知ってると楽しい『通】学! ■ペット
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犬や猫の死因1位もがん 想像以上に進行が速いことも

Q: 犬の死因の第1位はがんだと聞きました。

A: 悪性腫瘍(しゅよう)のことをがんと呼びます。犬も猫も年をとるに従って発生する可能性が高まり、10歳を超えた犬の約半数ががんでなくなっているという報告もあります。近年、犬猫の寿命が延びており、そのためにがんになる犬猫も増えているというのが実情です。結果として、犬猫ともに、死因の1位ががんになっているようです。

Q: どのようながんが多いですか?

A: できるがんの種類は、人間とほとんど変わりませんが、犬の傾向としてはまず、不妊・去勢手術をしていない場合に乳腺や前立腺などにがんができることが多いです。あとは皮膚、造血器系、リンパ系、消化器系などによく発生します。犬に多いがんで特に注意が必要なのは、肥満細胞腫です。生後6カ月くらいから発生するがんですが、これも加齢とともにできやすくなります。特に下半身にできるものはより悪性であり、転移しやすい傾向があります。検査などで繰り返し触ると悪化するという特徴もあり、なかなかやっかい。タイプによっては根治できない場合もあります。

また猫では、腫瘍ができると、その悪性度がかなり高いケースが多いです。傾向としては造血器系やリンパ系で発生することが多いほか、猫白血病(FeLV)や猫免疫不全ウイルス感染症(FIV)などウイルス感染によってがんになる可能性が高いのも特徴的です。

Q: 治療できますか?

A: がんにもよりけりですが、最も大事なのは早期発見、早期治療です。犬や猫の1年は、人間にとっての4~5年に相当します。つまり、がんの進行が想像以上に速い可能性があるということです。飼い主さんが日ごろからペットの状態をよく観察し、皮膚にしこりができていたり、急激にやせたり、食欲が低下したり、貧血をおこしたりするようであれば、すぐに動物病院に行きましょう。

 そのうえで外科手術や抗がん剤の投与、放射線治療などさまざまな治療法が検討されます。ただ、治療法によってはかなり高額になることが予想されます。根治できないがんもあります。飼い主さんの家計の事情によっては、ベストではなくベターを選ばざるを得ないこともあるのですが、これはやむを得ないことだと思います。

(山根義久・動物臨床医学研究所理事長)

猫と暮らしていて困ること1位「家の中での爪研ぎ」対処法

 ペットの保険会社・アイペット損害保険の調査によると、猫と一緒に暮らしていて困ることの第1位は「家の中での爪研ぎ」だった(2018年「猫に関する調査」より)。

 確かに家具や壁紙などをボロボロにされるのは困る。しかし人間にとっては不都合な行動でも、爪研ぎは猫にとっては“正常な行動”。やめさせることはできないと、獣医行動診療科認定医の藤井仁美さんは言う。

「爪研ぎをする理由には、【1】体のストレッチ、【2】爪の手入れ【3】マーキング、その他、飼い主の関心を自分に向けるためや、ストレスを感じた時に気持ちを落ち着かせるなどの意味もあります。無理にやめさせるとストレスとなり、攻撃性が増すなど、別の問題行動を起こす可能性があります」(藤井さん)

 猫が家のあちこちで爪研ぎをしないためには、猫が好む爪研ぎ器を用意してあげることが大切だという。

「爪研ぎ器の素材や形状はさまざまあり、好みが分かれます。数種類用意して、好きなものを選ばせましょう」(藤井さん)

 お気に入りの爪研ぎ器は、爪をよく研ぐ場所の近くに置き、家具など別の場所で爪研ぎをしようとしたら、おやつなどで爪研ぎ器に誘導しよう。これを繰り返せば、問題行動は減るはずだという。

 また、爪研ぎされると困る家具にはカバーをかけたり、壁に傷防止のシートを張るなど、物理的に傷がつかないよう対策しておくことも大事だ。

自宅で安全に愛猫の爪を切る方法、ギロチンタイプがおすすめ

人間や犬の爪は、放っておくと伸びていくが、猫の爪は一定の長さまでしか伸びない。というのも、猫の爪は層になっており、爪研ぎをすると、外側の層がはがれ、下にある層が出てくる仕組みだからだ。

 長く伸びないのに、なぜ猫にも爪切りが必要なのか。猫専門病院Tokyo Cat Specialistsの獣医師・有田早苗さんによると、爪先のとがった部分を切り落とすためだという。

「猫の爪は、外側の層がはがれるたびにとがっていきます。爪がとがっていると、カーテンやマットに引っ掛けて爪を折ってしまったり、自分の体や他者にけがを負わせる危険性もあります。爪切りは、猫と人が安全に暮らすために必要なんです」(有田さん・以下同)

 また、高齢になると爪研ぎ自体をしなくなるため、はがれずに残った爪が巻き爪になり、肉球に突き刺さってしまうこともある。

「そうなると、痛みで歩きづらくなったり、化膿することも。高齢猫には特にこまめなケアが必要になります」

 爪を切る道具は、ギロチンタイプとはさみタイプがある。

「切れ味が悪いと何度も爪に触れることとなり、猫も嫌がって暴れます。ギロチンタイプの方が切れ味がいいので、おすすめです」

 猫は指先の構造上、肉球を押さないと爪が出てこないので、切る時はできるだけやさしく爪を押し出してから切る。

 多くの猫は、前足に触れられるのを嫌がるので、後ろ足から切り始めた方がスムーズに爪が切れる。また、ごほうびとしておやつをあげながら行うのも手だ。

「爪の根元には血管があり、薄いピンク色をしています。ここを切ると出血するので、ピンク色の部分より手前の先端部分を切りましょう」

 とがっている先端だけを切るイメージだという。猫への負担を軽減するためにも、素早く行うことも大事。慣れるまでは、横に倒して両手で持つ方法とお腹を上に向けて抱っこすると安定する。

 猫を横に寝かせ、猫の背中と人のお腹を密着させる。この時、人差し指を左右の足の間に入れると押さえやすい。そして、猫の脇の下に手を入れるようにして、抱きかかえる。後ろ足のかかとの関節を持ってもらうと切りやすい。

 1人が猫を押さえたうえで、もう1人が切る、2人態勢で行うと安全だ。押さえる時は、なるべくひじやひざの関節を持つようにしよう。

 もしも誤って血管部分を切った場合は、出血部分をガーゼなどで押さえて圧迫する。通常10分程で止血できるが、万が一、出血が続く場合は動物病院を受診しよう。

「猫が嫌がった時は無理をせず、何回かに分けて切りましょう。自宅で切るのが難しい場合は、動物病院やトリミングサロンなどでお願いするのも手。いずれにしても、幼少期から爪切りに慣れさせておくことが大切です」

 爪切りは難しいもの。最初はうまくいかないかもしれないが、お互いの安全のために、少しずつマスターしていこう。

犬につける口輪は虐待ではありません 犬も人も守るもの

 世の中、ペット大好きな人が多く、動物系の番組も人気。しかしその一方、犬や猫が苦手、という人も珍しくありません。多くは威嚇されたり、引っかかれたり、噛まれた、などというトラウマから来る印象ですが、人間側に攻撃をするのは動物側にも理由があります。恐怖心、人間不信、警戒心など、脅威となる人間から身を守るために、こうした行動を取るのですが、人間が犬を保護したり、治療を施したりするにはこうした行動から身を守らなければなりません。そのための「口輪」が虐待に見えると誤解されていることが多いようです。

 少し前に、ツイッターに口輪をつけられた犬の動画が、虐待案件として拡散されたことがありました。当該ツイートは既に削除されていますが、第三者がその犬の事を良く知らないで「口輪=虐待」と決めつけて投稿したようです。しかし、これを見た複数の人からは、「口輪をつけているからと言って虐待と決めつけるのは早計」という声が複数上がっていました。これを受け、これまでにも犬の保護活動に尽力し、多くの犬たちと関わってきた“もも”さんが、ツイッターに口輪をつけている犬の画像とともに、次のつぶやきを投稿しています。

「犬の口輪(マズルガード)は虐待か、という昨日のツイートの件、かわいそうというリプが殆どで驚いたのだが、噛み癖や拾い食い対策、傷舐め、治療中などの理由でも装着されるものです。動物病院でも中型以上は口輪で来院してというところもあるし、慣れない保護犬にもよく使われます」

 写真に写っている、かごの様な形をした口輪を装着している大型の紀州系雑種は、ももさんが保護した飼育放棄犬。保護先の飼い主に肋骨骨折、40針縫う大けがを負わせたそうです。本来なら一度人を噛んだりケガを負わせた犬は、保健所に引き取られて殺処分となりますが、安易な処分よりも、過去に負った心の傷をいやし、殺処分から救おうという保護団体と、保護に名乗りをあげる有志によって殺処分の数を減らす取り組みがなされています。

