「良い英会話講師」見分け方5カ条

ここ数年、スカイプなどを利用した「オンライン英会話」が注目を集めている。通学する英会話スクールより安く、自宅で都合のいい時間に学べる手軽さが人気の理由だが、おろそかにしてはいけないのが「講師選び」。

オンライン英会話でも、無料、もしくは少額で体験レッスンを受けられるところが多いので、まずは実際に会話してから講師の良し悪しを判断したほうがいい。

では、その際に、どんなところをチェックすればよいのか? 麻布十番と銀座で英会話教室を開講し、YouTubeの英語講座でも支持を集めているコペル英会話教室校長のイムラン・スィディキ先生に、良い英会話講師を見分ける5つのチェックポイントを教えてもらった。

□1)日本語を理解できる先生
「初心者の方に多いのが、『英語しか話せない先生のレッスンを受けたほうが、英語が早く身につくのではないか』という勘違いです。そもそも初心者は、自分が知っている単語や文法しか理解できませんから、ある程度のレベルになるまでは、日本語がわかる先生のもとで勉強したほうが上達しやすいと思います」(イムラン先生、以下同)

□2)説明する力がある先生
「先生の学歴や資格の有無よりも、わからないことをしっかり説明してくれる『説明力』があるかどうかがポイントです。生徒の質問の意図を理解し、論理的に説明してくれる先生を選んだほうがよいでしょう」

□3)会話のトピックが豊富な先生
「オンラインでも街中の英会話スクールでも、先生がアルバイトか社員かはあまり重要ではありません。

生徒の英語レベルにもよりますが、大切なのは先生の人生経験や、会話のトピックの豊かさ。さまざまな話題を軸に英会話ができたほうが、レッスンも楽しくなりますし、ボキャブラリーも広がりますからね」

□4)自分の目的に合った英語の発音をする先生
「日本で触れる機会が多いのはアメリカ英語ですから、単純に英語力を伸ばしたいと考えている方は、アメリカ英語の発音ができる先生を選ぶのがベターでしょう。ただし、アジア圏でビジネスをする方は、その土地出身の先生を選ぶのも手です。

フィリピン英語やインド英語は発音や表現が独特で、アメリカやイギリスといった英語圏の人でも慣れるまでには時間がかかるので、最初から目指す地域の英語を学んだほうが早いと思います」

□5)よく質問をしてくれる先生
「英語は『説明の言語』で、相手が内容を理解するまでしっかり説明するという意識が強いんです。

例えば、『週末は何をしましたか?』という質問に『映画を見ました』と答えるだけでなく、何の映画を誰と見に行ったのか、その理由や感想などを説明することが当たり前です。そ

のため、先生からの質問に『YES』『NO』としか返せなかったとしても、どんどん質問を続けてくれる先生のほうが、英語という言語の大切な部分を理解しやすいと思います」

また、「先生は定期的に変えたほうがいい」とイムラン先生。毎回、同じ先生のレッスンを受けていると、その先生のレッスン内容や表現、発音などに慣れ過ぎてしまい、応用が利かなくなるケースがあるからだ。

これらを頭に入れて「良い講師」を選ぶことができれば、英語力アップのスピードもぐっと速くなるかも!?

子どものウソは成長の証!?「記憶力・想像力・知恵」がないと嘘はつけないと判明!

幼稚園に行きだしたわが子。帰ってきてから園であったことなどいろいろ話をしてくれます。でも、後で園の先生や他のお母さん達から聞くと、わが子から聞いた話と全然違ったりして、「うちの子嘘ついてる?」と心配になったりすることはありませんか?

今日は、『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』の著者で、日本と欧米の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴が、“子どもの嘘”についてお話します。

■嘘つきの子は記憶力がいい!?

イギリスのシェフィールド大学の心理学者であるエレーナ・ホイッカ博士の研究によると、嘘をつく子どもには特徴があるそうです。

・嘘が上手な子は、言語に関する作業記憶力がよい

・もっとも上手に嘘をついた子達は、矛盾がなく見破られることのないストーリーを生み出すことができた

・嘘が上手な子は、関連した情報を素早くつなぎ合わせることに長けている

そして、博士はこうも述べています。

「親としては、子どもが嘘をつくことは、誇れることではないかもしれないけれど、少なくとも上手に嘘をつくようになった子どもは、思考力や記憶力がよくなっていると喜んでもいい」と。

■嘘つきの子は想像力が豊か!?

“嘘”と聞くと、子どもには“よくないこと”と教えなければと思いますよね。でも筆者は、日々、子ども達に絵本の読み聞かせをしていますが、子ども達に聞かせるお話って、極端に言えば嘘ばっかりです。

しゃべるはずのない動物がしゃべったり、行けるはずのない所に行ったり、できるはずのないことをしたり……。

そんなお話を子ども達は目をキラキラさせながら聞いて、空想の世界に浸ります。現実の話と、空想の世界での話が、小さな子ども達の頭の中で区別がつかないとしても、不思議はありません。

もしかしたら、子ども達がママにお話しているのは、半分は楽しい空想の世界のことかもしれません。

■言ってイイ嘘とダメな嘘

ただ、「うそつきは泥棒の始まり」という言葉があるように、ついてはいけない嘘があります。

どの嘘がいいとか悪いとかの判断は時には難しいかもしれませんが、自分がやってしまったことをやっていないと言ったり、人に罪をかぶせたりというような卑怯な嘘はしっかり注意してくださいね。

でも、それ以外の、人に害を与えない他愛のない小さな嘘には、いちいち目くじらを立てなくてもいいかもしれませんよ。それらは、時にジョークやユーモアとして笑いのセンスを身に付けるのに役立つかもしれません。

また、もしかしたら、ワクワクするような推理小説やSF小説を書き始めるかもしれませんよ。

いかがですか?

“嘘をつく”というのは、想像力や記憶力、さらに論理的な思考力も必要になり、知恵がつかないとできないのです。言ってみれば、子ども達の成長の証でもあるわけですね。

叱らなければならない嘘と、楽しんでいい嘘をしっかり見極めて、時には嘘に乗ってあげたりしながら、子どもの成長を喜びましょう。

パパが赤ちゃんの泣き声に鈍感な理由が判明! 最新科学からわかった「パパとママの違い」

昨年放送され、子育て中のママたちから多くの共感の声を集めた、『NHKスペシャル ママたちが非常事態!?』。書籍『ママは悪くない! 子育ては“科学の知恵"でラクになる』は放送の内容に加え、漫画家である著者が、番組で得られたヒントを自らの子育てで実践するコミックエッセイです。

今回は本書の中から、最新科学から見た「パパとママの違い」をご紹介します。「パパの抱っこだと泣いてしまう」「パパが子どもの泣き声に鈍感」というのも理由があったのです。男女の違いを理解すれば、パパにもうまく育児に関わってもらうことができるはずです。

赤ちゃんの「人見知りの仕組み」が最新科学で解明

個人差はありますが、生後半年ごろから始まる人見知り。赤ちゃんはママにべったりで、パパにまで人見知りしてしまうことも。「俺が抱っこしても泣くから」などと言って、ママ任せにしようとするパパにイライラした経験のある人も多いのではないでしょうか。

赤ちゃんのこの「人見知り」の行動の理由も、最新科学で明らかになってきました。人見知り真っ盛りの10ヶ月の赤ちゃんに、ママと知らない女性の顔を並べて見せたところ、なんと赤ちゃんはママではなく、知らない人の顔を頻繁に見ていることがわかりました。

一方、人見知りをする前の赤ちゃんは、同じ実験でママの顔ばかり見ているそう。これは赤ちゃんの脳が未熟で身近な人しか認識できないから。人見知りは、他の人も認識し、関心を持てるようになった証拠なのです。

人見知りは条件反射!パパも安心して触れ合ってOK

関心を持っているはずの他人を見て泣いてしまうのはなぜなのでしょうか。これは人間の脳の仕組みによるもの。実験では、人見知りの赤ちゃんの視線が、知らない相手の目の辺りに集中していることがわかりました。

実は動物は、相手を威嚇する場合に目を合わせることがほとんどで、目が合うと反射的に相手を警戒してしまうのです。人間の脳の仕組みでも、人と目が合うと、恐怖をつかさどる「へんとう体」という場所が自動的に働くことがわかっています。

大人の場合は前頭前野が働き判断することができますが、赤ちゃんの脳ではそれができません。そのため、目が合うと反射的に強い恐怖を感じ泣いてしまうのです。

ですから、抱っこをするときも赤ちゃんと向かい合うのではなく、膝の上などに乗せてママの方を向けてあげるとよいそう。抱っこしている人が、ママと仲良くしている人だと分かると、赤ちゃんも「この人は味方だ」と安心できるのだとか。

「泣かれるから」と育児に消極的になるパパも多いと思いますが、人見知りはいわば条件反射。パパにもそれを知ってもらい、安心して触れ合ってもらいましょう。

ママの脳には泣いている赤ちゃんに反応する「特別な回路」が存在!

赤ちゃんの夜泣きがあるとママは睡眠不足になりますよね。そんな時に隣で夫が知らんぷりで寝ていたら、ふつふつと怒りが湧いてくるでしょう。

実験では、男性の脳は女性よりも子どもの泣き声に反応しないことがわかったそう。それだけでなく、母親に我が子の泣いている映像を見せると、不安を感じ、なぜ泣いているのか分析、そして、すぐに我が子のもとに行けるように身構えるという特別な脳の回路が働くというから驚きです。

つまり母親は、我が子が泣いているのを見ただけで体が即座に反応するのです。これを男性に求めてもなかなか出来ないないというのは、脳の仕組み上仕方ないともいえます。

しかし、諦めてはいけません。育児経験を積み重ねるほど、男性も脳内にある子どもに愛着を感じる部分が活性化していくといいます。夫婦でお互いを理解しつつ、パパにも積極的に育児に関わってもらうことで、父性もどんどん育まれていくのです。



いかがでしたか。モヤモヤしていたことにも理由があるとわかると少し気持ちも楽になるのではないでしょうか。本書はコミックエッセイなので、楽しみながら子育てのコツを理解することができます。旦那さんと一緒に読むのもおすすめです。

いじりといじめの境界線…「いじられキャラ」は辛い?

◆実は嫌で辛いのに「いじられキャラ」を演じていませんか?

近年、「いじめ」には、厳しい目が向けられるようになりました。一方で、攻撃性が表面的に現れない、軽い嫌がらせについては、あまり問題視されていないように思えます。

たとえば、「いじり」がその一つ。集団のなかで「いじられキャラ」を作り、からかいのターゲットにしたり、その人をネタに茶化したり笑ったりすることは多く見受けられるようです。

いじる側は、仲間の誰かをからかったり馬鹿にしたりすれば、その分だけ、自分の優位性を感じることができます。無意識に行っていることが多く、本人も「遊んでいるつもり」「冗談でやっているだけ」と、思い込んでいます。

いじられる側も、その役割を演じていれば、集団の中での自分の存在感をアピールすることができます。そのため、「何を言われても平気」「みんなに笑いを提供している」と思いこんだりもしますが、心の底では、「いじられキャラをやめたら、自分の存在感がなくなってしまう」というグループ内に属することでの不安を抱えていることが多いものです。
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◆いじられキャラから脱出したい気持ちを抑圧していると?

