞ちゃんですが、性格はとても「おてんば」。新しい袋や箱、飼い主さんの服に目がなく、見つけるとすぐに“潜入”してしまうのだとか。すると、ある日ちょっとした事件が起きます。
床に置かれたジーンズがひとりでに動き出し、中からは怪しい白い影が。ウエスト側から入ったはずの雪之丞ちゃんがなぜか細い裾の方から、もぞもぞと一生懸命もがきながら外へ出ようとしています。
それというのも、潜入中に飼い主さんが大好きな鈴を鳴らしたため、「すぐに行かねば!」と必死なのです。 今すぐにでも飛んでいきたい雪之丞ちゃんですが、ねこ1匹が通れるか通れないかの細い裾。
やはり一筋縄ではいきません。何とか外に出ようと一生懸命もがきますがなかなか出られず、結局下半身にジーンズをぶら下げ、“一体化”したまま走り去っていく雪之丞ちゃんなのでした。
飼い主さんが動画の一部をツイッターで公開すると、「ジーンズの裾から猫が産まれたぁー」「こんなの笑うしかないじゃないですかw」「出られなくなってる 新種誕生ですね笑」「すごい必死www」などとコメントが殺到。
約4万件のいいねが集まるなど話題となりました。 動画が終わってから数秒後に無事“脱出”に成功し、何事もなかったかのような顔をしていたという雪之丞ちゃん。
いつもと変わらない様子だったそうなのでご安心を。雪之丞ちゃんの性格をよく知っている飼い主さんは、紐を誤飲してしまったり、狭いところから抜けなくなってしまったりという事故が起きないように、常に目を離さないようにしているとのことです。
犬も仮病をつかう?
犬も仮病を使うって知っていましたか?病気や怪我をしているわけではないのに、足をひきずったり、寝込んで見せたり、咳をしたり…犬はそんな「演技」ができるのです。犬はそれくらい賢い動物だともいえます。そのため犬もタイミングによっては、病気のフリである仮病をつかうことがあります。
人間が仮病は理由は何であれ「騙すこと」が目的ですが、犬の場合は少し違います。今回はそんな犬の仮病について「犬が仮病をつかう3つのタイミングと見極め方」をご紹介します。
本当に病気なのか、仮病なのか、判断がつかないときは参考にしてみてくださいね。ただし、仮病をつかう場合は体の不調はなくとも、心に不調をかかえている可能性があります。どうして仮病をつかうのかまで考えたいものです。
犬が仮病をつかうタイミング
1.関心を引きたい
犬が仮病をつかうタイミングで一番多いのが、飼い主さんの「関心を引きたい」という理由です。飼い主さんが他のことで手が離せずになかなか構ってもらえずに寂しい思いをしていた時など、飼い主さんの気を引こうとして仮病をつかうことがあります。
この時の仮病は呼んでも反応しない、寝床にこもる、じっと動かないといったような動作が多いようです。過去にこのように具合が悪そうにしていた時などに、飼い主さんが心配して構ってくれたことを覚えており、それを学習してその時と同じようにふるまったりするのだそうです。
人間でいうところの「いじける」という感覚に近いのかもしれませんね。そうはいっても不安も関係しているので、長時間構わないような状態はできれば作らないようにしたいものですね。
2.もっと良いものが欲しい!
何かが「もっと欲しい」といった感情の時も仮病をつかうことがあります。この時の仮病はご飯を食べない、おやつを食べないといったような、食事を食べないといった行動で現れる場合が多いようです。
ご飯を食べないと、飼い主さんからしたら体調が悪いのかも、、、と心配になりますよね。しかし、仮病でご飯を食べない場合、犬は「これを食べなければ、もっといいものがもらえる」という思いで、食事に興味がないふりをしているかもしれません。
これも過去に「食べない」ことで飼い主さんに構ってもらえたり、もっと良いものがもらえた経験をもとに行動しているのだそう。
3.したくないことがある
3つ目は人間が仮病する場合と似た理由です。犬にとって「したくないこと」があった時に、じっと動かなかったり、どこか痛そうにしていたりといった行動をします。例えば、お散歩が嫌いな犬やお風呂が嫌いな犬が、お散歩やお風呂の前にこれらの行動をすることがあるのだそう。
これも過去の学習経験をもとに、ある種の行動が「嫌なことをしない理由」として通用することを知っているがゆえの行動なのだそう。
見極め方
仮病なのか、本当に体調が悪いのかを判断するのは難しいですよね。仮病なんて思いもしないため、具合が悪そうだったら本当に心配してしまいます。愛犬が何かしらの症状を見せたら、まずは体に異変がないかを確認すると思います。
しかし、特に体には異変がない。なのに反応しない…こういった時は仮病の可能性があります。そんな時はおもちゃやリードなどの愛犬が好きなものを見せて反応を見てください。ご飯や散歩などの喜ぶ言葉をかけることでも構いません。この時に尻尾を振っていたり、耳を動かしたり、飼い主さんを見ていたら、仮病の可能性があります。
また、そもそも構ってほしくて仮病をつかっている場合、相当頑固な犬でない限りは飼い主さんが構い始めたら反応を始めます。ご飯を食べない場合やお風呂に入りたがらない場合も、体調が悪いわけでないのであれば他のことには反応を示すはずです。
なお、呼吸が乱れている、何をやっても動かない、明らかに元気がない、といった状態の場合は本当に体調を崩している可能性が高いため、獣医師さんへ相談をしましょう。
まとめ
我が家の愛犬も忙しくて極端に構えていないときなどに、小さな小さな声で鼻を鳴らしていることがあります。呼んでも反応しないため、具合が悪いのかと思って近づくと特に問題はなく、散歩に行くか声を掛けたら即座に立ち上がるといったことがありました…。こういう時は人間の都合を押し付けていたと、いつも反省します。
犬が仮病をつかうということは、それだけ寂しい思いをさせてしまっていたり、日々のコミュニケーションが不足しているということなのかもしれません。わがまま放題に甘やかす必要はありませんが、コミュニケーションの取り方を見直すきっかけなのかもしれません。
犬のためのサービス①犬の幼稚園・保育園
犬の幼稚園・保育園は、人間の幼稚園や保育園と同様に日中子犬を預かって、犬同士で遊ばせて遊び方や社会性を身につけさせたり、常駐するトレーナーがトイレトレーニングや甘噛みのしつけ、オビディエンストレーニングなどを行ったりします。
日中数時間の預かりの後は、飼い主さんがお迎えに来たり、車で自宅まで送迎したりして帰宅する形になります。
犬の幼稚園・保育園というだけあってメインは子犬の預かり。
しかし、子犬から通っている子であれば成犬になっても預かりOKというところも多いようです。
ただし、日中の過ごし方やトレーニング内容についてはそれぞれの施設で異なり、しつけなどはほとんどせず、ただ預かっているだけというような施設もあるようなので、預ける場合にはしっかりと確認した方がいいでしょう。
欧米での考え
