知ってると楽しい『通】学! ■子育て・子供教育など
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【いじめをしない子】に育てる・・・加害者にならいために!

学校に通っている子どもを持つ親にとって心配なのが、自分の子どもが学校でいじめられていないかということです。そしてもう1つ心配なのが、逆に、自分の子どもがいじめる側になってしまわないかということでしょう。そこで今回は、自分の子どもがいじめる側にならないために、親がどうしたらよいのかを見ていきましょう。

子どもがいじめる側になる原因とは

子どもがいじめる側になるには、当然、原因があります。その原因を理解しないと、子どもがいじめる側にならないにはどうしたらよいかを知ることはできません。そこでまず、いじめる側になる原因を見ていきます。

物事をよい悪いだけで判断してしまう

小学生の中学年程度になれば、行動と感情を結びつけて考えることができるようになります。他人が行う行動に「なぜ、その行動をするのか」「その行動にはどのような感情がともなっているのか、その感情の深さはどれぐらいか」を理解できるようになります。

しかし中には、物事を「よい 悪い」だけで判断してしまいがちな子どももいます。そういった子どもは、自分の中のよい悪いの基準だけで相手の行動を考えてしまうため、自分の基準に合わないと他人を否定し、それが他人への攻撃=いじめにつながります。

自分をコントロールすることができない

いじめをしてしまう子どもに多く見られることが、自分をうまく表現することができない、自分をうまくコントロールすることができないということです。いじめをする子どもは、イライラしていたり、何かしらのフラストレーションがたまっていたりすることが多いです。

自分をうまく表現できないので、そのイライラやフラストレーションを解消することができず、そこで、いじめを行います。他人をいじめることで自分の価値を上昇させ、イライラやフラストレーションを解消しようとしてしまいます。

子どもがいじめる側にならないための対策

いじめを行う原因には、物事をよい悪いだけで判断してしまう、あるいは自分をコントロールすることができないといった物がありました。子どもがいじめる側にならないためには、それらの原因を解消するための対策を普段から心がける必要があります。では、どのように対策したらよいのか見ていきましょう。

子どもを叱るときに「なぜ」を考えさせる

大人が子どもを褒めたり叱ったりするときは、どのような基準で行動しているのでしょうか。多くの人が、大人のよい・悪いの基準で子どもを褒めたり叱ったりしているでしょう。

それは問題ないのですが、ただ褒めたり叱ったりするだけでは、子どもも物事をよい悪いだけで判断してしまうようになります。子どもを褒めたり叱ったりするときは、必ず、その理由も一緒に伝える必要があります。なぜ褒めたのか、なぜ叱ったのか、「なぜ」を子どもに考えさせることで、よい・悪いの基準だけでなく、相手の感情が読み取れるようになり、いじめる側に立たなくなります。

普段から子どもに自信をつけさせる行動をする

いじめをしてしまう子どもは、普段からイライラしていることが多いです。そのイライラの原因には、子どもが自分に自信が持てないケースが多いです。子どもに自信をつけさせるための効果的な方法は、親が褒めることです。決して子どもを叱るだけの親になってはいけません。子どもの行動を普段から注視し、よいことをしたらすぐに褒めるようにしましょう。

この際、心をこめて褒めることが重要です。表面だけで褒めても子どもは、すぐに気づきます。親が心をこめて褒めることで、子どもが自分に自信が持てるようになり、イライラがなくなるので、いじめる側に立たなくなります。

万が一、子どもがいじめる側になってしまったら

ここまでは、子どもがいじめる側になる原因とその対策について確認してきました。しかし、いかに親が対策をしたとしても、子どもがいじめる側になってしまうことがあります。この場合も、その後の対応をきちんとすることで、いじめをしない子どもにすることができます。

まずは、いじめの内容と理由を把握する

子どもがいじめる側になってしまった場合に、まず行わなければならないのが、その内容と理由を把握することです。内容と理由をきちんと把握しないと、その後に子どもと向き合うことができません。

たたいた、物を隠すなどの意地悪をしたなど、いじめの内容を具体的に把握することは比較的簡単です。しかし、その理由については踏み込んで把握する必要があります。腹が立っただけでなく、なぜ腹が立ったのか、何にむかついたのかまで確認するようにしましょう。

悪いことをしたことを理解させ、対策を練る

いじめの内容と理由を把握したら、次に悪いことをしたことを理解させます。自分が同じことをされたらどう思うかを考えさせ、相手の立場にたった考え方をすることを身に付けさせます。

しかし、その場で悪いことをしたことを理解させるだけで終わってはいけません。物事をよい悪いだけで判断しているのか、自分をコントロールすることができないのか、いじめをした原因を把握し、原因に応じた「いじめる側にならないための対策」を行う必要があります。

おわりに

小学生までの子どもは、心も身体もまだまだ未発達な部分が多いです。いじめる側になってしまう可能性も十分あります。親としては、自分の子どもがいじめる側になってしまう可能性があることを十分に理解し、普段から子どもと向き合う必要があります。常に子どもの状態を観察し、健やかに成長できるように見守りましょう。

※本記事は掲載時点の情報であり、最新の物とは異なる場合があります。ご了承ください。

中学受験しないで良かった? 大人になってわかる公立中学に通うメリット

 今や東京では4人に1人の児童が中学受験するといわれる。中学受験をし、私立や国立中学に入るメリットは数多く語られるが、「受験ナシの公立中学に行って良かった」と振り返るのはネットニュース編集者の中川淳一郎氏だ。同氏が感じた公立中学校に通うメリットを述べる。

 * * *
 中学受験をさせる親の心情としては「将来のことを見据えて、よりハイレベルな教育を受けさせたい」「荒れていない学校に我が子を行かせたい」などに加え「エスカレーター式で大学まで安泰にしておきたい」というものもあるでしょう。

 この理屈から考えると、乱暴な言葉で言ってしまえば、「公立中学は不良の巣窟で学習レベルは低くロクでもない場所」という判断をしていることになります。確かに私立中学などと比べるとそうした側面はゼロとは言いませんが、それでも私は東京都下・立川市立の公立中学校に行って良かったとつくづく思っています。それは現在でも当時の友人と仲の良い付き合いをしている、とかそういうことではまったくなく、「人生いろいろ、人間いろいろ」がよく分かるからです。その方が仕事も含め、長い目で見ると良いことがたくさんある。

 時々、文化人が「自動車免許試験場には、普段接することがないようなありとあらゆる種類の人がいる」みたいなことを言います。それこそ金持ちも貧乏人もホワイトカラーもブルーカラーも無職も社長も誰もが集う珍しい場所、という意味でしょう。

 確かにいろんな店にしても、なんとなく似たようなクラスタの人が集う店というのはあるわけで、居酒屋やバーひとつとってもなんとなくそこに来る人々の種類は分かれている。試験場はそういった無意識の内に作られる「分断」がないという意味ですね。

 公立中学というのはまさにそういった場所なんですよ。当然年齢は皆同じなのですが、親が本当に多種多様です。となれば、その親に育てられた子供達も多種多様です。名門私立中学なんて入ろうものなら、それこそ金持ちの比率が圧倒的なわけで経営者や医師の子弟もウジャウジャいるでしょう。一部上場企業に勤める父親も多いですが、そのくらいでは金持ち度合いではたいしたことがなかったりもする。ただ、総じて「教育熱心でそれなりに収入の多い親に育てられた子」というのが多くなるのは必然となってきます。

