人生の ホールインワン ■ペット
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優しさをくれる猫への恩返しに 自然派のペットブランド設立

 愛猫との別れや出会いを経験して、人生を豊かにしてくれる猫に「恩返し」をしたいと考えた女性が、2年前にペットブランドを立ち上げた。動物の体に優しい食品等を販売し、人から人、人から猫へと幸せのバトンで繋ぎたいと活動を続けている。その素顔を紹介する。
「この子たち、仲良しでいつも一緒。目が丸いほうが3歳10カ月のグリで、目がつっている方が1歳2カ月のラヴ。似ているけど兄弟ではないんですよ」

 渋谷区の自宅マンションを訪ねると、新井ミホさん(46)が、片手に1匹ずつキジトラ猫を抱えて現われた。新井さんは長年、コスメやナチュラル・オーガニックブランドのPRを手がける仕事をしてきた。

「仕事は忙しいけど、2匹の猫に癒されていますよ。2匹を見ていると面白いです。世話を焼いたり、甘えたり、エネルギーが余って“ウォー”と吠えたり(笑)」

 愛猫について新井さんは朗らかに話す。だが3年半前、泣いてばかりの時期があったのだという。

 初めて飼ったロシアンブルーを失い、ペットロスに陥ってしまったのだ。

「ミウという甘えん坊の男の子でした。シニア期に入って腎臓が悪くなり、介護に備えて点滴の仕方などを覚えた矢先、旅立ってしまって……。私は人生であまり泣くことがなかったのですが、お葬式で号泣し、それからしばらくは何をしていても涙があふれて……」

 そんな姿を見て周囲も心配したようだ。そして1カ月後、思いがけない出会いが訪れる。

 ある晩、猫仲間と食事をしていると、業界の先輩からLINEで連絡が入った。たまたま訪れた海辺で、母猫とはぐれた子猫を保護したのだという。「飼わない? 顔かわいいよ」と書いてあった。新井さんはハッとした。

「家にはまだミウのお骨がある状態でしたが、生き方を尊敬する方が拾った子猫だったし、食事していた仲間も“ご縁ね”と背中を押してくれて、その場で決めました。あまりに私が悲しんでいるので、天国からミウが猫を贈ってくれたのかも……。それがグリなんです」

 グリは生後約2カ月で新井さん宅に来て、すぐに家に慣れた。ミウとは毛色もタイプも違ったが、グリが来た日から新井さんの涙はぴたりと止まり、和まされた。

 こうして短い間に猫の看取りと子育てを経験し、新井さんの心に変化が起きた。自分に再び笑顔をもたらしてくれた猫のために、恩返しがしたいと思い始めたのだ。

“幸せのおすそわけ”をするブランド

「猫を見ていると穏やかな気持ちになる。でも厳しい環境に身を置く猫がいるのも現実で、その子たちや保護団体に対して、何かしたい……。寄付するほどの大金はないけど、私らしく楽しく、わかりやすく世の中に保護猫や保護犬の存在を知らせるにはどうしたらいいかをずっと考えました」

 思いついたのが、ブランドの設立だった。新井さんは長年、コスメのPRを通してブランドの成長をサポートする仕事をしてきた。その経験を生かし、ペットのブランドを作って、それを通じて保護動物に関するメッセージを伝えたいと思ったのだ。行動を起こしたのは、グリが来て2年目のことだった。

「自身のコスメのPR会社が『LA CARP(ラキャルプ)』という名前なので、少し似せたフランス語の造語で『LA CHATON』(ラシャトン=子猫)という社名にしよう、と元旦に決めました。『LA CHATON』では猫=幸せの象徴と考え、幸せのバトンを多くの方につなぐための活動を目指したんです」

 そのプロジェクトの一つが、ペットフードのプロデュースだ。

 ニュージーランドで、薬剤投与を一切せず、地元産のナチュラルな飼料を与えて、放し飼いにされた鶏でペースト状おやつやフードを作った。猫だけでなく犬も食べられる。このアイデアには、グリも一役買った。

「人間用のオーガニックのお肉の試食会の日に、たまたまグリを連れていっていました。オーガニックの鶏ささみをあげてみたら、ふだんは見向きもしないのに、喜んで食べて『これだ』と、ひらめいたんです。『ペット用にも作れるよ』とお肉屋さんが協力を申し出てくれて、商品化にこぎつけました」

 商品は現在、オーガニックの専門店や保護団体で販売するほか、通信販売もしている。一般の商品に比べ割高だが、ナチュラル派の飼い主に注目されている。フードのほかに、アルコールや薬品を使わない水の除菌消臭スプレーや、腸内環境を整える国産米ぬか発酵乳酸菌サプリメントも開発した。


2匹飼いでさらに猫に夢中

『LA CHATON』の事業を始めて1年9カ月後、軌道に乗り始めたところで知人からまた猫を紹介された。それがラヴだ。

 子猫のラヴを迎える前、新井さんは「可愛い子がいるけど、迎えてもいい?」と先住のグリに相談したという。ラヴは室内で兄弟と育ったため、自然とグリに近づいた。だが、一方グリはほかの猫に慣れていなかったため、近づくと怒る。そのため、最初はラヴをゲージにいれた。

「2日目にラヴから“出せー”の猛アピールがあったのでゲージから出すと、その翌日から自然とグリがラヴをなめ始め驚きました。父性が芽生えたのかな、面倒を見過ぎて痩せたほど(笑)」

 新井さんにとって初の2匹飼いで、発見もあったようだ。

「人と猫が1対1で過ごす時と、猫が複数の時では、関係性が違うんですよね。『ラヴをよろしく』とグリにばかり話かけていたら、ラヴは私の言葉がわからなくなった。だから、2匹に同じように話しかけるようにしたんです」

 グリにも変化があったようだ。以前、グリは新井さんが帰宅すると“遅~い”とでも言いたげな顔で、ぽつんと寂しそうに玄関で待っていた。今は帰宅時にラヴと一緒に迎えにくるが、2匹で部屋の奥で寝ていたのか、眠そうな、でも満たされた顔をしているという。

「これからも2匹を大事にし、人と猫が心地よく生きるためのアイデアを発信したい。今は小さな活動でも、共感している方と一緒に大きな風にしていきたいですね」
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sippo(朝日新聞社)

初めて飼った犬は元野良犬 超ビビリが家族の努力で心を開いた

ペットを迎えるなら、店で買うのではなく、施設から引き取ろう。3年半前、3人家族が話し合って迎えたのは、初めてみる人や音を怖がる元放浪犬だった。おびえきった態度に困惑しつつ、家族は仲良くなろうと、日々奮闘……。すると、犬にも人にも変化が起きた。

 東京・杉並区のマンションに暮らす雑種犬の「アキ」(メス)は、推定5歳。訪ねた時は、居間の奥のケージの隅のほうにいた。きりっとした顔を一瞬こちらに向けたが、名前を呼ぶと、プイッと顔を左に。近づこうとすると、今度は右側に顔をそむけた。

「元野犬で警戒心が強くて。でも、さっきまでソファの上でくつろいでいたんですよ」

 飼い主の今国智章さん(48)が優しい口調でいう。

「これでも、アキにとっては大進歩なんです」と妻の妙子さん(39)。

 娘の可奈さん(13)がケージの入り口から手を伸ばすと、その手に顔を寄せるようにして、尾をちょっと動かした。

野良犬の中の1匹

 アキが家にやってきたのは2014年の秋だった。妙子さんが当時を振り返る。

「前から犬か猫を飼いたいと思っていました。娘が小学4年生になって、しっかりしてきたので、そろそろいいタイミングかなと思い、探し始めたんです」

 智章さんは幼い頃に犬を2匹飼っていたが、妙子さんは初めてだった。

「ペットショップやホームセンターで買うのでなく、飼い主のいない保護動物を引き取りたかったんです。そこで家の近くにある保護施設をネットで探して、猫や犬の譲渡会というのがどんなものか見てみようと思いました」

 最初に行ったのは、杉並区内であった猫の譲渡会。その次に訪れたのが、渋谷区で開かれた保護団体「ミグノン」の譲渡会だった。そこで見初めたのが、アキだった。  

「ミグノンが動物愛護センターから引き出した野犬のグループの1匹で、もともとは都内の公園を放浪していたそうです。3匹同時に捕獲され、アキはワキワキ、ほかの子はマダマダ、ヒジヒジと名付けられ譲渡会に参加していました。すでに1歳でした」

 3匹は同じ場所に繋がれていて、一家が近づくと、後ずさりした。アキはほかの2匹に踏まれて下敷きになった。家族みんなが「あの子は?」「控えめでいい」と興味を持った。アキはその時すでに他の家でのトライアルが決まっていたが、妙子さんは、縁を感じたという。

「何となく戻るような予感がして、ブログなどを確認しながら数回後の譲渡会に行ったら、再会できました(笑)。でも、本当に迎えて大丈夫だろうかと、家族でよく話しあいました」

 アキは公園にいた時に脅されたこともあったのか、非常に怖がりで、小さな子どもも苦手のようだった。それでも「仲良くなりたい」という思いで、申し込んだ。

挨拶代りに玄関で…

「アキは初めて家に来た時、マンションの玄関でウンチをしました。緊張するとお腹が緩くなるようで、1階のフロアがもう大変(笑)。挨拶の儀式は、まずお掃除からでした」

 智章さんの言葉に、妙子さんもうなずく。

「しばらくはケージにタオルをかぶせ、こちらからアクションを起こさず、自ら出るまで待ってと、ミグノンのスタッフに言われました。3日くらいしてケージから顔を出しましたが、『この子は難しいのでトレーナーを付けた方がいい』と言われ、紹介してもらったんです」

 野良生活をした犬は、接し方を間違えると、もっとビビりになり、人間離れを起こすという。そのため、犬だけ訓練所に預けるのでなく、“家族全員”が犬と一緒にトレーニングを受ける形にして、2週間に一度、トレーナーに家に来てもらうことにした。智章さんは訓練のために仕事のスケジュールも調整したという。

「最初にしたのは、トリーツ(おやつ)を家族一人一人が手であげる練習。トリーツを入れたポーチをウエストに付けて、繰り返しました。意外なことに、いちばん先にアキが心を許したのは、当時11歳の可奈でした。子どもが苦手と聞いていただけに、娘の手からトリーツを食べた時は感動でしたね」

 続いてアキは妙子さんの手からもトリーツを食べて、「待て」「伏せ」などを覚えていった。

 その後は一緒に歩く練習。まずリビングを歩く。室内を一緒に歩けるようになったら、次は部屋の外……、と時間をかけて、歩く範囲を広げていった。ところが、智章さんだけは、いつまでも“手からフード”の訓練が続いた。

「次の訓練までの間、トレーナーさんから一人一人に宿題が出されるんですが、アキが僕に馴れないので先へ進めず、毎朝ご飯の時、一粒ずつあげるのが僕の課題でした(笑)」

 アキは2カ月もすると、部屋からマンション共有部に出られるようになった。廊下や階段の上り下りをして“戸外までの環境”に慣れた後、1月半ばになって、ようやく戸外に出る日がきた。来た時にウンチをまき散らした玄関をまたぎ、太陽の下に出た。

 でも一筋縄ではいかない。

動じず淡々と接する

「表に出ると最初、腰を低くして、震えてキョロキョロ。緊張でまたも下痢。犬の散歩は意気揚々としたイメージがありましたが、なんかウチは違う(笑)。まるで“修行”でした」と妙子さん。