そうした心の底にある思いを押し殺したまま、無理に「いじられキャラ」を演じていると、心身や行動に影響が現れてしまいます。食欲不振や不眠が現れたり、家の中でふさぎ込む人もいれば、「お腹が痛い」などと訴えて、休みがちになる人もいます。

攻撃性を自分に向けて、自傷行為をする人もいますし、外に向けて、幼いきょうだいやペットをいじめたり、家庭内で暴力をふるったりする人もいます。物事に集中できず、落ち着きがなくなったり、忘れ物が増えたり、成績が下がったりする人もいます。
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◆いじりを受けている被害者が「NO」と言えない理由

「嫌だ」「不快だ」と思うなら、それをはっきり伝えることが、いじめをなくすための大切な方法ですが、「いじられキャラ」の人には、それが不可能なことが多いのです。なぜなら、「NO」を突きつけることによって、集団の中での自分の居場所を失ってしまうことを恐れるからです。無視される恐怖に比べれば、プライドを犠牲にして、みんなにかまってもらう方がましだと感じているのです。

とはいえ、プライドを傷つけられることを言われ続ければ、自分に自信を持てなくなってしまいます。また、いじり方がエスカレートすることで、ひどいいじめに発展してしまうこともあります。

◆「されたら嫌」ならいじめ!「冗談だった」は通用しない

まず前提として、当事者だけでなく、社会全体で「“いじる”ことも、いじめにつながる」という意識を持つことが必要です。

相手の気持ちを想像し、「自分がされたら嫌」と思うことは、他人にもやらないことが原則です。学生は、こうした啓発を自助努力で行うのは難しいため、学校や社会の中で心理教育をしていく機会が必要になると思います。

また、いじる側の「遊んでいただけ」「冗談のつもり」といった言い訳は通用しない、ということも覚えておく必要があります。いじめは、加害者がいくら「○○のつもりだった」と言い訳しても、いじめや嫌がらせは、「行動の事実」で判断されますし、本当は嫌だったという「被害者の心情」が尊重されるのです。

この「被害者の心情」の理解には、注意が必要です。先にお伝えしたように、「いじられキャラ」を演じている人は、何をされてもヘラヘラと笑っていると見えることが多いようですが、それは「仲間に入れてもらうためには、いじられるしかない」という思いがあるからです。したがって、いじった相手が笑っているからといって、心から喜んでいるとは判断できないことは覚えておくべきでしょう。
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◆いじられキャラからの脱出法…「NO」を言える自分を!

友達関係は、対等であるべきもの。したがって、嫌なのに無理に「いじられキャラ」を演じ続ける必要は、ありません。「本当は不快なのに、その気持ちを出せない」「いじられなければ、仲間に入れてもらえない」という状況に置かれていること自体、対等な人間関係ではないことになります。

「自分は『いじられキャラ』を無理に演じているのかもしれない」と気づいたら、まずは、自分の本当の気持ちに気づくためにも、身近にいる信頼できる人やカウンセラー、教師に相談してみるといいでしょう。安心できる場で、自分の気持ちを表出していけば、心の底に抑圧してきた気持ちが湧きだしてくるでしょう。

そして、大切なのは、「いじられるのは不快だ」「もういじらないでほしい」という本当の気持ちを伝えられる自分を目指すことです。被害者がきっぱりした態度で拒否しなければ、加害者は調子に乗ってしまいます。「NO」を突きつけるには、かなりの勇気がいると思いますので、カウンセラーや教師などの第三者に相談しながら、伝えるタイミングを考えていくのが有効でしょう。
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◆「いじられる環境」だけに依存しないことも大切

また、「いじられキャラ」を演じなくても安心して過ごせる自分の時間や、活動拠点を持つことも大切です。学校や職場の特定の人間関係だけが、自分の世界のすべてではないはずです。趣味、学外活動、自助グループ、ボランティア……、どんなことでもいいので、世界を広げていくこと。すると、自分に自信が湧き、「演じる自分」から卒業することができます。

学校でもそれ以外の場所でも、友人との関係は、対等であることが条件です。「いじられキャラ」などを生みだして、不愉快な関係にならないよう、お互いを尊重し合っていくことが大切です。

恐喝未遂容疑で逮捕された坂口杏里から学ぶ“正しい子育て”とは?

生き返って娘を叱りたい――、草葉の陰で母は嘆いているだろうか。

 故・坂口良子さんの娘、杏里の転落が止まらない。母の残した遺産数千万円を使い果たしAVに出演したかと思えば、今度は知人ホストへの恐喝未遂容疑で逮捕された。

 常に蝶よ花よと愛情たっぷりに育てられたかどうかは不明ながら、少なくとも芸能界という険しい道においては、母は娘の前に立ちはだかる棘を取り除き、安全で真っ直ぐな道を用意してあげていたことは間違いない。例えば、慣れないバラエティに二人で出演したり、亡くなる直前にも母娘でイメージキャラクターを務めていたCMの契約更新を結んだり、考えられるすべてのおぜん立てを整え、天国に旅立っていったのであろう。

 坂口杏里が逮捕されたところで、世間の目は冷ややかだ。「所詮、私たちとは生まれも育ちも違う二世タレントの不祥事でしょ」くらいにしか思っていない人が大多数だろう。しかし、それでも教訓とすべき点はあるかもしれない。

 子どものためのおぜん立ては、どこまですべきなのか。

 出来の悪い子どもを厳しく叱り続けるのと、あえてほめて伸ばすのでは、どちらがいいのか。

 昨今の風潮で言えば、「ほめて育てる」の方が優勢だろう。スパルタ教育は死語となり、スポーツ界でも鬼コーチは絶滅寸前だ。

 ほめられれば誰でも嬉しいに決まっているし、叱ることで子どもの心を傷つけたくはない。そもそも叱るという行為は非常にエネルギーがいるわけで、できることなら甘やかして育てたい……。しかし、そうした「甘い親」が増えたことによって、一人前の人間として育ちきってない若者が増えているという。

 独特のタイトルが話題を呼んだ教育関連の新書『ほめると子どもはダメになる』で、著者の榎本博明氏は子どもに甘い親に警鐘を鳴らしている(以下同著より抜粋、引用)。

■親は壁になれ

 榎本氏はこう述べている。

 「物わかりの良い親”になることは避けなければならない。ときに子供から見て理不尽な“ダメ”があっても、親は自分の価値観をぶつけることで子どもを鍛える。親の言うことを受け入れるにしても、それに反発するにしても、子どもの心はその“壁”によって鍛えられ、成長する。伝えたいこと、伝えるべきことはしっかりと伝えること。叱るべきときは毅然とした叱ること。そして子どもにホンネをぶつけ、子どもと一緒に楽しく過ごして、気持ちを通い合わせること。それが何よりも大切なことといえる。厳しい人生をタフに生き抜くことのできる心を育てるには、親が絶対的な愛情を向けるとともに、“壁”として立ちはだかることが必要なのだ」

 もちろん、坂口良子さんならずとも、我が子の人生の安寧を想うばかりに、なるべく辛さや哀しみが少ない道を作ってあげたくなる気持ちもわかる。

 しかし榎本氏は、こう指摘する。

「そのかわいそうという心理は、あまりに近視眼的だ。もし望ましくない行動や歪んだ考え方が改まらないままおおきくなったら、将来もっと深刻な意味でかわいそうなことになるのではないか。本来は親元を離れて、サポートなしでも、一人前に強く生きていける逞しい心に鍛え上げ、社会に送り出すのが親の役目であり、愛情であるはずだ。自分が死んだ後も、子どもにはあと一世代生き抜いてもらわねばならないのだから」

 厳しいことを言えない親に育てられた子どもは、思い通りにならないとすぐ感情的になり、イライラしたり、怒り出したり、落ち込んだりするという。またそうした子どもたちは、心が鍛えられていないため、他人に依存的で、自分の問題を自分で考えて解決できず、人に助けてもらおうとする、甘えが強い人間になってしまうというのだ。

 心が強い子どもを育てるには、仲良し親子になるよりも、子どもの“壁”となることが大事なのだ。さもないと、後ろ盾がなくなった途端に、道から転げ落ちてしまうかもしれない。そして、その転落を食い止めてくれる親がいつまでも健在なわけではないのだ。

心理カウンセラーに聞いた、子どもに夫婦の営みを見られたときの対処法

子どもがいる夫婦の中には、夫婦の営みを子どもに見られ、どのように対処したらよいのか判断に迷った、という声があるようだ。「教えて!goo」にも「夫婦の行為を子どもに見られたとき」という質問が寄せられており、類似の質問も多数投稿されている。夫婦の営みを子どもに見られたとき、苦しまぎれな回答をしてしまうのは仕方のないことだろうが、本当にその場限りの行動だけでよいのだろうか。そこで今回、心理学の側面からアドバイスしてもらうべく、練馬カウンセリングルームのSATSUKIさんに対処法を聞いてみた。

■子どもに対する変わらない愛情を伝える

まず、夫婦の営みを子どもに見られた場合どのように対処すべきか、ストレートに質問した。「子どもの年齢にもよりますが、目にしたことが何かわかる年齢であれば、自分が大人になることを急に実感することになるため非常に混乱します。ですから、親は子に変わらず愛情をもっているということを、普段より気を配って一生懸命伝えるべきです。言語的でも非言語的でも構わないので、その子が受け入れやすい形でのコミュニケーションで伝えるようにしましょう」(SATSUKIさん)

自分が愛されていると思っていたのが幻想で、親の愛が自分に向いていないと感じ、大きな衝撃を受けることもあるようだ。幼い子どもの場合は、どうしたらよいのだろう。見たものが何か分からない幼少のお子様でしたら、何も触れない方がよいでしょう。しかし、悪い影響を及ぼしていないかどうか、その後の行動の変化、例えばお絵描きや人形遊びに今までと変わったことはないかなど、注意深く見守る必要があります。子どもの話を傾聴してあげることが重要です。話の流れによっては、抱きしめてあげたりすることも必要かと思います」(SATSUKIさん)

精神になんらかの影響を与えている可能性もあるので、精神面のケアを怠るべきではないということのようだ。ちなみに、兄弟や姉妹の有無によっても若干状況は違うという。「兄弟などがいた場合は、同様の経験をしたのが自分だけではないと心的に共有されますので、衝撃が緩和されることも期待できます。しかし、ひとりっ子には相当辛いことですので、一層の配慮が必要でしょう。見たことに対して親の方から話題にする場合は、慎重に対応すべきです」(SATSUKIさん)兄弟で見てしまった場合は、若干和らぐとはいえ、子どもが抱えるには辛いことに変わりはない。迅速かつ慎重に対処すべきだろう。

■見られないように配慮することが重要

「見られない、察せられない」のが一番だろうが、他に気をつけることはあるか聞いた。「思春期の子どもにとっては、関心が高い内容ではあります。しかし、見たものを情緒的に処理する能力は、必ずしも年齢に比例するとはいえないので注意が必要です。夫婦喧嘩と夫婦の営みは、子どもに知られないように外で。特に、受験や部活の試合といった大切なイベントが控えているときには、一層の気配りが必要です」(SATSUKIさん)

センシティブな問題なので、その影響も計り知れないものがある。子どものことを第一に考えるのであれば、夫婦の営みを行うタイミングにも気を配るべきとのこと。子どもがいる家庭であれば起こる可能性がある今回のケースでは、影響がマイナスに作用した場合の挽回は困難を極めるだろう。愛する子どもであるからこそ、より一層の気配りが普段の生活から必要と再認識した大人も多いのではないだろうか。

●専門家プロフィール:SATUKI
練馬カウンセリングルーム代表。セラピスト。精神医療現場での経験を活かし、相談者ひとりひとりの人生の歴史にも耳を傾け、課題に一緒に取り組む姿勢で改善、終結することを目指している。

意外! やりがちだけど、海外ではマナー違反になる「子どものクセ&行動」5つ

子どもたちが大きくなる頃には、社会のグローバル化がますます進んでいることが予想されます。海外の人と交流する機会は、ママの世代よりずっと多くなることでしょう。しかし、日本と海外では、文化やコミュニケーションの仕方に大きな違いがあります。将来、子どもが海外に出たときや海外の人と会った際、何気なくとった動作や行動が、「マナー違反」「行儀が悪い」と思われることもあるかもしれません。