 実は筆者の実家にて大往生を遂げたシーズーがいました。その犬は、知識もない飼い主にただ甘やかされ、間違った愛情の与えられ方を受けた結果、飼い主の手を焼く犬へと育ってしまいました。見た目が可愛いから、と飼育放棄されたところを引き取られるも「やはり手に負えない」と、何人かの飼い主をたらい回しにされた後、父が飼育に名乗りをあげました。保護団体からは「ここでダメならもう殺処分するしかないと思います」と言われたのですが、それでも父は引き受けたそうです。筆者が実家を出た後の事でしたので、当然筆者には懐かないで威嚇したり、噛み付こうともしました。しかし、親からその生い立ちを聞かされた筆者は、その犬がいかに愛情を知らず、人間に不信を持ってここまで生きてきたということを知り、実家の決断に間違いはなかったと思いました。

 筆者が実家に帰るたびに、甘えようともせずに威嚇があいさつ代わりとなっていましたが、触らなければ噛まれることがないので、特に気にせずに実家で過ごしていました。そんな犬でしたが、筆者が里帰り出産で次女を生んでしばらく実家に滞在した時は、その犬は生後間もない赤ん坊が寝ていると、少し離れたところでまるで番犬のように寝そべっていました。筆者にはあんなに攻撃的なのに。実家での適切な接し方によって、その犬が赤ん坊のことを「守るべき家族」と認識した様に見えました。

 晩年、好きな果物と両親に見守られながら、シーズーとしては大往生となる余生を送ったのでした。父以外はまともに触れなかったような犬でしたが、母が剥いた柿や梨を嬉しそうに食べていた姿は未だに忘れられない光景です。

 そんな犬がいる事を筆者は知っていたので、犬は人間不信に陥ると、怯えて自分を守ろうと攻撃的になるのも知っていました。大型犬が人間を信じられなくなると、本当に手のつけようがなくなります。そんな犬を保護して口輪をつけることは、犬を守ろうとする人間側を守ることに繋がります。

 また、道に落ちているものを拾って食べてしまう癖がある犬もかなりいます。例えば道ばたにある草。犬は時たま草を食べることがありますが、それらは時に除草剤がまかれていることもあります。微量ならば大した影響はないかもしれませんが、習慣化している犬ならば体に影響を及ぼすことが十分考えられます。また、知り合いのパグが散歩のときに石を食べるので困っている、という話も聞きました。そんな犬を守るためにも、口輪をつける必要性が出てきます。

 最近は、そんな異食を防ぐための口輪にも、様々なタイプが出ている様です。装着するとアヒルのくちばしに見える様な可愛らしいものもあるとの事。ももさんのツイートへの反応にも、「可哀想ではなく、何か事情があるんだなと思ってもらいたい」といった意見や、「今のマズルガード(口輪)は、犬の安全を守るためのガードであって、締め付けとは違いますよね」という意見、また、獣医師にかかるときやトリマーに預ける時にも必要になることも多い、という言葉が多くみられています。

 犬はただ甘やかすだけでは人間との信頼関係を築くことができません。群れを作る習性のある犬は、家族という群れのリーダーから適切な養育を受けることで、はじめて信頼関係を築く事ができるようになります。ペットは人間のアクセサリーではないのです。感情もある、家族の一員なのです。その家族を守るための適切な道具を活用する事は、人間が目を守るためにサングラスを掛けたり、日差しから守るために日傘を差したりするのと何ら変わりはないのではないのでしょうか?

<記事化協力>
ももさん(@momodog22)

知ってた?犬の鼻には「温度を測る能力」がある

嗅覚だけじゃない!犬の鼻は温度もわかる
犬の鼻は温度もわかる

犬の嗅覚は人間の1億倍も優れているなんて言われていますが、犬の鼻は他にも“温度がわかる”という特性もあるのです。しかしこの特性は、生後間もない子犬だけがもつものです。子犬の鼻には、熱を持ったものから放射される赤外線エネルギーを感知する細胞受容体があり、ここが“熱センサー”の役割をし、周囲の温度を敏感に感じていることがわかっています。

どうして子犬のときだけなの?

生まれたての赤ちゃんはまだ目が見えないため、母犬を「ぬくもり」を頼りに探します。そのときに利用するのが、鼻に備わっている熱センサー機能だと言われています。母犬から引き離された子犬が、振り子のように首を左右にふる行動は、鼻の熱センサーで母犬を探しているものと考えられています。

また、野生で生活をしていたころは、体温を維持するために兄弟犬や母犬に寄り添っていることが重要でした。そのためにもこの機能が使われていたと考えられています。しかし、この熱センサー機能は成長とともに鈍くなっていき、成犬になるころには赤外線を感知する細胞受容体が消失するといわれています。

犬の適温いろいろ

子犬が母犬や兄弟犬を鼻の熱センサーで探す機能について紹介しましたが、併せて、犬の体温や快適温度についても紹介します。犬を飼っていたら知っていなくてはいけない数字ですよ。

犬の体温は人間よりも高い38.5℃前後

身体の大きさによって違いがありますが、主に以下のように言われています。

✔小型犬 38.6度~39.2度
✔大型犬 37.5度~38.6度

もし愛犬の体温がこれより高かったら、体調を崩している恐れがありますので、動物病院の受診をおすすめします。

犬の快適温度は22℃~26℃

犬が快適に過ごせる温度は、22℃~26℃といわれています。日本の夏の平均気温は、地域によりますが28℃~34℃前後です。やはりクーラーは犬にとっては必需品といえそうですね。そして冬ですが、-5℃~4.5℃前後となります。犬にとっては冬の暖房も欠かせないようです。

犬のシャンプー、シャワーの温度は37℃

犬のシャンプーをする際のシャワーの設定温度は、37℃くらいがちょうどよいと言われています。人間が触るとちょっとぬるいかな、と思うくらいですね。犬は体の表面をほとんど毛で覆われているため、体温調節が苦手です。普段人間が浴びるシャワーと同じ温度設定(40℃~)だと犬の体温調節機能が追い付かず、体力を浪費してしまいます。また、冷たすぎても風邪を引いてしまうので注意が必要です。

まとめ

目の見えない犬の赤ちゃんが、鼻の熱センサーを頼りに母犬に寄り添うとは感心しますね。熱センサーが足裏や皮膚ではなくて、鼻にあるというのも犬ならではないでしょうか。生まれたばかりの目が開かず、耳も閉じている赤ちゃんですが、すでに嗅覚だけは発達しているそうです。お乳のニオイ、母犬のニオイ、兄弟犬のニオイと一緒に熱センサーも機能すれば装備万全といった印象です。

猫は視覚の動物、犬は嗅覚の動物とよく言いますが、犬は鼻の動物といってよいのではないでしょうか。余談ですが、犬がニオイをじっくりと嗅ぐとき、じつは息を止めているそうです。鼻腔という鼻孔から吸った空気をためる空間で匂い分子が脳へ刺激を送り、匂いを判別しているのですが、その最中は鼻孔をピタッと閉じてニオイを吟味するんだそうです。みなさんも愛犬がクンクンと匂いを嗅いでいるときに、そっと観察してみてはいかがでしょうか。

なぜ霊園はペットとの埋葬を禁止するのか?

犬は「フレンドリー」だけど、猫は「ツンデレ」。猫好きにはたまらないその魅力が変わるかもしれない。人工増殖と給餌が野生を奪い、「犬っぽい猫」が増えているのだ。2017年は猫が犬の飼育頭数を上回る可能性が出てきた。猫ブームの勢いが止まらない中、ペットの世界に何が起きているのか。AERA 2017年6月19日号では、ペットを大特集。

 日本では、子どもの数よりペットの数の方が多いと言われている。それに伴い、ペットと一緒にお墓に入りたいと願う人が増加しているという――。

*  *  *
「一昔前は『私が亡くなったら、一緒に入れてほしい』という方もいらっしゃいました」

 こう話すのは某ペット霊園の関係者。愛犬を溺愛しすぎて、ペット用のお墓に自分も入りたいと言い出す愛犬家が少なからずいたという。背景にあったのは、「ペット不可」の墓地・霊園の多さ。千葉県で一人暮らしをするAさん(60代)が言う。

「2009年に夫が亡くなって、その1年後にジャン(犬・享年15)があとを追うように亡くなったのですが、お寺はペットの埋葬を認めてくれませんでした。なので、お墓参りのたびにジャンの遺骨をこっそり持ち込んで、お墓に入れさせてもらいました」

 Aさんの周囲の愛犬家たちも、みな同じようにこっそりと自身が将来入るお墓にペットの遺骨を埋葬していたという。なぜ、霊園はペットを一緒に埋葬することを禁止するのか?