 一方、公立の場合は「そのエリアに住んでいれば入れる」というだけのものなので、本当に皆、生活スタイルが違います。親の資金力も、知り合いからもらったおさがりの制服を着ている子がいるかと思えば、休みの度に旅行に行ったり、新しいコミックスは常に全部発売日に買い与えられたりする金持ちもいる。片親に育てられる子も大勢いるし、親がヤクザなんてこともある。仕事にしてもありとあらゆる職種の人がいる。

「オレ、毎晩父親から酒を買いに行くよう言われた」なんて話も聞くし、「兄貴とその友達から無理矢理タバコを吸わされてからタバコが好きになってさ」なんて言って体育館の裏でタバコを吸う生徒もいる。中学を卒業してからの進路については「あいつは歌舞伎町に行っちまった」なんて話も聞いたりします。高校も進学校に行くのは、上位の数パーセントで、多くは自分の内申点と偏差値に合った中堅~下位の同学区の県立高校です。

 その後、大学に行く者は私の時代では多分全体の20~25%、多くが高校卒業後に働き始め、20歳ぐらいで中学時代の同級生と結婚したり、というのもあります。その後の進路を皆で噂しあったりもしたことがあるのですが、「○○は国分寺のピンサロの客引きをやっていた」やら「××は薬剤師になった」「□□達4人は中学卒業後合同で入った配管工の仕事をまだやってる」「△△は念願だった居酒屋経営を始めた」みたいな話になります。

「世の中には多種多様な人がいる」という当たり前のこと

 32歳の時、中学の同級生が地元のスナックで同窓会をするというので行ってきました。多くがすでに子持ちで、小学校の運動会の写真を見せてくれたりしました。欲しいものはミニバンと作業用の新しい安全靴だと滔々と語る同級生もいました。

 当時憧れだった女子は相変わらず美人だったのですが、母親が経営していたスナックを引き継ぎ、地元では有名な美人ママになっていると言ってました。子供もいるようで「オレ、○○さんのこと好きだったんだぜ」なんて告白する者に対しては「あ~ら、もう遅いよ、キャキャキャ」なんて“ママ然”とした口調で言い放つ。

 この日は本当に様々な職業の人々が来ていましたが、20歳を過ぎると通常は同じような境遇の人しか合わなくなるものです。現在私が属するITやマスコミの業界については、多くが「大卒」「東京都心の生活に慣れている」「私服で仕事をする」「ちゃらい」「稼ぎはそこそこ」「新しもの好き」となります。だから、打ち合わせをしても案外似たような企画が出てきて、結果的に繰り出す企画もどこか似たような発想のものになりがち。

 こうした企画を発信する主体が、我々のような人なだけに、もしかしたらとんでもなく全体から考えれば的外れなものになっているかもしれない。「世の中には多種多様な人がいる」という当たり前のことを普段の仕事をしていると忘れがちです。

 しかし、公立中学で3年間を過ごすとそういった感覚は体に染みついているところがあります。たとえば私は大学卒業後、広告代理店に入りました。世間からいえば「エリート様」的な面もある会社です。これまた「一流企業」たる自動車やパソコンの展示会といったイベントのブース運営をするのですが、来場者に無料のスナック菓子やらレトルトソースを配ります。

 アンケートを書いてくれる対価としてのものなのですが、これらを配ることをアナウンスするとすぐに数百人の列ができる。行列に並ぶ人にアンケートを渡し、それからしばらく待ってもらうわけですが、たかだか100円の菓子のために20分並び、アンケートに記入する。

 これを見て「なんでこんなもののために並ぶんだろうね……」と若干見下すようなスタッフもいましたが、私は「これが人間なんだ」ということを分かっていました。彼は世の中の上澄みのようなところしか見ていない人生を送り続けてきたのでしょう。だからこの行列が信じられなかったのです。同様に、現在、私は記事を編集する仕事をしていますが、「東京のIT好きなホワイトカラー」の視点だけではいけないと自らを戒めて記事を送り出しています。

 もしかしたらお子さんが中学受験に失敗し、地元の公立中学に行くことになるかもしれません。でも、公立中学に行くと様々な家庭環境を見ることができますし、それこそ「運転免許試験場」以上に多種多様な人と日常的に接することになります。そうすることによって「人間」を理解できるようになるのは、人生にとって必ずプラスになります。長い目で見れば公立中学は悪い選択ではないと今になってしみじみと感じます。

タワマン高層階から秀才は育ちにくい? 親の社会的地位も影響か

「わが子になんとか“できる子”になってほしい」と考えるのは親の常だが、そんな切なる思いでとった行動が、実は子供にとって“NG行動”に該当するかもしれない。「頭がいい子」の定義は時代とともに変わるのだ。

 では、どんな環境だと“出来がいい子”が育つのか。高いセキュリティーレベルを誇り、見渡す限りの眺望が手に入る高級タワーマンションでの暮らしは誰もがうらやむ快適なもの。しかし、こと子育てに関してはふさわしくない面もあるとプロ家庭教師集団「名門指導会」代表で塾ソムリエの西村則康さんは言う。

「仕事柄、いろいろなご家庭にお邪魔しますが、高級タワマンの30階以上の高層階では、なかなか出来のいい子には出会えません。もちろんタワマンに住んでいてもできる子はいますが、ほとんど10階以下の低層階。

 やはり虫や植物に触ったり、においをかいだり、自然と戯れることで知的好奇心が育まれる。これらは小学生の成長には欠かせないことだと思うのですが、高層階に住んでいると階下に降りるのが面倒で、あまり外出をしなくなる。当然、好奇心の幅は狭くなります」

 高級タワマンといえば、富裕層が住む高嶺の花。父親も会社経営者や医師など社会的地位が高い場合が多い。

「子供はよく見ているもので、父親が外部の人に対し横柄な態度をとっていたりすると、子供もそれにならって同じような態度をとるようになることも少なくありません。成績向上の結果を求めるあまり、父親が子供の勉強計画を5分刻みで表計算ソフトを使って立案する場合まである。特に中学受験は父親がエキサイトして、今問題になっている『教育虐待』に近い状態になりがちです」(西村さん)

 いいところに住んでいるからといって、子供が幸せとは限らないようだ。実際、米コロンビア大学の研究によれば富裕層の思春期の子供が最もドラッグ使用率やうつ病罹患率が高いという。親の過度な期待が子供の心を壊してしまうのかもしれない。

 イギリスのことわざで「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」という言葉がある。本人がやる気を出さない限り、親ができることは限られている。まずは夏休み、朝寝坊したり散らかった部屋でゲームに興じるわが子を頭ごなしに叱らずに、見守ることから始めてみようか──。

子供の学力を上げるには 「能力」ではなく「努力」を褒める

「夏を制する者は受験を制す」や「夏は受験の天王山」と言われることが多い受験の世界。どうにか我が子も、この夏休みで一気に成績を伸ばしてほしいと期待するお父さん、お母さんもいるだろう。 では、親たちはどうやって子供の勉強を後押しすればいいのだろうか。効果てきめんであるゆえ注意が必要なのが「言葉」だ。