 朝、可奈さんが学校に行き、智章さんが仕事に出かけた後、妙子さんが1人で散歩にいく。トレーナーに教わった通りトリーツを使い、歩く距離を少しずつ伸ばすようにしたのだ。その修行のような散歩をするうちに、妙子さんはあることに気付いたという。

「例えば、あちらには人がたくさんいるなあと私が迷うと、アキも戸惑う。犬と付き合うには心を決めないとダメ。道端で下痢しても、私が『ああ……』と戸惑うとアキにすきができて、危ないことになるので、動じないで、淡々と処理するようになりました」

 犬はみな一緒ではなく、背景や個性によって“人とのよい距離”が違うということもわかった。妙子さんがそう気づいてからは、アキのほうから寄ってくるようになったという。今では毎晩、妙子さんと同じ部屋で寝ている。

 いつしか妙子さんは「とてもいいリーダーになった」と智章さんがいう。

「妻は勘がよいとトレーナーさんにも褒められていたけど、この3年で本当に強くなったと思う。生き方そのものがぶれなくなったね。悲しい顔をしたり、くよくよしたりしなくなったよ」

 そんな智章さんも、夜のアキの散歩に1人で行けるほど“躍進”した。そして、アキは“ビビり漏らし”がなくなり、3キロも体重が増えた。可奈さんとは相変わらず気が合い、「癒し合う」関係だ

 散歩を楽しめるようになったアキの次の目標は、ドッグランデビューだという。

「塀の高い貸切ドッグランを見つけたんです。涼しくなったら家族みなで行きたいです」

毛が大変な状態になってしまった猫 保護施設に持ち込まれすっきり綺麗になる

何の動物か分からないほど毛が伸び放題の猫を保護した時の様子がFacebookで公開されています。

 8月13日の早朝、米ネバダ州ダグラスにある動物保護施設「Douglas County Animal Care & Services」に1つのキャリーケースが持ち込まれました。中身は灰色でモジャモジャした塊。よく見ると右下のほうに猫らしい顔があります。

 抱き上げてみると、お顔は凛々しいイケメン猫さんです。ただし顔の周りは毛で覆われていてウルトラマンに出てくる怪獣・ジャミラのようなフォルム。絡まった毛の間からは辛うじて手足が見え隠れしています。

 毛を刈ってみると姿を現したのはしっかりとした体格のオス猫さん。どうやら水やエサはもらえていたようです。よかった。

 Facebookページには、キャリーケースを持ち込んだ人の映像も公開されており、「この人がこの子をこんな目に合わせたの?」「この人は飼い主ではなく、保護してもらうために連れてきたのでは?」といったコメントが寄せられています。

 この猫さんは「ボブマーリー(Bob Marley)」と命名され、8月24日には里親探しがスタート。大事にしてくれる家族と早く出会えるといいですね。

猫のオスは甘えん坊でメスはツンデレ、性別により顔も違う

 猫にも実は“利き手”があり、オスは左の前足を、メスは右の前足をよく使う傾向がある──。今年1月、猫の“利き手”に関する研究結果が、学術誌『Animal Behaviour』に掲載された。

 利き手が性別によって異なるのは、人間にもみられる傾向で、男性の方が女性よりも左利きが多いという。

 なぜ猫の“利き手”が性別によって異なるのか。論文の著者で北アイルランド・クイーンズ大学のデボラ・ウェルズ博士は、脳の違いや性ホルモンなどが影響を及ぼしているのではとの見解を示している。

 なお、猫の利き手は、トイレに入る際にどちらの前足から先に踏み出すか、狭い穴に足を差し入れてエサを取り出す時に左右どちらの前足を使うか、目の前でおもちゃを振った時、どちらの前足をよく使うか、などの方法で調べられる。

 はっきりとした理由は、まだ判明していないが、猫も性別によって、骨格や性格などに違いがあると、猫専門病院「Tokyo Cat Specialists」の獣医師・有田早苗さんは言う。

「もっともわかりやすい点でいうと、まず骨格が違います。オスは頭・肩幅・手足が大きくがっちりしており、メスはオスよりも小柄な子が多いです」(有田さん、以下「」内同)

 ほかにも、性別による顔立ちの違いについて、次の4つの特徴があるという。

【1】頬の面積は、オスが大きく、メスは小さい。
【2】鼻筋の幅は、オスが広めで、メスは狭め。
【3】ひげ袋は、オスが大きく、メスは小さい。
【4】瞳の大きさは、オスが小さく見え、メスは大きく見える。

 ひげ袋とは、口まわりのひげが生えている「ω」の部分。写真は、左の方がひげ袋が大きいのでオス、右がメスだ。

 また、性格に関しては、オスは、甘えん坊でやんちゃ、好奇心旺盛な遊び好きの傾向にあり、一方のメスは、おとなしくて用心深く、ツンデレの傾向があるという。

「もちろん個体差もありますし、幼少期の環境や飼い主の接し方でも変化していきますが、一般的には以上のようにいわれており、実際その通りだと実感しています」

 猫を迎える時は、これらオス・メスの性格を考慮するといいだろう。例えば猫と一緒に遊びたいならオス。メスは、あまりおもちゃで遊びたがらないので、おもちゃで迫るとストレスを与えてしまう。

 一方のメスは、飼い主にベタベタしない自立心の強い子が多いため、留守番をさせても問題を起こすことが少ない。ひとり暮らしやあまりかまってあげられない家庭に向いているといえる。

 人と同じように性別で個性の違う猫たち。うまくつきあうには、それぞれの特徴を理解しておくことも大切だ。

初対面の犬にやってはいけないNG行為5選

初対面の犬へのNG行為1:目をじっと見る

犬にとって、目をじっと見つめることは「敵意がありますよ」という意味を持ちます。特に初対面の犬は、「どんな人なんだろう?」とあなたのことを警戒しているので、じっと見つめ返してしまうとさらに警戒心をあおることになります。

人間は興味のあるもの、好きなものをじっと見つめて行為を表すことがありますが、それを犬に対して同じように行ってはいけません。年ずっと一緒に暮らしている愛犬ならば、目をじっと見つめてコミュニケーションを取ったりできますが、初対面のワンちゃんにはやめておいた方が賢明です。

初対面の犬へのNG行為2:真っすぐ近づく

犬がフレンドリーな気持ちで近づく場合は、半円を描くようにゆっくりと近づきます。ですので、真っすぐに近づくということはフレンドリーとは逆で、「この人は僕(私)に攻撃しようとしている」と受け取られてしまうのです。初対面の犬に近づきたい時は、ゆっくりと様子を見ながら円を描くように近づいて行くのが正解です。

初対面の犬へのNG行為3:頭をわしゃわしゃ撫でる

犬を可愛がる、撫でると言えば「頭(目の上)」あたりをわしゃわしゃ、ゴシゴシと撫でる様子を想像する人も多いのではないでしょうか?でも実はこの行動、犬は嫌がっていることが多いのです。撫でられて嬉しいのは、首から前足にかけてのあたりで、特に初対面のワンちゃんは首のあたりを優しく撫でてあげるとよいでしょう。

初対面の犬へのNG行為4:大きな声を出

特に若い女性に多いかもしれませんが、「きゃー!かわいいー!」といきなり大きな声を出しながら犬に近づいている人を見かけます。犬は高めで優しい声は好きですが、突然&大きな声はとてもビックリしてしまいます。可愛いワンちゃんが目の前にいてテンションが上がってしまっても、落ち着いて「可愛いですね!」と話しかけるようにしましょう。

初対面の犬へのNG行為5:おやつをあげる

ワンちゃんと仲良くなりたいがために、好きそうなおやつをあげようと思うかもしれません。飼い主さんにちゃんと「これあげてもいいですか?」と確認すれば大丈夫ですが、確認なしにあげてしまうことは危険です。

犬が好きなジャーキー(肉)にアレルギーのある子もいますし、クッキーやボーロに含まれる卵や小麦粉でもアレルギーになる場合があります。おやつにはそのような危険を伴うことを意識しておきたいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

犬好きなら犬に好かれたいと思いますよね。初対面のワンちゃんにも好いてもらえるように、この記事でご紹介した「NG」行為はしないようにしましょう。おさらいすると、次の5つがNG行為でしたね。

✔目をじっと見る
✔真っすぐ近づく
✔頭をわしゃわしゃ撫でる
✔大きな声を出す
✔おやつをあげる

これらのことに気を付けて実行すればきっと、ワンちゃんたちの人気者になれますよ。是非、覚えて活用してみてくださいね。

確認しよう!動物病院の待合室でのマナー

動物病院の待合室ってどんなところ?

動物病院の待合室には、様々な動物たちが集まります。健康でワクチン接種などの予防のためにやってきた動物、持病の経過観察のためにやってきた動物、お腹が痛くて鳴いている動物、動物病院が怖くて怯えている動物、など、動物の種類や年齢、動物病院にやってきた理由も多種多様です。

また、飼い主さんも様々な方がやってきます。子犬を迎えたばかりで明るい気持ちの方もいれば、愛猫の体調が回復せずに落ち込んでいる方もいるでしょう。飼い主さん自身が体調を崩されていたり、動物にアレルギーを持ったりしている方もいます。このように、動物病院の待合室では、様々な動物と人が一緒に過ごします。そういった方々に配慮しようという気持ちが、待合室でのマナーの第一歩です。

待合室で心掛けたいこと
動物たちへの配慮

待合室にいる動物たちは、診察前で怯えていたり、診察が済んで興奮していたり、とナイーブになっている場合があります。当然ですが、連れて来ている愛犬も緊張しているはずです。お互いに刺激しあわないような距離感を保つようにしましょう。そのために大切なのが「首輪・リード」や「キャリーバッグ」です。キャリーバッグに入れるサイズの犬は、キャリーバッグの中で待った方が他の動物たちとの接触を防ぐことができます。キャリーバッグに入れないサイズの犬の場合は、リードを短く持ち目を離さないように気をつけましょう。

どうしても吠えてしまったり、怯えてしまったりする犬の場合は、受付に一声かけてから、病院の外で待ちましょう。車で待つ場合は、飼い主さんも一緒に乗って、温度管理を行ってください。待合室にいると、他のお家の動物が気になることがあるかもしれません。ですが、動物病院に来ている動物たちは緊張しています。他のお家の動物を撫でたり、声をかけたりするのは控えましょう。大きな声での会話も、動物が驚いてしまうため注意してください。お子さんと一緒に来院する際は、お子さんの行動にも気をつけましょう。動物たちは気が立っていることがあるため、怒り出してしまうかもしれません。

他の飼い主さんへの配慮

動物病院を訪れる理由は、人によって様々です。愛犬の調子が悪くて落ち込んでいる方や、飼い主さん自身が体調を崩されている場合もあります。むやみに話しかけたり、犬が遊びに行ってしまったりしないようにしましょう。また、何かしらの動物を飼っている方でも、他の動物にアレルギーを持っている場合があります。そういった観点から、犬が歩きまわない方が良いでしょう。