欧米の動物に関する先進国では、「犬を飼ったらまず幼稚園・保育園へ」という考えが浸透しているところも少なくありません。短い子犬の時期だからこそ、急いで学ばせなければならないことや、適切に対応しなければならないことなどがあり、それを怠ることで成犬になってからの問題行動につながる可能性が高いということが知られているからです。日本でも吠えや噛みつき、いたずら、ストレスによる自傷など、様々な問題行動を起こす犬が数多く見られます。犬の幼稚園や保育園に通わせることで、そうしたことを未然に防ぎ、飼い主自身も犬に対する正しい接し方を学ぶこともできるので、ぜひ日本でも浸透してほしいサービスです。
犬のためのサービス②老犬介護・シニアケア
犬の幼稚園や保育園が徐々に広まってきていますが、最近急速にその数を増やしているのが老犬介護のための施設です。
日中預かりをするデイケアや面倒を見切れなくなった犬を預ける老犬ホームなど、その形は様々で多様性を見せています。
犬の寿命が長くなったことから、犬のシニア期が長く介護期間が長く、さらに共働き世帯が多いため、日中犬を一人にさせることに不安があるなどということからその需要は高まっています。
もちろんずっと自宅でつきっきりの介護ができればいいのかもしれませんが、認知症になって徘徊・昼夜逆転生活になってしまったり、性格が変わったように攻撃的になったりして、様々な苦労があるものです。介護をする側が寝不足で体調を崩したり、ストレスや不安からうつ状態になってしまったりするということもめずらしいことではありません。特に人間の介護以上に犬の介護というのは、勤務先はおろか家族からの理解もなかなか得られないことがあります。そうして孤立してしまいがちな介護者をサポートするためにも、老犬介護に関するサービスがますます充実することを望みます。
犬のためのサービス③心の「見える化」デバイス
活用したい犬のサービスとして、上記では犬に“必要”と思われる施設やサービスを紹介してきましたが、ここでひとつちょっとタイプの異なるサービスを紹介しましょう。家族である大切な愛犬の気持ちや心の状態を可視化(見える化)するデバイスがいくつか開発されており、注目を集めているのです。
INUPATHY(イヌパシー)
INUPATHY(イヌパシー)は、犬の心を読み解き犬の状態を5つの色であらわしてくれるハーネス型のウェアラブルデバイスです。
電源を入れたら後は犬に着せるだけで「リラックス・ドキドキ・ハッピー・興味・ストレス」を5色のライトで表してくれます。心拍変動解析技術なども搭載されており、アプリと連動させて犬の健康に関わるデータを蓄積し、健康管理に役立てることも可能です。
しらせるアム
上記のINUPATHY(イヌパシー)と同様のウェアラブル端末で、内蔵された加速度センサーや温度センサーから得られる情報を人工知能解析エンジンが解析をして、全20種類の気持ちや欲求を検知することができるものになっています。消費カロリーや熱中症予防通知など、健康状態の確認をスマホを使って外出先からチェックすることもできます。
活用したい犬のためのサービスまとめ
犬に関するサービスは多岐にわたり、犬の健康を守る重要なものから遊び要素の高い楽しいものまで様々です。犬に関するサービスが増えているということは、犬の存在が人間社会の中でも大きなものになっているということのあらわれだと思います。数あるサービスの中から愛犬と自分にとって必要なものは何かをしっかり吟味して見極め、情報に踊らされ過ぎず、上手に活用していくことができれば、今よりもさらに素敵なドッグライフが待っているかもしれませんね。
肥満から来る猫にも怖い生活習慣病
猫も生活習慣病になってしまうことをご存じでしょうか。満などの生活習慣病は、猫もなってしまうと高血圧や高脂血症、糖尿病などを引き起こしてしまいます。
猫が肥満になり過ぎると、関節や筋肉への負担が増え、椎間板を痛めて将来的に歩けなくなってしまったり、体についた脂肪によって呼吸がしにくい、皮膚病になりやすくなる、病気になったときに手術ができなくなるなどの様々なリスクがあり、「将来的に命にも関わることも」あるのです。歩けなくなったり、寿命が短くなったりすることを思えば、猫にとっても生活習慣病は恐ろしい病気なのです。
猫が生活習慣病になる原因
猫の病気などは、なかなか様子を見ないと気が付きにくいものですよね。生活習慣病になっているとき、猫はいくつかの症状が現れます。ここでは、どのようなものがあるのかについてご紹介させていただきます。
ご飯の食べ過ぎ
猫が欲しがるたびにおやつをあげてしまったり、餌を適正以上に食べさせたりしていると肥満になりそこから糖尿病などの生活習慣病になりやすくなってしまいます。また、猫が腎不全になると「たくさん食べるのに、みるみる痩せる」という症状が出ることもあります。
飲み水を異常なほど飲んだり、トイレの回数が多かったり、少ない、などのこともあると腎臓病や泌尿器系に何らかの病気を来している可能性も考えられます。
ストレスや運動不足
猫の生活習慣病は、ストレスも関係があると言われています。猫は体を動かして消化を促したり、ストレス発散をしたりしています。しかし、猫が日常的に運動をしないと肥満になり、結果的に生活習慣病になってしまうのです。いつもゴロゴロとしている、太っていて「呼吸がしにくそう」というのも、生活習慣病の症状の1つです。
生活習慣病の予防や対策方法
生活習慣病になると、結果的に猫の寿命を短くしてしまうので飼い主さんが予防や対策をしてあげたいですよね。
そこでここでは、飼い主さんができることについてご紹介させていただきます。
運動をさせる
無理しすぎはよくありませんが、1日に15〜20分程度体を動かす機会を作るようにしましょう。
飼い主さんが猫じゃらしなどを使って遊んであげる、自分から運動をすることができるように、「キャットタワーを設置する」などといったことがおすすめです。
キャットタワーをつければ、上下にジャンプすることができるので、自然と運動をする機会が増えますよ。
食事やおやつを見直す
まず、キャットフードを与えすぎている場合には適正量に見直すことが大切です。一気にあげてしまうのではなく少量を数回に分けたり、早食い防止皿を活用したりすることなどがおすすめです。
またおやつは、肥満の原因にもなってしまうので与えるのをやめてみたり、ご褒美やしつけとしてだけで与えたりするなどが良いでしょう。また肥満の猫用のおやつも売られていますのでそちらに切り替えをするのも検討してみてください。
穴の開けたペットボトルにおやつを入れて、簡単には出せないようにするなどと「狩猟本能を刺激する楽しみ」を加えたおやつの与え方をするのもおすすめですよ。もしこれを利用するときには、ペットボトルの切り口で怪我をしないように対策をして利用してくださいね。
定期検診は必ず受ける
猫は見た目だけでは、生活習慣病だとすぐ分からない場合もあります。きちんと動物病院で定期検診を受けておけば、病気の早期発見早期治療をすることができます。完治の難しい病気であったとしても、早期治療をする方が進行速度を遅めるなどの治療もでき、猫のためでもありますので、定期検診は必ず受けるようにしてください。
まとめ
猫にとって生活習慣病は歩行を困難にさせたり、寿命を短くしてしまったりする原因にもなってしまいます。予防や対策は飼い主さんに掛かっており、適度な運動を心がけたり、食事管理をしたりするなどということが対策方法として有効です。
愛犬のその行動…わざとかも!?