 関東でペットと一緒に入れる霊園などを多く扱う美郷石材常務取締役の新美整氏が話す。

「仏教では動物を『畜生』に分類しているため、人間と一緒に供養すべきでないとするお寺さんが非常に多い。一方、宗教的制約のない民間霊園でも利用者の中には少なからずペット嫌いの方もおられます」

●先祖ともどもご供養

 だが、今や日本は子どもの数よりペットが多いというペット大国。そのため「ペット可」の霊園も着実に増えている。

「少子化で、子育てと同様、ペットに多額のお金を費やす家庭が増えた影響です。子ども同然なので、同じお墓に埋葬してお盆の時期には先祖ともどもご供養したいというニーズが高まっています」(日本ペットロス協会・吉田千史氏)

 新美氏も次のように話す。

「新規に建設される霊園の半分とまではいきませんが、ペット可とする霊園は多くなっている」

 東京・三田にある魚籃寺は、いち早くペット可としたお寺だ。

「ご本尊の魚籃観音菩薩は文字通り魚籃(魚を入れる籠)を持つ観音様。動物と縁があったことに加え、檀家さんから『ペットと一緒に入りたい』という要望があったため、30年ほど前からペットのご供養もさせてもらうようになり、今では数十体の遺骨が檀家さんのお墓に入っています」(山田智之住職)

 中には、別のお寺の檀家だった人が、ペットと一緒に入りたい一心で“引っ越し”するケースもあるという。ただ、ペットと一緒に埋葬してもらうには、当然お金もかかる点には注意を。

「永代供養料は墓地・霊園によってピンキリ。代々管理されているお墓がペット可で、そちらに埋葬される場合は、墓石に名前を彫る加工代が3万~5万円。さらに2万~3万円の埋葬料がかかるのが一般的です」(新美氏)

 過去には何十匹もペットを飼っていた家族が、先祖代々受け継ぐお墓への埋葬を希望し、墓石がペットの名前で埋まってしまった例もあったという。

(ジャーナリスト・田茂井治)

増える犬の認知症、猫も夜鳴きや徘徊

 犬は「フレンドリー」だけど、猫は「ツンデレ」。猫好きにはたまらないその魅力が変わるかもしれない。人工増殖と給餌が野生を奪い、「犬っぽい猫」が増えているのだ。2017年は猫が犬の飼育頭数を上回る可能性が出てきた。猫ブームの勢いが止まらない中、ペットの世界に何が起きているのか。AERA 2017年6月19日号では、ペットを大特集。ペットの犬や猫の高齢化が進んでいる。だが、ターミナルケア(終末期医療)に取り組む動物病院はまだ少ない。ペットの“介護”とどう向き合うべきなのか。

*  *  *
 人間に「老人ホーム」があるように、ペットにも終のすみかがある。老犬介護情報サービス「老犬ケア」のウェブサイトには、全国30件の老犬ホームが掲載されている。預かり期間は1泊~一生、料金は数千~100万円以上など多岐にわたる。

 東京都大田区にある老犬・老猫ホーム「東京ペットホーム」に暮らす16歳の柴犬マリは、認知機能不全(認知症)の“要介護犬”だ。寝たきり状態で、首は反ってしまっている。食事の時間に店長の高橋あゆみさん(45)がマリを胸にかかえる。すると、前脚を宙に向けて動かし、「歩き」始めた。高橋さんが固形のフードを1粒ずつ口元に運ぶと、口をわずかに開けてかみ砕く。その様子からマリの生きようとする意志の強さが見てとれた。

「自力で食べようとする限り最後までそうさせます。脳の働きにつながるし、食事の時間が楽しみにもなります」(高橋さん) 現在、同施設に毎日1件は問い合わせがある。飼い主の高齢化や転勤、結婚など、飼い主側の理由で依頼する人が8割だ。残りの2割は要介護や問題行動を起こすタイプとなっている。代表の渡部帝(あきら)さん(47)が言う。「保健所でも里親でもなく、第3の選択肢として知っておいてもらえたら」

●以前より治療が的確に

 現在、国内外において犬猫の獣医学研究は発展途上にある。認知症のメカニズムの全容は科学的に証明されていない。だが、関内どうぶつクリニック獣医学博士・獣医師の小澤真希子さん(36)は2012年から4年間、東京大学大学院農学生命科学研究科で犬の認知症を研究し、犬の認知症はアルツハイマー病と異なることを突き止めた。アルツハイマー病の特徴の一つは老人斑という脳の病変だが、犬の老人斑は人間と比べて薄く、症状とは関連しないことを明らかにした。

「これまではアルツハイマー病と仮定して診察することもありました。今は以前より的確に治療ができています」(小澤さん)犬の場合、認知症の症状は明確だ。15~17歳で夜鳴きや徘徊、壁の前で立ち尽くすなどの現象が起きることがある。一方、猫も夜鳴きや徘徊はするが、甲状腺ホルモンが多くなる甲状腺機能亢進症など別の病気の可能性もあり、「猫は認知症発症率が低いと言われていますが、まだきちんと研究されておらず、症候論(医師が診断する際の判断基準)が確立されていないというのが現状です」(小澤さん)

 現在、認知症の特効薬はないが、症状の緩和や予防は可能だ。例えば、足腰が弱い犬には滑りにくい床を提供するなど、環境改善が一つの対策となる。「7歳以上の犬猫は年に2回の健康診断が理想です。飼い主との会話の中で、認知症の疑いが発見されることも」(小澤さん)

●少しの工夫でストレス減

 また、脳の働きに良いとされる成分を含んだフードやサプリメントの摂取という方法もある。Meiji Seikaファルマの犬用栄養補助食品「メイベットDC」は、ここ15年間売り上げが一定だ。動薬飼料部の吉見泰さん(53)は、「数週間続けると夜鳴きが減ったという声も聞く」と言う。

 吉見さん宅にも最近まで老犬がいたそうだ。家具の配置換えなどを行って、隙間へ入り込まないよう対策をしていたという。また、数枚の風呂用マットで丸く囲いを作って、その中で老犬に安全に過ごしてもらう方法などもあるとアドバイスする。少しの工夫で人間も動物もストレスを少なく共生することが可能になる。(編集部・小野ヒデコ、朝日新聞sippo・藤村かおり)

犬だって毛づくろいをする?猫との違いとその意味を紐解く

犬の毛づくろい、良い理由
リラックスしようとしている

犬が毛づくろいをするのは、猫のように体を清潔に保つためではありません。犬が自身の脚などを舐めるの行為の理由の大半は、リラックスするためです。そのため、眠る前などに多く見られます。その場合は、前脚を舐めることが多いようですが、後ろ足や下腹部など、犬によって違います。

体のチェックをしている

毛に何かついていないか確認をしたり、気になる箇所がケガなどしていないか確認をしています。

母犬の仔犬への愛情表現

母犬は、自分の赤ちゃんをきれいに舐めあげます。母犬に舐められると赤ちゃん犬は気持ちよさそうですよね。

犬の毛づくろい、心配な理由

自身を舐める行為は、ストレスを軽減させる働きがあります。
しかし、同じ場所をずっと舐め続けているようだったら要注意です。

皮膚に異常があるかも

愛犬が同じ場所をずっと舐め続いているようだったら、注意深くその個所を見てください。
腫れや傷、虫刺されなどはありませんか?

過度なストレスと感じているかも

犬が自身を舐める行為は、リラックスをしたいときに行います。
しかし、あまりに長く舐め続けていたり、毛が切れるほど、皮膚が真っ赤になるほど舐め続けてしまう場合は、愛犬が強いストレスを感じている可能性があります。

犬の毛づくろいをやめさせたい

!やめさせるのはダメ

犬にとって自身を舐める行為は、自身を落ち着かせるための大切な行為です。なので、基本的に自身を舐める行為は禁止しないでください。

意外と多い暇つぶし派のワンちゃんには要注意

過剰な毛づくろいは、犬自身が傷つくのでやめさせたいですよね。しかし、愛犬がずっと同じ箇所を舐め続けていても、おもちゃなどで気を引こうとしてはいけません。実は、暇がこうじて舐め続けてしまうというワンちゃんが意外と多くいます。こういったワンちゃんの場合は、舐めているときに遊んであげてしまうと、「毛づくろいをしていれば遊んでくれる」と学習してしまうので逆効果です。
毛づくろいをしていないときにたっぷりと遊んであげてください。

愛犬の毛づくろいは飼い主さんが行いましょう

毛づくろいは、美しい被毛や清潔を保つだけでなく、飼い主と愛犬との重要なスキンシップで、かつ信頼関係を築くことができます。
また、愛犬の皮膚状態など健康チェックをする良い機会ですので、定期的に行いましょう。犬が自身を舐める行為(毛づくろい)は、自らを落ち着けようとする珍しくない行為ですが、もしかしたら皮膚トラブルや、不安などの愛犬の不調のサインが隠れているかもしれません。早めに気付いてあげられるといいですね。

まとめ

犬が自身を過剰に舐め続けるのには理由がありました。皮膚疾患がなければ、その理由の大半がストレスによるものです。過度な毛づくろいをすると、皮膚が炎症を起こしてしまいます。犬がしつこく舐めないようにするには、ストレスの原因と向き合うことが重要です。運動不足ではないか、愛情不足ではないか、犬が苦手なことはないか。愛犬の日頃の様子から、愛犬のストレス源を見つけて対処するようにしましょう。

活用したい犬のためのサービス3選

犬のためのサービス①犬の幼稚園・保育園

犬の幼稚園・保育園は、人間の幼稚園や保育園と同様に日中子犬を預かって、犬同士で遊ばせて遊び方や社会性を身につけさせたり、常駐するトレーナーがトイレトレーニングや甘噛みのしつけ、オビディエンストレーニングなどを行ったりします。