 すでにアメリカで研究が進み、日本でも注目されつつある「非認知能力」というワードを聞いたことがあるだろうか。これはテストの点数やIQなど、数値化できる「認知能力」とは異なり、「くじけずに難題を完遂する力」や「行動力」、「他人と協力するコミュニケーション能力」などを指す。AIが台頭し、従来の知識や経験では太刀打ちできない世の中になりつつあるゆえ、こうした能力が重要視されるようになってきたのだ。

 子供の非認知能力に大きな影響を与えるのは、親の言葉だ。家庭教師としてさまざまな家庭の姿を見てきたプロ家庭教師集団「名門指導会」代表で塾ソムリエの西村則康さんは、「声かけ」の重要さを実感したという。

「しばしば親の経済力と学力は比例するといわれますが、必ずしもそうではないと思います。実際、富裕層の中には大型書店並みに本棚に参考書をズラリと並べる親や、科目ごとの家庭教師はもちろん、鉄棒の逆上がりのコーチをつけたりと教育の“アウトソーシング(外注化)”をはかる家庭もある。

 そればかりか、高学歴のシッターを子供と一緒に住まわせて常に教育を施すよう依頼している親もいるのですが、これらは思春期で限界が来る。忍耐力や工夫する気持ちも育たないし、思い通りにならないと責任転嫁する人間になってしまう。どんなにお金があっても、親の愛情に基づく“声かけ”はアウトソーシングできないのです」

 注意すべきは、「声かけ」によってやる気を失い、学力が下がる場合もあるということだ。

 アメリカの心理学者であるキャロル・S・ドゥエック氏が思春期初期の子供数百人を対象に行った実験によれば、同じ褒める行為でも、そのやり方によって大きく効果が変わるという研究結果が出ている。

 難しい内容の問題10問を出題して解かせ、『8問もよくできたね、頭がいいね』と能力を褒めるグループと、『よくできたね、頑張ったんだね』と努力を褒めるグループに分けて声をかけた。この2つのグループはほぼ同等の成績だったが、その後、新たな問題に挑戦するかどうかを尋ねたところ、前者の多くが嫌がり、後者は実に9割が喜んで受け入れた。前者は「もし、次にいい点がとれなかったら、私は頭がいいとはいえなくなる」と考えるようになってしまったという。

 その後、両グループに簡単な問題を解かせたところ、前者は成績が落ち、そればかりか得点を聞かれると4割が水増しして答えるという衝撃的な結果に。一方の後者は、成績が伸び、意欲的な子供が増えていったという。 この実験により、「天才だね」などと能力そのものを褒めた場合、かえってその子供の成長を止めてしまうことがわかる。褒めるなら努力そのものを褒めるのがよいようだ。

「子供の教育費」いつ、いくら必要か この夏こそ計画を

 夏のボーナスが出て1か月ほど。この後に控える夏休みで使う計画を立てているかもしれない。そんな中、ファイナンシャル・プランナーの清水斐氏は「中高生の子供を持つ親は、この夏こそ教育費について具体的な計画を立てる機会を作ってほしい」と指摘する。

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 子供たちの夏休みも目前、家族の予定もそろそろ出揃う頃ではないでしょうか。この夏、中高生のお子さんがいらっしゃるご家庭では、夏の計画だけではなく、進学・教育費の計画も立てることをおすすめします。10月に控えている消費税増税は、塾・予備校などの費用にも影響してきます。お金がかかる時になってはじめて「こんなに必要なの!?」と焦ることのないよう、今から計画を立てておくべきでしょう。

 まず、中学・高校で教育にかかるお金がどのくらいか見てみましょう。文部科学省「子供の学習費調査」(平成28年)によると、年間教育費の総額は、中学校は公立で約13万円、私立で約100万円。高校は公立で約28万円、私立で約76万円となっています。

 ただし、上記はあくまで平均です。特に私立の場合、学校によってはもっと高いケースがあります。さらに、大学に進学しようとすると、高校時代から受験勉強のための塾・予備校費用などがこれ以外に必要になってくるでしょう。

 別の調査(東京私大教連「私立大学新入生の家計負担調査」/2017年度)では、大学受験から入学までだけの費用だけでも、自宅から通学するケースで155万円、進学のために家を出る場合は216万円かかるという結果が出ています。

 これらの費用は地域によっても差がありますので、住んでいる地域の学習塾の相場や、お子さんの進学希望先の受験地域(地元から離れた学校で複数校受験する場合は交通費だけでもばかになりません)、入学金を調べておくべきでしょう。

◆大学進学後の費用は?

 中学・高校の教育費は現在の収入でやりくりできていたとしても、大学や専門学校に進学するとなれば、厳しくなることも考えられるでしょう。

 進学先が国公立か私立か、また自宅から通うか一人暮らしをするかで、必要な費用は異なります。大学4年間の総額で、国公立で自宅から通う学生でも約520万円、私立文系で自宅から通う学生だと720万円、一人暮らしをするとそれに加えて約280万円かかるという調査結果もあります。医学部など専攻によっては3000万円近く必要なケースもあります。特に学費については、なんとなく「私立は高い」といったイメージしか持っていない方も多いと思いますが、大学により千差万別なのが実態です。受験シーズンになる前に、調べておいたほうがいいでしょう。

 奨学金を利用するつもりなら、早め早めの準備が必要になります。日本学生支援機構の奨学金を4月から受けたいのであれば、高校在学中から「予約採用」と呼ばれる手続きが必要です。進学後に奨学金の手続きをした場合(在学採用と呼ばれます)、支給が遅れる場合があります。予約採用は在学中の学校(つまり高校)を通じて手続きすることになっています。検討しているなら、早めに学校に手続のスケジュールを確認しましょう。

 また、予約採用の手続きをしても、奨学金は進学後にしか受け取れません。受験費用・入学金などは別途用意する必要があります。

 高校2~3年生のお子さんがいる場合は、親にとってもこの夏はお金を準備するという意味で勝負どころになるのではないでしょうか。ぜひ夏休みを利用して、計画を立ててみてください。

◆しみず・あや/CFPR、1級FP技能士、住宅ローンアドバイザー、証券外務員I種。30歳でファイナンシャル・プランナーとして独立、長野・東京で活動中。主に30~40代の「普通のくらし」を求めている方への「自分がお客様の立場だったらどういう判断をするか」を軸にお金の持ち方・つかい方のアドバイスに力を入れている。ライフプラン作りから資産運用まで老後にわたる継続的なサポートすることを事業理念として活動している。HPはhttp://www.fp-saku.com/。

保育園に入園したての乳幼児は「保育園症候群」に要注意!

「子どもの保育園も無事に決まって復職したはいいけれど、子どもが熱などの体調不良でお休みばかり…」とお悩みのママ(パパ)は多いのではないでしょうか。職場に迷惑をかけることにもなり、肩身が狭い思いをしているママもいるでしょう。「子どもが大きくなるまでずっとこうなの?」と心配になりますが、保育園入園したての子の病気続き、これは実は“保育園症候群”なんです!今回は、保育園症候群とは何なのか、親にできることはないのかなどをお伝えします。

子どもたちも慣れない環境で頑張っている!