愛犬と一緒に生活していて、愛犬の行動に「これって、わざとじゃ…!?」と感じることはありませんか?犬は、ある行動をして自分にとっていいことが起きると、わざとまたその行動を取ることがあります。犬に悪気はないようですが、その行動に飼い主さんが振り回されてしまうことも少なくありません。さて、犬が飼い主さんにわざとしている行動にはどのようなものがあるのでしょうか?以下からご紹介していきます。
犬が飼い主にわざとしている行動①食糞
食糞とは、文字通り「うんちを食べてしまうこと」。人間からすれば信じられない行動ですが、犬はうんちを汚いと思っていません。ですから、興味本位や暇つぶしでうんちを食べてしまい、それがクセになってしまうこともあります。また、食糞をしたときに飼い主さんが「食べちゃダメー!」などと騒いでしまうと、「うんちを食べると、飼い主さんが注目してくれる」と覚えてしまい、飼い主さんの気を引くためにわざと目の前で食糞することも。
食糞させないためには、うんちを食べる機会を作らないようにするのが一番です。愛犬がうんちをしたら、慌てず騒がず速やかに片づけるようにしましょう。うんちをしたらすぐにおやつを与えて、愛犬がおやつを食べている間にサッとうんちを片づけてしまうのも手です。
犬が飼い主にわざとしている行動②食事を食べない
飼い主さんが手作りした食事や、フードにお肉などをトッピングした食事を与えたあとに、いつものフードを食べなくなることがあります。これはほとんどの場合、わざとハンガー・ストライキをして、飼い主さんにもっとおいしいものを出させようとしています。要するに、犬のワガママです。
体調不良で食欲が減退している場合もありますので、愛犬が食事を食べないときはまず動物病院で受診しましょう。とくに健康に問題がないのであれば、お腹が空くのを待ってみても大丈夫。時間を決めて、食事を下げてしまいましょう。健康な成犬なら、1~2食食べなくても問題ありません。
犬が飼い主にわざとしている行動③足を引きずる
愛犬が足を引きずっているので心配になって動物病院へ連れて行ったら、どこも異常がない、ということがあります。いわゆる仮病です。犬は、過去に足を引きずって飼い主さんに心配してもらったり、大事に扱ってもらったりした経験があると、同じ状況を作るためにわざと足を引きずることがあります。飼い主さんの仕事が忙しいとき、新しい家族やペットが増えたときなど、自分への関心や愛情が薄れていると感じたときに、仮病を使って飼い主さんの気を引こうとするのです。
仮病の目的は、飼い主さんの気を引くこと。ですから、飼い主さんの前でだけ足を引きずるのであれば、仮病である可能性が高いです。仮病でも叱ったりせずに、愛情を示してあげましょう。飼い主さんが見ていないときでも常に足を引きずっているようなら、関節などに異常があるかもしれませんので、動物病院で受診を。
犬が飼い主にわざとしている行動④聞こえないふり
都合が悪くなると聞こえないふりをする人がいますが、犬もそういうことがあるようです。例えば、ドッグランでもっと遊びたいのに飼い主さんに「オイデ」と指示されたとき、それに従いたくないために聞こえないふりをすることがあります。飼い主さんの指示には従わなくてはいけないと分かっていても、それ以上に優先したいことがあると、聞こえないふりをするのです。
また、何か不満があってふてくされているときも、飼い主さんがいくら呼んでも聞こえないふりをして、知らんぷりすることがあります。
犬が飼い主にわざとしている行動⑤トイレを失敗する
トイレを完璧に覚えているはずの犬が、トイレ以外のところで排泄してしまうことがあります。トイレを失敗する理由は、トイレの環境が変わった、不安や恐怖を強く感じた、興奮した、ストレスがあるなどいろいろ考えられますが、飼い主さんの気を引くためであることも。
飼い主さんの気を引くためにわざとトイレを失敗するのは、トイレ以外で排泄したときに飼い主さんが騒いでしまい、これをかまってくれたと勘違いしていることが原因です。トイレ以外で排泄したときは、怒ったり騒いだりせずに黙々と掃除をしましょう。同じ場所に排泄しないように、においを残さないことも大切です。
まとめ
犬が飼い主にわざとしている行動を5つご紹介しましたが、仮病まで使うとは驚きですね。「犬って賢い!」と思わずにはいられません。私たち飼い主は、愛犬がご紹介したような行動を取ったときに、その行動がわざとなのか否かしっかり見極められる目を養っておきたいものです。また、愛犬が飼い主の気を引くためにわざと行動を起こさなくても済むように、日頃から愛犬とのコミュニケーションを大切にしたいですね。
家で一緒に暮らすペットとして人気の高い猫。散歩の必要もなく、事故に巻き込まれる可能性も低いように感じます。しかし、実は思わぬところで危険な目に遭っていることも。詳しいお話を「もみの木動物病院」副院長の村田香織先生に伺いました。
猫でも“誤食”をしてしまうことはありますか?
「例えば毛糸でできたものやビニール、衣類などを食べてしまう子もいます。また猫用のおもちゃも遊んでいるうちに飲み込むことがありますので、初めて与える際にはしっかり観察するようにしましょう」
誤食以外で病院に訪れる理由を教えてください。
「室内飼育が増えたことで交通事故は減りましたが、マンションのベランダから転落する事故は時々あります。また、オール家電の家などでIHクッキングヒーターの上にのってしまい、やけどするケースも出ています。新しい生活用品を取りいれた時には、その対処方法も考える必要があります」
身軽な猫ならではのケガも多そうですね。
「猫はどこにでも上る習性があるので、それがケガにつながることも少なくありません。例えば本など重なっているものに登り、それが不安定な状態だと猫自身が落ちるだけでなく、重なっていたものも一緒に崩れて大ケガの元になる……、そんなケースもあります。いずれにしても、上下運動を好むという猫の習性を分かって環境を整えるべきですね」
ほかにケガを防ぐうえで注意すべきことはありますか?
「風などでドアが急に閉まり、挟まれてしまうこともあります。猫がいつでも通れるようにドアを開けておく場合は、ストッパーをつけて固定するなど対策を考えましょう」
最後に猫にとって快適な室温や湿度を教えてください。
「犬に比べて猫は暖かい環境を好み、室温や湿度への適応力もあります。ですから室温は18度~29度、湿度は30%~70%ぐらいと幅があります。ただし子どもや高齢、病気の場合は、犬と同ぐらいの室温23度、温度50%程度の環境が理想的です」
一口にペットと言ってもそれぞれに習性があります。その点を理解したうえで、安全で暮らしやすい環境づくりをつくっていきましょう。
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最近、巷ではなんだか猫ブーム。雑誌で次々に特集が組まれたり、SNSではたくさんの画像がアップされていたりと、猫たちのキュートな姿を目にする機会が多くなっています。
そんな、今改めて大注目の猫たちに実際に出合えるスポットとしては、谷中・根津・千駄木からなる「谷根千」エリアが有名。今回は、谷根千エリアの猫たちや街の魅力について、谷中銀座にある猫雑貨専門店「猫雑貨 ねこあくしょん」の山下さんにお話をうかがいました。
――猫を探して散歩される方も多い谷根千エリアですが、なぜこんなにも猫が多いのでしょうか?