日中数時間の預かりの後は、飼い主さんがお迎えに来たり、車で自宅まで送迎したりして帰宅する形になります。
犬の幼稚園・保育園というだけあってメインは子犬の預かり。
しかし、子犬から通っている子であれば成犬になっても預かりOKというところも多いようです。

ただし、日中の過ごし方やトレーニング内容についてはそれぞれの施設で異なり、しつけなどはほとんどせず、ただ預かっているだけというような施設もあるようなので、預ける場合にはしっかりと確認した方がいいでしょう。

欧米での考え

欧米の動物に関する先進国では、「犬を飼ったらまず幼稚園・保育園へ」という考えが浸透しているところも少なくありません。短い子犬の時期だからこそ、急いで学ばせなければならないことや、適切に対応しなければならないことなどがあり、それを怠ることで成犬になってからの問題行動につながる可能性が高いということが知られているからです。日本でも吠えや噛みつき、いたずら、ストレスによる自傷など、様々な問題行動を起こす犬が数多く見られます。犬の幼稚園や保育園に通わせることで、そうしたことを未然に防ぎ、飼い主自身も犬に対する正しい接し方を学ぶこともできるので、ぜひ日本でも浸透してほしいサービスです。

犬のためのサービス②老犬介護・シニアケア

犬の幼稚園や保育園が徐々に広まってきていますが、最近急速にその数を増やしているのが老犬介護のための施設です。
日中預かりをするデイケアや面倒を見切れなくなった犬を預ける老犬ホームなど、その形は様々で多様性を見せています。
犬の寿命が長くなったことから、犬のシニア期が長く介護期間が長く、さらに共働き世帯が多いため、日中犬を一人にさせることに不安があるなどということからその需要は高まっています。

もちろんずっと自宅でつきっきりの介護ができればいいのかもしれませんが、認知症になって徘徊・昼夜逆転生活になってしまったり、性格が変わったように攻撃的になったりして、様々な苦労があるものです。介護をする側が寝不足で体調を崩したり、ストレスや不安からうつ状態になってしまったりするということもめずらしいことではありません。特に人間の介護以上に犬の介護というのは、勤務先はおろか家族からの理解もなかなか得られないことがあります。そうして孤立してしまいがちな介護者をサポートするためにも、老犬介護に関するサービスがますます充実することを望みます。

犬のためのサービス③心の「見える化」デバイス

活用したい犬のサービスとして、上記では犬に“必要”と思われる施設やサービスを紹介してきましたが、ここでひとつちょっとタイプの異なるサービスを紹介しましょう。家族である大切な愛犬の気持ちや心の状態を可視化(見える化)するデバイスがいくつか開発されており、注目を集めているのです。

INUPATHY(イヌパシー)

INUPATHY(イヌパシー)は、犬の心を読み解き犬の状態を5つの色であらわしてくれるハーネス型のウェアラブルデバイスです。
電源を入れたら後は犬に着せるだけで「リラックス・ドキドキ・ハッピー・興味・ストレス」を5色のライトで表してくれます。心拍変動解析技術なども搭載されており、アプリと連動させて犬の健康に関わるデータを蓄積し、健康管理に役立てることも可能です。

しらせるアム

上記のINUPATHY(イヌパシー)と同様のウェアラブル端末で、内蔵された加速度センサーや温度センサーから得られる情報を人工知能解析エンジンが解析をして、全20種類の気持ちや欲求を検知することができるものになっています。消費カロリーや熱中症予防通知など、健康状態の確認をスマホを使って外出先からチェックすることもできます。

活用したい犬のためのサービスまとめ

犬に関するサービスは多岐にわたり、犬の健康を守る重要なものから遊び要素の高い楽しいものまで様々です。犬に関するサービスが増えているということは、犬の存在が人間社会の中でも大きなものになっているということのあらわれだと思います。数あるサービスの中から愛犬と自分にとって必要なものは何かをしっかり吟味して見極め、情報に踊らされ過ぎず、上手に活用していくことができれば、今よりもさらに素敵なドッグライフが待っているかもしれませんね。

知っておきたい犬の状態!危険なサインとは?

見逃すと危険なもの

犬の病気には放置していると、とても危険なものがありますが、初期の頃は、ふだんの行動と変わらないために見逃すかもしれません。ただ気づかずにいると、最悪の事態を招く可能性が出てしまうケースです。

膵炎

膵臓というのは小腸に流れてきた食べ物を消化する消化酵素を分泌する臓器です。膵臓から分泌されるのが膵液ですが、何らかの理由でこの膵液が膵臓の組織そのものを溶かしてしまうことがあります。完全に原因が判明していませんが、犬に高脂肪分な食べ物を与え続けて肥満化し、食生活を急激に変化させると発生する確率が高くなっています。

この膵炎には急性と慢性があり、急性の場合には激しい痛みが起きるため、犬は体を丸めて苦しみ、下痢と嘔吐を同時に引き起こします。そのために食べ物も水も摂取できなくなり、衰弱と脱水症状でとても危険な状態を引き起こします。急性の場合は飼い主でもその異変に気付きますが、問題なのは慢性化した場合です。慢性化すると少し元気がなく、食欲が落ちる程度なので、気にはなっても少し経てば回復すると考えてしまう飼い主の方が多くいます。

拡張型心筋症

人間でも耳にする機会のある「拡張型心筋症」ですが、犬にもこの症状は表れます。主に発症するのは大型犬ですが、シニア犬になるとそのリスクが高まります。症状は初期段階では元気がない、食欲にむらがある、散歩を嫌がるようになるなどです。ただし進行すると呼吸困難、せき込みなどの行動を取るようになり、肺水腫を起こすことがあります。

そして不整脈が起こるようになると、元気がなくて虚ろな様子を見せ、いきなり意識を失って倒れ込むような症状が起きやすくなります。この病気は根本的な原因が判明しておらず、大型犬に多く、いつ発症してもしてもおかしくない病気です。過度の運動をして心臓に負担をかけないようにして、食事も塩分を抑える内容にするように心掛けてください。

犬がかかりやすく特に注意が必要な病気

動物にはその種類に応じてかかりやい病気があり、飼い主の注意がとても重要になります。犬がかかりやすいのに症状がわかりにくく、放置するととても危険な病気とは何でしょうか。

フィラリア

この病気の名前は犬の飼い主であれば聞くことの多い病気で、蚊によって媒介される寄生虫が原因であるのは知られています。そのメカニズムは蚊の体内にいるフィラリアの子虫が吸血する際に犬の体内に入り込みます。最初の内は筋肉の中を徘徊しますが二~三か月後には血管に入り込みます。そして血管内を流れながら移動し、心臓や肺に到達するとその場所で生育して成長し、長さが30㎝前後の成虫になります。

この病気の厄介な点は、初期症状がほとんど出ないということであり、病気が進行すると、動くことを嫌がり、肺の機能が低下するのでせき込むようになります。また、食欲が減退してみるみる痩せていくため、このような症状が出る前にフィラリア予防薬を注射したり、毎月経口投与してください。原因が蚊であり、犬というのはどうしても屋外に出ることがあるため、この寄生虫が感染しないように予防することが大切です。

僧帽弁閉鎖不全

心臓には僧帽弁という弁がありますが、この弁が完全に閉じなくなるために血液が逆流してしまい、肺や気管に悪影響を与えるという病気です。この病気は夜間や早朝にせき込んだりして、ある程度は症状を把握できますが、初期はほぼ無症状なので、体調が悪くなっても気が付かなくなっています。

心臓から血液をスムーズに送り出しにくくなるため、肺水腫が起こり咳がひどくなったり呼吸困難が起こることがありますが、ここまでの症状がでると相当進行しています。シニアになるほど、その発症率が高くなるので、シニアの仲間入りをした飼い犬には定期健診を行って、早期発見に努めることが大切になってくるでしょう。

まとめ

人間の場合は少しでも体調が悪くなれば知らせることができますが、犬は相当に悪くならなければ症状を見せない場合が多くなっています。そのために手遅れになってしまうケースは多く、飼い主の悲しみと悔しさを生じることになるでしょう。犬はかけがいのないパートナーです。気になる症状があれば早めに受診し、症状が軽いうちに治療していきましょう。元気いっぱいでも定期的な健康診断を受けてこまめにチェックしていくことも大切です。

(獣医師監修:平松育子)

命に関わる事も…猫の生活習慣病を予防するには?