そこで今回は、マナースクール「トリプルウィン」でグローバルキッズマナー講座を担当しているマナー講師の代田眞知子さんと、同じくマナー講師で、トリプルウィン代表取締役の森裕美さんにインタビュー、 日本の子どもによく見られるクセや行動のうち、海外ではマナー違反と受け取られやすいものを5つ、教えていただきました。

1.鼻水をすする

代田さん(以下、代田)「日本の子どもはよく鼻水をすすりますが、海外、特に欧米ではタブー。彼らにとって、何かをすする音は、日本人が思う以上に不快な音なのだそうです。ただし、くしゃみや鼻をかむ音など、鼻水を出す音はマナー違反ではありません。誰かがくしゃみをしたときには、『Bless you!』と明るく声をかけ合うほど。子どもには普段から、鼻水が出ても、できる限りすすらず、早めに鼻をかむ習慣をつけさせるといいでしょう」

2.お味噌汁でごはんを流し込む

森さん(以下、森)「日本人は、食事の場面で、おかずが口の中に入ったままごはんを頬張ったり、お味噌汁でごはんを流し込むように食べたりすることがありますよね。このいわゆる『口内調味』は、海外、特に欧米では行儀が悪い食べ方と見なされます。口の中で一つの料理を味わい、空にしてから、次の料理を迎えることがマナーです。

フレンチのコースでは、スープが独立したメニューとして出ますし、パンにも必ずバターや専用のソースなどがつきます。他の味と混ぜないことが前提だからです。余ったメインディッシュのソースにつけて食べることはありますが、一般的に、パンをメインの料理と同時に口に入れることはしません。はんとおかずを交互に食べるのが日本の文化ですが、家族で洋食やフレンチを食べる機会があれば、子どもにも外国との文化の違いを説明してあげるといいのではないでしょうか」

3.電車内で、ママが立っているのに子どもは座っている

代田「日本では、電車やバスのなかで、母親が、もう幼児ではない子どもを座らせて自分は立ち、子どももそれが当然というように座っている光景をよく見かけます。子どもが座席に座りたいと駄々をこねることや、座れないことに不満げな態度をとることもあります。

これらはすべて、外国人の目には異様な光景に映るようです。

というのも、海外では一般的に、電車の座席は『サポートされるべき人が座る場所』という認識で、子どもは若者であり、座るべき人ではないと考えられているからです。もちろん、安全性の面から、幼児は別ですが。また、欧米では、レディファーストや年配者に配慮する意識を、マナーというよりも当然のエチケットとして子どもに身につけさせています。そのため、子どもが年配者、特に女性を差しおいて座るということは、あり得ないのだそうです。

子どもが電車内でもしっかり立っていられる年齢になったら、子どもを優先的に座らせるのではなく、お年寄りや赤ちゃん連れ、妊婦さんなど、座るべき人に席を譲ることをきちんと教えていきたいですね」

4. 相手の目を見ない、目をそらす

代田「話している相手の目を見る、目が合ったら笑顔を返すというのは、海外の多くの国では、コミュニケーションの基本です。目を見ないこと、そらすことは、海外では『あなたとのコミュニケーションに興味がありません』『迷惑です』という態度であり、大変失礼な行為にあたります。日本人もそれを頭では理解している人も多いはず。ただ、日本人の場合、目を合わそうと意識していても、自分で思っているよりもずっと、相手の目を見ていない時間が長いものなのです。これは無意識の領域ですから、子どもの頃から根付いているクセと言わざるを得ません。

海外では、お店に無言で入ってきて店員の挨拶に反応もせず、誰とも目を合わせずに商品を見ている客は、泥棒ではないかと警戒の目で見られるそうです。子どもの頃から、店員さんにあいさつをされたら目を見てあいさつをし返すよう、習慣づけられるといいですね」

5.ノーを言うとき、返答をあいまいにする

森「日本人は、断るときに、返答をあいまいにしながら笑顔を見せることがよくあります。あえて表現や態度をあいまいにしたり、多くを語らなかったり、暗黙の了解があったりというのは、日本独特の、いわば『察する文化』。日本では気遣いの一種ですが、海外では『発言』と『態度・表情』が一致していないと、逆に違和感や不信感を持たれる原因になり、誤解を生むことが少なくありません。グローバル社会では、相手に正しく伝わるように明確に自分を表現する姿勢が必要です」

マナーは「相手を尊重する気持ち」を伝えるもの

なお、子どもに教えるときには、マナーがなぜ大切なのかも説明できるといいかもしれません。森さんは、グローバルマナーの必要性について、次のように語ります。森「マナーは、単に礼儀作法というだけでなく、コミュニケーションスキルの土台の部分です。昔から国同士の外交の現場では、相手に敬意を表すため、円滑に話を進めるため、そして保安のためのルールとして、マナーが存在していました。いわゆる国際儀礼、プロトコールですね。

個人の異文化コミュニケーションの場でも、相手の信頼を得るためには、プロトコールのようなルールや共通認識を用いる必要があるのです。マナーのベースにあるのは、相手への尊重と思いやりです。『異文化の存在を理解し、受け止めて、敬意が相手にきちんと伝わるように、行動で示すこと』。それがグローバルマナーだと私は考えています」

今回ご紹介した5つのポイントは、グローバルマナーの初歩の初歩。

代田「どこまで実践するかは、年齢や周囲の環境にもよると思いますが、これからのグローバル社会を生きていく子どもたちには、ぜひ世界で通じるマナーとコミュニケーションスキルを育んでいってほしいです」最近は、海外に行かなくても、職場のほか、幼稚園や保育園などでも、海外出身の人と出会う機会が増えています。ママ自身も、子どもといっしょにグローバルマナーを学んでいけるといいですね。

取材協力:代田眞知子

マナー講師。株式会社トリプルウィン取締役、グローバルキッズマナー/スチューデントマナー講座を担当。日本航空株式会社30年勤務。ママさんCAのパイオニアとして乗務時間23000時間達成。国際線シニアスーパーバイザー。主に国際線ファーストクラス担当、人材育成にも携わる。早期退職後、青山セラピストスクールの副学長を経てマナースクール講師に。

取材協力:森 裕美

マナー講師。株式会社トリプルウィン代表取締役。日本航空株式会社にて30年以上にわたり、国際線客室責任者、客室マネジャー(管理職)として勤務。早期退職後、企業向け接遇・コミュニケーション研修、リーダーシップ研修、アンガーマネジメント研修、業績アップに繋がるマナー研修の他、グローバルマナースクール(東京八重洲、駒沢大学、横浜)を主宰。

我が子が「テストでカンニング」。怒るな、原因は親かもしれない

まぐまぐの新サービス「mine」で無料公開中の、花まる学習会代表・高濱正伸さんの記事にて、花まるグループの進学塾スクールFCの松島伸浩さんの著書『中学受験 親のかかわり方大全』に載せきれなかった未掲載原稿が公開されています。今回はその中から「子どもが宿題の答えを写している」という、どこの家庭にも起こり得る問題に対し、プロ目線の対処法をご紹介します。

「中学受験のイロハ」 塾の先生から「宿題の答えを写しています」と言われたら

スクールFCの松島伸浩です。先月、拙著「中学受験 親のかかわり方大全」を実務教育出版から上梓いたしました。今回はその本の未掲載原稿です。

新学期に起こる問題とは?

4月下旬、塾の先生から電話。

先生:「〇〇さん、家での宿題の様子はいかがでしょうか」

母:「いつも終わるのが夜遅くにはなっていますが、なんとかやっているようです」

先生:「そうですか。ちょっと気になったのでお電話をしたのですが、どうも〇〇さん、宿題の答えを写している可能性があるんです」

母:「ええ-!」

親としては青天の霹靂(へきれき)。「まさかうちの子に限ってそんなことはしないだろう」と信じたいのが親心です。

しかし現実としては宿題の答えのまる写しやテストのカンニングなど、中学受験の世界では起こりがちなことです。

「勉強がわからない、宿題が終わらない、面白くない、どうせやってもできない」など、塾のレベルやスピードについていけないことが理由であることも少なくないのですが、親からのプレッシャーが原因になっていることもあります。「宿題が終わらないとご飯を食べさせないからね」「今度のテストで偏差値〇〇超えないと塾やめさせるわよ」。

親は本気ではないにしても、子どもにとってはそれを冗談には受け取れず、追い詰められていきます。

素直でまじめな子ほど危ないのです。また成績が振るわない子ばかりではなく、成績が良い子でもやらされている勉強が続くとついつい魔がさして、ごまかしてしまうことがあります。

普通に考えればそんなことをしても何の得にもならないのですが、悪気もなく親に認められたい一心からやってしまうのです。

特に新学期はこれまでとは違い、宿題の量も増え、内容も難しくなることから、しばらくすると宿題のやり方が怪しくなってくる子が出てきます。

たとえば、宿題のノートを見ると、宿題の範囲の前半部分は自分の力でやっていた様子がわかるのですが、後半部分になると式も筆算もなく答えだけが書いてあって丸をつけているだけだったりします。これは時間がなくてできなかったか、わからない問題はあるけどとにかく終わらせる形にしたか、のどちらかです。

その週に何か学校行事や家の事情があったとか、風邪をひいて寝込んでいたとか、一過性のことでできなかったならいいのですが、次の週も同じようなノートになっていたら黄色信号です。これを放置してしまうと、答えを写してくる範囲が広がっていきます。さらに答えの丸写しだとばれてしまうので、解説に書いてある途中式を写してきたり、わざと間違えたりと手が込んだ方法をとってくる子も出てきます。

私はこういうノートを見ると本当に子どもに対して申し訳ない気持ちになります。お母さんやお父さんに「宿題終わったの?」と聞かれて「終わっていない」とは言えず、やりたくはないけど写してしまったのでしょう。うしろめたさをどこかに抱えながらやっているに違いありません。プロの講師として私たちは適正な量と質の宿題を出さなくてはいけません。ごまかさないとできないような学習をさせてはいけないのです。

このままでは授業もどんどんわからなくなり、負のサイクルが加速していきます。勉強の楽しさを経験できないまま、時間とお金を浪費することになってしまいます。

では、こうした状況になっていることがわかった場合、親はどのような対応をとればいいのでしょうか。

ここで大事なことは子どもを絶対に責めない、叱らないことです。そして、終わらなくてもわからなくてもいいから、答えを写すことは絶対にしないように約束させることです。

次に塾の先生に、宿題が終わらない、できない原因に心当たりはないかを聞いてみましょう。たまに塾での友達とのいざこざで精神的に不安定になっていることが原因で勉強に手がつかなくなっている子もいます。

また宿題のやり方を工夫することによって改善できる場合もあります。

私の場合は保護者からの相談あるなしにかかわらず、宿題のやり方に不安がある子には生徒面談をして宿題のやり方を一から教えます。たとえば宿題をやる前に授業ノートを読み返してからとりかかるなど、単純なことから教えていきます。

どの段階でわかっていないかによってもやり方も変わりますが、まずは「自分で答えを出すところまで、あるいは惜しいところまではできるんだ」という自信を持たせることが大切です。意外に多いのが「どうせできないから」と最初からあきらめている子どもです。しかし、そういう子どもでも、考え方のヒントをちょっと与えるだけで、あとはスイスイとできてしまうことも少なくありません。そうした手がかりになるようなことは塾の授業で習っているはずなので、もう一度授業の内容を復習してから取りかかるほうが、定着もしやすいのです。

「適当に宿題やっているんじゃないの?」と不安に思ったら、まずは塾に相談するのが一番です。

改善できない場合は、宿題を減らしてもらうことも一つの方法です。

塾で出される一斉の宿題は、クラスの上位生向けの難易度の高い宿題も含まれているため、全員が全部できるわけではありません。だからと言って、「できる子はやって、できない子はやらなくていい」という指示も講師としては失格です。子どもの判断にゆだねているからです。個別に指示を出すのならいいのですが、親としても「みんなと同じ宿題をやらないと遅れてしまうのではないか」という不安も出てきます。