山下さん「あくまでも想像ではありますが、このあたりがもともと寺町だったからではないでしょうか。神社仏閣などの落ち着いた場所には、猫が好んで住み着きます。また、谷根千エリアには細い路地がたくさんあることも理由の一つかもしれません。車の通りが少ない路地裏は、猫たちにとって住みやすい場所なのでしょう」
――なるほど。では、谷根千エリアの中で、特に猫に出合えるスポットや時間帯を教えてください!
山下さん「『夕やけだんだん』という、日暮里駅から谷中商店街に向かう階段あたりが有名です。ただ、昔に比べれば数は減っていると思います。というのも、最近では猫好きのボランティアの方が、猫の去勢避妊手術や里親探し、捨て猫に対するパトロールなどを行っているため、かわいそうな猫が減っているのです。他には、表通りから一本裏に入った路地などでは、猫に出合える確率が高いでしょう。
また、猫に出合える時間帯は、早朝や夕方~夜にかけてです。猫は、これくらいの時間に活発になるので、猫を探すにはオススメです。昼間でも、谷中の霊園などでは、お昼寝している子も多いのではないでしょうか」
――猫の姿を追いかけながら、街を散策するのも楽しそうですね。山下さんは、谷根千エリアのどんなところが魅力だと思いますか?
山下さん「まず、交通の便が非常によいこと。そして、レトロな雰囲気が色濃く残っているところです。現代と古きよきものが、これだけ見事にマッチしている街はなかなかないと思います。また、古くから住んでいる方々がとにかく親切で温かい街でもあります。他にも、日暮里側の繊維街も人気です。デザイナーを目指す若い方や、趣味で手芸をされる方など、全国から買い付けにいらっしゃった方で賑わっています」
猫たちの憩いの場である上、昔懐かしい風景と現代の便利さを兼ね備えた谷根千エリア。この街なら、ゆったりと心地よく流れる時間を過ごせそうですね。
《取材協力》
猫雑貨 ねこあくしょん http://www.necoactionproject.com/
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酵素とは
酵素ってなに?
サプリメントなどでお馴染みの酵素は、何らかの栄養素と思われがちですが、人間や動物、食物の中に含まれる、たんぱく質の一種が酵素なのです。
体内で化学反応を起こし、生成されるたんぱく質が酵素なのですが、ひとくちに酵素と言っても酵素には膨大な種類があり、様々な働きがあります。生き物が食べ物を分解、吸収、消化できるのは酵素の力によるもので、その栄養素をエネルギーに変えるのも酵素の力です。
それ以外にも、呼吸をすることや筋肉を動かすことなど、酵素がなければ人間も犬も生きてはいけないほど、生き物の生命活動の全てに関係しています。酵素にはもともと生き物の体の中で生成される物と、食物が自ら持つ物とがあります。
体の中にある酵素
酵素の種類
健康、美容、ダイエットに大人気の酵素ですが、酵素には消化管で作られ消化にかかわる消化酵素と、細胞内で働く栄養素の代謝に必要な代謝酵素の2種類があります。
消化酵素
人間や動物が食べ物を摂取し、消化して体内に吸収できるのは消化酵素があるからです。この消化酵素は食べ物を吸収しやすく、細かく分解してくれる働きがあります。
ひとつの酵素で全ての食べ物を分解できるわけでなく、消化酵素にもたくさんの種類があると言われています。犬に食物繊維が豊富な野菜を消化する消化酵素がないのは有名ですね。
代謝酵素
また、吸収された栄養素をエネルギーに作り変える代謝酵素もあります。消化酵素、代謝酵素ともに、残念なことに年齢を重ねることやストレスで生成される数が減少し、増やすことができなくなってしまうのです。
シニア犬になると体内の酵素が減ってしまうため、消化吸収の能力がおとろえ、腸内環境も悪くなるので、病気に繋がりやすくなると言われています。またシニア犬になって太りやすくなるのは、代謝酵素の減少によるものかもしれません。
食物が自らもつ酵素
体外から取り入れたい酵素
食物自身が自らを分解する酵素を食物酵素と呼びます。
食物酵素が多く含まれる食べ物を犬に与えることにより、体内の消化酵素や代謝酵素を必要以上に使わなくてすみますし、加齢やストレスにより減少してしまった酵素を補うことができます。ネックなのは酵素は加熱に弱いことで、48℃以上に加熱すると、酵素の働きはなくなってしまうと言われています。
近年、販売されているドッグフードは加熱処理されている商品がほとんどなので、酵素を摂取することはできません。また手作り食でも菌や寄生虫が心配で、しっかり加熱することが多いですよね。
このような流れから、現在、ペットとして飼われている犬は、酵素不足になっていると考えられています。
犬に与えたい酵素
気軽に与えやすい酵素は?
食物酵素自体は火を通さない肉や魚、野菜などに含まれているのですが、ふだんドッグフードを食べているワンちゃんであれば、いきなり生で与えるのも抵抗がありますよね。気軽に与えやすい食物酵素が含まれている食べ物をご紹介します。
ヨーグルト
ヨーグルトや納豆などの発酵食品には、多くの食物酵素が含まれており、加熱することなく安心して愛犬に与えられると思います。
牛乳を飲んで下痢をしてしまうワンちゃんだと、ヨーグルトは少し心配かもしれませんが、下痢の原因と言われる牛乳に含まれる乳糖は、ヨーグルトであれば乳酸菌が乳糖の一部を分解していますので、下痢を起こす可能性は少し低くなります。
納豆
納豆は犬にとって、非常に消化しやすい良質なたんぱく質です。納豆菌から作られている酵素の力で、消化を助けるだけでなく、血液をサラサラにしてくれる働きもあると言われています。ビタミン類も多く含まれているので、犬の健康をサポートしてくれる食品と言えます。
独特の香りが強く、ネバネバもあるので好き嫌いが分かれる食べ物だと思いますが、まずはごく少量フードにトッピングして与えて様子を見ましょう。あまり好まないようであれば、犬用にフリーズドライになっている納豆や、犬用納豆サプリも販売されていますので、試してみるのもお勧めです。
大豆アレルギーのワンちゃんも多いので、最初に少量を与えた後に皮膚が赤くなったり、痒がったりするようであれば、与えるのは控えてください。
バナナ
バナナは食物酵素が非常に豊富な果物です。お値段も手頃で、どこのスーパーでも販売しているのでとても与えやすいですね。ビタミンや食物繊維も豊富なため、皮膚や粘膜の健康を守り、お通じも良くしてくれます。
注意したい点としては、やはりブドウ糖や果糖、ショ糖など糖分が多く含まれているため、与えすぎると肥満や糖尿病などになってしまいます。多くても1日に1本の半分程度、小さめにカットするか、すり潰して与えてください。バナナもアレルギーの心配がありますので、初回はごく少量で様子を見ましょう。
まとめ
犬はもともと獲物を捕り、生の肉や内臓肉を食べていた生き物なので、本当はそうするのが一番かもしれませんが、現実には少しハードルが高いですよね。生肉以外でも酵素を摂取できる食べ物はありますし、今では犬用の酵素サプリメントも販売されています。酵素不足が気になったら、ぜひ取り入れてみてください。