肥満から来る猫にも怖い生活習慣病

猫も生活習慣病になってしまうことをご存じでしょうか。満などの生活習慣病は、猫もなってしまうと高血圧や高脂血症、糖尿病などを引き起こしてしまいます。

猫が肥満になり過ぎると、関節や筋肉への負担が増え、椎間板を痛めて将来的に歩けなくなってしまったり、体についた脂肪によって呼吸がしにくい、皮膚病になりやすくなる、病気になったときに手術ができなくなるなどの様々なリスクがあり、「将来的に命にも関わることも」あるのです。歩けなくなったり、寿命が短くなったりすることを思えば、猫にとっても生活習慣病は恐ろしい病気なのです。

猫が生活習慣病になる原因

猫の病気などは、なかなか様子を見ないと気が付きにくいものですよね。生活習慣病になっているとき、猫はいくつかの症状が現れます。ここでは、どのようなものがあるのかについてご紹介させていただきます。

ご飯の食べ過ぎ

猫が欲しがるたびにおやつをあげてしまったり、餌を適正以上に食べさせたりしていると肥満になりそこから糖尿病などの生活習慣病になりやすくなってしまいます。また、猫が腎不全になると「たくさん食べるのに、みるみる痩せる」という症状が出ることもあります。

飲み水を異常なほど飲んだり、トイレの回数が多かったり、少ない、などのこともあると腎臓病や泌尿器系に何らかの病気を来している可能性も考えられます。

ストレスや運動不足

猫の生活習慣病は、ストレスも関係があると言われています。猫は体を動かして消化を促したり、ストレス発散をしたりしています。しかし、猫が日常的に運動をしないと肥満になり、結果的に生活習慣病になってしまうのです。いつもゴロゴロとしている、太っていて「呼吸がしにくそう」というのも、生活習慣病の症状の1つです。

生活習慣病の予防や対策方法

生活習慣病になると、結果的に猫の寿命を短くしてしまうので飼い主さんが予防や対策をしてあげたいですよね。

そこでここでは、飼い主さんができることについてご紹介させていただきます。

運動をさせる

無理しすぎはよくありませんが、1日に15〜20分程度体を動かす機会を作るようにしましょう。

飼い主さんが猫じゃらしなどを使って遊んであげる、自分から運動をすることができるように、「キャットタワーを設置する」などといったことがおすすめです。

キャットタワーをつければ、上下にジャンプすることができるので、自然と運動をする機会が増えますよ。

食事やおやつを見直す

まず、キャットフードを与えすぎている場合には適正量に見直すことが大切です。一気にあげてしまうのではなく少量を数回に分けたり、早食い防止皿を活用したりすることなどがおすすめです。

またおやつは、肥満の原因にもなってしまうので与えるのをやめてみたり、ご褒美やしつけとしてだけで与えたりするなどが良いでしょう。また肥満の猫用のおやつも売られていますのでそちらに切り替えをするのも検討してみてください。

穴の開けたペットボトルにおやつを入れて、簡単には出せないようにするなどと「狩猟本能を刺激する楽しみ」を加えたおやつの与え方をするのもおすすめですよ。もしこれを利用するときには、ペットボトルの切り口で怪我をしないように対策をして利用してくださいね。

定期検診は必ず受ける

猫は見た目だけでは、生活習慣病だとすぐ分からない場合もあります。きちんと動物病院で定期検診を受けておけば、病気の早期発見早期治療をすることができます。完治の難しい病気であったとしても、早期治療をする方が進行速度を遅めるなどの治療もでき、猫のためでもありますので、定期検診は必ず受けるようにしてください。

まとめ

猫にとって生活習慣病は歩行を困難にさせたり、寿命を短くしてしまったりする原因にもなってしまいます。予防や対策は飼い主さんに掛かっており、適度な運動を心がけたり、食事管理をしたりするなどということが対策方法として有効です。

犬が飼い主にわざとしている行動5選

愛犬のその行動…わざとかも!?

愛犬と一緒に生活していて、愛犬の行動に「これって、わざとじゃ…!?」と感じることはありませんか?犬は、ある行動をして自分にとっていいことが起きると、わざとまたその行動を取ることがあります。犬に悪気はないようですが、その行動に飼い主さんが振り回されてしまうことも少なくありません。さて、犬が飼い主さんにわざとしている行動にはどのようなものがあるのでしょうか?以下からご紹介していきます。

犬が飼い主にわざとしている行動①食糞

食糞とは、文字通り「うんちを食べてしまうこと」。人間からすれば信じられない行動ですが、犬はうんちを汚いと思っていません。ですから、興味本位や暇つぶしでうんちを食べてしまい、それがクセになってしまうこともあります。また、食糞をしたときに飼い主さんが「食べちゃダメー!」などと騒いでしまうと、「うんちを食べると、飼い主さんが注目してくれる」と覚えてしまい、飼い主さんの気を引くためにわざと目の前で食糞することも。

食糞させないためには、うんちを食べる機会を作らないようにするのが一番です。愛犬がうんちをしたら、慌てず騒がず速やかに片づけるようにしましょう。うんちをしたらすぐにおやつを与えて、愛犬がおやつを食べている間にサッとうんちを片づけてしまうのも手です。

犬が飼い主にわざとしている行動②食事を食べない

飼い主さんが手作りした食事や、フードにお肉などをトッピングした食事を与えたあとに、いつものフードを食べなくなることがあります。これはほとんどの場合、わざとハンガー・ストライキをして、飼い主さんにもっとおいしいものを出させようとしています。要するに、犬のワガママです。

体調不良で食欲が減退している場合もありますので、愛犬が食事を食べないときはまず動物病院で受診しましょう。とくに健康に問題がないのであれば、お腹が空くのを待ってみても大丈夫。時間を決めて、食事を下げてしまいましょう。健康な成犬なら、1~2食食べなくても問題ありません。

犬が飼い主にわざとしている行動③足を引きずる

愛犬が足を引きずっているので心配になって動物病院へ連れて行ったら、どこも異常がない、ということがあります。いわゆる仮病です。犬は、過去に足を引きずって飼い主さんに心配してもらったり、大事に扱ってもらったりした経験があると、同じ状況を作るためにわざと足を引きずることがあります。飼い主さんの仕事が忙しいとき、新しい家族やペットが増えたときなど、自分への関心や愛情が薄れていると感じたときに、仮病を使って飼い主さんの気を引こうとするのです。

仮病の目的は、飼い主さんの気を引くこと。ですから、飼い主さんの前でだけ足を引きずるのであれば、仮病である可能性が高いです。仮病でも叱ったりせずに、愛情を示してあげましょう。飼い主さんが見ていないときでも常に足を引きずっているようなら、関節などに異常があるかもしれませんので、動物病院で受診を。

犬が飼い主にわざとしている行動④聞こえないふり

都合が悪くなると聞こえないふりをする人がいますが、犬もそういうことがあるようです。例えば、ドッグランでもっと遊びたいのに飼い主さんに「オイデ」と指示されたとき、それに従いたくないために聞こえないふりをすることがあります。飼い主さんの指示には従わなくてはいけないと分かっていても、それ以上に優先したいことがあると、聞こえないふりをするのです。

また、何か不満があってふてくされているときも、飼い主さんがいくら呼んでも聞こえないふりをして、知らんぷりすることがあります。

犬が飼い主にわざとしている行動⑤トイレを失敗する

トイレを完璧に覚えているはずの犬が、トイレ以外のところで排泄してしまうことがあります。トイレを失敗する理由は、トイレの環境が変わった、不安や恐怖を強く感じた、興奮した、ストレスがあるなどいろいろ考えられますが、飼い主さんの気を引くためであることも。

飼い主さんの気を引くためにわざとトイレを失敗するのは、トイレ以外で排泄したときに飼い主さんが騒いでしまい、これをかまってくれたと勘違いしていることが原因です。トイレ以外で排泄したときは、怒ったり騒いだりせずに黙々と掃除をしましょう。同じ場所に排泄しないように、においを残さないことも大切です。

まとめ

犬が飼い主にわざとしている行動を5つご紹介しましたが、仮病まで使うとは驚きですね。「犬って賢い!」と思わずにはいられません。私たち飼い主は、愛犬がご紹介したような行動を取ったときに、その行動がわざとなのか否かしっかり見極められる目を養っておきたいものです。また、愛犬が飼い主の気を引くためにわざと行動を起こさなくても済むように、日頃から愛犬とのコミュニケーションを大切にしたいですね。

飼い主が寝てるとき猫は何してる?7つの事

1 猫の運動会

飼い主が寝ている時間は、猫が活動を始める時間なのです。夜中から猫の大運動会が始まります。飼い主が寝だして始まる場合もあれば、寝静まってから始まる場合もあります。ドタバタとはしゃぎまわり大はしゃぎします。

2 猫が飼い主にちょっかいをだす

飼い主が寝ると、猫はつまらないようです。飼い主にちょっかいを出してきます。顔を触ったり、足で遊んだりして睡眠の邪魔をしてきます。猫にちょっかいを出されるととっても可愛いと思いますが、眠たい飼い主としては葛藤する毎日です。

3 食べ物を物色する

「よし!今だ」と猫は食べ物を探しまわります。「ガサガサ」「ゴソゴソ」「ガシャーン」と色んな音を出しながら物色しています。早い時間のご飯でお腹も空いているようです。飼い主が寝ている間に、猫が誤飲してしまうと危険になりますので食べ物は出しっぱなしにしない、危険な部屋の扉はしっかり閉めるなどの対策が必要ですね。