「保育園に入ったばかりなのに、また早退(お休み)!」と、病気続きでぐったりしているママも少なくないはず。どうしてこうなってしまうのでしょうか?今までママ・パパやきょうだいなどとしか接する機会がなく、慣れた環境で過ごしてきたまだまだ小さい乳幼児。保育園に入園することで、環境が大きく変わります。ママも職場に復帰したばかりのときは、家事や育児の両立にてんてこまいで大変だと思いますが、子どもたちも新しい環境で頑張っています。実はこれが病気にかかりやすくなる原因の一つであると考えられているんですね。

2歳未満の子は病気にかかりやすい

2歳未満の子が保育園で初めての集団生活を送るようになると、幾度となく風邪などの感染症にかかり、保育園を休むことも多くなります。これは保育園症候群と呼ばれ、頭を抱えるママ・パパも少なくありません。保育園症候群は2歳を過ぎたころからだんだんと落ち着いて、保育園を休むのはインフルエンザなどがはやったときだけになってきます。 保育園に入ったばかりの子どもは、仕事と家事・育児の両立で大忙しのママ同様、慣れない環境でストレスがたまって免疫力が低下します。ウイルス感染は初めてかかるときが一番ひどい場合が多いので、治るまでに時間がかかることも。やっと治ったと思ったら、保育園のお友達にまた別のウイルスをもらって…と病気の繰り返しになることもよくあるのです。この繰り返しを経て、子どもの体もだんだんと強くなっていきます。

1~2年辛抱すれば病欠も減るから大丈夫

頻繁にせきや鼻水、熱でお休みしていると、「この子は病弱なのかな?」、「小学生くらいになるまでは仕方ないのかしら…」などと不安になりますよね。でも、先ほどお伝えしたように、2歳を過ぎれば不思議と落ち着いてくることがほとんどなので、しばしの辛抱です。

保育園症候群、親ができることはある?

繰り返す風邪や熱で親が会社を休まなければならなくなるのも大変ですが、つらそうにしている子どもを見るのも心が痛みますよね。代わりに病気になってあげること以外に、親ができることはないのでしょうか。少しでも楽にしてあげるための方法を考えてみましょう。

鼻水の吸引や鼻をかむ練習をしてあげる

まだ幼い乳幼児は鼻水をうまく処理できず、鼻水をたらしたまま…というのが当たり前。でも、そのままにしておくと呼吸もしにくくなり、ぐずぐずの原因に。鼻水をしっかり取り除いてあげるだけでも、だいぶ違うはずです。口で吸うタイプや、電動の鼻水吸引器の取り入れを検討してみてください。
毎回パパ・ママが鼻水を拭いてあげるのも大変なので、できるようなら鼻のかみ方も教えて、少しずつ練習していくといいでしょう。自分で鼻がかめるようになれば、子ども自身もすぐ楽に慣れますよね。

喫煙しているパパ・ママは禁煙を

妊娠中禁煙していたパパ・ママの中には、子どもが生まれて喫煙を再開した方もいるかもしれません。でも、やはりタバコは「百害あって一利なし」なのです。 「外(換気扇の下)で吸っているから大丈夫」という方もいるかもしれません。でも、喫煙後にはパパ・ママの息に有害物質が含まれており、服にも付着しているため、子どもの受動喫煙は避けられません。子どもの受動喫煙による健康被害としては、せきやたんなどの呼吸器症状や気管支炎、中耳炎、肺炎などが挙げられます。乳幼児においては乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクも大幅に高まります。パパ・ママ自身だけでなく、子どもの健康も奪うことになるため、禁煙した方が賢明でしょう。

体験談

6月に3410グラムで生まれてきて息子。翌年の4月(10カ月)で保育園に見事入園。しかし入園1年目の夏は週末の夜になると発熱してしまい、夜間診療にかけこみことがとても多かったです。なので子どもの体調を優先するために以下のことを心がけました。

保育園での集団生活は何気に体力やストレスをつかうので、週末はお家でゆっくり過ごすようにしました。中耳炎の予防として、鼻水がでたらすぐに耳鼻科にいって鼻水を吸ってもらうようにしました。デパート、ショッピングモールに行く時間帯は午前中などに行くようにして、人混みを避けるようにしました。保育園で初めての夏を過ごすと、免疫ができたのかすこぶる元気になり風邪をひくこともほとんどなくなりました。入園1年目の子どもの風邪や発熱は当たり前。この時期を乗りこえればウソのように楽になるはずです。

子どもが病欠、でも休めない!そんなときは

「もう早退・欠勤し過ぎで休めない」、「今日はどうしても会社に行かないと…」ということもあると思います。パートナーにお願いできる環境にあればいいですか、そういった恵まれた環境にいる方は多くないはず。会社を休めないときはどうしたらよいのでしょうか。

病児保育や両親・義理両親に遠慮なく頼る

責任感が強く、周りの人に頼るのが苦手、という方もいるかもしれません。でも、大変なときは誰かの力を借りましょう!両親や義両親に頼れる環境であれば、まずはお願いしてみましょう。それ以外には、病児保育士や病児保育施設といった選択肢も。こちらは事前登録が必要とされることがほとんどなので、近くに利用できるところがないか調べた際に登録も検討しましょう。子どもは、意外と大変だったころのことはコロッと忘れているもの。「病気のとき、ママがそばにいてくれなかった」などとあとになっていわれることは少ないはずなので、遠慮なく周りの人たちに頼りましょう。

自分一人で育てようと思わないで

「みんなワンオペで頑張っているんだし、私も!」と自分を奮い立たせているママも多いかもしれません。でも、そんなに頑張らなくていいんです!一度思い切って、子どもを預けてみてください。子どもの高い適応力に「あれ、私がいなくても大丈夫なんだ」と思えるでしょう。ママとしてはちょっと寂しいかもしれませんが、子どもはそうして成長していくのです。子どもたちはママが疲れてぐったりしている姿より、笑顔で生き生き楽しく過ごしている姿が見たいはず。病児保育に限らず、一時預かりや家事代行サービスなど、多少の出費でママが楽しく過ごせる時間が増えるなら、積極的に利用しましょう。

おわりに

職場に復帰したばかりなのに、保育園からのお迎えコールが続くと、「復帰は早すぎたかな…」と弱気になってしまうこともあるでしょう。でも、子どもの病気続きも少しの辛抱。一人で頑張ろうとせず、うまく周りに頼って子育てしていきましょう。※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。

子育てサロンってどんなところ?参加するにはお金がかかる?

小さな子どもを育てていると、時々ママもリフレッシュしたいと思ったり、何か悩みがあったりして、他のママと情報交換したいと感じることもありますよね。そんな時は、地域にある「子育てサロン」に行ってみるのがおすすめです。ここでは、子育てサロンがどんな場所かやサロンの利用方法などについて、わかりやすく解説します。

子育てサロンって、どんなところ?

子育てサロンは、地域が運営している、地域密着型のママと子どもの交流の場です。基本的には、0歳から小学校に上がる頃までの子どもと、そのママが利用することができる施設となっています。地域の広報誌などに載っている「子育てひろば」などの施設も、名前は違いますが、内容は子育てサロンと同様です。

地域の子育てサロンを探してみよう

地域によっては、ホームページなどで子育てサロンを公開していることもあります。もし、こういった情報がない場合は、市役所や区役所、地域の広報誌などで掲載されている子育てサロンを探してみましょう。子育てサロンによっては、対象年齢が決められているケースもありますので、子どもの年齢に応じて参加できるサロンを探すことがおすすめです。もしくは、最寄りの市役所や区役所、または公民館などに、電話で問い合わせるというのも良いでしょう。

子育てサロンデビューはいつから?