(獣医師監修:平松育子)
ブラッシングは毛並みが綺麗に見えるようにする以外にも、ノミやダニの予防や血行促進等、健康の維持にも効果があり、長毛種のワンコは毛玉ができないためにも必須のお手入れです。ブラッシングが大好きな子になるために、お家にやって来たその日から頑張りましょう。
ステップ1 まずは手で触れるように
まずは、皮膚の状態が悪かったり関節等に炎症を起こしたりして触ると痛い場所がないかを、獣医さんに診てもらいましょう。また、既に毛玉だらけのワンコはサロンや病院で短くカットしてもらい、お手入れしやすい状態にしましょう。
最初は、手でどこを触っても平気な子にしましょう。パピーちゃんは、遊びの延長で全身を触り、慣れさせます。成犬の場合は、どこを触られるのが嫌なのか、どこを触ると喜ぶのかを確かめます。触られて嫌な場所には、指先でチョンと触れてすぐに「触らせてくれてありがとう」とお礼を言っておやつをあげるのを繰り返し、少しずつ触られることに慣れさせていきましょう。
指先で平気になったら、指を2本にしたり触れる時間を1秒から2秒に増やしたりして、徐々に慣れさせていきましょう。ここで焦るのは禁物です。また、一日に何度も嫌な場所を触られるとストレスになりますので、1~3度程度に留めておきましょう。触られるのがただ単にイヤなのではなく、トラウマ等で触られることに恐怖を感じている場合は、専門家に相談して、自分のワンコに合った慣らし方を見つけていきましょう。
ステップ2 ブラシでタッチ
初めて使用するブラシは、ソフトスリッカーやラバーブラシ、豚毛ブラシ等を選びましょう(スリッカーブラシは、飼い主さんも愛犬もある程度お手入れに慣れてからの方が良いと思います)。ステップ0と同時進行でステップ1をしても大丈夫です。
パピーちゃんや若いワンコは、体力が有り余ってるとブラシにじゃれてきたりしますので、ブラッシングを始める前は散歩や遊びで疲れさせたりしておくと良いです。
パピーちゃんは、背中部分をサッとブラシでひと撫でして、すぐに「良い子だね」と褒めながらおやつをあげます。これで、一日目のブラッシングはおしまいにします。いきなりたくさんすると、ブラシが苦手になってしまうので最初は少しずつ慣らしていきましょう。
成犬の場合は、触られて平気(好き)な場所をブラシでひと撫でして、「良い子だね」と褒めながらおやつをあげます。パピーちゃんと同じく、最初はそれでおしまいにしましょう。ひと撫でもできない場合は、ブラシを少しだけ当てるのみにしましょう。
ブラシ自体が嫌いで、ブラシを見るだけで嫌がる子は、ブラシを見せてすぐおやつをあげるという所から初めていきましょう。
ステップ3 徐々に全身に
ブラシでひと撫でできるようになったら次の日は2回で、その次は3回と少しずつブラシ量を増やしてきましょう。足やお腹、お尻周りは過敏で触られるのは平気でも、ブラシは嫌な子も多いので、とにかく焦らずゆっくり褒めながらやっていきましょう。どうしても嫌がる場所は、ブラシを少し当てて褒めるを繰り返すと良いでしょう。
全身をブラッシングできるようになったら、今度はおやつを上げるペースを減らしていきましょう。今まで、ひと撫でごとにおやつをあげていたので2回ごとにあげるようにと減らしていきます。うちでは一週間ごとに減らしていきました。
最終的には、ブラッシングを終えたらのご褒美のみになるくらいに減らしましょう。ただ、時々はひと撫で事におやつをあげる日を作ったり、苦手だった場所をブラシしたときにあげたりする日を作ると良いです。時々おやつが出てくることで、ワンコが「今日のブラッシングでは、おやつが出るかな」と楽しみにしてくれるでしょう。
一度のおやつの量は?
一度のおやつの量は、手の小指の爪の先ほどで十分です。また、食べるのが大好きな子はフード一粒で十分です。犬の大きさや年齢、体調に合わせて量を調整してください。そして、ブラシに慣れたらおやつを徐々に減らすという過程は必ず行ってください。おやつを上げ続けると、おやつがないとブラシをさせてくれない子になる可能性もありますし、健康にも良くありません。
最後に
時間は掛かりますが時間を掛けた分、愛犬はブラッシングが大好きになるでしょう。決して、嫌がる子に無理やりにはしないでください。そして、毎日根気よくブラッシングに慣れさせていきましょう。ブラッシングに慣れた後も、飼い主か愛犬どちらかが体調を崩すなどしない限りは毎日必ず行いましょう。
人気猫ランキング
猫には様々な種類がいます。どの種類の猫にも、それぞれ違った魅力がありますが、特にランキングとして人気の高い種類の猫というのは、見た目も可愛らしく、猫を飼ったことがない人でも飼いやすい傾向にあるのです。そこで今回は、これから猫を家族として迎え入れようと思っている人のために、2018年に人気のあった猫の種類のランキングTOP3を紹介します。ランキングに入っている猫には、どのような特徴があり、どのくらいの値段がつけられているのか、詳しく見ていきましょう。
1位:マンチカン
特徴
ランキング第1位の猫は、マンチカン。
ランキング1位のマンチカンの最大の特徴は、何といっても短い手足といえるでしょう。「ネコ界のダックスフント」ともいわれており、短い手足でちょこちょこと歩き回る姿は、非常に可愛らしいです。ランキング第1位に入るのも納得できるほど、多くの人の心を鷲掴みにしています。
マンチカンの動画はTwitterやYoutubeでもたくさん出ているので、気になる方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。ちなみに、全てのマンチカンが短い手足を持っているというわけではありません。ごく普通の長さの手足を持つマンチカンも多々存在しています。
性格
マンチカンの性格は、人懐っこい傾向にあります。人間にかまってもらうのが好きで、猫用おもちゃなどを見せると喜んで遊ぶ猫が多くいます。また、好奇心がとても旺盛で、色々な物や人、動物に対して積極的に近づく猫も多いため、多頭飼いや大所帯の家でも飼いやすいです。
被毛
マンチカンの毛色や柄は、猫によってバラバラです。また、毛の長さも猫によって異なります。
価格
価格はペットショップやブリーダーによって異なりますが、約5~45万以内の価格になっていることが多いです。値段が高い猫の場合だと、手足の長さが短いといった傾向にあります。反対に手足の長さがごく普通だと安い傾向にあるようです。
2位:スコティッシュフォールド
特徴
ランキング第2位に輝いたのは、スコティッシュフォールドです。スコティッシュフォールドの大きな特徴は、折れた耳。耳が折れ下がっているので、顔の輪郭がまん丸なのです。
ただし、スコティッシュフォールドの全てが「折れ耳」というわけではありません。中には、立ち耳のスコティッシュフォールドもいます。