4 飼い主を起こす

朝は決まって猫が起こしに来るのではないですか?猫の朝は規則正しいので、目覚ましのかわりになりますよね。「おきて!」「ご飯の時間だよ!」と飼い主を起こします。最初は優しく、次第に激しく起こされるのが一般的なようです。

5 トイレ

猫はだいたいトイレをする時間が決まっているようです。たまにズレることもありますが、トイレのサイクルが、何かをする前かした後に多いと思います。私の家の猫は、私が寝た時にトイレをする事が多いです。偶然そうなるのか、寝ている方がゆっくりできるのかはわかりません。

6 いつも注意される事をする

飼い主が寝ている時に、普段は飼い主に注意されることをします。爪を研ぐと注意される場所で爪を研ぐ、触ると注意される物を触る、剥がすと注意される物を剥がすなど「いまがチャンス!」と思ってやるのでしょう。正直参りました。

7 飼い主のお布団の中に入る

こんな可愛い猫もいます。飼い主が寝ると、同じようにお布団に入ってきます。朝起きると猫が横で寝ていると幸せですよね。飼い主が好きだけど、億手な性格の猫や、怖がりな猫は、飼い主が寝ている時に、そっとお布団に入ってきているようです。

飼い主が寝ている時の猫の対処法

運動をさせておく

夜中に始まる運動会を防ぐには、寝るまでの間に運動をしておくといいでしょう。昼間などに、しっかり運動をしておけば、70%は寝てくれます。30%は習性だと諦めましょう。

相手にしない

猫がちょっかいをだしてきても、無視しましょう。相手にすると遊んでもらえる、構ってもらえると思います。あまりにしつこいと注意しましょう。

危険な場所へは行かせない

飼い主が寝ている間に、キッチンなどに行ってしまうと危険です。食べ物を閉まっていても、ガラスなどを触り、割れるとケガをしてしまうかも知れません。万が一の事を考えれば、危険な場所への立ち入りを禁止しておきましょう。

自動給餌器を使用する

猫に朝早くから起こされて、睡眠不足になっている飼い主さんは、自動餌やり器を使用してみましょう。タイマーセットで、自動でフードが出てくるので楽ちんですよ。
これがあれば、猫に起こされずにゆっくり時間まで寝られます。

トイレがしやすい環境

猫がトイレの時間を気にしているなら、環境に問題があるようです。落ち着いて出来ない、明るすぎるなどの問題がないか、一度確認しないといけませんね。何も問題なければ、猫のトイレのタイミングが、寝ている間と重なっただけのようです。

猫が悪さする場所に対策

何度言ってもやめてくれないのは、猫が悪い事だと理解出来ていないからです。しっかりしつけが出来れば良いですが、対策をした方が解決できると思います。爪とぎを増やす、爪とぎの種類を増やす、興味を引く物は片付けておく、年着テープを貼るなどの対策をすれば良いと思います。

猫のスペースをあけておこう

もし寝ている間に、猫が布団に入ってこられるようにスペースをあけておきましょう。猫も飼い主さんと一緒に寝るのを楽しみにしているでしょう。入る隙間、スペースがないと諦めてしまうかも知れませんよ。

まとめ

飼い主が寝ている時に猫がする事を紹介してみました。猫が何をしているのかは、寝ている本人にはわかりません。しかし、寝ているのを起こされるとわかりますよね。朝起きて、猫が徘徊してびっくり!なことにならないように気をつけていきましょう。

上下運動が好きな猫だから、こんな危ない目にも! 愛猫をケガから守る方法

家で一緒に暮らすペットとして人気の高い猫。散歩の必要もなく、事故に巻き込まれる可能性も低いように感じます。しかし、実は思わぬところで危険な目に遭っていることも。詳しいお話を「もみの木動物病院」副院長の村田香織先生に伺いました。

猫でも“誤食”をしてしまうことはありますか?
「例えば毛糸でできたものやビニール、衣類などを食べてしまう子もいます。また猫用のおもちゃも遊んでいるうちに飲み込むことがありますので、初めて与える際にはしっかり観察するようにしましょう」


誤食以外で病院に訪れる理由を教えてください。
「室内飼育が増えたことで交通事故は減りましたが、マンションのベランダから転落する事故は時々あります。また、オール家電の家などでIHクッキングヒーターの上にのってしまい、やけどするケースも出ています。新しい生活用品を取りいれた時には、その対処方法も考える必要があります」


身軽な猫ならではのケガも多そうですね。
「猫はどこにでも上る習性があるので、それがケガにつながることも少なくありません。例えば本など重なっているものに登り、それが不安定な状態だと猫自身が落ちるだけでなく、重なっていたものも一緒に崩れて大ケガの元になる……、そんなケースもあります。いずれにしても、上下運動を好むという猫の習性を分かって環境を整えるべきですね」


ほかにケガを防ぐうえで注意すべきことはありますか?
「風などでドアが急に閉まり、挟まれてしまうこともあります。猫がいつでも通れるようにドアを開けておく場合は、ストッパーをつけて固定するなど対策を考えましょう」


最後に猫にとって快適な室温や湿度を教えてください。
「犬に比べて猫は暖かい環境を好み、室温や湿度への適応力もあります。ですから室温は18度~29度、湿度は30%~70%ぐらいと幅があります。ただし子どもや高齢、病気の場合は、犬と同ぐらいの室温23度、温度50%程度の環境が理想的です」


一口にペットと言ってもそれぞれに習性があります。その点を理解したうえで、安全で暮らしやすい環境づくりをつくっていきましょう。

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【賃貸物件で猫と暮すためのDIY】 ~どこでもつめとぎ~

賃貸物件で猫たちと暮らす上で一番気になっちゃうのが、「つめとぎ場所」ではないでしょうか? 壁・柱・衣装棚・ソファーなど、飼い主にとっては、「そ、そこはやめて~」といった場所ほど、猫にとってはお気に入りのつめとぎ場所になってしまうもの。販売されているつめとぎもありますが、床に置いて使用するタイプですと、しっかり固定したり、猫がうまく後ろ足をのっけてつめとぎをしてくれないと、つめとぎがどんどん移動してしまうことも……。

そこで今回は、お気に入りの場所でのつめとぎを注意するのではなく、もっと猫にとって最適なつめとぎ場所を提供することを考えてみましょう。

猫族はなんていっても“垂直方向での”つめとぎが大好き! これがポイントです。この習性を活かして、「お部屋にも家具にも猫たちにも都合のいい」超簡単つめとぎを作ってみます。

作り方
【1】イス・テーブル・机・柱....など、「つめとぎ場所」を決めます。

【2】1cm弱の太さの荷物を固定するロープ(トラック等で使うようなもの…)を用意します。麻ひもなどでも可能ですが、あまり細いと作業が大変なのと、切れやすいかも(根気に自信のある方は、麻ひもを何重にも巻くのもアリです)。

【3】巻き始めは固結びでも、少し織り込んだだけでも構いません。とにかく力を込めてきつめに巻きます。

【4】巻き終わりをなるべく裏側になるように、固結びでとめます。

たった、これだけ!

コツはとにかくきっちり巻くこと。軍手などをして力を込めて作業して下さい。


イス・テーブルの場合、専用の「床を傷つけない為のカバー」を脚に付ければ、ロープが外れそうになった場合でも、それがストッパーとなって一石二鳥です。サイズの合うものがあれば、あわせて使ってみるのもおすすめです。


また、猫たちが手作りつめとぎの楽しさに気づくまでの間、壁の角やソファーの側面など「つめをといで欲しくない場所」には、一時的につるっとした素材のものでプロテクトしましょう。ホームセンター等で簡単に手に入る、透明のビニール製のテーブルクロスがおすすめです。跡の残らないクッション性のある両面テープなどで軽くとめるだけで設置できますよ。


「駄目!」のコマンドが効かない代わりに、お気に入りの場所を作ってあげてそっちへ誘導する事が、上手く楽しく暮す秘訣。

朝おきて、うーんと伸びをして、つめをバリバリ研いだら、「今日も元気、やったるで~!」の証です。手作りのつめとぎを愛用してくれたら、やっぱり定期的に交換は必要。じゃれて邪魔されながら頑張って巻き巻きして下さいね!


山本葉子(やまもと ようこ)
NPO法人東京キャットガーディアン代表。2002年より個人シェルターとして豊島区の自宅で約30頭の猫たちの保護を開始。2008年に開放型シェルター(猫カフェスペース)を東京都の大塚に国内初の運営形態として立ち上げる。2010年に特定非営利活動法人(NPO法人)取得。猫の預かりボランティアができる「猫付きマンション」を展開。これまでに約4000頭の猫を里親に譲渡する活動を実施。ペットウエルカム物件が探せる「しっぽ不動産」を運営。

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ブーム到来中な猫たちに出合える、谷根千エリアの魅力とは?