診察室や受付では、ペットの今後の治療や経過について大切な話をしているかもしれません。
大きな声でのおしゃべりや、吠え声で妨げてしまわないようにしましょう。

動物病院への配慮

待合室には、他の動物・人など様々なにおいがあります。気を付けていても粗相をしてしまうことがあるでしょう。そんなときには、(可能なら拭き取りを行った後に)動物病院のスタッフに一声かけてください。消毒等を行ってもらえます。また、愛犬を待合室の椅子の上に直接座らせたりはしていませんか?その椅子は、後からまた別の方が座ります。衛生面や他の動物のストレスなどの面からも止めましょう。

愛犬への配慮を忘れないこと

周りの方や動物たちへ配慮しつつ、愛犬に気を配ることも忘れてはいけません。動物病院に着いたときに、愛犬をキャリーバッグから出したり、リードを外してから抱き上げたりしていませんか?リードを緩めていたり、伸びるリードを使っていたりする場合や、椅子の上に愛犬を待たせたままお会計をするなど、そういった愛犬がいざという時に自由に動ける状態は、事故の元です。実際に動物病院から逃げ出してしまったり、他の犬とのケンカや椅子からの落下で怪我をしてしまったりした例もあります。

これらの事故は、リードやキャリーバッグを上手に使うことで未然に防ぐことができます。キャリーバッグから出すのは、診察室に入ってからにしましょう。愛犬は動物病院で緊張してはいませんか?愛犬は飼い主さんの様子をよく観察して、この場所はどういった場所なのかを判断します。飼い主さんが「怖いところじゃなよ」と平常心でいられることが、犬の安心にもつながるのです。動物病院の待合室は、様々な動物・人が集まる場所だからこそ、みんなが快適に過ごせるような一人一人の心掛けが大切です。

犬を不幸にする4つの考え

犬を幸せにするのも不幸にするのも飼い主次第

犬は飼い主を選べません。飼い主さんが愛犬を選ぶのです。そして飼い主さんに選ばれた愛犬は、自分の犬生を飼い主さんに委ねることになります。それはつまり、愛犬を幸せにするのも不幸にするのも、飼い主さん次第ということです。どの飼い主さんも当然、愛犬には幸せになってほしいですよね。しかし、飼い主さんの考えひとつで、愛犬を不幸にしてしまうかもしれません。では、飼い主さんのどのような考えが愛犬を不幸にするのでしょうか?以下からご紹介していきます。

犬を不幸にする考え①しつけをするのはかわいそう・面倒くさい

飼い主さんが、「しつけをするのはかわいそう」または、「しつけをするのは面倒くさい」と考えて愛犬にしつけを行わないと、愛犬は人間社会の中でどう行動したらいいのかが分からず、ストレスを抱えながら暮らしていくことになります。これは犬にとって、とても不幸なことです。愛犬が他人に迷惑をかけることなく、人間社会の中で幸せに暮らせるように、しつけを行うことは飼い主としての義務と言えます。

しつけはスムーズにいかないことも多く、時間と根気が必要になります。しかし、しつけの時間は愛犬とのコミュニケーションの時間になり、愛犬の学習意欲を満たすこともできます。そう考えると、しつけも楽しみながら行えるのではないでしょうか。

犬を不幸にする考え②散歩は面倒くさい

犬にとって散歩とは、エネルギーやストレスの発散ができるばかりではなく、外の刺激を感じることができる大切な時間です。ですから、たとえペットショップで、「散歩は必要ありませんよ」と言われた小型犬であっても、散歩は必要です。そして、大好きな飼い主さんとの散歩を楽しみにしている犬は多いです。

それなのに、飼い主さんが面倒くさがって散歩へ行かなかったり、行ったとしてもつまらなさそうな顔をしたりして歩いていては、愛犬の楽しい気持ちはそがれてしまいます。飼い主さんと楽しいことを共有できない生活は、愛犬にとって幸せとは言えません。また、散歩へ行かないと運動不足やストレスから、心身の病気になる可能性があります。愛犬の幸せのためにも、健康寿命を縮めないためにも、散歩は愛犬と楽しみを共有する時間と考え、愛犬との毎日の散歩を大切にしましょう。

犬を不幸にする考え③犬は癒すだけの存在

愛犬は飼い主さんを癒してくれますが、決して癒すだけの存在ではありません。命ある生き物です。犬には散歩や食事はもちろんのこと、お手入れやしつけも必要ですし、病気やケガをすれば、そのケアが必要になります。いろいろとお金もかかります。また、きちんと向き合う時間を持ってあげないと、ストレスが溜まります。

こうしたことをきちんと理解せずに、「癒すだけの存在」と考えて安易に犬を飼ってしまうと、手に負えなくなって、愛犬を不幸にする可能性が高くなります。犬は癒すだけの存在ではなく、10年以上の世話が必要な生き物だということを忘れないでください。

犬を不幸にする考え④人間と同じように生活させたい

愛犬を家族の一員と考える飼い主さんは少なくないです。そして中には、愛犬を擬人化して、人間と同じように生活させるのが愛犬にとって幸せなことと考えてしまう飼い主さんもいます。

愛犬を家族として愛するのはとても素晴らしいことですが、人間は人間、犬は犬です。人間にとって快適なことが、犬にとってもそうであるとは限りません。

例えば、人間は服を着るのが当たり前のことですが、犬には元々服を着る習慣はありません。ですから、おしゃれのために無理に服を着せられると、犬はストレスに感じます。

また、人間と犬とでは必要な栄養素が異なり、塩分、糖分、脂分が高い人間の食事を愛犬に与えると、肥満や病気の原因になります。犬にとって有害な食材が含まれていれば、中毒症状を起こすこともあります。

もし愛犬を擬人化して、「クレートに閉じ込めるのはかわいそう」とハウストレーニングを行わないでいると、災害時に避難所生活になったときや、ペットホテルに預けられたとき、動物病院に入院したときなどに、ストレスや不安感から体調を崩すリスクが高まります。ちなみに、犬は元々穴倉で暮らしていたため、頭上や側面が覆われた空間にいると安心する習性があります。

愛犬は家族の一員であっても、人間と犬は違う生き物です。
愛犬を人間と区別して考えることが、愛犬の幸せにつながります。

まとめ

犬を不幸にする考えを4つご紹介しました。愛犬を愛するが故に持つ考えが、愛犬を不幸にしてしまうこともあるので、気をつけなくてはいけませんね。愛犬を不幸にしないためには、たくさんの愛情を注ぐのはもちろんのこと、犬の習性や本能などを理解することも大切です。犬とはどういう生き物であるのかが分かれば、おのずと愛犬を幸せにする考えが持てるのではないでしょうか。愛犬に「この人が飼い主で幸せだった」と思われる飼い主でありたいですね。

猫の仲良くなろうよ!のサイン8つ

猫が仲良くなりたいと思っているときの仕草って?

猫が仲良くなろうよ!と言っているときは、どんなサインを出すでしょうか?

✔お腹を見せる
✔鼻を近づける
✔スリスリしてくる
✔甘噛みする
✔ 舐める
✔お尻を見せてくる
✔まばたきする
✔しっぽをピンと立てる

1 腹を見せる

猫がトコトコと目の前に来たと思ったら、突然コテンッ!と寝転がって、お腹を見せてきたことはありませんか?これは「遊ぼうぜぃ♪」と、遊びに誘っているポーズだと言われています。遊びに誘ってくれるなんて、あなたと仲良くなりたい以外、何ものでもありません。思う存分、遊んであげてください!

2 鼻を近づける

猫同士の挨拶は、鼻と鼻を近づけてクンクンとお互いの匂いを嗅ぎます。これは対人でも、猫が好意を持っていればやってくれます。試しにあなたから、鼻を猫の鼻に近づけてみましょう。猫の方も鼻を近づけてくれれば、大成功!猫と友好的な関係を築けている証拠です。

3 スリスリしてくる

猫がスリスリしてくるときは、自分の匂いをつけてマーキングしています。つまり、「これはワタシの!」と所有権を主張しているわけです。猫さんに所有されてしまうなんて、ちょっとドキドキしますね!

4 甘噛みする

甘噛みをするのも、友好の印です。じゃれているのでしょう。本気噛みはまた意味が違いますので、もし噛まれて痛いときは素直に「痛い!」伝えてあげてください。

5 舐める

舐めるのも、猫にとっては友好の証です。仲間だと認めてくれていますので、撫で撫でで返してあげましょう。舐めるのが好きな猫とそうでもない猫がいるようですので、舐められないからと言ってがっかりする必要はありません。他の仲良くしようねサインが出ていないか、チェックしてみてください。

6 お尻を見せてくる

お尻を見せるのは、相手を信用している証拠です。なぜなら、猫にとってとても無防備な状態だからです。また猫は、相手のお尻の匂いを嗅ぐことで、年齢や体調など、様々なことが分かるのです。一般的には劣勢の猫が優勢の猫に匂いを嗅がせるようですから、猫にお尻を向けられたときは、あなたの方が優位だとみている訳です。さすがに匂いを嗅ぐことはできませんから、撫でてあげると良いでしょう。

7 まばたきする

あなたの目をじっと見た後、ゆっくりと猫がまばたきをしたら、好意を持たれています。猫は大好きな人に向かって、まばたきで愛情表現をすることがあるからです。あなたも、まばたきし返すと、更に絆が深まるでしょう!

8 しっぽをピンと立てる

しっぽをピンと立て、しっぽの先をちょっと曲げてあなたの方に近づいてきたら、あなたに好意がある証拠です。子猫のときは自力で排泄ができないため、母猫がお尻を舐めて排泄を手伝ってくれていました。そのとき、母猫が舐めやすいようにしっぽをピンと立てていたのです。その名残で、大きくなってからも母猫のように慕っている人に対しては、しっぽをピンと立てて好意を表現しています。

まとめ

ご紹介したサインを猫があなたに向かって出していたら、ぜひたくさん可愛がってあげてください。今忙しいから後で・・・なんて思っていると猫の気が変わってせっかくの仲良くなるチャンスを、逃してしまうかもしれません。猫の気持ちは山の天気のように変わりやすいですから・・・。以上、お役に立てれば幸いです!