子育てサロンデビューは、早ければ生後3カ月頃からOKという施設もあります。0歳から6歳頃まで利用可能なので、ママが「子育てサロンを使ってみたい」と思った時が、子育てサロンデビューの時期だといえるでしょう。また、小学校に上がる前の子どもと一緒であれば、小学生のお兄ちゃん・お姉ちゃんも、一緒に子育てサロンを利用できるというケースもあります。

子育てサロンに利用条件はあるの?

施設によって対象年齢が異なることはあるものの、子育てサロンを利用する際の条件は、特にありません。多くの子育てサロンでは、利用料は無料です。ただ、場合によっては一回100円など、子育てサロンの利用の際に費用が発生することはありますが、これは子育てサロンの運営のために使われるお金です。高額なお金がかかったりすることはありませんので、安心して利用することができますね。

子育てサロンの利用方法を解説

子育てサロンの利用は、とても簡単です。誰でも、いつでも利用することができるようになっているので、緊張する必要はありません。気軽に子育てサロンで、子どもと一緒にリフレッシュしてみませんか?子どもとママのためのアクティビティも、数多くそろっています。

まずは子育てサロンに予約してみよう

子育てサロンは訪れるのに予約が必要ないケースもありますが、一部の子育てサロンでは予約が必要となっています。まずは、訪れてみたい子育てサロンに連絡をして、予約が必要かどうか確認を取りましょう。予約が必要な場合は、訪れたいタイミングに合わせて予約を入れることになります。その時に合わせて、何か持っていくべきものがあるかどうかも確認しておくと、より安心です。予約が必要ない場合は、子育てサロンが開いている日程や時間を確認しておくことが大切です。

一時預かりOKかどうかを確認しよう

子育てサロンには、一時的に子どもを預かってくれる、一時預かりというサービスを行っている場所もあります。一時預かりは、NPOの職員や子どもを預かることに慣れている、子育てサロンのスタッフが担当することが多いようです。平均的には、1時間300円~800円程度の預かり料が発生しますので、料金についても確認しておきましょう。一時預かりがOKであれば、子育てサロンではママだけの時間を取ることもできますね。

子育てサロンの持ち物には何がある?

子育てサロンに参加する時は、子どもに必要なものは持って行った方が良いでしょう。例えば、オムツが取れていない年齢の場合は、替えのオムツやおしりふきのセットなどが必要です。その他、動き回れる年齢の子どもなら、体温の調節がしやすい上着や、汗をふいてあげるタオルなどもあると良いでしょう。また、お昼を挟むのであれば、子どもとママの飲み物の他に、お弁当なども持っていくと楽しく過ごせます。

子育てサロン利用のメリットは?

子育てサロンを利用するメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?子育てサロンは、子どもとママ両方にさまざまなメリットがあります。ここでは、ママが子育てサロンを利用することのメリットをご紹介します。

子育てに関する悩み相談ができる

子育てサロンの利用するメリットは、子育てに関する悩み相談を周りの人に話せるという点が挙げられます。もちろん、子育てサロンのスタッフにさまざまな相談をすることもできますし、同じ子育てサロンに参加しているママ友に、悩みを打ち明けることもできます。さらに、子どもに関する情報交換をすることもできるでしょう。一人で抱え込むよりも誰かに相談することで、気持ちが楽になることもありそうですね。

ママ同士の交流の場を持つことができる

子育てをしていると、他のママとの交流が薄くなることもあります。「ママ友」をいざ作ろうと思っても、なかなかうまく行かないこともあることでしょう。しかし、子育てサロンに参加すれば、ママ同士が自然に交流することができるようになります。そのため、ゲームやアクティビティも、子育てサロンには用意されているのです。同じ子育てサロンに参加している友達ということで、子育ての悩みを共有することもできますし、純粋に友達として交流を楽しむことも可能ですよ。

子育て生活の選択肢が大きく広がる

子育てサロンに参加すると、今までになかった知識や情報がサロンのスタッフや他のママ友から入ってくるようになりますし、子どもとずっと自宅にいるという生活が大きく変わります。また、一時預かりができる子育てサロンであれば、子どもを預かってもらい、ママたちだけの時間をサロンの中で確保することもできるようにもなります。さらに、さまざまな交流などを通じて、同じ地域でサロンに参加している人たちに、子どもの成長を一緒に見守ってもらうこともできます。子育てサロンに参加することで、ママの子育て生活の選択肢が大きく広がるのです。

おわりに

子育てサロンのほとんどは無料で利用できますし、有料の場合も1回100円程度の費用でOKです。一時預かりが可能なサロンでは、ママたちだけのリフレッシュや交流の時間を取ることもできます。子どもとママの新しい選択肢として、子育てサロンに通ってみるのも良いですね。

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。

幼稚園や保育園でもいじめがある。小学生とは違ういじめの内容と対処方法

子ども同士のいじめは、幼い子の間でも起こることがあります。幼稚園や保育園でのいじめは、数は少ないですが、ゼロとはいえません。しかし、子どもが小さい分、単純で発見しやすいことがほとんどです。もしものときのために、いじめの典型例や対処法などを知っておきましょう。

幼稚園・保育園でのいじめの特徴

幼稚園や保育園でもいじめがあるのかと思うと、保護者としてはつらい気持ちでいっぱいになりますね。しかし、小学校のいじめとは性質が異なり、人間関係の複雑さは希薄です。どちらかといえば単純でわかりやすい行動が多く、見つけやすいものがほとんどです。

特定の子からの意地悪

子ども同士があそんでいるなかで、ケンカをしたり、意地悪なことをいったりすることはよくあります。しかし、毎回相手が違う、頻度がまれであるといった場合は、突発的なものだと考えてよいでしょう。幼い子の、いじめの特徴は「特定の子から頻繁に意地悪をされる」点です。小学校のように、集団でひとりに対して意地悪をすることはなく、個人対個人で起こります。ものを隠したり、壊したりというような、間接的ないじめは見られず、ひっかいたり、意地悪をいったりする、身体的な直接行動になります。

大人が発見しやすい

まだ幼い子どもたちは、自分の行為を隠すところまで意識がいきません。そのため、よく観察していれば比較的かんたんに発見することができます。肉体的な接触があった場合もそうですが、言葉の意地悪の場合も、被害を受けた子どもは暗い表情をしていたり、泣いたりしますのでまったく気づかない、ということはありません。ただし、泣いている子がいるからといって単純にその子が被害者というわけでもなく、前後の子どもの行動も含めてよく見ることが必要です。いじめにはあたらないケンカやいざこざの場合は、必ず相互にやりとりがあります。

いじめではないか?と思ったら

子どもの話を聞いて、「あれっ?」と思ったり、お迎えの時間になにか違和感を覚えたりするようなことがあれば、見過ごさないようにしましょう。いじめ問題の解決には、未然の予防と、早期発見、適切な対処が必要です。

まずは先生に相談する

おかしいと思ったら、まずは担任の先生に相談です。「考えすぎかな」と悩むことはありません。結果的になにもなければそれでいいので、気になることははやめに伝えましょう。「気をつけておきます」「よく見ておきます」といわれて、その後のフォローがないときは、主任の先生や園長先生に話をしてみてください。相談が上に伝わっていない場合があります。直接相手の保護者に話をすることは、トラブルの原因になりますので、避けましょう。当事者以外の保護者への相談も、できれば避けたほうが無難です。