最近、巷ではなんだか猫ブーム。雑誌で次々に特集が組まれたり、SNSではたくさんの画像がアップされていたりと、猫たちのキュートな姿を目にする機会が多くなっています。

そんな、今改めて大注目の猫たちに実際に出合えるスポットとしては、谷中・根津・千駄木からなる「谷根千」エリアが有名。今回は、谷根千エリアの猫たちや街の魅力について、谷中銀座にある猫雑貨専門店「猫雑貨 ねこあくしょん」の山下さんにお話をうかがいました。

――猫を探して散歩される方も多い谷根千エリアですが、なぜこんなにも猫が多いのでしょうか?

山下さん「あくまでも想像ではありますが、このあたりがもともと寺町だったからではないでしょうか。神社仏閣などの落ち着いた場所には、猫が好んで住み着きます。また、谷根千エリアには細い路地がたくさんあることも理由の一つかもしれません。車の通りが少ない路地裏は、猫たちにとって住みやすい場所なのでしょう」

――なるほど。では、谷根千エリアの中で、特に猫に出合えるスポットや時間帯を教えてください!

山下さん「『夕やけだんだん』という、日暮里駅から谷中商店街に向かう階段あたりが有名です。ただ、昔に比べれば数は減っていると思います。というのも、最近では猫好きのボランティアの方が、猫の去勢避妊手術や里親探し、捨て猫に対するパトロールなどを行っているため、かわいそうな猫が減っているのです。他には、表通りから一本裏に入った路地などでは、猫に出合える確率が高いでしょう。

また、猫に出合える時間帯は、早朝や夕方~夜にかけてです。猫は、これくらいの時間に活発になるので、猫を探すにはオススメです。昼間でも、谷中の霊園などでは、お昼寝している子も多いのではないでしょうか」

――猫の姿を追いかけながら、街を散策するのも楽しそうですね。山下さんは、谷根千エリアのどんなところが魅力だと思いますか?

山下さん「まず、交通の便が非常によいこと。そして、レトロな雰囲気が色濃く残っているところです。現代と古きよきものが、これだけ見事にマッチしている街はなかなかないと思います。また、古くから住んでいる方々がとにかく親切で温かい街でもあります。他にも、日暮里側の繊維街も人気です。デザイナーを目指す若い方や、趣味で手芸をされる方など、全国から買い付けにいらっしゃった方で賑わっています」

猫たちの憩いの場である上、昔懐かしい風景と現代の便利さを兼ね備えた谷根千エリア。この街なら、ゆったりと心地よく流れる時間を過ごせそうですね。

《取材協力》
猫雑貨 ねこあくしょん http://www.necoactionproject.com/
■谷中エリア(日暮里駅)の物件を探す ■根津駅の物件を探す ■千駄木駅の物件を探す

犬にも酵素を与えよう!気軽に与えられる食べ物は?

酵素とは

酵素ってなに?

サプリメントなどでお馴染みの酵素は、何らかの栄養素と思われがちですが、人間や動物、食物の中に含まれる、たんぱく質の一種が酵素なのです。

体内で化学反応を起こし、生成されるたんぱく質が酵素なのですが、ひとくちに酵素と言っても酵素には膨大な種類があり、様々な働きがあります。生き物が食べ物を分解、吸収、消化できるのは酵素の力によるもので、その栄養素をエネルギーに変えるのも酵素の力です。

それ以外にも、呼吸をすることや筋肉を動かすことなど、酵素がなければ人間も犬も生きてはいけないほど、生き物の生命活動の全てに関係しています。酵素にはもともと生き物の体の中で生成される物と、食物が自ら持つ物とがあります。

体の中にある酵素

酵素の種類

健康、美容、ダイエットに大人気の酵素ですが、酵素には消化管で作られ消化にかかわる消化酵素と、細胞内で働く栄養素の代謝に必要な代謝酵素の2種類があります。

消化酵素

人間や動物が食べ物を摂取し、消化して体内に吸収できるのは消化酵素があるからです。この消化酵素は食べ物を吸収しやすく、細かく分解してくれる働きがあります。

ひとつの酵素で全ての食べ物を分解できるわけでなく、消化酵素にもたくさんの種類があると言われています。犬に食物繊維が豊富な野菜を消化する消化酵素がないのは有名ですね。

代謝酵素

また、吸収された栄養素をエネルギーに作り変える代謝酵素もあります。消化酵素、代謝酵素ともに、残念なことに年齢を重ねることやストレスで生成される数が減少し、増やすことができなくなってしまうのです。

シニア犬になると体内の酵素が減ってしまうため、消化吸収の能力がおとろえ、腸内環境も悪くなるので、病気に繋がりやすくなると言われています。またシニア犬になって太りやすくなるのは、代謝酵素の減少によるものかもしれません。

食物が自らもつ酵素

体外から取り入れたい酵素

食物自身が自らを分解する酵素を食物酵素と呼びます。

食物酵素が多く含まれる食べ物を犬に与えることにより、体内の消化酵素や代謝酵素を必要以上に使わなくてすみますし、加齢やストレスにより減少してしまった酵素を補うことができます。ネックなのは酵素は加熱に弱いことで、48℃以上に加熱すると、酵素の働きはなくなってしまうと言われています。

近年、販売されているドッグフードは加熱処理されている商品がほとんどなので、酵素を摂取することはできません。また手作り食でも菌や寄生虫が心配で、しっかり加熱することが多いですよね。

このような流れから、現在、ペットとして飼われている犬は、酵素不足になっていると考えられています。

犬に与えたい酵素

気軽に与えやすい酵素は?

食物酵素自体は火を通さない肉や魚、野菜などに含まれているのですが、ふだんドッグフードを食べているワンちゃんであれば、いきなり生で与えるのも抵抗がありますよね。気軽に与えやすい食物酵素が含まれている食べ物をご紹介します。

ヨーグルト

ヨーグルトや納豆などの発酵食品には、多くの食物酵素が含まれており、加熱することなく安心して愛犬に与えられると思います。

牛乳を飲んで下痢をしてしまうワンちゃんだと、ヨーグルトは少し心配かもしれませんが、下痢の原因と言われる牛乳に含まれる乳糖は、ヨーグルトであれば乳酸菌が乳糖の一部を分解していますので、下痢を起こす可能性は少し低くなります。

納豆

納豆は犬にとって、非常に消化しやすい良質なたんぱく質です。納豆菌から作られている酵素の力で、消化を助けるだけでなく、血液をサラサラにしてくれる働きもあると言われています。ビタミン類も多く含まれているので、犬の健康をサポートしてくれる食品と言えます。

独特の香りが強く、ネバネバもあるので好き嫌いが分かれる食べ物だと思いますが、まずはごく少量フードにトッピングして与えて様子を見ましょう。あまり好まないようであれば、犬用にフリーズドライになっている納豆や、犬用納豆サプリも販売されていますので、試してみるのもお勧めです。

大豆アレルギーのワンちゃんも多いので、最初に少量を与えた後に皮膚が赤くなったり、痒がったりするようであれば、与えるのは控えてください。

バナナ

バナナは食物酵素が非常に豊富な果物です。お値段も手頃で、どこのスーパーでも販売しているのでとても与えやすいですね。ビタミンや食物繊維も豊富なため、皮膚や粘膜の健康を守り、お通じも良くしてくれます。

注意したい点としては、やはりブドウ糖や果糖、ショ糖など糖分が多く含まれているため、与えすぎると肥満や糖尿病などになってしまいます。多くても1日に1本の半分程度、小さめにカットするか、すり潰して与えてください。バナナもアレルギーの心配がありますので、初回はごく少量で様子を見ましょう。

まとめ

犬はもともと獲物を捕り、生の肉や内臓肉を食べていた生き物なので、本当はそうするのが一番かもしれませんが、現実には少しハードルが高いですよね。生肉以外でも酵素を摂取できる食べ物はありますし、今では犬用の酵素サプリメントも販売されています。酵素不足が気になったら、ぜひ取り入れてみてください。


(獣医師監修:平松育子)

ブラッシング好きな犬にする方法とは?3つのステップで解説!