デパートの譲渡会で出会った子猫 家族を和ませる大きな存在に

 昨年8月、東京・新宿の京王百貨店で開かれた保護猫の譲渡会。2日間で約300匹の保護猫が参加し、多くの猫たちが新しい家族とめぐり逢った。あれから1年。生後2カ月で譲渡会に出され「天使みたい」と人気だった猫が暮らす家を訪ねてみた。小さかった子猫は、新しい家で、かけがえのない大きな存在となっていた。

 東京・世田谷のマンションで、長女・かれんさん(15)がきれいな茶トラ猫を抱いて迎えてくれた。

「この子が小夏です。この前、無事にお誕生日を迎えて、1歳と2か月です」

 小夏は腕から飛び降りると、ターッと走って居間にいき、天井まである猫柱によじ登った。均整のとれたスタイルをしている。

夫婦で選んだ子猫

 小夏との出会いは1年前。母のまりさん(56)が経緯を説明してくれた。

「以前、サバ柄のラビというオス猫と暮らしていました。私が結婚する時に実家から連れてきて、娘は赤ちゃんの時からラビと育ったんです。でも3年前に17歳で旅立ち、一家でペットロスになってしまい、猫のいない生活を続けていました」

 喪に服すように2年間過ごした後、「また猫を迎えたいね」と家族の間で話が出た。そして、迎えるならお店で買うのではなく、保護猫にしようと皆の意見が一致したのだという。

「まず近隣の譲渡会に行きましたが、少数の猫に人が集まり、対応もあまりしてもらえず、すぐに出てきてしまいました。その後、ネットで保護猫サイトを眺めていたら、かれんがラビに似たサバ柄のオス猫を見つけたんです」

 問い合わせると、野良の母猫とともに保護された5匹のきょうだいで、そのうち3匹が京王百貨店の譲渡会に参加すると教えてくれた。

 まりさんは夫と2人で、初日のオープンと同時に会場を訪ねた。学校行事のため行かれなかったかれんさんからは「いい子を探してね」とお願いされていた。

「入場整理券が配られて、人の流れはスムーズでした。お目当てのサバ柄は、長毛で写真の通り可愛いかった。でも横にいるメスの茶トラがクリーム色で天使のようでした。夫も私もべた惚れで、“サバか、茶トラかどちらかを1匹”、と申し込んだんです。『老猫を見送った経験もあるし、これから迎える子も幸せにしたい』とアピールして、ボランティアさんもよく話を聞いてくれました」

 ただ、他の来場者も同じケージをのぞいて「可愛い~」を連発。競争率は低くはなさそうだった。「猫のためには、きょうだい一緒に飼うのがいいかな」とも思ったが、まりさんは自身の年齢と猫の寿命を考え、1匹で飼うと決めていた。結局、サバ柄は先に申し込んだ家に決まり、茶トラがまりさん宅に決定。9月から正式譲渡前のトライアルが始まった。

新しい家にすぐなじむ

 小夏は家に来て早々、家族を驚かせた。最初のうちはくケージ飼いのつもりでいたが、すぐに家に慣れて、誰が触っても平気に。部屋を探検して回り、観葉植物にも登った。

「きょうだい猫の中でいちばんトロンとしていると聞いていたんですが、これはお転婆さんだと。慌てて天井まである猫柱を買いました。デザインより機能重視で(笑)」

 娘のかれんさんもお茶目な茶トラが気に入り、1週間後に正式譲渡となった。かれんさんがいう。

「前の猫は“置物”のようにおとなしかったので、猫ってこんなふうに動くんだと驚きました。“おじいさん猫からのペットロス、からの小さいメス猫”だから、みんなで甘やかし放題(笑)。小夏はだんだん態度がデカくなり、私を“対等かちょっと下”に見るようになったの。ママやパパにはしないのに、私をペシッと叩いたりして。絶対下に見てる!」

 中学生になってから自室で過ごすことが多かったかれんさんも、小夏がやって来てから居間で過ごす時間が増えたという。母親との会話も増した。

「ママと小夏のことを話したり、写メや動画で撮って一緒に見て笑うことも増えたよね。実はママと私、気まずい状態が続いていたのよね」


猫が来て、家が明るく

 母のまりさんは更年期障害でしばらくの間、心身のバランスを崩していた。めまいや動機が続き、常にイライラ状態。かれんさんに対しても口うるさくなっていたという。

 一方のかれんさんも思春期で、そんな母に反抗した。

「片づけをしてないとか、野菜をもっと食べろとか、小さなことでママが怒って、一度火が付くと止まらない。あのころのママは荒れていたよね」

 そんな家にやって来たのが子猫の小夏だった。「太陽がさっと差すように、家が明るくなった」と、まりさんが笑う。

「パパはメロメロ、娘も小夏が来て変わったけど、私が一番変わったかもしれません。気持ちが楽になり、娘にも大らかに接することができるようになりました。温かな体温に触れるのがよかったのかしら」

 温もりが欲しい時でも、熟年となれば夫と手を繋ぐこともそうない。大きくなった娘を抱くこともない…。そんな心に出来た穴に、小夏がすっぽり入りこんだのだ。

「セラピー効果ね」と言って、まりさんが小夏に目をやると、“誰のこと?私?”とでもいうように、小夏はヒョンとテーブルの上に飛び乗った。

 この1年、小夏は家族3人を和ませてきた。だが、かれんさんは9月から来年6月までカナダの高校に留学するため、しばらく会えなくなる。出発は8月中だ。

「猫が3匹いるホームステイ先を選んだけど、小夏に会えないのは寂しいな…。小夏、ママのことよろしくね。来年戻ってきたら、今度こそ私が上(お姉さん)になりたいわ」

 今年も8月18日、19日の13時~17時、京王百貨店新宿店で保護猫の譲渡会が開かれる。
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sippo(朝日新聞社)

猫の体調不良兆候は「咳」「食欲なし」「水飲み過ぎ」「ふらふら」

 今やペットは家族の一員。大事に育てられ、犬の寿命は14.2才、猫は15.3才と長寿、高齢化が進んでいる(「2017年全国犬猫飼育実態調査結果」ペットフード協会より)。年をとるごとに体調を崩しやすくなるのは人間と同じ。猫の異変に気づいた時、どうすればいいのか? 専門家に聞いてみた。

◆おしっこが出にくい・出ない

 猫の病気は尿に現れやすい。Tokyo Cat Specialists院長・山本宗伸さんはこう語る。 「トイレにいるのに尿が出ない時は膀胱炎や尿結石になっている可能性があります。丸1日以上の長時間にわたり尿が出ない時は、尿道に結石や細胞の塊などが詰まってしまう尿道閉塞になっており、命にかかわることも」 病気が慢性化した場合、食事を変えるなどの対策がとりやすいよう、排泄の状態は毎日チェックを。できればメモをつけておくのが理想的。※考えられる主な病気:膀胱炎、尿結石、椎間板ヘルニア

◆よく咳をする

 猫はめったに咳をしないからこそ、咳をしたら病気が潜んでいる場合が多い。東京猫医療センター・服部幸さんは、「猫は、口を半開きにして、“ケエ、ケエ”と音を出して咳をします。頻繁に咳をするようになったら、動画を撮影して獣医に見てもらうといいでしょう。原因はアレルギーやぜんそくであることが多いです」という。ぜんそくだと診断されたら、毎日掃除機をかけ、換気をするなど家を清潔に保つこと。※考えられる主な病気:細菌性気管支炎、フィラリア症、ぜんそく

◆食欲がない

 環境の変化によるストレスや口内炎、歯周病などが考えられる。 「食事を丸1日食べないようなら、病気の疑いがあります。ウイルスに感染していたり、腎臓病や腸炎が悪化している場合も。猫は絶食に弱く、食べないことで脂肪肝などの病気を誘発する場合もあります」(山本さん)猫はデリケートなので、食事療法のため食事の内容を変えると、一切食べなくなることもある。その場合は元の食事に戻し、様子を見ながら変えていこう。※考えられる主な病気:ウイルス性呼吸器感染症、腎臓病、病気全般

◆よく水を飲む

 猫が頻繁に水を飲むのは、猫に多い病気の1つ・甲状腺機能亢進症の可能性が高い。「この病気は10才以上の老猫によくみられる病気です。全身の代謝が高まるため、飲む水の量が増えます。それだけでなく、腎臓病や糖尿病が潜んでいることもあります。目安は体重1kgあたり50ml以上の水を飲んでいるかどうか。それらの病気と診断されると食事療法で改善に導きます」(山本さん)※考えられる主な病気:甲状腺機能亢進症、糖尿病、腎臓病



意外に多い人獣共通感染症 犬猫に噛まれたらどうすべき?

犬好き猫好きなら飼い主がいる、いないにかかわらず、見かけた犬や猫を抱っこして可愛がる。その癒やしに大満足の人も多いだろうが、それと引き換えに噛まれたり爪でひっかかれるリスクを負うことを忘れてはいけない。下手をすると思わぬ病気をもらうことにもなりかねない。

■ペットの歯はさまざまな感染症の温床

 佐藤孝雄さん(仮名、66歳)は先日、飼っていた室内犬に右手の親指と左ひざを噛まれた。しばらく様子を見ていたが、傷口周辺がみるみる腫れあがり、強い痛みに襲われた。結局、近くの整形外科で傷口を開き、抗生物質の投与で事なきを得たが、医師からは「ペットから受けた傷を甘く見ちゃダメ。傷を負ったらすぐに病院に来てください」と言われた。「みずい整形外科」(東京・祐天寺)の水井睦院長が言う。

「犬や猫の歯は一般の人が考えている以上に不潔で、さまざまな感染症の温床になっています。動物に噛まれた傷を咬創と言いますが、小さな咬創であっても傷が深いことが多い。私の患者さんの中には噛まれた歯が小指の骨まで達して髄膜炎を発症。予後が悪くて指を切断した人もいます」

 ペットの口の中には細菌がうじゃうじゃいて歯周病は獣医師の間でも問題になっている。犬は8割近くが歯周病予備群という報告もある。そもそも動物から人間に感染する「人獣共通感染症」は約200種類ほどあり、日本では約20種類が存在するといわれる。

 注意したいのは「飼い犬や飼い猫であればワクチンを打っているから安全」という思い込み。確かに狂犬病など一部の重篤な病気に対する予防ワクチンは打っているかもしれないが、思わぬ病原菌を持っていないとも限らない。

 では、犬や猫に噛まれたり、ひっかかれたりしたときはどうすればいいのか。

「傷口をせっけんと流水で、傷の周りに付着した動物の唾液をしっかり洗い流すことです。清潔なガーゼを当てて包帯を巻く。そして必ず整形外科か皮膚科などの医療機関で診てもらうことです」(水井院長)

■狂犬病やマダニにも要注意

 犬で気になるのは狂犬病だ。日本では61年以上発症例はないが、発症すればほぼ100%亡くなる怖い病気。しかも、狂犬病ウイルスは犬だけでなくキツネ、アライグマ、コウモリからも感染し、世界中で毎年5万人近くが亡くなっている。海外では不用意に犬や野生動物に近づかないことだ。日本では予防ワクチンの義務化や防疫体制のおかげで幸い発症例がないものの、今後もゼロのままでいけるとは限らない。

 北海道の港湾で外国船の犬の不法上陸が多いことから北からの狂犬病の侵入や、輸入時に検疫拘留のない小動物からの侵入も懸念される。

 東京大学の研究チームは狂犬病のワクチン接種を現行の1年から2~3年に1度でもいいと提言しているが、ワクチン接種そのものを不要といっているわけではない。犬、猫に共通の人獣共通感染症であるカプノサイトファーガ・カニモルサス感染症は、噛まれたり、ひっかかれることによって感染し、発熱、下痢、全身倦怠感、敗血症などを引き起こす。

 パスツレラ症はパスツレラ菌の感染により発症する病気で、ひっかき傷や噛み傷が化膿して、呼吸器疾患や骨髄炎、外耳炎などのほか、敗血症、髄膜炎などを発症することがある。

「猫ひっかき傷」として知られるバルトネラ病は、バルトネラ菌を持つノミの吸血によって猫や犬に感染。その猫や犬によるひっかき傷や噛み傷から人に感染する。感染しても猫や犬は無症状だが、人は傷口のほか、リンパ節が腫れて痛みを伴い、数週間から数カ月持続する。まれに脳炎、骨溶解などを発症する。

 しかし、今後とくに注意したいのは「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)だ。「浦安中央動物病院」(千葉・浦安市)の周藤明美副院長が言う。

「SFTSは、ウイルスを有するマダニ(写真はフタトゲチマダニ=国立感染症研究所提供)に噛まれることで感染するウイルス疾患で、人や、野生動物、犬猫も感染します。病気を防ぐにはマダニに噛まれないことが大切で、草むらに入る犬や、外に行く猫が感染したり、病気を伝搬しないよう予防することが重要です」

 一昨年の夏、西日本の50代女性がぐったりしている猫を動物病院へ運ぶ途中に手を噛まれ、病気を発症、10日後に死亡した。根本的な治療法はない。国立感染症研究所によると6月27日までに国内で確認されている患者数は354人。うち62人が死亡した。今年は35件の届け出があり、1件の死亡が報告されている。

「いまのところ西日本(宮崎、鹿児島、高知、山口など)を中心に23県から報告されていますが、異常気象が続いていることからマダニがさらに北上するのではないか、と警戒する声もあるのです」(周藤副院長)

愛犬の為に資格を取ってみませんか?