子どもの心のケアに努める

いじめの標的になりやすい子は、おとなしく、相手に反撃しないタイプです。自己主張が少なく、すぐに泣いてしまう子や、とっさに言葉が出ないで黙ってしまう子も要注意です。こうした子どもたちは、つらい気持ちもなかなか言葉にできません。「どうしてはやくいわなかったの?」「やめてっていえばいいのに」などと子どもを責めるような言い方は禁物です。しっかり抱きしめて心のケアをしてあげてください。いじめをしている子どもにも、心のケアは必要です。万が一、子どもがいじめ的な行動をしている場合は、より丁寧に向き合う必要があります。

幼稚園・保育園で普段から気をつけておきたいこと

幼稚園や保育園に通う年齢の子どもは、自我が芽生え、お友達とかかわりあいながら社会性を育んでいく心の成長期です。多少のトラブルは仕方がないのですが、それを恒常的ないじめに発展させないために普段から気をつけておきたいことがあります。

子どもの話をさえぎらずよく聞く

忙しい毎日、子どもの話をゆっくり聞く時間が少なくなっていないでしょうか。幼い子どもは言葉や思考が未発達なので、要領を得ない話が多くなります。しかし、そうした話のなかに子どもの気持ちや日常の様子を知るヒントが隠れています。お風呂の時間、寝かしつけの時間など、リラックスできる時間を「お話の時間」と決めて、よく話を聞いてあげてください。「お話の時間になれば聞いてもらえる」とわかれば、少しずつ我慢することも覚えますし、安定した気持ちで毎日を過ごすことができます。子どもの声に耳を傾け、いじめ的な行動がないか、気をつけてあげてましょう。

先生とコミュニケーションをとる

日ごろから、幼稚園・保育園の先生とコミュニケーションをとることも、いじめの早期発見、早期解決につながります。先生は忙しそうで、声をかけにくいかもしれません。しかし、朝晩の挨拶をするだけでも、いざというときのハードルが低くなります。また、先生のほうでも、ひとことふたこと気になったことを保護者に伝えやすくなります。バス通園で先生と顔を合わせない場合は、状況を連絡帳に書いて伝えましょう。

おわりに

幼稚園・保育園で起こるいじめは、構造的には単純なものです。意地悪な言葉かけや、ひっかく、つねる、押すといった身体的なもので、よく観察していれば発見は難しくありません。はやい段階できちんと手当てすれば、トラウマになることもなく、収束します。保護者としては、慌てず冷静に対処していきましょう。※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。

赤ちゃんの夜泣きは妻任せ?そのとき夫はどう対応するべき?

赤ちゃんの夜泣きは、終わりがみえないトンネルのようなもので、心身ともにへとへとになります。赤ちゃんが夜泣きをしたとき、妻は夫にも対応してほしいのです。夫の対応によっては、夫婦の間に深い溝を作ってしまうかもしれません。 今回は、赤ちゃんが夜泣きをしたときに夫はどう対応したらいいのかお話しします。

赤ちゃんが夜泣きをしたときの夫の対応パターン

赤ちゃんが夜泣きをしたときに夫がとる対応パターンはいくつかあります。性格や考え方だけでなく、夫の職業によっては対応が限られることもあるのです。まずは、夜泣きをしたときの夫の代表的な対応パターンを紹介します。

妻に「早くなんとかしろ」と怒る夫

怒る対応は、「子育ては妻のやること」と決めつけている夫のパターンです。赤ちゃんは、泣くことで気持ちを伝えます。夜泣きをしているということは、赤ちゃんがなにかを訴えている状態です。それなのに「早くなんとかしろ」と一方的に言う夫は、赤ちゃんだけでなく妻の言葉にも耳を傾けない夫かもしれません。

「夜泣きは担当じゃない」と寝たふりする夫

昼間は赤ちゃんを抱っこしたり、ミルクをあげたりしても、夜はしっかりと「寝たふり」をする夫もいます。夫の職業によっては、睡眠時間を削れないこともあるでしょう。夫に「寝たふり」をされると、妻はイラッとしますが、事情によってはやむを得ないパターンかもしれません。「寝たふり」をしながら様子をうかがい、場合によっては対応することもあるようです。

とにかくすぐに起きて対応する夫

女性は出産すると、赤ちゃんが泣けばすぐに目を覚ますようになるといわれています。しかし、男性は子どもができたからといって体の仕組みが変わることはないのです。それでも、夫の中には、赤ちゃんが夜泣きをするとすぐに起きて対応できる人がいます。妻よりも先に布団から出ておむつを替えたり、ミルクを作ったりするのです。このパターンの夫は、赤ちゃんのためだけではなく、妻を休ませるために飛び起きている本当の愛妻家かもしれません。

夫が夜泣きに全く対応してくれないと妻はどうなる?

妻によっては、夫に休んでもらうために、あえて夫婦別室にすることもあるようです。しかし多くの妻は、子育ては夫婦一緒にすることであり、夜泣きだって一緒に乗り越えてほしいと思っています。そんな妻の気持ちを一切無視して、全く夫が夜泣きに対応しなかった場合、妻はどう変わっていくのでしょうか?ここからは、知らないと恐ろしいことになるかもしれない妻の本音を紹介します。

心身ともに疲れてやつれてしまう

赤ちゃんが夜泣きをするころは、まだ昼も手がかかるときです。妻は、家事と育児で心身ともにギリギリのところで頑張っているでしょう。その上、夜泣きの対応も一人ですべてやるとなれば、自分の見た目や身だしなみを気にしている余裕はありません。髪はボサボサになり、家の中は汚れていきます。慢性的な睡眠不足になってしまい、夫のことを考える余裕もなくなるでしょう。

夫の非協力的な態度に孤独を感じる

出産後の妻は、一日の大半を赤ちゃんと二人きりの時間を過ごしています。昼間は、赤ちゃんを守れる大人は自分一人のため、気持ちを張っているのです。夜は「夜泣きをしても、夫がいてくれる」と思っています。しかし、夫が全く対応してくれないとなれば、妻は子育てに孤独を感じるでしょう。電気が消えた部屋の中で、ゴールのみえない夜泣きに一人で対応することは、とても孤独なことです。

「あのとき助けてくれなかった」とずっと思う

子育て中の恨みは、ずっと尾を引きます。特に夜泣きは、子育ての中でも一位二位を争うつらいことです。夜泣きの対応に困っているときに、夫が隣でグーグー寝ている姿を妻はずっと先まで忘れないでしょう。そして、ことあるごとに「あのとき助けてくれなかった」「起きてもくれなかった」と思い出すのです。赤ちゃんが夜泣きをしているとき、夫がなにもしない時間は、妻が夫から冷めていく時間なのかもしれません。

赤ちゃんが夜泣きをしたときに夫がとるべき対応

赤ちゃんが夜泣きをしたときの夫の対応は、その後の夫婦関係にも大きな影響を与えるかもしれません。夫は「なにもできないから」とあきらめるのではなく、できることを探してみましょう。最後に、赤ちゃんが夜泣きをしたときに夫がとるべき対応を「簡単にできる順番」で紹介します。