親のほうから、宿題を調整してほしいと言われれば、塾としても対応してくれると思います。一番大切なことは子どもが前向きに勉強できる状況をつくってあげることです。

塾と親の連携は中学受験には不可欠です。たくさん相談されるご家庭ほど受験はうまくいきます。「うるさい親と思われているのではないか」という心配は無用。親と塾が気遣いなくなんでも言える関係こそが成功に導きます。

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高濱正伸

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1959年熊本県人吉市生まれ。県立熊本高校卒業後、東京大学へ入学。東京大学農学部卒、同大学院農学系研究科修士課程修了。算数オリンピック委員会理事。1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。1995年には、小学3年生から中学3年生を対象とした進学塾「スクールFC」を設立。チラシなし、口コミだけで、母親たちが場所探しから会員集めまでしてくれる形で広がり、当初20名だった会員数は、23年目で20000人を超す。また、同会が主催する野外体験企画であるサマースクールや雪国スクールは大変好評で、延べ50000人を引率した実績がある。各地で精力的に行っている、保護者などを対象にした講演会の参加者は年間30000人を超え、毎回キャンセル待ちが出るほど盛況。なかには“追っかけママ”もいるほどの人気ぶり。ロングセラー『伸び続ける子が育つお母さんの習慣』ほか、『小3までに育てたい算数脳』『わが子を「メシが食える大人」に育てる』『算数脳なぞぺー』『中学受験合格パスポート』『中学受験に失敗しない』など、著書多数。「情熱大陸」「カンブリア宮殿」「ソロモン流」など、数多くのメディアに紹介されて大反響。週刊ダイヤモンドの連載を始め、朝日新聞土曜版「be」や雑誌「AERA with Kids」などに多数登場している。2016年7月からニュース共有サービス「NEWS PICKS」のプロピッカー。高濱正伸とスクールFCの達人講師陣による、他メディアには書けない記事にご期待ください。

日米最難関大学に2人息子を送り込んだ母「毎朝ハグをして学校に送り出した」

日本の子どもは「自己肯定感」が足りないと言われます。じゃあどうすれば? そのヒントを教えてくれたのが長男を東大とイェール、次男を難関国立大学医学部、とわが子をそうそうたる名門校に送り込んだ母・小成富貴子さんです。初の著書『究極の育て方』より、「ハグ」で自己肯定感を与えたエピソードを紹介します。

ハグは安心と承認を与えられる 

 私は、毎朝子どもたちにハグをして学校に送り出していました。思春期の頃は少し恥ずかしく感じるときもあったかもしれません。わが家でこの習慣が定着したのは留学をしてからです。 わが家の子どもは二人とも15歳のとき、1年間アメリカに留学しました。アメリカではハグはごく自然に友情や愛情を示す行為として定着しており、16歳で帰国したときは彼らにとって何も特別なものではなくなっていました。 

 そして、受験の合格時など子どもたちも何かうれしいことがあったときや、長く家を離れるときには、自分からハグをしてくれるようになりました。社会人や大学生になった今でもそうです。帰宅したとき、または祖父母を訪ねるときなど一人一人をしっかりハグしてくれます。

 私自身が「ハグっていいな」と感じて実践するようになったのは、20歳の頃スペインに留学していたときにさかのぼります。スペインで一番ポピュラーな挨拶は、ドスベソスといって両方のほっぺたにチュッチュッと音を出してキスの真似をするものですが(男性同士はしません)、ハグも一般的です。こういった親密な挨拶がすごく温かくていいなと思ったのです。

 私は今では家族だけでなく、友達にもハグをしています。ぎゅっとされると、ほっとしますし、ハグをした方だって温かい気持ちになることができるのです。  相手を丸ごと認めて、安心させることができるのがハグの魅力。小さい頃ぎゅっとしていたのに、やめてしまう方も多いようですが、ここは一踏ん張り! ぜひハグをし続けてもらえればと思います。これが自己肯定感を高める一番簡単な方法だからです。

背中をさするだけでもいい

 それでも「ハグは難しい」「すでに子どもが大きい」という方には、背中をさすることをおすすめしています。背中といっても広いですが肩甲骨の上あたりです。私はこれを「安心スポット」と呼んでいます。クリニックの患者さんが悩んだり、落ち込んだりしているときには、話を聞きながら、横に座ってそっと背中をさすります。患者さんにハグをするのは難しくても、背中をさすることはできます。そして背中をさすられるとすごくホッとするものです。安心と自己肯定感を与えられるスキンシップの重要性は、強調しても強調しすぎることはありません。

筋力維持に 30代から始めたい1日1回「片足立ち」

放っておくと、加齢とともに筋肉は減り続け、そのまま高齢になると健康な生活を送れなくなってしまう。それを防ぐために日々できることと、自らが実践している方法を、名だたるアスリートや将来を有望視されるサッカーのジュニアユース選手など、多くのスポーツ選手に体幹バランストレーニングを指導しているトレーナー、木場克己さんに聞いた。

 木場さんが自ら実践する健康術として、第1回では「ドローイン」、第2回では「姿勢の正し方のコツ」について教えてもらった。今回お聞きしたのは、筋力を維持するために大切な「足腰トレーニング」についてだ。

◇    ◇    ◇    ◇
 人の筋肉は、加齢によって減っていきます。これはサルコペニアといって、誰しもが避けられない現象です。放っておくと、将来は筋力低下により歩行困難などになるロコモティブシンドローム(運動器症候群)という状態になってしまいます。しかし筋細胞は減っても、トレーニングで刺激することで筋肉を太く、大きくして筋量を保つことはできます。ロコモティブシンドローム防止のために特に意識して行いたいのは、体幹バランストレーニングと下肢のトレーニングです。.

■「体幹」は「足腰」にどう影響する?

 体幹に求められる機能の一つは、「安定力(バランス力)」です。高齢の方で、背中が前に曲がっている人がいますが、それは体幹の筋肉が弱って体の重量を支えられなくなる、つまり安定力が弱くなるのが一因です。そういった人は歩行時の歩幅が狭いのが特徴です。これは、太ももを持ち上げるために働くインナーマッスルが弱ることで生じます。逆に元気な人は、姿勢が良いはず。インナーマッスルの強さが維持できているのです。

 また、第2回「『正しい姿勢』をキープ それだけで体幹は鍛えられる」でも少し触れましたが、体幹の安定力が高くなると「体軸」がブレなくなります。すると重心が安定します。その状態でしっかり頭を上げ、膝とつま先をまっすぐ前に向けて階段の上り下りをしたり、歩いたりすると、全身の筋肉に刺激が入ります。つま先と膝をまっすぐ前に向けることで、太ももの内側にある内転筋も鍛えられます。街で観察していると、つま先を外側に向けて歩いている人が多いですが、そういう人は内転筋が使えていません。内転筋は使っていないと徐々に弱ってきて、それが原因で膝を痛める人もいるので要注意です。

■内転筋を鍛えるには「まっすぐ立ち」と「クロス立ち」

 内転筋を鍛えるには、前述した通り、つま先と膝をまっすぐ前に向けて歩くことが大事。それ以外でおすすめなのは、正しい姿勢で立ち(「『正しい姿勢』をキープ それだけで体幹は鍛えられる」参照)、両足を1本の線の上をたどるように前後にそろえて、バランスを取ることです。見た目はただ立っているだけのようですが、この時、体幹部の筋肉が使われています。それだけでなく、太ももの内側の筋肉が使われているのが分かるはず。左右の足を入れ替えて各1分ずつ、1日1回でもやると次第に体が変わっていくのが感じられるはずです。

 もう一歩進んだら、さらに足をクロスさせて立つことにも挑戦してみてください。モデルさんなどには、太ももの間にペットボトルを挟んで、落とさないように力を入れるというトレーニングをしてもらうこともあります。これも、最初は左右の足を入れ替えて各1分、1日1回でいいですから続けてください。こういった運動は、骨盤底筋群にも効きますから、尿漏れの対策にもなります。慣れてきたら、何度やってもらってもいいですよ(笑)。この2つだけでも、十分にインナーマッスルと下肢の筋肉を鍛えられます。

■1日1回の「片足立ち」も取り入れて

 それからもう1つ、選手たちのトレーニングにも取り入れているものがあります。「片足バランス立ち」です。「なんだ、それだけか」と思われるかもしれませんが、片足の状態でバランスを取るだけでも、十分に体幹から下半身にかけての筋肉を鍛えることができるんです。片足立ちでバランスがとれない選手は、重心がぶれてケガに繋がる可能性がでてきます。サッカーの場合は、パスミスやターンの遅さにつながったりもするので、片足立ちは大事な筋トレです。

 腰に手を当ててまっすぐに立ったら、片足を3秒かけて上げていってください。太ももがおへその高さまで来て床と平行になったら10秒間静止します。そしてゆっくり戻したら反対側も同じようにします。足を引き上げたりバランスを取ることでインナーマッスル、片足で立つことで下肢の筋肉群が使われます。それで鍛えることができるんです。さらにスポーツ選手の場合は、素早く足を上げて10秒間静止する動作もやりましょう。そうすることで、バランスを取るための筋肉と反応する筋肉を一緒に鍛えることができます。

 私は、仕事や外出する前に片足立ちをやって、姿勢を意識するようにしています。これも最初は1日1回でいいですが、何度やってもらっても構いません。これは少し余談になりますが、私は最近、トレーニング家電の開発にも関わっています。座ったまま効率的に体幹バランストレーニングができる「コアトレチェア」の開発です。パナソニックさんと一緒に開発したものですが、椅子が自動的に変形したり動いたりして、体幹トレーニングができるようになっています。そのプログラム、トレーニングコースに私のこれまでのノウハウを詰め込んでいます。興味のある方は、「コアトレチェア 木場」とネットで検索してみてください。

 体幹を中心とした筋肉を鍛えて筋力を保つ、あるいは高めると、基礎代謝が高くなり、若々しい体を維持することができます。体幹バランストレーニングは、ドローインするだけでOKなど、アウターマッスルを鍛える一般的な筋トレより負担も少ないですから、ぜひ、継続して行ってみてください。
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【人気トレーナー・木場克己さんのカラダメンテ術】

第1回「これだけ?プロが教える、太りにくい体幹トレーニング」
第2回「『正しい姿勢』をキープ それだけで体幹は鍛えられる」
木場克己 鍼灸師、柔道整復師、日本体育協会公認アスレティックトレーナー。1965年鹿児島県出身。FC東京ヘッドトレーナー(1995~2002年)、サンフレッチェ広島 育成コンディショニングアドバイザー(2011~2013年)、ガンバ大阪ユース コンディショニングアドバイザー(2016年)などを歴任。創部3年目にして「クイーンズ駅伝2016」で優勝した日本郵政グループ女子陸上部の体幹トレーニングを指導。アスリートウェーブ代表取締役、オフィシャルサイト

親の英語力もお金も不要! 子どもをバイリンガルに育てる手順3STEP

みなさま、こんにちは! 海外生活25年続行中、国際結婚、国際子育て真っ只中のバイリンガル教育パパ、Golden Beanです。

お子様に英語を学ばせてあげたい、とお考えのパパ、ママはたくさんいらっしゃいますよね。

「かわいいわが子が将来英語で苦労しないようにしてあげたいな」
「これからの時代、英語ができたほうが進学にも就職にも絶対有利よね」

その一方で、不安もありますね。

「パパも私(ママ)も、学生時代、英語が苦手だった。子どもに英語を教えるのは無理」
「景気が悪いのに、高い学費を出して英語を習わせるのは難しいな」

大丈夫です! パパ、ママが英語ができなくても、高いお金を払わなくても、お子様が英語が大好きになる方法があるのです!