犬の資格はたくさんある

目的

現在、動物関係の資格はたくさんあります。その中から何を目的として資格を取得するのか、それにより種類は変わります。”愛犬があまりご飯を食べない””もしもの時の対処法って?””介護ってどうすれば良いの?”等、明確な目的を決めていればどの資格を取得すればいいか分かりやすいでしょう。

在宅

資格は取りたいけど、仕事や育児家事で忙しいという方には在宅で資格取得をおすすめします。在宅なら自分で時間を見つけてやれる分だけやるという形でコツコツ出来ます。DVDなどを見ながら家事を並行してする事も難しくありません。価格も学校へ入学するより安いので、必要であれば数種類取得する事も可能になります。

愛犬の為に!おすすめの資格6選

1.愛玩動物救命士

こちらの資格は、もしもの時に愛犬の命を守る為正しい知識と日頃の健康を守る為の資格です。いつ何が起こっても対応出来るように取得する事をおすすめします。

旅行先やお出掛け先ですぐに掛かりつけの病院が近くに無い場合、そして災害時の対処法など役立つ事が学べます。災害時などパニックにならずに冷静に判断し行動する事が何よりも大切です。大事な愛犬の命は飼い主が守らなければいけないのです。

2.動物介護士

近年注目を集めている動物介護士、食べ物や生活が見直され寿命が長くなっている事から人間だけではなくペットも高齢化が進んでいます。高齢になれば介護や食事、そしてリハビリなどの知識が必要になります。いつか必ず来るこの問題に慌てふためく前に、勉強し万全な準備をしておく事も飼い主の責任です。

3.ペット栄養管理士

食べ物や栄養管理、これは飼い主にしか管理の出来ない仕事です。何が必要で何が不要か犬の種類や大きさ、年齢によって違います。この資格を取得すれば愛犬の食育に役立つ事がたくさん学べて間違いのないしっかりとした管理が出来ます。”食べ物で健康な体を維持する”人間も同じで、わんちゃんも必要とする大事な事です。

4.ペットアロマセラピスト

わんちゃんも人間と同じように疲労を感じたりします。この資格は、心の健康や免疫力をあげたりアロマの力で愛犬を癒す事が出来ます。常日頃、私達を癒してくれるわんちゃんにお返しする事が出来る素敵な資格です。愛犬とのコミュニケーションの一環として取得するのも良いでしょう。

5.ドッグトレーナー

しつけの仕方や困った癖などわんちゃんのお悩みは大なり小なり飼い主はありますよね。そんな時ドッグトレーナーの資格があれば根本的な原因、解決法が明確になる場合があります。家庭での困った癖の解決法やしつけなども学べますがもし、将来的に動物関係で仕事がしたい!という時にも活躍するのでとても役立つ資格になります。

6.愛玩動物飼養管理士

こちらの資格は、犬や猫を飼っている飼い主さんに是非取得して欲しい資格です。動物疾患から健康管理、さらにはトラブルや社会活動から公害問題まで幅広い事が学べるわんちゃんねこちゃんの為と飼い主の為の資格になります。ペット飼育数が世界ランキング上位に入る日本、良い飼い主の在り方としてこのような資格を取る事も必要ではないでしょうか。

終わりに

1.愛玩動物救命士

こちらの資格は、もしもの時に愛犬の命を守る為正しい知識と日頃の健康を守る為の資格です。いつ何が起こっても対応出来るように取得する事をおすすめします。

旅行先やお出掛け先ですぐに掛かりつけの病院が近くに無い場合、そして災害時の対処法など役立つ事が学べます。災害時などパニックにならずに冷静に判断し行動する事が何よりも大切です。大事な愛犬の命は飼い主が守らなければいけないのです。

2.動物介護士

近年注目を集めている動物介護士、食べ物や生活が見直され寿命が長くなっている事から人間だけではなくペットも高齢化が進んでいます。高齢になれば介護や食事、そしてリハビリなどの知識が必要になります。いつか必ず来るこの問題に慌てふためく前に、勉強し万全な準備をしておく事も飼い主の責任です。

3.ペット栄養管理士

食べ物や栄養管理、これは飼い主にしか管理の出来ない仕事です。何が必要で何が不要か犬の種類や大きさ、年齢によって違います。この資格を取得すれば愛犬の食育に役立つ事がたくさん学べて間違いのないしっかりとした管理が出来ます。”食べ物で健康な体を維持する”人間も同じで、わんちゃんも必要とする大事な事です。

4.ペットアロマセラピスト

わんちゃんも人間と同じように疲労を感じたりします。この資格は、心の健康や免疫力をあげたりアロマの力で愛犬を癒す事が出来ます。常日頃、私達を癒してくれるわんちゃんにお返しする事が出来る素敵な資格です。愛犬とのコミュニケーションの一環として取得するのも良いでしょう。

5.ドッグトレーナー

しつけの仕方や困った癖などわんちゃんのお悩みは大なり小なり飼い主はありますよね。そんな時ドッグトレーナーの資格があれば根本的な原因、解決法が明確になる場合があります。家庭での困った癖の解決法やしつけなども学べますがもし、将来的に動物関係で仕事がしたい!という時にも活躍するのでとても役立つ資格になります。

6.愛玩動物飼養管理士

こちらの資格は、犬や猫を飼っている飼い主さんに是非取得して欲しい資格です。動物疾患から健康管理、さらにはトラブルや社会活動から公害問題まで幅広い事が学べるわんちゃんねこちゃんの為と飼い主の為の資格になります。ペット飼育数が世界ランキング上位に入る日本、良い飼い主の在り方としてこのような資格を取る事も必要ではないでしょうか。

終わりに

家族の一員として周知されるようになった犬や猫。私達よりずっと短い一生を健康に幸せに過ごして欲しい、大事な家族として迎えたからこそ出来る限りの事はしてあげたいですよね。そんな大事な愛犬の為に、必要な知識を身に付けてみませんか?

犬のご飯でやってはいけない4つのNG行為

犬にとって大量に食べると中毒性のある食べ物として、

✔玉ねぎ
✔長ネギ
✔にら
✔干しブドウ(レーズン)
✔チョコレート
✔アボカド
✔銀杏
✔イチジク

などが挙げられます。

また、喉に張り付く・刺さる、胃や腸に刺さる食品として、

✔肉や魚の骨
✔海苔
✔きなこ
✔焼き鳥の串

などに注意が必要です。

ご飯でやってはいけないNG行為2:穀物や野菜の割合が多い

良質なドッグフードを与えていれば犬にとって適切な栄養の配合がなされているのであまり考えなくてもよいかもしれませんが、手作りごはんを作ってあげるときには少し考慮が必要です。穀物や野菜は本来肉食動物である犬にとっては上手く消化できるものではなく、胃に負担がかかるのです。

人間の一般的な食事は炭水化物を多く取るメニューがい多いと思います。特に日本人は白いご飯の割合が高いですよね。その感覚で愛犬にも手作りごはんを作ってしまうと、犬にとっては栄養や消化に関して適切でない場合があります。

では、犬にとって必要なごはんの割合は、「肉:米:野菜が、5:4:1」となるようにするのが理想的な割合といわれています。米がメインではなく、たんぱく質が一番多くなるようにするのがよいでしょう。

ご飯でやってはいけないNG行為3:マテを長時間やらせる

ごはんに関することとして、ごはんの前に数分~数十分間「マテ」をさせるしつけ方法を見たことがあります。そのワンちゃんは賢くずっと待っているのですが、よだれはダラダラと垂れ、落ち着かない様子です。

1日の楽しみであるごはんを目の前に置かれて待たされ、強いストレスを与えられていているのは、動物の福祉・権利から考えても適切なしつけではないと言えます。

ごはんを用意している段階で飛びついてくるのは辞めさせなければいけませんが、マテを教えたい場合は、ご飯の時を避けたり、おやつを利用してみたりするなど、他の方法で覚えてもらいましょう。

ご飯でやってはいけないNG行為4:時間をきっちり決める

例えば、ごはんの時間をきっちり「午前8時と午後7時」など明確に決めてしまうと、犬は正確に覚えることが出来てしまいます。

すると、その時間に近づいたり過ぎたりすると、落ち着かなかったり、激しく要求吠えすることもあります。365日毎日飼い主さんがその時間に愛犬のごはんを用意できればいいですが、そうはいきませんよね。

ですので、犬に期待させないためにも、ごはんの時間は大体でよいでしょう。午前は7~9時の間、午後は6~8時の間といった感じで決めてみてください。もちろん、ごはんに回数や時間は、愛犬の食の傾向や体調に合わせて飼い主さんが考えてあげてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ごはんは毎日のことがゆえに、慣れから良くない習慣を続けてしまっていることもあるかもしれません。この機会に、再度愛犬の「ごはん」に関することを見直すのも良いですね。

多くのワンちゃんが美味しくて適切なごはんを食べて、健康でいられますように!

富士山でも続出 高山病になる「4つの共通点」を医師が解説

東京慈恵医大槍ケ岳山岳診療所は、日本一高所にある大学の診療施設。診療所管理者の齋藤三郎医師(分子免疫学研究部教授)に、夏山を安全に楽しむために知っておくべきことを聞いた。 7月14日から9月17日まで開く同診療所は標高約3000メートルに位置し、“雲の上の診療所”の異名を持つ。

「昨年、診療所を受診したのは164人。半数以上は高山病です」(齋藤医師=以下同)

 高山病とは、平地よりも酸素が少ないところで低酸素状態になり、さまざまな症状を引き起こす病気だ。主な症状は頭痛、吐き気・嘔吐、食欲低下、全身倦怠感、立ちくらみなど。進行すると、高所肺水腫や高所脳浮腫など命にかかわる重篤な状態に陥ることもある。齋藤医師は山岳部に属した学生時代から槍ケ岳山岳診療所に通い、管理者を務めるようになってからも15年。長い経験と調査から「高山病になる共通点」を挙げる。

(1)前日に十分に睡眠を取っていない

 40年以上、毎年槍ケ岳へ登っている齋藤医師ですら、一度、高山病にかかったことがある。 「前日に病院を出たのが夜10時。そのまま車で登り口まで行き、数時間の仮眠後一気に登り、昼には診療所に着いていた。夕方くらいから調子が悪く食欲がなくなり、早めに横になったのですが、起きるとひどい頭痛。血液中の酸素濃度を測るとかなり低く、明らかな高山病でした。私は典型的な例で、高山病の症状が出た登山者に聞くと、みなさん、前日の睡眠量が少ない」適切な睡眠量は人によって異なる。爽快に目覚められるほどの睡眠量を確保すべきだ。