スコティッシュフォールドもTwitterやYoutubeの動画ランキングで人気沸騰中の猫です。なので、スコティッシュフォールドが気になっている人は、ぜひ動画も検索してみてください。
性格
スコティッシュフォールドの性格は、甘えん坊さん。一匹でいると寂しさを覚えることも多く、飼い主さんにベタベタと甘える猫が数多くいます。中にはクールな性格のスコティッシュフォールドもいますが、頻繫に遊んであげると喜ぶ傾向にあります。
被毛
スコティッシュフォールドの毛色や毛の長さは、マンチカンと同じく、猫によって異なります。中でも、赤茶系やクリーム系のスコティッシュフォールドは特に人気ランキングが高い傾向にあるようです。
価格
スコティッシュフォールドの価格は、約5~30万円以内であることが多いです。値段が高い猫だと折れ耳を持っている傾向があり、立ち耳だと価格が安くなる傾向にあります。
3位:ノルウェージャンフォレストキャット
特徴
ランキング第2位に輝いたのは、スコティッシュフォールドです。スコティッシュフォールドの大きな特徴は、折れた耳。耳が折れ下がっているので、顔の輪郭がまん丸なのです。
ただし、スコティッシュフォールドの全てが「折れ耳」というわけではありません。中には、立ち耳のスコティッシュフォールドもいます。
スコティッシュフォールドもTwitterやYoutubeの動画ランキングで人気沸騰中の猫です。なので、スコティッシュフォールドが気になっている人は、ぜひ動画も検索してみてください。
性格
スコティッシュフォールドの性格は、甘えん坊さん。一匹でいると寂しさを覚えることも多く、飼い主さんにベタベタと甘える猫が数多くいます。中にはクールな性格のスコティッシュフォールドもいますが、頻繫に遊んであげると喜ぶ傾向にあります。
被毛
スコティッシュフォールドの毛色や毛の長さは、マンチカンと同じく、猫によって異なります。中でも、赤茶系やクリーム系のスコティッシュフォールドは特に人気ランキングが高い傾向にあるようです。
価格
スコティッシュフォールドの価格は、約5~30万円以内であることが多いです。値段が高い猫だと折れ耳を持っている傾向があり、立ち耳だと価格が安くなる傾向にあります。
3位:ノルウェージャンフォレストキャット
上を見つめるノルウェージャンフォレストキャット特徴
第3位にランクインしたのは、ノルウェージャンフォレストキャット。ノルウェージャンフォレストキャットは「森の妖精」という異名を持っているほど、高貴な雰囲気を放っています。その美しい姿に、一瞬で心を奪われる人はきっと多いはず。
性格
ノルウェージャンフォレストキャットは、穏やかでおとなしい猫といえます。若い時は活発に遊ぶ猫も多いですが、成猫になるとおとなしい猫へと変化していくことがよくあるのです。また、ノルウェージャンフォレストキャットは、他の品種の猫に比べて賢い傾向にあるため、猫によっては簡単な芸を教えることもできます。
被毛
ノルウェージャンフォレストキャットは、長毛種の猫です。からだが大きく、毛の量も多いため、こまめにブラッシングしてあげなくてはいけません。
また、毛色はブルー系、ブラウン系、レッド系、ホワイト系、ブラック系など様々な種類があり、猫によって異なります。
価格
ノルウェージャンフォレストキャットの価格は、約7~45万円以内であることが多いです。値段が高い猫の場合だと、全身真っ白、全身真っ黒といった珍しい毛色を持っていることがあります。
雑種猫人気ランキング
2018年に人気のあったブランド猫ランキングについて紹介をしましたが、実は雑種猫も飼い猫として、高い人気を誇っています。雑種猫の中ではどのような猫が一体人気なのか、ランキング形式でまとめたので、さっそく見ていきましょう。
1位:キジトラ
ランキング第1位の猫は、キジトラ柄の雑種猫。日本猫にもよく見られる柄ですね。鳥のキジのような色合いをしていることから、このような呼び方をしています。今は様々な毛色の猫が存在しますが、遠い大昔までさかのぼると、猫はみんなキジトラ柄だったのではないかと言われているのです。それだけ古い歴史を持つ柄ということですね。
2位:茶トラ
ランキング第2位に輝いたのは、茶トラの雑種猫。こちらも日本猫でよく見かける柄といえます。明るい茶色の毛で覆われた姿は、とても可愛らしいですよね。ちなみに、茶トラは雑種猫の中でも、比較的からだのサイズが大きくなる傾向にあるといわれています。
3位:黒白
第3位に輝いたのは、黒白柄の雑種猫です。黒白柄といっても、ハチワレタイプやタキシードタイプなど、その種類は様々あります。中には、黒い背中にハート型の白い模様が入ったユニークな柄の猫もいるので、観察してみると面白いですよ。
猫の人気な名前ランキング
最後に、人気のある猫の名前ランキングについても見てみましょう。
1位:レオ
ランキング第1位に輝いたのは、レオ。
ジャングル大帝の主人公であるライオンの「レオ」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
レオには「ライオン」という意味があるので、ライオンのようにたくましく育ってほしい猫につけるのも良いかもしれませんね。
2位:ソラ
ランキング第2位にランクインしたのは、ソラです。とても爽やかな印象を受ける名前ですよね。オスメス問わずつけられる名前ということもあり、人気があるのでしょう。
3位:モモ
ランキング第3位に入ったのは、モモ。
これは、メス猫によく見られる名前です。フルーツの桃や、桃色の桜など、可愛らしいものをたくさん連想できる名前なので、メス猫につける傾向が強いのでしょう。
まとめ
人気猫ランキング、いかがでしょうか。どの種類の猫も、とても魅力的ですよね。これから猫を家族として迎え入れようと思っている人は、ぜひ今回紹介した種類の猫を参考にしてもらえると嬉しいです。
日々犬と生活していると、日常よく見る仕草の中のひとつ、「鼻をなめる」仕草。つい見過ごしがちな日常の仕草ですが、そこにはどんな意味があるのでしょうか?また、飼い主さんの鼻をなめる場合の意味もきになりますよね。ではさっそく、犬が鼻をなめる仕草について、詳しく探っていきましょう。
表情豊かな鼻の動き
人間でしたら笑ったり、怒ったり、悲しんだり、集中したり...様々な感情を顔全体の動きで表情として表すことができますが、残念ながら私たちと違う世界で生きる犬にはそのようなことができません。
ですがその分、犬という生き物は人間は持っていない鋭い嗅覚を持ち、同時にその嗅覚を持つ「鼻」で感情を表現することができるのです。
犬の嗅覚細胞の数は人間に比べると30〜40倍もあるといわれています。そしてその嗅覚はさらに多い100万倍もの感度を持つといわれています。ですから古くから人間はこの犬の嗅覚を使って狩りの手伝いをさせたり、昨今では犯罪捜査の手伝いができるように訓練し、様々な局面で活躍してもらっているといえるでしょう。
ではこの非常に優秀な犬の鼻、犬がなめる時というのはどのような理由があるのでしょうか?