ブラッシングは毛並みが綺麗に見えるようにする以外にも、ノミやダニの予防や血行促進等、健康の維持にも効果があり、長毛種のワンコは毛玉ができないためにも必須のお手入れです。ブラッシングが大好きな子になるために、お家にやって来たその日から頑張りましょう。

ステップ1 まずは手で触れるように

まずは、皮膚の状態が悪かったり関節等に炎症を起こしたりして触ると痛い場所がないかを、獣医さんに診てもらいましょう。また、既に毛玉だらけのワンコはサロンや病院で短くカットしてもらい、お手入れしやすい状態にしましょう。

最初は、手でどこを触っても平気な子にしましょう。パピーちゃんは、遊びの延長で全身を触り、慣れさせます。成犬の場合は、どこを触られるのが嫌なのか、どこを触ると喜ぶのかを確かめます。触られて嫌な場所には、指先でチョンと触れてすぐに「触らせてくれてありがとう」とお礼を言っておやつをあげるのを繰り返し、少しずつ触られることに慣れさせていきましょう。

指先で平気になったら、指を2本にしたり触れる時間を1秒から2秒に増やしたりして、徐々に慣れさせていきましょう。ここで焦るのは禁物です。また、一日に何度も嫌な場所を触られるとストレスになりますので、1~3度程度に留めておきましょう。触られるのがただ単にイヤなのではなく、トラウマ等で触られることに恐怖を感じている場合は、専門家に相談して、自分のワンコに合った慣らし方を見つけていきましょう。

ステップ2 ブラシでタッチ

初めて使用するブラシは、ソフトスリッカーやラバーブラシ、豚毛ブラシ等を選びましょう(スリッカーブラシは、飼い主さんも愛犬もある程度お手入れに慣れてからの方が良いと思います)。ステップ0と同時進行でステップ1をしても大丈夫です。

パピーちゃんや若いワンコは、体力が有り余ってるとブラシにじゃれてきたりしますので、ブラッシングを始める前は散歩や遊びで疲れさせたりしておくと良いです。

パピーちゃんは、背中部分をサッとブラシでひと撫でして、すぐに「良い子だね」と褒めながらおやつをあげます。これで、一日目のブラッシングはおしまいにします。いきなりたくさんすると、ブラシが苦手になってしまうので最初は少しずつ慣らしていきましょう。

成犬の場合は、触られて平気(好き)な場所をブラシでひと撫でして、「良い子だね」と褒めながらおやつをあげます。パピーちゃんと同じく、最初はそれでおしまいにしましょう。ひと撫でもできない場合は、ブラシを少しだけ当てるのみにしましょう。

ブラシ自体が嫌いで、ブラシを見るだけで嫌がる子は、ブラシを見せてすぐおやつをあげるという所から初めていきましょう。

ステップ3 徐々に全身に

ブラシでひと撫でできるようになったら次の日は2回で、その次は3回と少しずつブラシ量を増やしてきましょう。足やお腹、お尻周りは過敏で触られるのは平気でも、ブラシは嫌な子も多いので、とにかく焦らずゆっくり褒めながらやっていきましょう。どうしても嫌がる場所は、ブラシを少し当てて褒めるを繰り返すと良いでしょう。

全身をブラッシングできるようになったら、今度はおやつを上げるペースを減らしていきましょう。今まで、ひと撫でごとにおやつをあげていたので2回ごとにあげるようにと減らしていきます。うちでは一週間ごとに減らしていきました。

最終的には、ブラッシングを終えたらのご褒美のみになるくらいに減らしましょう。ただ、時々はひと撫で事におやつをあげる日を作ったり、苦手だった場所をブラシしたときにあげたりする日を作ると良いです。時々おやつが出てくることで、ワンコが「今日のブラッシングでは、おやつが出るかな」と楽しみにしてくれるでしょう。

一度のおやつの量は?

一度のおやつの量は、手の小指の爪の先ほどで十分です。また、食べるのが大好きな子はフード一粒で十分です。犬の大きさや年齢、体調に合わせて量を調整してください。そして、ブラシに慣れたらおやつを徐々に減らすという過程は必ず行ってください。おやつを上げ続けると、おやつがないとブラシをさせてくれない子になる可能性もありますし、健康にも良くありません。

最後に

時間は掛かりますが時間を掛けた分、愛犬はブラッシングが大好きになるでしょう。決して、嫌がる子に無理やりにはしないでください。そして、毎日根気よくブラッシングに慣れさせていきましょう。ブラッシングに慣れた後も、飼い主か愛犬どちらかが体調を崩すなどしない限りは毎日必ず行いましょう。

猫「(食べたい……でも怒られる……)」 飼い主のごはんが食べたい猫さんの心の葛藤が分かりやすい

 飼い主さんのごはんを前に葛藤している猫さんの動画が話題です。

 アメリカンショートヘアの「トト」くんは、激しい衝動と戦っています。それは目の前にある飼い主さんのごはんがどうしても食べたい……! ということ。

【 でもこれは人間用の食べ物なので、トトくんには塩分が強すぎて身体に良くありません。だから食べたら、トトくんの健康を思う飼い主さんに怒られちゃうんです。トトくんもそれが分かっていて、どうしようか迷っている様子。でも……。

 怒られても食べたいものは食べたい……! と、恐る恐る前足を伸ばすトトくん。でもその前足には小刻みな震えが!! 我慢していてえらいけど、心の葛藤が分かりやすくて笑っちゃいますね。

 飼い主さんはそんなトトくんをふびんに思って、人間の食事を見せないように頑張ったり、食事の前にキャットフードをあげたりしているのですが、それでもトトくんは「ごはんだー!」と来てしまうんだとか。動物にはそれぞれに合った食べ物があるから、トトくんは猫さん用のごはんを食べようね!

 ちなみに飼い主の加瀬 浩之(@kasetchi)さんは、「Petpedia」というペットメディアを運営しており、いろいろな動物の特徴や飼い方を発信しています。トトくんの他にも、チワワとマルチーズのMIX犬「ココ」ちゃんを飼っており、2匹をデザインしたグッズはとてもかわいいです。

画像提供:加瀬 浩之(@kasetchi)さん

犬は糖尿病の人を見分けることができる?

糖尿病とその危険性について

そもそも糖尿病とは、血糖値が高い状態が続く血管に関わる疾病。血糖値が高い高血糖の状態では、血液がドロドロになって血管が詰まってしまったり、血管を傷つけたりしてしまったりします。血管に大きな負担をかけてボロボロにしていくだけでなく、それによって細くもろい血管である毛細血管が集中している目の網膜や腎臓、手足に支障を来して合併症を引き起こします。また、毛細血管だけでなく太い血管にも負担を与えて、脳梗塞や心筋梗塞など命に関わる重大な疾病につながることも。

糖尿病の発症から、上記のような合併症の発症までにはある程度時間がかかり、5~10年程で合併症の発症まで進行すると考えられています。そのため、糖尿病の発症から食事や運動など適切な生活習慣を心掛け、必要に応じた薬物療法も取り入れることで、その進行を抑えることもできるとされています。

糖尿病治療で起こる低血糖のリスク

血管に負担をかけることで、全身のあらゆる器官に影響を与える可能性のある糖尿病。食生活の乱れなどで発症すると考えられがちですが、自己免疫疾患やウイルス感染が原因で引き起こされる「Ⅰ型糖尿病」というものもあります。Ⅰ型糖尿病」は小児や若年期に起こることも多く、小さなうちからインスリン補給を行う薬物療法に依存せざるを得ないことも。
そして、インスリンや血糖降下薬による薬物療法の影響で起こる主なトラブルが低血糖です。

体が低血糖状態になると頭痛や目のかすみ、眠気などを感じ、糖分を摂取するなど適切な対処を取らないと、意識レベルが低下し失神したり異常行動やけいれんを起こしたりして、昏睡状態に陥ることもあります。特に小児の場合や就寝中などは、低血糖になっていることに気がつきにくく、家族などが気付いたときには危険な状態になっていることも少なくないとされています。

低血糖を感知するアラート犬が誕生

早い段階での適切な対応が求められる低血糖を、においによって感知することができる「糖尿病アラート犬」「低血糖アラート犬」の存在に今注目が集まっています。糖尿病アラート犬は、低血糖状態に陥った人の呼気に多量に含まれる成分のにおいを嗅ぎ分け、本人や周囲の人間にそれを知らせるという特別な訓練を受けています。

無自覚性低血糖の場合は本人を鼻で突く・手をかけるなどの合図を行い、本人の意識がすでにない場合などは、家族を呼びに行ったり周囲の人の注目を集めたりする行動を取るのです。犬がそばにいることで、外出や就寝中常に保護者や介助者がついていなければならなかった糖尿病患者(主に小児)の不安や心配が軽減され、家族の負担も減りました。

糖尿病アラート犬育成に関する国内での取り組み

主にアメリカやイギリスで研究が行われている糖尿病アラート犬ですが、その育成プログラムを参考に国内でも、「認定NPO法人日本IDDMネットワーク」が無自覚性低血糖の患者を救うアラート犬の育成をスタートしています。その取り組みのためにクラウドファンディングで資金を募り、育成を受けるアラート犬には、一時殺処分の対象となった保護犬が選ばれています。

日本国内では糖尿病アラート犬に関する専門知識を持つ人や、糖尿病アラート犬を育成することのできるトレーナーがおらず、まだ取り組み自体が試験段階とも言えます。しかしながら糖尿病アラート犬に関する知識を持つ専門家を国内に呼び、トレーナーの養成を行ったり犬の適性を見るなど、少しずつ前に進んでいます。

<まとめ>糖尿病アラート犬について

糖尿病アラート犬は、いつ命の危険をおびやかす低血糖状態になるかわからないⅠ型糖尿病患者などの生活をサポートし、安心して毎日を過ごすことができるようにすることができる、とても大きな存在だと考えられています。糖尿病アラート犬の育成に関してはまだまだ明確化されていない部分などもあり、日本国内でも資金・施設・人材が不足している状態です。

しかしながら糖尿病アラート犬の育成を待ち望んでいる声も多く聞かれ、その取り組みが今大きく動き出しています。こうしたことに興味関心を持つことが、まず私たちにもできる最初の取り組みになるはず。動き出している糖尿病アラート犬育成の取り組みに、ぜひ注目していきましょう。
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