(2)一気に登る

「私の高山病の2つ目の原因でもあります。一気に登ると、体が低酸素の状態に慣れず、高山病を起こしやすくなる。槍ケ岳を登る人の中にはヒマラヤ経験者もいますが、彼らが“槍ケ岳くらい”と速いスピードで登り、高山病を起こすケースも珍しくありません」登山ルートには、標準タイムが書かれているので、それを目安にするといい。また、齋藤医師は最近、一眼レフで高山植物を撮影しながら登るため、結果的にスピードはゆっくり。

「富士山で高山病になる人が多いのも、5合目から一気に登るから。2000メートル地点、または5合目で泊まり、翌朝頂上を目指せば高山病は起こさないでしょう。ベテラン登山者であっても、とにかくゆっくり登ることを意識すべきです」

(3)水分量が少ない

 高山病の人に水分量を聞くと、たいてい「十分に飲んだ」と答えるという。しかし、齋藤医師からすると、少ない。

「個人差はありますが、1000メートルちょっと登るのに、少なくとも500ミリリットルのペットボトル入り飲料を3本は飲まなければ……。30~50分に1度休憩を取り、水を飲む。汗をかくので、スポーツ飲料水が理想です。私は粉末タイプのスポーツ飲料を持参し、ペットボトルの水に溶かして飲むようにしています」

(4)昼寝をする

 頂上に着いた! 疲れたからちょっと横になって昼寝でもするか……。これは、高山ではやってはいけない。 「胸が圧迫されて、呼吸を存分にできず、酸素量が減る。起きたら激しい頭痛、というパターンの人が多いのはそのためです。座って仲間とおしゃべりするなどして、酸素をたくさん吸うようにしてください」

■紫外線対策も重要

「以前は“1000メートル上がるごとに紫外線が10%増える”といわれていましたが、私たちの調査では、3000メートル級の山では紫外線量が2倍になります。1日でヤケドのような水膨れを起こす人もいます。紫外線対策を忘れないように」

これで安心、猫が飽きずにおりこうさんでお留守番ができる方法

お留守番の心配事

猫と暮らす上で主に心配なことは、健康面と安全面ではないでしょうか。みなさん食事に気をつかっているかと思いますし、猫の安全のためにお部屋の家具を移動したお宅もあるでしょう。それでも、飼い主さんの心配は尽きません。特に、お留守番をさせるとなると…。猫が危ないいたずらをしないか、きちんと餌を食べて待っているかなど、挙げればきりがありません。留守中に大好きな日向ぼっこをしながらお昼寝をしてくれると助かるのですが、そうもいきませんよね。そこで、猫に快適にお留守番してもらえる秘策をご紹介したいと思います。

これさえあれば、遊びもねんねもバッチリ?!狭くて暖かいアレ

猫は眠っている時間が長い生き物。安眠のためには、狭くて暖かい場所を用意してあげましょう。おりこうさんはいつもの寝床で結構ですが、まだお留守番練習中の猫は、このアイテムをお留守番時に投入してみてください。そのアイテムとは、狭くて暖かい段ボール! 

段ボールは、程よい弾力と遮音性があるため、ゆったり過ごしたい猫にとってベストアイテムなのです。また、耐久力もあるので、多少ダンボールより大きめな猫でも程よく拡がって耐えてくれます。 暖かくて静かな場所が好きな猫にとって最高のプレイスポットであり、リラックスゾーンになるでしょう。もしダンボールに興味を示さないときは、猫の匂いがついたタオルや毛布等を入れてあげると安心してくれます。

変化を感じられるアイテムで、ストレス発散

寝ている時間が長くて静かな環境を好むとはいえ、猫だって変化を感じたいと思っています。ずっと同じ場所で同じことを続けるのは難しいので、留守番中も安全に変化を楽しめる環境とアイテムを用意してあげましょう

おすすめなのは、外の様子を伺える場所をつくること。はっきりと見えなくても、猫は車や人の往来や、日差しの変化をなどを楽しんでいます。簡単に窓が開かないように施錠するなどの配慮は必要ですが、雨戸を締め切りにするよりも、ガラス窓越しに外の様子を伺える環境にしてあげてください。また、猫は動きのあるおもちゃも大好きですので、ひとりで遊べるお気入りを見つけてあげるのも良いですね! 

はじめてお留守番を頼むときは、飼い主さんも猫もドキドキかと思います。とはいえ、ずっとつきっきりでいるのも難しいですよね。まずは短時間のお留守番から様子をみて、少しずつ慣れてもらいましょう。

参考/「ねこのきもち」2016年2月号『ねこの好きなことTOP10』
文/riko

犬を畳の部屋で飼うメリット

犬を畳の部屋で飼う際のメリットは、フローリングとは異なり、畳は滑りにくく柔らかいので、犬にとって足腰の負担が減るという点です。

犬の足の怪我が慢性的になると関節炎などの病気に直結しますし、犬自身の生活も不自由なものになります。したがって犬にとって、洋室で過ごすよりも和室での生活の方が犬の身体に優しいというメリットが存在します。

洋室にジョイントマットやコルクマットを敷き詰めたくない人や、犬用のスペースの確保が難しい家庭の飼い主は、犬を和室で飼育するのもひとつの手段です。

犬を畳の部屋で飼うデメリット

犬の臭いが取れにくくなる

犬を和室で飼育すると畳に臭いが染み付き、部屋全体が動物臭くなるというデメリットがあります。

特にトイレのしつけを適切に行わないと、和室はあっという間にマーキングされてしまい、犬の尿の臭いが充満してしまいます。犬の臭いとはいえ、アンモニアの臭いは人間にとっては不快な臭いです。犬のマーキング対策を取り、部屋を清潔に保つ必要性が出てきます。

犬が畳を傷つける

犬はストレスがたまると物を破壊する事があります。和室で犬を飼育している場合、真っ先に餌食となってしまうのが畳です。

特に好奇心旺盛な子犬の時期に、飼い主と良好なコミュニケーションが取れていないと、犬がストレスを感じて畳の部屋をボロボロにしてしまう可能性が高まります。

犬が畳を舐めてしまう

犬は畳を舐める事がありますが、畳の掃除はなかなか難しいです。畳を舐められてしまうと拭き掃除が難しいので、細菌が繁殖してしまい、カビ発生の原因となり部屋が不衛生な状態になってしまいます。とはいえ和室で生活している以上、犬は畳を舐めてしまうでしょう。畳を保護する物を敷く必要があります。

犬との生活で畳を保護する方法

犬のマーキング対策

犬のマーキング対策として、畳の部屋にブルーシートを敷くという手段があります。しかし、ブルーシート自体をきちんと固定しないと逆に犬の遊び相手になってしまいます。したがって、ブルーシートがめくれないように滑り止めを忍ばせ、新聞紙やペットシーツをブルーシートの下に敷く事で、和室でのマーキング行為を防ぐ事が出来ます。

犬が粗相をしてしまった場合の対処法

万が一、犬が畳に粗相をしてしまった場合の対処法もあります。それはお湯とお酢を用意すれば簡単に匂いを取る事が可能です。

✔ 犬が粗相をした場所にお湯を垂らします。
✔ その後に乾いた雑巾を置いてお湯を染み込ませます。
✔この作業を複数回やった後、お酢と水を1対1の割合で混ぜたスプレーをかけます。
✔最後にドライヤーで畳の該当箇所を乾かし、換気をよくします。

この方法で畳を掃除すれば、3日後には犬のアンモニア臭が消えています。

犬が畳をかじる、なめる、ホリホリ対策

犬が畳をかじり、ホリホリすると、畳はあっという間にボロボロになってしまいます。また、畳を舐められると洗濯が出来ないため、部屋が不衛生な状態になってしまいます。すると、人間のためにも犬のためにも良い生活環境を作り出す事が難しくなります。

このようなトラブルには敷物を敷く事で解決しますが、ブルーシートや新聞紙、ペットシーツだとあっという間に犬にボロボロにされてしまいます。コストは掛かりますが、畳の上からカーペットを敷く事で回避することが出来ます。

まとめ

畳のある和室で犬を飼育する事は、犬にとってはメリットの方が大きいです。

実際、私も犬を飼育していますが和室の方が居心地が良いようで高確率で和室でくつろいでいます。しかし、和室でのペットの飼育は人間にとっては不都合な場合が多いです。特に臭いについて畳は、なかなか洗濯できないので深刻な問題となります。

したがって、ブルーシートなどの敷物を敷く事によって、あらゆるトラブルを回避出来るので、飼育の際は用意しておくと良いでしょう。

しかしあらゆる手を尽くしても、畳すべての防波堤を犬に突破されてしまう可能性が高いです。本来であれば犬を和室に近付けさせない方が良いのですが、それは難しいと考えられます。

畳の部屋で犬との円満な生活をするには、しつけをする事が最も有効な手段であると考えられます。

犬のプライドが傷つく2つのこと

犬にプライドはあるのか?

一般的に猫はプライドが高いとして知られていますが、もちろん犬にもプライドはあります。しかし、人が大好きでわかりやすく「好き好き~!かまって~!」とアピールしてくる犬を見ているとプライドなんて犬には関係ないのかな?と勘違いされることも少なくないようです。

犬種やそれぞれの性格によってもプライドの高さには違いがあります。個体差が大きいとは思いますが、一般的にはチワワや柴犬など独立心が旺盛でやや気の強いタイプの犬種などがプライドが高いとされています。ただし、それらの犬種はプライドが傷ついた時に怒るなどの意思表示することが多いためそのように判断されるとも考えられます。大らかでいつも機嫌がよさそうに見える犬でも実はプライドが傷つけられているということだってあるんです。

犬のプライドが傷つく理由①失敗を笑われる

犬のプライドが傷つく原因として最も考えられるのは、失敗を笑われたり多くの人の前でバカにされることです。これは人間も同じだと思いますが、上手く出来なかったことや意図せずしてしまった失敗などを人前で笑われたり何度も指摘されるのはとても恥ずかしく、プライドが傷つきますよね。犬は人間の表情や声のトーンなどから感情を読み取り、理解する能力に長けています。そのため、犬にはわからないだろうと言葉でからかったりバカにしたりしても犬にはバレてしまいますよ。

特に年齢を重ねたシニア犬は加齢によって今までと同じように動けなかったり、色々な失敗をしてしまいやすくなるでしょう。そうしたことを家族で笑ったりからかったりするととても深く傷ついてしまうと思います。高齢であるほど、人間の感情を読み取ることに優れており飼い主のことをよく理解しています。出来ないことが増えていくシニア犬はそれだけでも十分プライドが傷ついていることだと思います。そんな時飼い主は「大丈夫だよ」と優しく見守り、全てを受け止めてあげるようにしてあげましょう。

犬のプライドが傷つく理由②目の前で他の犬をかわいがる

犬にとって飼い主はとてもとても大きな存在です。人間のように学校に行ったり仕事に行ったりすることがなく、家で飼い主と共に長い時間を過ごす犬にとって飼い主が世界の中心、世界の全てであるといっても過言ではありません。そんな飼い主が自分を放っておいて他の犬をなでたりおやつをあげたりしてかわいがる姿はとてもショックな光景。その犬との関係性などにもよりますが、やはり自分を差し置いて他の犬を優先するというのはプライドが傷ついてしまうことなのです。他の犬と関わる時、特に初めて会った犬と関わる時などは愛犬を遠ざけたりすることなく、一緒に関わるように気をつけてあげましょう。