活動を始めるぞ!という合図
まず健康な犬でしたら、寝ている時を除いて鼻先は常に濡れたような状態になっているはずです。起きているのに鼻先が乾いていたり、また逆に必要以上に鼻をなめるような仕草をするようであれば鼻水が出ている可能性がありますので、かかりつけの獣医さんに診察してもらうことをお勧めします。
犬の鼻と涙腺はつながっており、ごく僅かな涙が常に鼻先に流れるようになっています。そのためいつも鼻が湿ったような状態になっています。ではなぜ常に濡れている必要があるのか?それは鼻が湿っていることによっていろいろなニオイの分子を嗅覚細胞で受け取りやすくなり、同時にニオイを判断しやすくなるからです。
ですから例えば眠っていた犬がパッと目覚めた後に、寝ている間に乾いた鼻先をなめたら「準備OK!活動開始するぞ!」という合図だと思って良いでしょう。
気持ちをなだめようとしている仕草
例えばおさんぽ中に別の犬とすれ違ったり、苦手な病院の待合室にいる時など、頻繁に鼻をなめるような仕草を見せることはありませんか?これは先述の理由とは異なり、一生懸命自分を落ち着かせようとしている合図です。同時に、そこには相手に落ち着いてもらいたい時にも出る合図でもあります。
ですので緊張している場面でこのような仕草が見られるようになったら、撫でたり優しく声をかけるなどして、少しでも犬の気持ちが落ち着くようにしてあげるのが良いでしょう。
飼い主の鼻をなめる時
それでは犬が飼い主の鼻をなめる時というのは、どのような意味があるのでしょうか?
それには大きくわけて2つの説がありますのでご紹介しましょう。
甘えたい、甘えている時
一般的によく言われるのが、犬が飼い主さんに甘えたい、甘えている時だといわれています。
犬は子供の時、母犬にお腹が空いたことなどをアピールするために母犬の口元の周りをなめる仕草をします。この延長で人間の口元をなめて甘えているうちに鼻のほうまで届いてしまう、といった感じでしょうか。犬は舌が長い生き物ですので、十分に考えられるお話ですね。
鼻の粘膜をなめている!?
もうひとつ、非常に興味深い説があります。それが人間の鼻の粘膜をなめているのではないか?という説。時々口元からの延長で鼻をなめるというよりは、人間の鼻の穴の中を意識的になめているのではないか?と感じる犬もいます。こういった場合には、人間の鼻の内側の粘膜や鼻水をなめているのではないか、ともいわれているのです。 人間にはわかりづらいですが、犬の感覚からすると(少々汚い表現になってしまいますが)何かしらの味がするのかもしれませんね。
風邪や病気でお薬を処方されたら
どうしてお薬を飲まなきゃダメなの?
いつも元気でいてくれるのが一番ですが、季節の変わり目で体調を崩しやすくなるのは、ワンちゃんも人間も同じです。
ちょっとした体調不良であれば、一時的にお薬を飲ませるだけで済むことが多いですが、何かしらの病気が発症し、長期間にわたってお薬を飲まなければいけないワンちゃんもいると思います。愛犬がお薬を嫌がり、飼い主がお薬を飲ませるのに苦労すると、互いのストレスになってしまいます。
処方されているお薬なので、「嫌がるから飲ませなくていいや」ではすみません。愛犬に嫌な思いをさせない飲ませ方を、きちんとみつけてあげましょう。
基本的な薬の飲ませ方
少し難しいのですが、病院で行う基本的な飲ませ方があります。
✔利き手ではない方の手で上顎をつかむ
✔利き手に薬を持ちながら下顎に触れ、口を開ける
✔錠剤を喉の奥に置く
✔上を向かせたまま口を閉じる
✔喉をさすり飲み込ませる
おやつやフードを使用しない飲ませ方なので、1番良い方法だと思うのですが、かなり拒絶するワンちゃんが多いと思います。
ふだんから口周りを触らせてくれる子や、歯磨きで口を開けることに拒否感がない子に向いています。この方法が難しそうであれば、もっと簡単な違う方法を試してみましょう。
試してもらいたいお薬の飲ませ方
錠剤のお薬
我が家の愛犬も錠剤のお薬を長年飲んでいます。今まで試して良かった方法を順にご紹介します。
✔フードに混ぜる
✔お湯でふやかしたフードに埋める
✔好物で包む
✔チーズなどのおやつと一緒に与える
1.フードに混ぜる
1番はじめに、お薬を処方されたときはどう飲ませていいのか分からず、とりあえずドッグフードと一緒にフードボウルに入れて飲ませていました。
当時は愛犬の年齢も若く、お薬の存在さえ知らない時でした。とっても食欲旺盛だったので、気づく事なくフードと一緒に飲みこんでくれていました。しかし毎日の事となると、やはり愛犬も気づいてしまい、ご飯が済んだ後のフードボウルを見ると、綺麗に錠剤のお薬だけが残るようになってしまいました。
まだお薬のことを知らないワンちゃんであれば、この方法で飲み込んでくれると思います。
2.お湯でふやかしたフードに埋める
次の手段を考えなければいけなくなりました。もともとお腹が強くはなく、消化を良くするため、ドライフードをお湯でふやかすことが多かったのですが、そのふやけたフードがお薬を埋めるのにぴったりでした。
愛犬も違和感なく飲み込めていましたし、用意する物はいつものフードとお湯だけなので、ドライフードを与えている方におすすめの方法です。
フードボウルにフードを入れて、フードの量より少し多めの熱湯を注ぎます。冷めるまでしっかり20分ほどは待ってください。当時我が家で与えていたドライフードは、ふやかすと2倍ほどの大きさになり、程よい弾力のあるフワフワした状態になりました。それに錠剤のお薬を埋めたり、2粒のフードに挟んだりして飲ませていました。
全てのドライフードがちょうど良くふやける訳ではなく、残念ながら今与えているフードはふやかしても芯が残ってしまうため、現在この方法は行っていませんが、簡単に飲ませることができる良い方法でした。
3.好物で包む
我が家が行う最近のお薬の飲ませ方は、犬の好物で包む方法です。アレルギー検査を済ませているので、喜んで食べる物で包み、飲ませています。
基本的にいつも使用しているのが、ジャガイモ、カボチャ、さつまいもの3つで、ジャガイモが1番使用頻度が高いです。加熱後に潰して、お薬を包むのに硬ければヨーグルトを少量ずつ加え、緩くしていきます。
これがとっても美味しいみたいで、我が家の愛犬はお薬を全く嫌がりません。
4.チーズなどのおやつと一緒に与える
うっかりジャガイモを買い忘れたときだけ、市販の犬用チーズを使っています。1錠のお薬を飲ませるのに、小さなひとかけらのチーズを3個使用し、チーズとお薬を立て続けにお口の中に入れていきます。チーズが大好きなので、そのままの勢いで飲み込んでくれます。
まとめ
いろいろと試した結果、我が家では、好きな食べ物で包んで飲み込ませる方法に落ち着きました。お薬の種類によっては、食べ物と一緒に与えてはいけないお薬もありますので、獣医さんにしっかりと確認をとりましょう。
(獣医師監修:吉本 翔)
偉人①レオナルド・ダ・ヴィンチ
「ネコ科の一番小さな動物は最高傑作である」という言葉を残したのは、数々の素晴らしい美術作品を残している「レオナルド・ダ・ヴィンチ」。猫を素晴らしく完璧な生き物だと讃える言葉を残しています。猫の絵画はあまり残っていませんが、作品の中には猫の動きやじゃれ合っている姿を一枚の絵の中にびっしりと描かれたものも残っています。ルネサン期の天才も、猫の魅力に夢中だったようです。
偉人②アーネスト・ヘミングウェイ