起きられないなら「お願い」する

妻は、夫がなにも対応してくれなくても、実際には一人で夜泣きを乗り越えられるでしょう。ただ妻は「一緒に対応する気持ち」が欲しいのです。仕事の都合で夜泣きの対応ができないならば「ごめん、明日早いから夜泣きをしたらお願い」の一言があれば、妻は頑張ります。「夜は起きられないけれど、昼は頑張るよ」と言うだけでも、ただ「対応しない夫」とは違ってみえるかもしれません。

なにもできないなら妻と一緒に困っている

夫の中には「男は母乳が出ないから対応できない」と思っている人もいるようです。しかし、妻は夫に結果が出る対応をしてほしいとは思っていません。ただ、先がみえない夜泣きの時間を一緒に過ごしてほしいのです。暗い部屋の中で、二人で「泣きやまないね」と言っているだけでも、妻の心は落ち着きます。ママの心が高ぶると赤ちゃんも泣き、ママが落ち着くと赤ちゃんも泣きやむものなのです。

自分のアイデアを提案して行動する

赤ちゃんの夜泣きが始まると、妻は「耐えるしかない」と思います。抱っこしたり、おむつを替えたりしても泣きやまないときには耐えるしかないのです。そんなとき、夫が「車でドライブに行ってみようか」や「自分が抱っこして歩いてみるよ」と提案してくれたら、どんなに妻は喜ぶでしょう。たとえ泣きやまなかったとしても、提案して行動してくれる夫に頼りがいを感じるのです。

おわりに

赤ちゃんの夜泣きは、とてもつらいものです。しかし、必ず終わりがきます。夜泣きが笑い話のタネになる日がやってくるのです。笑い話になるのか、恨み節になるのかは、夫の対応次第なのかもしれません。夫は、自分らしくできることをみつけて、妻と一緒につらい夜泣きを乗り越えましょう。※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。

子どもに「あきらめない力」をつけさせるために親ができる七つのこと

子どもが幼稚園くらいの年頃になると、少し大きくなって自分でできることが増えてきます。しかし、自分でできるだろうと安心していたのに「やっぱりできない…」「ママやって…」とグズグズごにょごにょ言われることはありませんか?こんなにすぐ投げ出す子どもで大丈夫かと心配しているママも多いでしょう。この記事では子どもに最後までがんばってやりとげる「あきらめない力」を育てるために、パパやママができることを紹介します。

子どもあきらめない力とはどんなもの?

子どもは、まだ自分の気持ちを正しく表現したり、予測して行動したりするところまではできないことが多いです。うまくいかないことがあるとあきらめてしまうのはごく普通のことです。あきらめない力をつけるにはどんなところを伸ばせばよいのでしょうか。

他人と一緒に楽しく過ごせる人間力

お友だちと仲良くしたり、人に何かをお願いしたりする場合には、コミュニケーション能力や思いやり、自分の気持ちを表現する力など他人と関わる際の人間力はどの場面でも求められます。

「自分はできる」という自己肯定感

難しいからできない、とすぐ結論づけてしまうのではなく、なんとかできる方法がないかを考え、このやり方だったら自分はできると自分を信じる力が求められます。

「こんなときどうする?」がわかる知識

できるやり方がまったく想像がつかないと、どうすればよいのかわからずあきらめてしまうきっかけになりがちです。そこで本や動画、実際の体験などをとおして、やりたいことを実現するための知識や知恵が身についているとよいでしょう。

健康的な心と体

意欲的に何かに取り組むには、健康な心と体が不可欠です。規則正しい生活や十分な睡眠、バランスのよい食事が習慣になっていることが大切です。

あきらめない力を育てる方法!まず意見を聞く

子どもにあきらめない力を身につけさせたいのであれば、子どもが自分の意思でこれをやろうと思えるように導くことが大切です。

1. 自分で答えを出させる

いつも親が答えを出していては、子どもの意思の力がうまく育ちません。
「困ったらママに聞けばいい」
「頼ったらいつでもやってくれる」
と親をあてにしすぎていると、ほどほどのところまでやったらあとは人まかせというのが習慣になってしまいます。親からすると間違っていると感じていても、自分で結論を出し、そこに向かってがんばる力様子を見守りましょう。

2. 言い訳をちゃんと聞く

やっていることを途中で投げ出す様子を見ていると、親はなんだかイライラしてきます。つい「じゃあやる気がないってことね」とか、「いいからやりなさい」などと言ってしまうことがあるかもしれませんね。
しかし、その気持ちは少しだけ抑えて「どうしたの?」と聞いてみましょう。子どもの言い訳は筋が通らずくだらないと感じることが多いです。それでも大人から見た正しいことを押し付けず、言い訳の裏にある子どもの本心を辛抱強く探ってみましょう。

3. 子ども自身の気持ちを受け止める

子どもが何かをあきらめてしまったのには、子どもなりの理由があります。自分の気持ちを自分の言葉で表現できたら、
「あなたはそう思っているのね」
といったん受け止めてあげましょう。
なお、子どもは自分の気持ちがしっかり理解できず、うまく表現できないことも多いでしょう。困っている場合には「つまりこういうこと?」と言い換えをサポートするのもおすすめです。

あきらめない力を育てる方法!少しだけものの見方を変える

自分の意見が主張することに加え、子どもの気持ちを和らげたりこうしてみてはどう?と少しだけ提案を盛り込ませて道を開いてあげたりすることも大切です。

4. 自分の失敗談を聞かせる

きちょうめんな子どもの場合、途中であきらめてしまった自分をひそかに責めていることがあります。そのままにしておくと、失敗を恐れて、ますますがんばれなくなってしまうかもしれません。そこで
「自転車に乗る練習をしていたとき、転んでばかりですごく嫌だった。でも、乗れるようになったらいろいろなところに出掛けられて楽しかった」
など、親が子どもだったときの体験や失敗談などを聞かせてあげましょう。今はできなくてもこれから先はきっとできるようになる、と子どもの自信につながる可能性があります。

5. 目標を共有する

特に子どもが小さいうちは、ちょっとがんばったらできた。という成功体験をたくさん積み重ねることが大切です。
目標はすぐできるものから少しずつ多く設定したほうが達成感を味わいやすいです。もし行きづまっているようであれば、目指していることが難しすぎないかを確認し、できる目標を再検討してみましょう。

6. その時々にあわせて声をかける

後押しすればできそうな場合と、完全に心が折れている場合とでは応援のしかたが異なります。本当にやる気がそがれてしまっている場合には、単に励ますだけでなく、なぜそれをやるのかという動機づけや、目標を達成したあとに何がしたいかなどを共有しておくとよいでしょう。

7. 長い目で見守る

子どもは心身ともに発展途上なので、この日はできてもこの日はできないとバラツキがあるほうが普通です。日中疲れた場合や、嫌なことがあった場合など、理由があるときに限らず単に気が乗らないということも考えられます。忍耐力をもって接するのは難しいことですが、子どもはやりなさいと言ってすぐに行動できるわけではありません。いつかできるようになると子どもを信じるおおらかさも大切にしましょう。

おわりに

子どもが何かをあきらめてしまうきっかけには、完璧にしたいけれどできない、一度失敗したからもう嫌な思いはしたくない、チャレンジすること自体が怖い、などさまざまな理由が隠れています。子どもの気持ちは否定せずに長い目で見守り、少しずつ子どもに成功体験を積ませましょう。長く続けることで、あきらめない力が少しずつはぐくまれていきます。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。