犬のプライドを傷つけない接し方を心がけよう

かわいさのあまり犬をからかうようなことをしたり、わざといじわるをして反応を楽しむような飼い主もいますがそんなことは当然NGです!愛犬がむきになったり、普段とは違う表情などを見せたりするととてもかわいいと思うかもしれませんが犬にその愛情は伝わりません。過度なからかいは愛犬のプライドを思い切り傷つけてしまうでしょう。そして飼い主に対して不信感を持つようになってしまいます。そして一度傷つけた気持ちを取り戻すのは、言葉で通じ合えない犬だからこそとてもむずかしいことです。

私たち人間と同じように、犬には犬のプライドがあるのです。犬は私たち飼い主の所有物でもなければおもちゃでもありません。それぞれのプライドや尊厳を守り、お互いの気持ちを尊にしながら共に生きていくことは愛犬との生活においてとても大切なことだと思います。

犬友同士でありがちなトラブル5選

犬友同士でありがちなトラブル【散歩編】

飼い主として愛犬を散歩に連れて行くことは毎日の日課の1つですよね。そんな散歩では、他の飼い主さん、そしてその犬と触れ合う機会が訪れます。相手の飼い主さんとは、いわゆる「犬友」と呼ばれる関係となりますが、この犬友同士でありがちな散歩中のトラブルとはどのような事が考えられるのでしょうか。

愛犬が相手の犬に飛びついてしまう

まず最も起こりやすいトラブルとして、愛犬が相手の犬に飛びついてしまう、あるいは相手の犬が愛犬に飛びかかってくるというトラブルがあります。一見とすると「楽しくじゃれ合っている」ようにも見えますが、体格差があると思わぬトラブルに発展しかねません。よく聞くトラブルの1つに、自分の愛犬(大型犬)が向こうからやって来た小型犬と遊びたいがために、じゃれついたところ、体格差があり過ぎて怪我をさせてしまった、というトラブルです。

体格のいい犬からすると「一緒に遊ぼー!」と無邪気にじゃれついているだけなのですが、小さな犬にとっては恐怖を感じることがあるようです。また実際に遊んでいたら怪我をさせてしまい、大変な事態に発展してしまったというケースもあります。意外と「あるある」な散歩中のトラブルとして、おやつが挙げられます。長時間散歩する犬の場合、愛犬が散歩の途中に休憩した際のご褒美としておやつを持ち歩く飼い主さんも多いでしょう。

このおやつですが、散歩途中に出会った犬に勝手に与えてしまってはいませんか?こちらは良かれと思って与えていても、実は相手の犬がアレルギー持ちであったり、ダイエット中であるという状況も考えられます。おやつを分け与えること自体は悪い事ではありませんので、おやつをあげたいと思ったら、まずは相手の飼い主さんに確認するようにしましょう。その際、「おやつをあげていいか」「どんなおやつであるか(アレルギー確認のため)」を伝えると良いでしょう。

公園などでノーリード

最近では減少傾向にありますが、未だに公園などに訪れるとノーリードで公園内を走り回らせる飼い主を目撃することがあります。公園には他にもたくさん人がいますし、散歩の時間帯ならば犬も多くいることが予想されます。飼い主がしっかりとリードを持っていなければ、周囲の人や犬に突進してしまい、怪我をさせてしまう恐れもあるため非常に危険です。また「今は誰もいないから、リード無しで走らせてあげよう」というのもダメです。ちょっと気を緩めた隙に逃げてしまう可能性も考えられますし、他の人や犬が公園に来る可能性も大いにあります。散歩中はリードを外すことがないようにしましょう。

犬友同士でありがちなトラブル【施設編】

犬友同士でトラブルが起こるシチュエーションは散歩だけではありません。最近では犬と一緒に利用できる施設も多くできているため、その施設内でもトラブルが頻繁に起こります。特に犬同士を自由に走り回らせることのできるドッグランは注意が必要です。

ドッグランで犬同士の喧嘩

ドッグランの中では犬同士が飼い主なしで楽しく追いかけっこをしたり、じゃれ合ったりすることができます。非常に愛らしく、楽しそうにしている愛犬を見ていると、飼い主としてはとても喜ばしい気持ちになりますよね!しかし、飼い主が介入していないということは、それだけトラブルも起きやすいです。例えば、愛犬が他の犬に噛みついてしまうということもあります。小さなトラブルでは吠え合うなど喧嘩に発展しかねないような状況になることもあります。

まずドッグランに連れて行く際は、愛犬のしつけがしっかりできていること(噛み癖がない、いきなり飛びかからない)が前提です。また、犬が自由に遊び回れるスペースだとしても、飼い主さんがしっかりと見張っておくことは必要です。何かあったらすぐに止めに行ける、あるいは駆けつけることができるようにしておきましょう。

犬の排泄物を処理しない

ドッグランでも同じですが、その他の施設内(犬と一緒に入れるペットショップなど)で排泄してしまった場合、必ず飼い主さんが片付ける必要があります。時々「店員さんがやってくれるだろう」と放置する人を見かけますが、これはマナー違反です。同伴可能な店であっても、排泄物の処理は基本的に飼い主さんの責任です。しっかり片付けるようにしましょう。ドッグカフェなどの飲食店の場合、排泄自体がマナー違反になる事も多いです。施設を利用する際はマナーベルトを着用する、犬用トイレが設置されているかどうかの確認など、しっかり対策をとってから向かうようにしましょう。

マナーを守って気持ちの良い犬友関係を!

いかがでしたでしょうか。このようにちょっとした気の緩みが犬友同士のトラブルに発展することがあります。お互い気持ち良くコミュニケーションをとるためにも、しっかり愛犬を見張り、マナーを守ることで楽しい散歩・外出にしましょう。

愛犬、愛猫が孤立…高齢者がペットを飼うことの「功罪」とは?

高齢者の中には「第二の人生」を歩む時のパートナーとして、ペットを飼いたいと考える人も多いようだ。しかし、実際には自らの病気やけがなどでペットを飼うことがままならなくなり、介護の関係者に負担をかけたり、近隣の人たちに迷惑をかけたりするケースも出てきている。ペット業界に詳しいジャーナリストの阪根美果さんに、高齢者とペットを巡る現状と、高齢者とペットが幸せに暮らすための心がけなどについて解説してもらった。

◆70代の犬飼育意向「横ばい」◆

 政府の統計によると、日本の総人口に占める65歳以上の割合は、昨年12月1日現在で27.8%と、総人口の3割に迫っています。この割合は主な先進国の中でも最も高く、日本は世界一の「高齢化大国」といえます。平均寿命も延びており、今後も高齢者の割合、人口ともにますます増えると予測されています。

 高齢者がペットを飼うことは心身の健康維持につながり、認知症予防にも効果があると言われています。ペットフードメーカーなどでつくるペットフード協会は、2017年度の「全国犬猫飼育実態調査」で、犬についてのみ年代別に飼育したいかどうかの意向を調べました。

 調査によると、20~60代では飼育率、飼育意向ともに年々減少しているのに対し、70代は双方とも「維持」(横ばい)でした。同協会は「70代は他の年代よりも犬を飼うための金銭的、時間的余裕があることがうかがえる」としています。

 子供たちが独立し、退職した後の「第二の人生」を前に、ペットを新たな家族として迎えたいと思う人は少なくないのではないでしょうか。特に独り暮らしの高齢者にとっては、ペットが心の支えにもなります。

 しかし、高齢者が安易にペットを飼ってしまうことによって様々な問題が起きる恐れがあるのです。高齢者とペットの「共存」をどのように考えるべきなのでしょうか。

介護現場で起こっている問題

◆ペットの世話が大変……預け先もない◆

 東京都新宿区の若松町高齢者総合相談センターの窓口には、日々ペットに関する様々な相談が寄せられるそうです。特に多いのは、

 「自分の体力が落ちてきたため、世話をするのがおっくうになってきた」
 「検査入院が必要だと医師から言われているが、ペットがいるから入院できない」
 「視力や握力が低下し、ペットの爪切りが難しくなった」
 「ペットの健康に不安はあるが、動物病院へ連れていく(金銭)負担を考えると迷ってしまう」

――などといった相談だそうです。

 飼い主自身の健康上と経済的な理由から、ペットの世話をすることが次第に困難になっていくことがわかります。状況によっては、かなり深刻な事態に陥ることもあるといいます。

◆現場で起こっている問題とは?◆

 訪問介護事業を手掛ける「ジャパンケア高田馬場」(東京)の訪問介護管理者・野澤久美子さん、ケアマネジャーの玉井依子さんは「ヘルパーが世話をできるのは介護保険の被保険者(高齢者)本人のことだけ。ペットの世話は(介護保険の適用範囲外で)法律違反になります」と説明します。

 続けて「ペットの世話は高額な料金を支払って(ペットシッターなど)外部のサービスを利用することになります。経済的負担が大きいため利用する人は少なく、本人が動かない体で必死にペットの世話をしています。ヘルパーとして手を貸すことができないのが、もどかしく、とても心苦しい…」といいます。

 また、同社の親会社で、介護大手「SOMPOケア」東京第4事業部の中田美紀さんも「ケアマネジャーの場合は、何度訪問しても費用は変わらない仕組みになっています。このため、ヘルパーができないことはケアマネジャーが対応するケースも多く、ここ数年、ペットに関わることが増えています」と指摘します。

 ヘルパーに比べ、ケアマネジャーのほうが柔軟に動けるため、結果的にケアマネジャーにしわ寄せがいくようです。

深刻な問題の数々……

◆野良猫放置や引き取り手不足……◆

 次に、実際に起こっているという実例を紹介したいと思います。

■車椅子生活、猫の世話が……
 車椅子生活のAさんは身寄りのない独り暮らしで、介護保険で在宅介護を受けている状態です。

 飼い猫のエサやりやトイレの掃除、体の手入れが思うようにできず、室内も猫の体も不衛生な状態になることがあります。

 また、ペット用品を一人で買いに行くこともできません。スマートフォンやパソコンにも詳しくないため、インターネットで注文もできず、近所の人に助けてもらい、なんとか飼えている状況だそうです。

■飼い主が施設に…。多くの野良猫を放置
 独り暮らしのBさんは体調を崩し、介護施設に入居することになりました。

 普段から自宅で多くの野良猫の世話していたBさんは、自宅の窓を開けたまま施設に入居してしまったため、野良猫たちはその後もBさんの自宅に自由に出入りし、近所からは苦情が出始めました。

 その後、Bさんの意向で自宅が取り壊されましたが、猫たちは居場所を失ってしまい、結果として野良猫たちは放置され、近所の人たちに迷惑をかけてしまうことになりました。

■度々の入院、猫の世話が滞り……
 Cさんは心臓が悪く、高齢になるにつれて長期入院をすることが増えました。

 以前から入院する際には、窓を開けたままにし、飼い猫を放置していたといいます。あるケアマネジャーが関わるようになり、1~2週間に1度は猫たちの様子を見に行き、トイレの清掃やエサやりをしていました。

 猫の命に関わるうえ、放置すれば動物虐待にもなり、悪臭などで近所に迷惑をかけかねないため、ケアマネジャーが動かざるを得ないという状況だったそうです。

 ほかの飼い主を探すという選択もありましたが、Cさんの気持ちや猫の年齢を考えると難しいと判断した、といいます。

■自宅に戻れない…。残された猫達は
 猫を2匹飼っていた独り暮らしのDさんは、3月に腰椎圧迫骨折で入院。自宅に戻ることが難しくなりました。

 入院直後は自費でペットシッターを雇い、猫の世話を頼んでいたのですが、経済的負担が大きいことなどから、4月末でペットシッターに依頼するのをやめてしまいました。

 Dさんは猫をそのまま家に置いておいてほしいと言いましたが、命ある猫たちを放置するわけにはいきません。2週間以上後、介護の相談を受けていた地域包括支援センターの職員がDさん宅を訪問しました。猫たちは元気で、エサと水を大量に与えたそうです。

 Dさんは殺処分もやむを得ないという考えでしたが、職員は根気強くDさんと話し、引き取り手を探すことにしたそうです。

 ただ、「老猫ホーム」や施設などに引き取ってもらうには多くの費用が必要になるうえ、2匹とも高齢で、引き取り手は見つかっていないといいます。

ペットの存在は病気予防になる?