娘を英語、日本語、中国語のトリリンガルに育てた私が、自身の経験を交えつつお話させていただきます。

●“インプット”と“アウトプット”

英語学習には、大きく分けて“インプット”と“アウトプット”があります。

簡単に言いますと、

・インプット……“聞くこと”と“読むこと”
・アウトプット……“話すこと”と“書くこと”

となります。英語学習でまず必要なのはインプットです。

なぜならば、インプットしなければ、アウトプットはできないからです。まずは、インプットを十分に得る必要があるのです。

言語学者による数々の研究結果によると、3歳から7歳までに自然な英語環境の中で生活し始めた子どもほど英語の習熟度が高いということは確かな事実のようです。

この年齢までに、英語に慣れ親しむ習慣を身につける、つまり質の良いインプットを十分に得ることがバイリンガルへの第一歩 なのですね。

では、各ステップごとに見ていきましょう。

●第1ステップ:まずは耳から自然にインプット(1か月目〜2か月目)

ご家庭で常に、お子様の好きそうな英語の歌やラジオ放送をBGMのように流しておきましょう。とにかく英語をお子様の耳に入れてあげるのです。

たとえお子様が関心を示さなくても一向にかまいません。自然にお子様の耳は英語の音、リズム、イントネーションに慣れていきます。

BGMとして英語を流しておくだけで本当に効果があるのかしら、と不安に思われるパパママもいらっしゃると思いますが、子どもの耳は大人の想像以上に柔らかく英語の音を吸い取っていきますので、心配はいりません。

このステップでは、パパママが教育熱心なあまり、子どもに「集中して聞きなさい!」と叱りつけることがありがちなのですが、お子様が英語嫌いになってしまう恐れがありますので、叱らないよう気を付けてくださいね。

英語のインプットは、自然でリラックスした状況で行われるべきもの です。

パパもママも、毎日お仕事に家事にと、本当にお忙しいですよね。でも、パパとママが忙しいそのときが、お子様の耳に英語の音をインプットするチャンスなのです。

食事の準備をしたり、お部屋のお掃除をしたり、車の運転をしたりしている間にBGMとして流れる英語のラジオや音楽が積み重なり、そばにいらっしゃるお子様は全体としてかなり長い時間英語のインプットを行うことができるのです。

●第2ステップ:目からもインプット(3か月目〜4か月目)

(1)DVDや動画共有投稿サイトなどで子どもが興味のある分野の短めの英語の動画や、アニメなどを見せる
(2)1回の視聴時間は子どもが集中できる10〜20分くらいで、朝と夜の2回視聴できれば最高

幼稚園や保育園に行く前に、英語のDVDや動画共有投稿サイトなどの短い動画やアニメを見せましょう。それが楽しみになって、お子様に早起きの習慣が身に付けば一石二鳥ですよね。

動画共有投稿サイトを上手に活用すれば、お金をかけずに質の良い英語のインプットを行うことが可能です。

子ども向け番組として作成されたコンテンツは、3〜4分とそれほど長くないものが多いですから、集中力の続かない小さなお子様にも最適です。

動画共有投稿サイトで「子ども向け英語」で検索すると、歌からアニメまで実にいろいろな番組が出てきます。

英語の歌のコンテンツも効果抜群。子どもは歌が大好きですので、楽しく英語が耳に入ります。

ここでは、お子様が興味を示すコンテンツを選ぶ のが重要なポイントです。

うちの娘は2歳を過ぎたころからダンスに強い関心を示しておりましたので、お兄さんやお姉さんと一緒に小さい子どもたちがダンスを踊ったり、英語の歌を歌ったりするオーストラリアで人気のあるテレビ番組のDVDを買ってきました(当時は動画投稿サイトのような便利なものはありませんでした)。

幼い娘は夢中になってテレビを見ながら踊っておりましたが、そのうちお兄さんやお姉さんの話す英語のマネをしたり、英語の歌を歌ったりするようになりました。

娘は大好きなダンスを見よう見まねで踊ったりしながら、ネイティブの英語のインプットを行っていたわけです。

子どもは好き嫌いがとてもはっきりしています。せっかくパパとママが一所懸命選んだ楽しいコンテンツでも、興味を示してくれない、という寂しいこともあり得ます。お子様ご自身にコンテンツを選ばせてあげましょう。

仮に動画共有投稿サイトでお子様が選んだコンテンツの内容が、多少パパとママのお好みに合わなくても、お子様が夢中になって見ているなら、それが最高の教材 なのです。

「こっちにしなさい!」とか「こっちの方がおもしろいわよ」などと親が押しつけては、子どもが英語そのものに興味をなくしてしまう恐れもあります。

また、言語学習の助けとなる“あいまいさに関する耐久力”は、一般に子どもの方が優れているといわれています。

全部がわからなくても、興味のある内容であれば、子どもは英語をかなり長く聞き続けることができたという報告もあるそうです。

内容を理解しているかどうかを心配して、「今何て言ったの?」と動画を見ているお子様にたずねるのはやめましょう。

うちの娘も、私の「今何て言ったの?」という質問をとても嫌がっておりました(笑)。理解しているかどうかは別にして、子どもは夢中になって、英語をインプットしているのです。

●第3ステップ:徐々にアウトプットにチャレンジ(5か月目〜6か月目)

子どもが英語の歌を歌ったり、憶えた英語を口にし始めたりしたら、DVDや動画投稿共有サイトなどの視聴に加えて、英語の絵本を見せてみましょう。

絵本はインプットとアウトプットの両方に有効な教材 です。

「だって、パパもママも英語が上手に読めないし……」

心配しないでください! パパ、ママお二人とも英語が苦手な場合は、ネイティブスピーカーが吹き込んだCD付きの絵本を利用すればいいのです。

1文字ずつ追いながらCDを聞いて、その後に声に出して読ませましょう。上手に読めたときには「読めたね! すごいね!」と大げさにほめてあげましょう。

絵本には対象年齢が書いてありますが、これは英語を母国語とする子どもの年齢ですから、お子様の年齢よりも少し下の対象年齢の本を選びましょう。

子どもは難しいと思うとやる気を失ってしまいますから、注意が必要です。

絵本の他には、歌も効果的なアウトプットトレーニング になります。うちの娘もそうでしたが、ほとんどの子どもは歌やダンスが大好きだからです。

ただ、アウトプットさせることを決して急いではいけません。

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『日本の小学校では、コミュニケーション重視ということで、クラスの子ども全員に発話させるなど、アウトプット中心の授業をしばしば見かける。発話させること自体は悪くないのだが、強制は好ましくない。十分なインプットのないままにアウトプットを急がせると、児童によっては、逆に英語を話すことへの抵抗感が増してしまうことがあるからだ。
子どもには大きな個人差があり、憶えたことをすぐに使ってみたい子もいれば、アウトプットがほとんど見られない沈黙期と呼ばれる期間を体験する子どももいるのである』
(『英語学習は早いほど良いのか』バトラー後藤裕子・著(岩波新書)より引用)

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焦らないでください。子どもたちが英語を口にし始めるのは、ほとんどがインプットを始めて6か月以上経ってから です。

半年から1年くらいはインプットの期間と考え、焦らずに取り組むことがバイリンガルへの近道なのです。

国際的な英語能力試験“TOEFL”で常に上位に入っているオランダでは、小学校で英語の授業をしているものの、学習時間はわずか週1時間程度だそうです。

しかし、研究によると、幼いころからテレビで英語の映画やアニメを見ている環境が、英語習得に大きな効果を与えているとのことです。

つまり、英会話スクールに通ったり英語授業がある幼稚園に通ったりしなくても、家庭の中で英語の音に頻繁に触れていれば、英語を聞いたり話したりする基礎力を養うことが十分にできるのです。

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いかがでしたでしょうか。

英語が苦手なパパとママが、お金をかけずに子どもをバイリンガルにする基礎教育方法をご理解いただけましたでしょうか?

1人でも多くのお子様が、音楽や動画で楽しく英語を学び、バイリンガルになれますように!

【参考文献】
・『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』平川裕貴・著
・『バイリンガルは5歳までにつくられる』三幣真理・著
・『英語学習は早いほど良いのか』バトラー後藤裕子・著

子どもの理由なき「学校行きたくない」を認めても良いのか?

新学期が始まり、子どもたちは新しい環境に馴染むのに必死です。その疲れが出て、「特に理由はないけど学校を休みたい」などと言い出すことも。そんな子どもに対して親はどのように対応すべきなのでしょうか。無料メルマガ『子どもが育つ「父親術」』に、すべての親御さんの頭を悩ます問題の意外な対処法が記されています。

学校、休みたい

新学期が始まりましたね。

子どもたちは、クラス分けや担任の先生の発表に喜んだり、渋い顔をしたりする季節ですね(笑)。新しい教科書を眺めてワクワクしたり、持ち物を揃えたり記名したりで忙しく過ごしていることと思います。

そんなフレッシュな時期ではありますが、今号のテーマは「学校、行きたくない」について。

子どもがそう言い出した時に、まずは学校・友人関係などで何か問題を抱えていないか、考えてあげましょう。「困っていることがあったら、いつでも言っていいからね」と、子どもが話し出しやすいように声をかけてあげることも重要です。

今日お伝えしたいのは、特に大きな問題がないのに、単に「行きたくない」と言っている時の対応について。

問題がなく、ただダラけて行きたくないだけなら、「そんなこと言ってないで、行きなさい」と子どもを送り出す──というのが、常識的な対応なのかも知れません。ですが、私のお勧めは「そっか、じゃ休もうか」。そのまま休ませてしまうという選択肢です。

子どもが張り切っている時、意欲満々の時、がんばっている時に認めて、励ましてあげるのは簡単です。でも、誰にでも、弱気になっている時、怠けたい時、がんばれない時はあるものです。

子どもがそんな低調な時にどう対応するか、というのがポイントです。

できることなら、子どもと接する時の基本スタンスは「どんな時でも、無条件に認めてあげる」でありたいですよね。だから、こういった低調な時にもそのまま一度受け止めてあげる──ということをお勧めしたいのです。

がんばり屋さん・しっかり者・責任感の強いのタイプの子であれば、あらかじめ最初から「休みたければ、休んでもいいからね」と言っておくのも1つの方法です。こうすることで、怠けたい・休息が欲しいと思った時に無理せず素直に言い出せるようになります。

子どもの中に、

学校は、絶対に行かなきゃいけないもの理由がないと休めない

との意識を持たせることは、避けた方が良いでしょう。なぜなら、こういう意識があると、低調になった時に頭痛や腹痛が出てしまう(仮病・ウソではなく、本当に痛む)ことがあるからです。

そんな苦しい思いをさせるくらいなら、最初から「明るく元気に休もうね!」と言っている方が、ずっといいですよね。

これから5月にかけて、「休みたい」が出てきやすい時期です。頭の片隅に置いていただけたら、うれしいです!

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『子どもが育つ“父親術”』

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子供がグングン伸びて、親のストレスも激減~そんな状態を実現するために、毎日使える具体的なノウハウを提供する無料メルマガです。読者からも「駄々コネが減った」「言わなくても自分の準備をするようになった」などの成果が出ています。

子どもの学費、払えない!? お金の不安を消すため私がやったこと【シングルマザー、家を買う/63章】

バツイチ、2人の子持ち、仕事はフリーランス……。そんな崖っぷちのシングルマザーが、すべてのシングルマザー&予備軍の役に立つ話や、役に立たない話を綴ります。

◆うちの子、中学受験するの!?

 この3月で、息子は6年間まるまるお世話になった保育園を卒園し、小学校に入学する。そして、娘は4年生となり、どんどん大人への階段をのぼっていく。そこで聞かれるようになったのが、「娘さん、受験するの?」という声。

 公立中学に行くことしか考えていなかったので、最初は何に受験するのかさえ分かっていなかったが、たしかに、受験をするなら4年生で塾に通っていないと難しいのはわかる。でも待て。塾って、とてつもなくお金かかるよね? さらに、私立中学に行ったら、その後も私立高校に行って、そのまま私立大学とか行ったら……普通に払えない!