「猫は絶対的な正直さを持っている」という名言を残したのは、「誰がために鐘は鳴る」「老人と海」の著者で知られている有名な作家「アーネスト・ヘミングウェイ」。猫好きの偉人として有名です。生涯大切にしていた6本の指がある猫を幸運な猫と信じ、彼が死去した後も作品とともに大切に面倒を見るようにと遺言をしたほどです。
猫は嘘をつくこともなければ、人間のように建前で行動をしようともしない、それがヘミングウェイにとって、最大の魅力的な部分だったのかもしれませんね。
偉人③エミール=オーギュスト・シャルティエ
「この世には美的に完璧なものがふたつある。時計と猫だ」という素敵な言葉を語る、アランというペンネームで活躍をしていたフランスの詩人で作家の「エミール=オーギュスト・シャルティエ」も、猫好きの偉人として知られています。もっとも有名な著書「幸福論」や「デカルト」などを執筆していたエミール=オーギュスト・シャルティエは、狂いなくときを刻み続ける時計と猫は、この世でもっとも美しいものと常々と言っていたようです。
偉人④アルベルト・シュバイツァー
「惨めさから抜け出す慰みは2つある。音楽とネコだ。」と言ったノーベル平和賞を受賞しているドイツ出身の「アルベルト・シュバイツァー」は、数々の名言を残していますが、猫に関する言葉も語っています。当時有色人種を差別するのが当たり前だった時代に、アフリカで医療活動を行っていたシュバイツァーにとっても、猫はとても素晴らしい動物に映っていたようです。
偉人⑤エドワード・ベロール・ルーカス
「すべての猫はその部屋の中で最も美しい女性だ」イギリスを代表する有名な作家「エドワード・ベロール・ルーカス」も、猫を完璧な動物だとたたえた偉人の一人です。猫は元々女性に例えられることが多い動物ではありますが、エドワード・ベロール・ルーカスは猫の容姿、仕草、性格などに、理想の女性像を重ねていたのかもしれませんね。
偉人⑥キャロル・ローレンス
「猫はこの世で最もセクシーで、しなやかで、そして優雅な生き物だ」ミュージカル「ウエスト・サイド物語」の名演技で有名な「キャロル・ローレンス」も、猫のセクシーさと優雅さをたたえています。名女優でさえも嫉妬するほどの魅力を放つ猫。とても神秘的な生き物ですね。ちなみに、猫の魅力に魅入られた名女優は、世界中にたくさん存在しています。大好きなあの女優さんも、もしかしたら猫好きかもしれませんよ。
まとめ
今回は偉人が残した名言の数々をご紹介しましたが、猫の魅力に夢中となっているのは万国共通、かつ偉人でも一般人でも同じだということですね。とても優雅で不思議な魅力を放つ猫、その猫に魅了された数々の偉人と、たくさんの名言たち。皆様もぜひ、自分で素敵な名言を探してはいかがでしょう?きっと今までは気がつかなかった素敵な猫の魅力を発見できるかもしれませんよ。
そうしたら、もっと猫のことが好きになってしまうかもしれませんね。
猫のトイレにおける習性
動物にとって大事なのは食べることですが、食べれば当然に排泄をしなければいけません。ペットと共同生活をするには、このトイレをきちんと躾しなければいけませんが、猫のトイレにおける習性を知っておくことは、とても重要になるでしょう。
猫は一度排泄をしたらトイレを覚える
ペットの中にはトイレをきちんと用意しているのに、部屋のあちこちに排泄して汚してしまうことがあります。ところが猫は習性で、一度排泄を行って匂いが残っている場所で再び排泄を行っています。
これは排泄物によって自分の行動を他の動物に把握されないためであり、警戒心の強い猫ならではの習性と言えます。
そのため間違ったところで用を足してしまうと、ずっとその場所をトイレと認識してしまうため、消臭剤でしっかりと匂いを除去して下さい。ただ成猫のオスは縄張りのマーキングで尿を辺り構わず撒き散らすことがありますが、去勢手術を行えば抑えることもできます。
猫は自分の排泄物を埋める
猫は自分が出した排泄物を埋めて隠す習性があり、トイレに猫砂を使うと、個体差がありますがきちんと埋めてくれます。
これも自分の行動を排泄物から他の動物に察知されないために行うものであり、犬も似たような行動を行いますが、犬は後ろ足で行う場合が多いので見当違いの場所に土をかけたりします。
猫の場合は前足で確認しながら行いますし、最後にちゃんと隠れているのか確認することもあり、正確に埋めてくれる確率が高くなっています。これは尿だけの場合でも行ってくれるので、固まる猫砂を利用していれば処理が楽になるでしょう。
猫のトイレには猫砂が最適な理由
猫は自分の排泄物を埋めようという習性があり、そのために最初にどこがトイレなのかわからない間は、踏んだ感触の柔らかいところで用を足そうとします。
これが布団や衣類などに用を足す原因であり、トイレを用意しても猫砂が固かったり、ペットシートのようなものでは排泄物がうまく隠れないため、トイレだと認識してくれない場合があります。
柔らかくて掘ることができるような猫砂であれば、踏んだ感触で自らトイレに適していると判断してくれることがあり、トイレをしっかりと覚えてくれるでしょう。
猫のトイレで飼い主が注意すべき内容
猫はペットの中ではトイレをきちんと使ってくれて、室内飼いに向いていますね。しかし、室内飼いをすることで注意しなければいけないことも出てきます。
猫砂の選び方
猫砂には多くの種類があり、材料や形状など異なっているので飼い主の選択の幅が広がってくれます。ただし、ここで気を付けなければいけないのは、猫によっては猫砂の原料で嫌いなものがあるということです。
これは匂いだったり形だったりしますが、猫がどうしても使っている猫砂が気に入らなければ、トイレを使ってくれない可能性があります。
また粒の大きさが小さいと猫の肉球や指の間に入り込み、部屋中に猫砂が散らばるという事態も招いてしまうため、大きさにも注意して下さい。
猫トイレの洗い方
猫はおしっこが濃縮しているためにとても臭く、猫砂で固まってくれますがどうしても全部は取りきることは難しいでしょう。そのため一週間に一度くらいは、トイレそのものを洗ってきれいにしてあげる必要があります。
ただし、ここで洗浄力や脱臭する効果の高い洗剤を使用すると、猫にとってはその薬剤の匂いが嫌でトイレを使用しない可能性があります。飼い主からすればきれいなトイレで用を足してもらいたいという愛情でも、猫のように嗅覚が発達している動物にはとても嫌な匂いに感じてしまう場合があります。
トイレを洗うのであれば水洗いだけでも十分なので、匂いがきつい時は日光に当てると軽減できます。
ちゃんと排泄しているか確認する
猫は尿を高濃度に濃縮して排出するため、どうしても腎臓に負担をかけやすくなってしまいます。
これは先祖が乾燥した砂漠地帯で生息していた名残りであり、元からあまり水分を摂取しないために引き起こされています。そのため猫がトイレに入って用を足す格好をしても、おしっこをしていない場合には、腎臓の機能が悪くなっている可能性があります。
まとめ
猫は室内飼いが圧倒的なので、トイレを処置さえちゃんとしていれば、これほど飼育しやすい動物はいないでしょう。猫は自分で体を舐めて常にきれいにしているので、動物が持っている体臭がほとんどしません。猫を飼っていて臭いと感じるのはトイレの匂いであり、トイレを清潔にしていれば飼い主も猫にとっても、とてもいい環境を保っていくことができます。