◆高齢者がペットを飼うメリットとは?◆

 介護の現場から様々な問題が浮かび上がっているのは、まぎれもない事実です。しかし、介護に携わる人たちも、高齢者がペットを飼うこと自体を否定的に思っているわけではないようです。

 前出の介護関係者らは、高齢者がペットを飼うことにより、下記のような効果を感じているといいます。

(1)脳が刺激を受け、認知症などの予防につながっているように感じる。
(2)規則正しい生活ができるようになる。
(3)散歩やペットとのコミュニケーションにより、身体機能の回復が期待できる。
(4)ペットを介し、近所の人たちとの会話が生まれ、孤立を回避できる。

 さらに、東京農業大学の太田光明教授(動物介在療法学)も「元気な高齢者なら、犬と暮らすことで散歩などによってほどよい運動ができるうえ、(『幸せホルモン』と呼ばれる)オキシトシンも増え、心も明るくなって、健康寿命が延びると考えられます。また、運動することが難しい高齢者には猫のほうがよく、なでたり抱いたりすることで脳が活性化し、認知症の予防にもつながります。さらに動く猫を見ることで視野が狭くなることを防げます」と解説します。

 17年には、イギリスの科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」で、「犬を飼うと(犬の活動に合わせて飼い主も行動するため)体が丈夫になり、心血管疾患や死亡リスクが低下する」という研究結果が発表され話題になりました。

 「アニマルセラピー」が医療現場や老人ホームで実績を上げていることはよく知られていますが、ペットを飼うことは高齢者の健康維持に役立つことも多いようです。

高齢者がペットと安心して暮らすために

◆楽しく安心して暮らすために必要なこととは?◆

とはいえ、ペットは人間と同じく、命あるものです。

 メリットがあるからと言って、高齢者が安易にペットを飼うことは避けるべきです。

 それでも、飼ってみたいという人はいるでしょう。その場合、「もしもの時」に備えておくことで、多くの問題を解消することができる、と筆者は考えています。

 東京都が発行した冊子「ペットと暮らすシニア世代の方へ」では、困った時の解決方法をきめ細やかに解説しています。こういった冊子などを読んで、ペットを飼う前、「命を預かる」という責任を全うするための準備をしておくべきです。

 例えば、自身の体力などに合わせ、ペットシッターなどの民間サービスにかかる費用をあらかじめ調べておき、いざという時に利用を検討したり、行政機関や専門家らに相談したりすべきです。さらに、けがや病気で自身が突然入院しなければならない場合の一時的な預け先や、万一に備え「次の飼い主」を見つけておくことも重要です。

 また、自身とペットの年齢を併せて考えることも必要だと筆者は考えます。子犬や子猫ではなく、成犬や成猫を迎えることも一つの方法です。成犬や成猫は性格や習慣などが安定しているので、自分に合う犬や猫を選んで迎えることができます。

 動物保護団体や優良なブリーダーから、保護されたり繁殖を終えたりした犬や猫を無償で譲り受けることも選択肢に入れるとよいでしょう(別途、ワクチン接種などの費用がかかる場合があります)。ただし、飼い主の年齢に制限が設けられている場合がありますので、注意が必要です。

◆今こそ「高齢者とペット」について考える時◆

 これまで述べてきたように、高齢者がペットを飼うことには様々な障害があります。場合によっては、親類や介護関係者、近隣の住民らに迷惑をかけてしまうこともあります。

 このため、高齢者がペットを飼うことに対し否定的な意見は多く、高齢者自身もあきらめてしまうことがあるようです。

 しかし、もしもの時に備えてしっかりと準備をしておけば、ペットとともに充実した「第二の人生」を過ごすことができると筆者は考えます。「命」に対する責任を持てる人にこそ、いつまでもペットと楽しく幸せに暮らしてほしいと願っています。

 一方、介護現場での問題について、それを解決するためのシステムの構築が望まれます。現在は専門家ではないケアマネジャーら介護職員が手探りの状態で動いています。職員らもどうしたらよいのか悩んでいる、というのが現実のようです。

 高齢者がペットを飼う上で大切なのは、前述のしっかりとした準備のほかに、周囲の支援態勢が大切です。年々行政などへの相談件数も増えており、介護保険法などの見直しも含め、社会全体でしっかりと考えなくてはならない時期に差し掛かっています。


◎阪根 美果( さかね・みか )
 ペットジャーナリスト。世界最大の猫種である「メインクーン」のトップブリーダーでもあり、犬・猫などに関する幅広い知識を持つ。動物介護士・動物介護ホーム施設責任者。ペットシッターや野良猫や野良犬などの保護活動にも長く携わった。ペット専門サイト「ペトハピ」で 「ペットの終活」 をいち早く紹介。豪華客船「飛鳥」や「ぱしふぃっくびいなす」の乗組員を務めた経験を生かし、大型客船の魅力を紹介する「クルーズライター」としての顔も持つ。

猫の尻尾を引っ張るのは絶対にダメ!理由と起きうる障害について

猫の尻尾を引っ張るのがいけない理由

猫の尻尾を引っ張るのがいけない理由にはどんなものがあるでしょうか?くねくねと自由に動かすことのできる猫のしっぽですが、実は意外と繊細な部分だということをご存知でしょうか。漫画やアニメなどでは、尻尾を引っ張るなどしてつかまれても平気そうな顔をしている猫が登場することもあります。しかし、あれはあくまでも漫画やアニメの中だけの話であって、現実に尻尾を引っ張ると猫に大きなダメージを与えることになります。

猫の尻尾には神経や骨がある

猫の尻尾には「尾骨神経」と呼ばれる神経が通っています。猫の尻尾を引っ張るのが危険な大きな理由であるこの尾骨神経は、尻尾全体に張り巡らされているだけでなく、骨盤やお腹、陰部などといった場所の神経にも繋がっています。そのため、尻尾を引っ張ると場合によっては神経を痛めてしまい、尻尾の機能はもちろん、下半身の機能にも害を与えてしまう可能性があります。排泄などの障害が出てしまったら、症状によっては最悪の場合手術によって尻尾を切断しなくてはならないこともあるのです。

ストレスから病気になる

また、猫の尻尾はとても敏感な場所でもあるので、思いっきり引っ張ると猫が痛みを感じてしまいます。もし、尻尾を引っ張ったことによって神経に影響が出なかったとしても、猫にとっては大きなストレスとなるのです。尻尾を引っ張るストレスから猫が病気や体調不良を発症してしまう可能性もゼロではないため、十分注意が必要です。

骨折する可能性

さらに、猫の尻尾には「尾椎」とよばれる骨もあります。尻尾に大きなダメージを与えてしまうと骨が折れてしまうこともあるため、やはり尻尾を引っ張る行為は非常に危険であるといえます。例えしつけだったとしても、猫の尻尾を引っ張る行為は絶対にしてはいけません。尻尾を引っ張る行為は猫にとってダメージが大きすぎるので信頼関係が壊れてしまうどころか、それが原因で病院に行かなくてはいけなくなることもあるのです。

ちなみに猫の尻尾を軽く触ったり撫でたりする行為は、問題ありません。猫の尻尾の付け根をポンポンと優しく撫でてあげることによって喜ぶ猫もいるので、力加減をちゃんとコントロールした上で、猫の尻尾に触りましょう。もちろん、尻尾の付け根を触られることが嫌な猫もいるため、そこは猫の様子を見ながら判断することが重要です。

猫の尻尾を引っ張ると起こる疾患

猫の尻尾を引っ張ると、以下のような病気や怪我に繋がることがあります。
具体的にどのような症状が出てしまうのか、もし誤って引っ張った時はどのような対処法をとればよいのか、以下の項目で詳しく紹介していきます。

猫踏んじゃった症候群

「猫踏んじゃった症候群」とは、名前からわかる通り、猫の尻尾にダメージを与えてしまった際に起こる疾患のことです。正式名称は「仙尾部外傷」または「しっぽ引っ張り外傷」ですが、「猫踏んじゃった症候群」とよばれることも多いです。猫踏んじゃった症候群になってしまうと「尻尾を触らせないようになる」「尻尾が動かない」「尻尾が変な方向に折れている」「排泄時の様子がおかしい(漏らしてしまう、排泄をしない等)」「足を引きずるように歩く」などの症状が出ます。

尻尾を引っ張る以外の原因で、この症状にかかってしまうこともあります。

「尻尾を踏んだ」「他の猫や動物と派手に喧嘩した」「ドアなどに尻尾を挟んだ」「高い場所から落ちた」「交通事故に遭った」などといった出来事が原因で発症してしまうこともあるのです。そのため、日頃から猫の尻尾に対してダメージを与えないように、注意深く見ておく必要があります。

骨折

猫の尻尾が折れてしまった時の症状や原因は、「猫ふんじゃった症候群」の症状や原因と非常に似ています。骨折してしまった場合、ギブスなどで尻尾を固定して骨がくっつくまで固定しておく治療法などがあります。しかし、猫は日頃から尻尾をくねくねと動かす習性があるため、ギブスなどで固定する方法があまり現実的ではない場合もあります。そのような時は、手術によって骨折部分をワイヤーなどで固定してしまう方法をとることも多いのです。

猫の尻尾を誤って引っ張ってしまった時は?

「猫の尻尾を引っ張るのはNG」と分かっていても、何かの拍子に誤って引っ張ってしまったり、猫に対する接し方が分からない小さなお子さんが引っ張る可能性はあります。もし、万が一このような事態が起きた場合は、まず猫の尻尾に異常がないかどうかすぐに確認をしましょう。尻尾がだらんと垂れていたり、動かしにくいような状態になっていたら、何かしらの強いダメージを受けた可能性が高いため、すぐに病院へ連れていくことをおすすめします。

また、尻尾に異常がなかったとしても「排泄の様子が変」「下半身の動きがおかしい」などの症状があるようなら、神経にダメージを受けていることが考えられます。そのような場合も、すぐに動物病院で診てもらいましょう。特に「排泄ができなくなってしまった」などの症状は、長期間放置しておくと非常に危険です。1日のうちの排せつ回数が異様に減ってしまった場合は、急いで診察してもらいましょう。

まとめ

猫の尻尾を引っ張るのは、猫にストレスを与えるだけでなく、病気や怪我の原因にもなりかねません。軽い気持ちで引っ張ると、後々大変なことになってしまうので、猫の尻尾を引っ張るのは絶対にやめましょう。
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