 一応、離婚したときに娘と息子の学費を考え、大学生になる年に満期となり下りるタイプの保険にはそれぞれ加入している。これで安心していたが、まだまだお金は底なしにかかる。中学は公立に行ったとしても、都立高校に落ちたら私立は免れない。

 かくいう私も、都立を受けろと叫ぶ両親に土下座をして、「セーラー服を着て都心の女子高に行きたい」という浅はかな理由で私立高校に行かせてもらった。今思うと両親はよく許してくれたと思う。感謝しかない。

 果たして、娘に同じことをされて、私は許容できるだけの財力があるだろうか。怖い。親子で「モアナとSING、もう一回くらいみたいね~」などとのんきに言っている場合ではない。これは真剣にお金を貯めなくてはならない!

 娘と息子が寝静まったあと、通帳と加入した保険の詳細が書かれたパンフレットをにらめっこし、娘が私立高校に行くと考えシミュレーションした。そして、私はこれまでの貯金のほとんどすべてをこの保険につぎ込むことにした。元本保証であるのはもちろん、娘が高校入学時に少しプラスされて戻ってくる。これで、なんとか娘がワガママを言っても通わすことができる。

 息子は18歳まで養護学校のため、大きな金額は必要にならない。これは本当に助かる。私は安心してその日は眠りについた……と言いたいところだが、ふと布団をかけたところで気になることがひとつ。

 あれ、私の老後、どうすんの。

 娘の私立高校のために全部保険にぶち込んだ貯金は、我が家の全額の貯金に等しい。

 私はフリーランスの仕事のため、退職金もなければ年金も雀の涙。年齢も36となり、年金まで折り返しをとっくに過ぎている。いまのようにバンドやイケメン俳優の取材を、70歳のおばあちゃんになった私に振ってくれるとは思えない。仕事の内容もどんどん変わっていくだろうしな……。え、私、本当に大丈夫なの……!?

◆「個人型確定拠出年金」を始めてみたが…

 そんなとき、ふと仲良しの編集さんが、自分でかけられる年金を始めたという話を思い出したのだ。翌日、その編集さんに電話をかけると、それがどうやら「個人型確定拠出年金」だったことが判明。……あ~、何か聞いたことあるわ~。

 簡単に言えば、自分で金額と金融商品を決めて毎月かけると60歳まで勝手に下ろすことができず、その間、お金をプロが運用してくれるので60歳までの間で増える可能性もあるということ(投資だから、もちろん減る可能性もある)。

 株や運用という言葉に疎すぎるほど疎い私はこの時点で戸惑ったが、なにより、かけたお金は非課税ということに驚いた。だって、毎月2万かけて、年間24万が課税所得にカウントされない(控除される)となると、所得税・住民税もだいぶ安くなる。保育園に行っていた時期なら、保育料さえも安くなるのだ。それなのに、貯金はされていく。

 あれ、いいことづくめじゃん! そんなノリノリの私に、編集さんは『マンガで簡単! 女性のための個人型確定拠出年金の入り方』を勧めてくれた。マンガ……めっちゃありがたい! わかりやすい! 読みやすい!

 その後すぐに加入を決めて申し込みを済ましたのだが、それまでのやりとりのことを考えて、ふと思った。こちらから聞かないと教えてくれないことが多すぎる。もちろん、自分で知る努力も多少は必要だけど、もっと情報発信してほしいことがたくさんある。

◆国は聞かなきゃ教えてくれない

 これは、母子手当や障がい手当でも言えることだ。

 私は離婚したとき、役所に何度も足を運び、「私が受けられるものは何ですか?」と聞き、様々な手当てを教えてもらった。そして、息子に障がいがあるとわかった時も、障がい窓口に行き、受けられる手当を全部聞き、その場で申し込んだ。

 でも、聞かなければ、母子手当で水道代の基本料金が無料になることや、息子の知的障がいがあることで受けられる「特別児童福祉手当」などがもらえることはまったく知らなかった。ましてや、申し込みをそこでしないともらえないままだったのだ。

 調べて動けばいいと言うかもしれないが、障がいや離婚などナーバスなことを、ペラペラと役所の人に聞いたり、話すことは相当の力がいる。受け止めるだけで大変なのに、すぐに「何がもらえるのか」と頭を切り替えるのは大変なこと。でも、知らなきゃ損することがたくさんありすぎるのだ。

 私の老後はまだまだ先。そう思っていたが、きっと今のペースで仕事をして子育てをしていたら、すぐにその日は訪れる。その前に、出来ることからコツコツと始めていきたい。そして、その間、娘と息子がしたいと思ったことをさせてあげられるように、とにかく仕事をがんばらなくてはと思ったのであった。そして、娘の寝顔を見ながら「どうか! 中学受験をしたいとか言い出さないで!!!」と念を送る母であった。

 <TEXT/吉田可奈 ILLUSTRATION/ワタナベチヒロ>
【吉田可奈 プロフィール】80年生まれ、フリーライター。西野カナなどのオフィシャルライターを務める他、さまざまな雑誌で執筆。23歳で結婚し娘と息子を授かるも、29歳で離婚。座右の銘は“死ぬこと以外、かすり傷”。Twitter(@singlemother_ky)

ママ。80年生まれの松坂世代。フリーライターのシングルマザー。逆境にやたらと強い一家の大黒柱。娘(8歳)。しっかり者でおませな小学3年生。イケメンの判断が非常に厳しい。息子(5歳)。天使の微笑みを武器に持つ天然の人たらし。表出性言語障がいのハンデをものともせず保育園では人気者【ワタナベチヒロ プロフィール】漫画家、イラストレーター。お金にまつわる役立つ知識をオールマンガで1冊にまとめた著書『お金に泣かされないための100の法則』(ファイナンシャルプランナー山口京子先生が監修)が主婦と生活社より発売中。

二人目の壁ならぬ「三人目の壁」目指すかどうか悩んでいるママへ

産みたいという気持ちはあるけれど、経済的なことや仕事面でのサポートを心配して第二子の出産をためらうことを”二人目の壁"などと呼びます。そしてさらに育児や家計、出産年齢などのさまざまな要因が立ちはだかる"三人目の壁"という言葉も。第二子までは比較的スムーズに決断できるご家庭が多いようですが、第三子となるとなかなかその一歩が踏み出せないケースもたくさんあるようです。

ども三人の子育てってどんな感じ?

一口に子ども三人といっても性別や年の差で大変さはさまざま。意外とどこへでも行けてしまうという人から、遠出は無理だけど買い物くらいなら子どもを連れていくという人……ママスタに寄せられたコメントからは、思ったほど大変さは感じないという意見が目立ちました。お金がかかるものはお下がりを上手に利用してやりくりするなど、生活の知恵もレベルアップするようです。『年の差による。年子三人ならきついだろうけど1番上が小学生とかならそんなに出掛けるのも大変じゃないと思う』

『6歳4歳1歳がいます。当たり前だけど、産んでしまえばなんとかなるというか、なんとかしないといけないって感じかな。旅行とかの遠出は、旦那がいるときしかできていないです……』『うちはたまたま幼稚園の制服が一式取ってあるし小学校も中学校も制服はお下がりで大丈夫だから、末っ子にお金かかるのは高校からかな。でもそのとき末っ子は高校で、長女は25だから何とかなりそう』

『上と10歳差で三人目だったからわりと楽だった』

『10、8、2歳でいるけど、子どもの人数で大変というより、自分が歳をとって体力がなくなったような感じがする。膝が痛いとかwでも結構どこでも行けちゃうよ! うちの場合上の子たちペアと私と末っ子ペアになっちゃうから、遊び場は上の子に合わせて行ってるよ』『息子三人、2歳差ずつ。大変だけど可愛いよ。買い物ももちろん三人で。末っ子は抱っこ紐で、上の二人と手を繋いで。とにかくどこに行っても「お母さん大変ですね」って声を掛けられる。すごく大変になると覚悟して産んだけど、そんなに大変じゃなくて拍子抜け。子育てに慣れてきてるから余裕があって、三人目ってただただ可愛い、孫ってこんな感じかなって思う』

小さなパパ・ママが大活躍!

上の子が小学生や中学生だと、小さなパパ・ママになって末っ子の面倒を見てくれますね。そんな三人が遊んでいるところを見ると、親としては本当に癒され幸せな気分になります。もしかしたら上の子たちは、「もう一人産んで!」と言い出すかも!? そんなママたちの体験談をご紹介します。『小4小2来月2歳。だから楽だけど上の子たちは下のイタズラやらワガママに付き合わされて可哀想なときもある。でも、可愛い可愛いってみんなで遊んでお世話してあげてるよ』

『うちは高校生2人と1歳。上2人は男の子だからお父さんが3人いるみたい。可愛くてもう1人産んでって言われる位。結婚前から3人目は歳を離そうって旦那と計画してたけどうちには大正解だった』『当時6、5、4、1で確かに手は足りなかったけど、横断する場所や駐車場なんかは小さいうちから上の子に「ママの服を強く握るのよ」って教えていた。あとは私が「電車ごっこしよ~」って言ったら上の子が下の子の腰を掴むって技を教えていたよ』

『4人の子がいます。はじめのうちは手をつなごうにも、私の手は二本だから三人目はどうするの? って思いました。でも実際には悩むことなく右手に二人、左手に一人、みたいな感じで手をつないで行動しています。 主人がいない遠出のときには、二人乗りのベビーカーに年下組を乗せます。二人乗りのベビーカーは、子どもが寝てしまったときなどにも大活躍です』

『11、9、6、1歳の4人います。私は38歳。主人は仕事が多忙でほとんど家にいませんが、子供たちの習い事の送迎、買い物、遠出は1人でやれています。先日も子どもたち連れて片道4時間の一泊プチ旅行に行ってきました。 食費と光熱費はびっくりするくらい増えたので、そこは覚悟というかやはり収入に余裕が必要かなとは思います。ご参考までに』

『洗濯物や掃除とかトイレやお風呂などちょっと見てて欲しいとき、お姉ちゃんたちが遊んでてくれるのですごく助かってます。末っ子の取り合いで上二人がしょっちゅうケンカするのが少し困るくらいかな。でも三人でおままごとしてる姿を見ているとかなり癒されます! 』目の前に立ちはだかる“◯人目の壁”につて、いろいろと考えてしまいがちですが、出産したらとにかくやるしかない、やれなくはない、なるようになる! というのが実際のところのようです。

また弟や妹ができて、上の子たちがすすんでお世話をしてくれたり頼れる存在に成長していったりしたという声も。家族が増えることでより“絆”が深まっていくのでしょうね。 もし頭のどこかで産まなきゃ後悔するかも……という気持ちがあるようでしたら、旦那さんにその胸の内を打ち明けてみてはいかがでしょうか?

【安倍政権い喝!]解消しない待機児童問題 4月から復職希望でも、13%は預け先が未定 うち24%は職場復帰を断念

妊娠・出産・育児情報サイトを運営するベビカムは3月28日、2017年に保育園への入園を希望する人を対象にした、アンケート調査の結果を発表した。現在妊娠・育児中の986人が回答した。

「税金はたくさん払っているのにどこにも入れないなんて」

現在の就業形態を問う質問では、「産休中、育休中」が40%と最多で、次いで「フルタイムの正社員、職員、公務員」が24%、「仕事はしておらず、産休や育休中でもないが、いずれは仕事をしたい」が21%だった。「求職活動中」も4%おり、90%以上が仕事をしているか、これからしたいと希望しており、子供を持っても働きたい気持ちは強いことが分かる。

「産休中、育休中」「いずれは仕事をしたい」「求職活動中」と答えた人の45%は今年4月の入園に向けて保育園を探しており、そのうち8割は、認可保育園、認可外保育園、幼稚園などの預け先が決まった。しかし、13%は「子どもを預ける施設は決まらなかった」と答えている。

決まらなかった人たちに今後どうする予定かを複数回答で聞いたところ、「預け先が決まるまで仕事復帰を延長する」が70%と最多、24%は「職場復帰(開始)を諦める」とも答えている。保育園などの預け先が見つからないことで、仕事に支障が出ている様子が浮き彫りになった。

アンケートでは保育園探しの際の体験談も寄せられており、

「求職中だと入れる確率が下がるのは不満。育休だとお金をもらえたり、手当があるけれど、一から仕事をまた探す人はそんなのないから大変なのに…。預けるところがないと就活なんてできない」

と嘆く。自治体の対応への不満の声もあり、

「市役所へ行っても対応が人によって違い、前回言われたことと違うことが多い。そのおかげで書類を一からまた集め直さなくてはいけなくなった」
「市役所に相談に行ったら、小学校に上がるまで保育園にも幼稚園にも入れない可能性もあると言われました。税金はたくさん払っているのにどこにも入れないなんて。その言い方にも腹が立ちました」

など、怒りを露わにする人もいた。

「保育園に入れない」へのヤジ「移住しろ」は的外れ 責めるべきは児童福祉法24条を守れていない基礎自治体

待機児童問題は「保育園落ちたの私だ」という匿名の投稿から徐々に顕在化し、今年もツイッターでは「保育園に入りたい」というハッシュタグが盛んになっている。

児童福祉法24条と「子ども・子育て支援法」では市町村に対し、保護者の労働や疾病などで保育できない場合、認定こども園や家庭的保育事業などで、自治体が必要な保育を提供する義務があると定めている。しかし現状の限りでは、この義務は十分に果たされていない。

ネットでは

「保育園落ちたとか言うなら地方に移住しろ」
「親が仕事の都合(つまり単なるエゴ)で東京周辺に住んでて、それで保育園落ちた文句を日本全体に向けて言うのはお門違い」

といった声もあり、待機児童は東京などの都市部だけの問題と捉える人もいるようだ。確かに、2016年4月時点での東京の待機児童数は8327人と突出しているが、沖縄県で1977人、滋賀県で339人、福島県で398人など、首都圏以外でも発生している。日本全体の問題であり、他人事ではない。

自治体が保育提供義務を果たせていないことが原因であれば、保育園に入れられずに困る保護者を「移住しろ」と責めるのは相応しくない。こうした批判は、ただでさえ育児と仕事の板挟みになっている保護者をいたずらに疲弊させるだけである。

子育てが仕事復帰を阻む、と悩む人が少しでも減るよう、自治体にはこれまで以上に解決策を講じてほしい。

【専門家発】それって虐待かも!?子どもを激しくしかる夫への対処法

育児に悩みは尽きないもの。ママたちの悩みに、子どもの「発達心理」の研究をされている菅原ますみ先生(お茶の水女子大学教授)がアドバイスします。

【相談】
「子ぼんのうで、私への思いやりもある優しいパパです。仕事は忙しいのですが、子どもともおもちゃなどでよく遊んでくれます。ただ、子どもがおもちゃを乱暴に扱ったり、夜に走りまわったりするとものすごく怒り、それが本当に怖いです。

私自身、自分が忙しいときに子どもが甘えてグズグズしたりすると、悪いと思ってもついどなってしまいます。お互い様なのですが、夫が子どもをおもいっきり叱っていたり、『うるさい!』とどなっているのを見るとムカつきます。パパは私のように一日中子どもと接しているわけではないのだから、多少はがまんしてほしいのに……」(2才女の子、0才女の子のママ)

「本当に怖い」というのはどのレベルですか?

子ぼんのうで、子どもとよく遊んでくれるパパなのですね。でも私は、「ものすごく怒り、本当に怖いです」という言葉がとても気になりました。見当違いの心配かとは思いますが、児童虐待は年々増えているので、念のためにお話しさせていただきますね。

平成25年度の児童虐待の件数は7万3802件、26年度には8万8931件と毎年増加しています。「虐待についての情報がいきわたったことで、通報が増えている」という側面もあるようですが、実際に子育てに苦しみ、虐待ゾーンに足を踏み入れてしまう親が増えていることも確かだろうと考えられています。

虐待には「身体的虐待(暴力や拘束など)」「ネグレクト(育児放棄)」「性的虐待」「心理的虐待(暴言、無視、きょうだい差別など)」があります。子どもに直接何かしなくても、夫が妻に暴力をふるう姿(DV)を子どもに見せることなども心理的虐待に含まれます。

ふだんは子どもに優しく、いっしょに楽しく遊ぶ親であったとしても、しかるときに体罰をともなったり、子どもの人格を否定したり、脅すようなことを言う場合には「虐待している」ということになるのです。

虐待は子どもの成長において、深すぎる心の傷となって残ることが多いものです。そしてそれは、子どもの自己肯定感や自信の形成に、大きな悪影響をもたらします。成長にともなって、反社会的な行動や引きこもりなど、さまざまな問題行動の原因となることも少なくありません。

激しい怒りをぶつけても、2才児のしつけの効果は低い

虐待とまではいかないにせよ、激しい怒りは子どもを萎縮させますし、しつけとしての効果も低いことがわかっています。恐怖が先にたってしまい、何が原因で怒られているのか理解することができなくなるからです。

また、2才児は自己コントロール力が弱く、長期的な記憶力も十分に育っていませんから、今日怒られても明日にはまた同じことを繰り返してしまうものです。激しく怒っていればいるほど、その怒りはエスカレートしがちで、なおさら危険です。

とはいえ、怒っているパパに「そういうしかり方はよくないよ」「虐待みたいだよ」と言ったとしても、火に油を注ぐ結果になるだけで、あまり意味はないと思います。大事なことは、パパが怒る場面をなるべくつくらないようにすることです。

まず、遅い時間に走り回るのはできるだけやめさせましょう。ただ、2才の子は言われてもなかなか守れないものですから、昼間たっぷり遊んで、夜コテンと寝てしまう生活習慣をつくることが必要だと思います。昼間はできるだけ外に連れ出して遊ばせ、夕飯の時間、お風呂の時間も早めるようにしましょう。夜早く寝てくれれば、パパとお子さんのトラブルも必然的に減ると思います。

パパが怒り過ぎないように先手を打ちましょう

ものを投げるなど、パパがカチンときそうな行動をしたときには、「おもちゃ投げると壊れちゃうよね。やめようね」と、ママがすばやくやめさせる必要があります。やめられたら「わぁ、えらいね。がまんできたね。さすがお姉ちゃん!」とほめてあげましょう。

パパに対しては、機嫌のいいときに「2才って、自己コントロール力が弱いくせに自己主張が強い大変な時期なんだって」「私もついどなっちゃうんだけど、実は全然伝わらないらしいよ」など、さりげなく正しい情報を伝えていくといいと思います。

確かにママは、0才の子の面倒も見なくてはいけないし、昼間は子どもの世話に追われてへとへとになっていることと思います。つらい気持ちはわかりますが、この状況を改善できるのはママしかいません。3才をすぎれば、多少「やっていいこと・悪いこと」の区別はついてきますから、この1年をがんばって乗りこえていきましょう。

春休みこそ親が動く。いじめをなくすため学校側と話し合うべき事

小中学校などでは卒業式シーズンを迎え、新年度まであと僅かとなりました。無料メルマガ『いじめから子供を守ろう!ネットワーク』では、年度末の今だからこそ、我が子をいじめから守るために親が学校側にすべき確認、話し合う内容などをケース別に紹介しています。まさにこの時期が親御さんの動き時です。

学年末にやるべきこと

3月11日で、東日本大震災から6年が経ちました。復興も進む中、まだ避難生活を送っている方々も大勢いらっしゃいます。こうした方々が一日も早く、自分の生活が送れるようになればと思います。

そうした一方、昨年より原発避難いじめが問題になりました。文部科学省も、昨年12月、福島から避難している児童や生徒を受け入れている学校に、いじめがないか確認するよう通知を出しました。また先日、その実態を把握するため、初めて全国的な調査を行うことを明らかにしました。この調査は今月中に着手し、件数や発覚した際の支援の状況を詳しく調べ、結果はまとまり次第公表するとのことです。

ただ、文部科学省も調査をするのはいいのですが、その結果、何をするのかが問題だと思います。今まで通り、結果だけ公表するだけでは、何の進展もないのではないかと思います。明確な改善策を示し、現場を指導していくことを望みたいと思います。

間もなく学校は学年末を迎えます。保護者の皆様には、新年度を迎える前に、来年度からの環境がどうなるか、これをしっかりと確認しておく必要があると思います。

特に、学校と事前に話し合いをされている方などは、再度、確認の話し合いをし、約束を守っていただくようにしましょう。

現在の環境でいじめが落ちついているならば、この環境を維持してもらうこと。すでに、クラス替えや、担任の変更などをお願いしている場合は、きちんと対応していただけることを確認することが大事です。

また、校長先生や担任が、異動する場合もあります。その場合も、新しい先生に、話が伝わるようにしておくことが大切です。中学などに進学する場合も、今の学校から、次の学校へ情報を引き継いでもらうこと。できれば、新しい学校に出向き、現状を伝え、事前にクラス編成などのお話をすることをお勧めします。

安易に学校任せにしてしまうと、「言われていなかったから」と言って、何もしてもらえないことがありますので、十分注意をしていただきたいと思います。何事においても、万全の体制を整えるということは大事です。

新年度がより良い環境になるように、遠慮せず、また臆することなく、学校と交渉していただければと思います。それが、子供たちを守る、大きな力となるのです。

いじめから子供を守ろう ネットワーク
事務長 丸山秀和 image by: Shutterstock.com

夫の出世で豹変!? ママ友間でよくある嫉妬3パターンと上手なかわし方

こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。嫉妬は人が持つ感情の中でもとびきり複雑でとびきり醜く表れやすいものです。誰だって感じたくないし、当てられたくもない嫉妬ですが、その原因は身近なところにたくさんあって、なかなか避けられません。残念ながら、ママ友の間にも嫉妬はつきもの。

ママ友間の嫉妬はどんなところから生まれやすいのか、それをどうすればトラブル化させずにかわすことができるのか、30~50代のママ仲間10人に聞き取りをしてみました。

●(1)経済的な背景への嫉妬

10人中4人が取り上げたのが、“実家や夫などの経済力に対する嫉妬”の怖さでした。

社宅住まいのWさんは、『夫の出世で、ママ友付き合いがガラリと変わってしまった 』と嘆きます。

これまでは同僚として一緒にキャンプにいくような家族ぐるみの付き合いをしてきたのが、夫が昇進するや、ママ友だったその妻の言葉遣いが変わり、子ども同士を遊ばせる回数も激減。

もうママ友とは言えないような関係になってしまったそうです。

Wさんは、『直接、嫉妬をぶつけられるわけではないけど、これも一つの嫉妬の形よね』と悲しげ。

また、ご主人が会社を経営しているTさんは、『B級グルメツアーに、何度か誘ってもらえなかった』と打ち明けてくれました。

ママ友仲間が計画したB級グルメツアーに、Tさんともう1名の“高収入な夫を持つママ”はメンバーとして声をかけてさえもらえず、後で知り、「え~、行きたかった」と言うと、「だってB級だし」と言われたそうです。

微妙ですが、そこにも嫉妬の影がチラチラ。

Tさんは、『「私も行きたいから次は誘って」とごり押しして無理矢理にでも仲間に入れてもらっている 』とのこと。

嫉妬を消すことはできなくても、こうしてママ友のつながりをキープするのが大切だとTさんは言います。

●(2)ママの仕事への嫉妬

専業主婦か、パートタイムかフルタイムで働いているかでも、嫉妬は生まれています。

ママ友の食事会。専業主婦なら参加が当たり前。パートタイムなら、時には不参加も仕方ない、でもフルタイムの場合は参加できなくて当たり前。その感覚には、気遣いだけでなく嫉妬も含まれているというのはYさん。

「Yさんはフルタイムだし、ランチは無理よね」と誘われる前にダメ出しされてしまう というYさん。

その横で、「何曜日なら大丈夫なの?」と聞かれているパートタイムで働くママ友は、「フルタイムで働けばもっと稼げるけど、ランチに行けなくなるのもイヤだしね」とこれ見よがし。

毎回繰り返されるこんなやり取りを「どう考えても、嫉妬からくる嫌味」とYさんは感じるそうです。

『この場合、「フルタイムは大変なのよ」とか「そんなに給料もらえないよ」といった愚痴は逆効果。かわりに、学校行事などで平日休みを取るときに私からランチや家でのお茶に誘う ようにして、関係をつなぐよう努力しているのよ』と教えてくれました。

同じく嫉妬の原因に「仕事」を上げたママは3人。そのうち2人は、『自分が働きたくても働けないからこそ、仕事の話題になるとうらやましくなってしまう』と嫉妬を感じる側の気持ちも代弁してくれました。

●(3)子どもの学校・学力への嫉妬

ママ友間の会話でのトップトピックスは「子ども」。

乳幼児なら、「言えた・できた」、入園時ならどこの幼稚園を受けるか、小学校や中学校なら成績や受験についての話題は避けられません。

幼児期におしゃべりが上手でも、ひらがなやカタカナを覚えるのが早くても、それが将来どの程度何に影響するかと聞かれると疑問もあります。でも、そのときのママたちの間では重大問題です。

『「うちの子はどうしてひらがなを覚えられないんだろう」と焦ってしまった』と話してくれたのはRさん。

入園前に通っていたママサークル内での子ども自慢に、疑問より先に焦りを感じたそうです。

Sさんもまた、『小学校受験のときも中学校受験のときも、うちの子が受験をしないというだけで、ママ友間だけでなく子どもたちの間もギクシャクしてしまった』と言います。

また逆にFさんの場合は、『「公立小学校に行かずに受験する」と話した途端に、ママ友からのメッセージが激減した』と話してくれました。

子どもの学校選びはプライベートな問題ですが、それが原因でママ同士も子ども同士も関係が悪化することがあり、『打ち明けるタイミングがとても難しい』(Fさん)とか、『早い時期に打ち明けておかないと言い出せなくなるし、否定的な意見は絶対に口にしたらダメ 』(Sさん)といったアドバイスもありました。

●まとめとして

嫉妬を全く受けない、全く持たないというのは難しいかもしれません。誰の心にも多少の「羨ましいな」は存在しているものでしょう。でも、それがママ友間の大炎上の原因になったり、ママ同士だけでなく子どもたちの関係にまで影響したりするとしたら問題です。

うらやましい気持ちを持つのは当たり前。だからこそ、それを隠しすぎずにサラリと口に出すことで流す、または大人らしくきっちりと胸のどこかに仕舞い込む、大人なママはそのくらいの嫉妬対策を身につけておくべきかもしれませんね。

「中学生以降はお金が飛んで行く?」疑問への答えが切実 「小学生までは体力が必要。中学以降は、お金が必要」

受験シーズンもピークを過ぎ、入学金などの準備に追われるご家庭も多いことだろう。とかく「子どもの教育にはお金がかかる」イメージがつきまとうが、3月6日、ガールズちゃんねるで、それを問う人がいた。来年から子供が中学生になるというトピ主は、「『中学生以降はお金が飛んでいく』と言いますが、実際どのくらい年間経費はアップしましたか?」と質問している。(文:okei)

「子供手当は中高生に必要だと思うくらい出費が重なる」

これに対して多かったのが「スマホ代、お小遣い、塾代、部活のユニフォームなど」という声だ。部活は入るものによって費用が変わるが、合宿代や遠征費、「遠征終われば飲み食いするよ」「食費も増えるし、部屋に長時間いるので地味に電気代もかかる」など枚挙にいとまがない。とりわけ多かったのは「塾はかなりかかる」という切実な悲鳴だ。

「特に受験生になると、夏期講習や冬期講習で札束飛んでいく」
「塾代、月に32.000円(中略)小学生のときよりプラス5~6万はする」

など、予想はしていたが小学生のときより確実に増えることが分かり、小学生の子どもを持つ筆者も、こんな教えに胃がキリキリする。

「小学生の頃の倍は、かかる。親は、小学生までは体力が必要。中学以降は、お金が必要」
「子供手当は中高生に必要だと思うくらい出費が重なる」

当然、「公立か私立かで大分ちがうよ」との指摘もある。スレッドには、幼稚園から大学までの「教育資金に必要な額」を示した画像の引用もあった。そこには、小学校は公立で200万円以上、私立で800万円以上、中学校は公立で140万円以上、私立で400万円以上などとある。これらを見た女性たちからは、

「やっぱりうちは一人っ子で我慢だな…」「三人目欲しくて悩んでたけど止めようかな…」
「子供を持つことは贅沢なんだよね、今の時代は」

などと、嘆く声が上がっている。

人それぞれの教育資金、データを鵜呑みにしないで

しかし待ってほしい。こうした「教育資金の必要額」の出所は、保険会社が学資保険を薦める広告であることが多い。それが嘘とは言わないが、かかる最大金額を提示していることも忘れてはならない。それらの一覧の下には、小さな字で「子供手当は考慮しない」とか「下宿通学・私立理系の場合」などと書いてある。実際、前述の引用された画像も、保険募集代理店が運営しているサイトのものである。コメントには、「これかなり盛ってない?」というツッコミも多かった。

一口に学資金といっても、どの程度の学校を目指すか、子どもの学力によっても変わってくるため、一概には言えない。ただ、親としては大体のところは把握しておきたいと思うものだ。

そこで、文部科学省の「子供の学習費調査」の結果を見てみよう。学校種別の学習費総額(2014年度の年額)によると、小学校の場合、公立は32万円、私立は153万円。中学校は公立が48万円、私立は133万円(千円以下切り捨て)とある。これは年額なので、それぞれを6年間、3年間で合計すると前述の保険代理店等が提示するデータとも遠くはない。注目したいのは、その内訳だ。

このデータには、学校教育費(授業料・交通費・納付金など)と給食費、学校外活動費(塾・習い事など)が含まれている。

結論から言うと、「塾や習い事代がスゴイ」のだ。例えば筆者の場合、子どもを公立小学校に通わせて年間1人32万円も(学費だけで)かからない。文科省の資料も、給食費を入れても公立ならば年間およそ10万円で済む。かかるのは塾や習い事で、構成比の68.2%(約21万9千円)を占めている。

つまり、それだけ塾やスポーツ、ピアノなどの習い事をしている子が多く、結果、この額が平均のように扱われてしまう。だが、それなりに身の丈に合った生活をすれば、小学生1人に年間200万円もかからないことは、多くの人が実感済みだろう。あまりデータを鵜呑みにしないほうがいいと感じる。

ただ、残念ながら塾代が一番高くなるのは公立中学の3年生だ。1・2年生で年間約16万円~20万円の塾代が、受験を控えた3年生は43万5千円と倍以上に跳ね上がる(文科省の資料より)。金額は人それぞれだろうが、スレッドの「特に受験生になると…」という書き込みを裏付けているだろう。こんな声が切実に響いた。

「塾に行って高い月謝を払って結果が出てくれたら、フルタイムでパート頑張っても報われるんだけどね…。現実は、なかなか…」

子どもの言動をすぐ悪いほうにとってしまう…どうしたらいい?


教育評論家の親野智可等先生が、保護者からの質問にお答えします。

【質問】
ある時、子どもが「××するより、お菓子を先に食べたい」と言ったので、私はイラッとして「わがまま言わないで」と答えました。すると、夫が私に「別にわがままじゃないよ。だって、○○だもの」と言いました。こういうことがよくあります。私は子どもが言ったことや行動に対して、すぐ悪いほうにとってしまいがちなようです。

相談者・あまがっぱ さん (年長 女子)
.
【親野先生のアドバイス】

あまがっぱさん、拝読しました。

自分の解釈の仕方に疑問を持つのは、とてもよいことだと思います。自分の解釈には何の疑問も持たないまま、子どもを叱り続けたり、何でも周りのせいにしたりする人がほとんどですから。

人には誰でも「解釈の癖」、つまり「物の見方や考え方の癖」があります。認知療法では、これを「認知のゆがみ」と言います。そして、この癖(認知のゆがみ)によって、不必要なストレスを感じてしまうことがあります。

たとえば、授業参観の日のこと、晴香さんはママ友の道江さんに「今日はいい天気ね」と話しかけたとします。すると、道江さんは無表情に「そうだね」と言ったきり、うつむいてしまいました。それを見た晴香さんは、「自分は嫌われているに違いない」と思いました(晴香さんの認知)。そして、とても悲しい気持ちになり、居たたまれなくなって懇談会に出ずに帰宅してしまいました。家に帰ってからも、度々思い出して胸が苦しくなりました。

同じ日に、玲奈さんも道江さんに話しかけました。
すると、晴香さんの時と同じように、道江さんは「そうだね」と言ったきり、うつむいてしまいました。それを見た玲奈さんは、「道江さん、元気がないみたい。どうしたんだろう。心配なことでもあるのかな? あとでもう一度話しかけて、話を聞いてみよう」と思いました(玲奈さんの認知)。「嫌われた」とも思いませんでしたし、悲しいとか胸が苦しいなどということにもなりませんでした。そして、懇談会のあとにまた道江さんに話しかけてみました。すると、元気な返事が返ってきて、そのまま30分くらいおしゃべりが弾みました。

このように、同じ状況でも人によってまったく違う認知になります。認知の違いがストレスの有る無しに直結し、その後の行動も決定付けます。認知が違うことで、晴香さんは大きなストレスを感じましたが、玲奈さんは全然ストレスを感じませんでした。

ところで、あなたの普段の認知は、晴香さんと玲奈さんの認知のどちらに近いですか? これをお読みいただいたのをきっかけにして、日頃から自分の認知の癖に気付くように心がけるとよいと思います。 自分が何か認知した時に、それをもう一人の自分が見ている感じで気付くようにするのです。

すると、だんだん自分の認知の癖がわかってきます。心がけていれば、子どもが何か言ってイラッとした時も、「あ、自分は今イラッとした。子どもの言い分をわがままだと感じたからだ」と気付けるようになります。このように気付くだけで、イライラに飲み込まれて感情的に叱るようなことは避けられます。

さらに「他の考え方、他の認知はできないかな? えーと、そうか、わがままとは限らないかも。この子にしてみれば正当な言い分なのかも」と進めることができれば、自分の認知の癖に飲み込まれなくてすみます。とにかく、まずは自分の認知に気付くことが大事で、それをメタ認知と言います。メタといのは「一段上の」「より高次な」という意味であり、メタ認知とは自分の認知を認知するという意味です。自分自身をもう一人の自分が一段上から見る感じです。

最後に大事なことをまとめます。

まずは、メタ認知によって日頃から自分の認知に気付くように心がけましょう。すると、自分の認知の癖がわかってきます。そして、一つの認知をした時に、「他の考え方、他の認知はできないかな?」と考え直してみましょう。これが普通にできるようになると、物の見方や考え方が多面的になります。一つの見方にとらわれたままイライラに飲み込まれてしまう、などということはなくなります。
親としてだけでなく、一人の人間として非常に大きく成長したと言うことができます。さらに詳しく知りたいかたは、「認知のゆがみ」「認知療法」などのキーワードで検索してみてください。

私ができる範囲で、精いっぱい提案させていただきました。
少しでもご参考になれば幸いです。
皆さんに幸多かれとお祈り申し上げます。

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