子どもが糖質制限で成績アップ

まるで“浮き輪”のようなお腹まわり・・・このポッコリお腹をなんとか凹ませたい。でも、「あんまり頑張らずに」ってのが人情ですよね。運動すれば痩せるのはわかってる。けれど、それができない。やりたくないんですよね。

わかってます、わかってますとも!
その体脂肪、運動ナシでも落とせる方法を教えましょう。

 前回に引き続き、もうちょっと子どもの糖質制限について話をしましょう。というのも、子どもが糖質制限をしても「本当に大丈夫なのか?」「効果があるのか?」と心配な人が多いと思うからです。

 そうした心配を払拭するうえで参考になるのは、北九州の学習塾「三島塾」の実例です。塾長の三島学さんは、ご自身が糖質制限を実践して糖尿病を克服しました。その効果を実体験したことを踏まえて、塾に通ってくる保護者と子どもに糖質制限を指導しています。

 きっかけは、糖質制限を始めて驚くほど元気になった三島さんを間近で見ていた塾生から、「先生の糖質制限を自分たちにも教えてほしい」と頼まれたことでした。そこで三島さんは、子どもが大好きなお菓子、ジュースはもちろん、ご飯、パン、麺類といった主食を極力食べないように指導しました。大人の糖質制限と同じことです。その代わりに肉、魚、卵、チーズ、バター、野菜など、糖質制限的にOKな食材をたくさん食べるように指導したのです。

成長期の子どもには、糖質は必要不可欠だと考える医師や栄養士は多いです。 しかし、子どもの成長に欠かせない栄養素は、糖質とは違って体内では作り出せないたんぱく質と脂質、それにビタミン、ミネラル、食物繊維です。血液で酸素を運んでいる赤血球のように、糖質(ブドウ糖)しかエネルギー源にできない細胞もありますが、そのブドウ糖は肝臓の糖新生という働きでいくらでも作り出せますから、わざわざ食事で摂らなくていいのです(乳幼児はこの糖新生の働きが未熟なため、母乳に含まれる乳糖で補っています)。

 糖質制限で血糖値が安定すると、集中力もやる気も高まるため、勉強にも熱心に打ち込めるようになります。
 逆に糖質過多だと血糖値の乱高下が生じて、集中力もやる気も低下しがちです。

 集中力を保てず、不注意をおもな症状とする注意欠陥多動性障害(ADHD)の子どもの増加が教育問題となっています。
 ADHDと診断される子のなかには、糖質過多による血糖値の乱高下が関係するケースが少なくないと考えられます。
 糖質制限を導入した三島塾では、子どもたちに次のような効果が現れています。

◎居眠りがなくなり、集中力が高まって勉強がどんどん進むようになった
◎偏差値が上がり、難関大学やトップ校に合格する子どもたちが増えた
◎アレルギー体質、アトピー性皮膚炎、冷え性といった体調不良が改善した

 子どもは成長にともなって、必要な摂取カロリー量が右肩上がりに増えます。
 そのため、単純に糖質制限をするだけだと、摂取カロリーが不足することも考えられます。
 その点は成長期を終え、必要な摂取カロリーが年を取るとともに下がっていく大人との大きな違いです。
 
子どもの場合、糖質制限をすると同時に、たんぱく質と脂質をたくさん摂り、カロリー摂取が減らないように大人以上にくれぐれも気をつけてください。

(次回へ続く)

小学生新聞で学力アップ?読ませるタイミングと新聞の特徴

インターネットの普及で子どもたちの活字離れが激しいといわれています。
新聞は活字に触れる絶好のチャンスです。さらに世の中の仕組みもわかるので学力向上にも効果的といわれています。ただ、大人の新聞は子どもが読むのにはちょっと難しそうですよね。大手の新聞社から子ども向けの「小学生新聞」が発行されているんですよ!いったいどんなことがのっているのでしょうか?今回は小学生新聞の内容や選び方をご紹介していきます。

大手3社の小学生新聞を徹底比較

小学生新聞は、読売新聞・朝日新聞・毎日新聞の3社が有名です。3社とも小学生が読みやすい紙面構成ですが、それぞれの新聞には個性と特徴があります。まずは、3社の小学生新聞の特徴を徹底比較し、どの小学生新聞が適しているかを考えてみましょう。

新聞名発行日月額購読料(税込み)
読売KODOMO新聞週1550円
朝日小学生新聞毎日1580円
毎日小学生新聞毎日1580円

1年生から読める! 読売KODOMO新聞

読売KODOMO新聞は、読売新聞社が発行している小学生新聞です。週1回発行のため、購読料を安く抑えられます。読売KODOMO新聞の一番の特徴はポケモンやコナンなど、子どもに人気のあるキャラクターが多く登場することでしょう。難しい時事問題でも、コナンが解説することで推理問題を解いているような気持ちになります。また、読売KODOMO新聞は、小学館や四谷大塚と協力しながら紙面を作っています。写真が多い項目は図鑑で有名な小学館と協力し、豊富な写真でインパクトあるページに仕上げています。学習の項目は、中学受験塾大手の四谷大塚と協力し中学受験を控えた高学年にも対応しているのです。
写真やイラストが多い紙面構成のため、全体としては1年生でも読みやすい新聞です。

読みごたえあり! 朝日小学生新聞

朝日小学生新聞は、朝日新聞社が発行している小学生新聞です。毎日発行されていて、読売KODOMO新聞と比べるとかなり文字数が多くなります。朝日小学生新聞の一番の見どころは「天声こども語」でしょう。朝日新聞の一般紙には「天声人語」があります。「天声こども語」は「天声人語」の子ども版であり読解力や文章力をつけるためには、とってもいい教材になるでしょう。中学受験対策として「天声こども語」を書き写して表現力を勉強している子どももいます。

朝日小学生新聞には、あまりキャラクターは登場しませんがマンガ「落第忍者乱太郎」が連載されています。NHK教育テレビで放送されている「忍たま乱太郎」の原作で、子どもたちにはとても人気があるのです。朝日小学生新聞は、3社の中では一番一般紙に近い小学生新聞かもしれません。

大人も読みたい! 毎日小学生新聞

毎日小学生新聞は、毎日新聞社が毎日発行している小学生新聞です。毎日小学生新聞の特徴は「豪華な執筆者」でしょう。テレビでも引っ張りだこの池上彰氏や国連事務次長がコラムを交代(週1回)で執筆しています。また、毎日小学生新聞では「答えがない質問」をテーマにしている「てつがくカフェ」(週1回)があるのです。例えば「お金と命はどっちが大切か」や「親はなぜ怒るのか」のように子どもが感じる疑問に哲学者が答えます。生きる力をはぐくむためには、たったひとつの正答を求めるのではなく、自らが考えて自分の言葉で表現する力が求められるでしょう。

小学生新聞のここがすごい!

時事問題や読解力をつける目的ならば、一般紙でも可能な気がします。しかし小学生新聞には一般紙にはない優れた点があるのです。ここからは、小学生新聞と一般紙の違いを具体的に挙げて小学生新聞を購読するメリットをお話しします。

子どもが新聞を読むメリットは?

今までは詰め込み型の勉強法が主流でした。しかし2020年以降の新学習指導要領で求められるのが「読解力」「情報活用の力」「社会への興味や関心」です。新聞を活用すれば新しい時代に不可欠な力が備わっていくのです。

社会的な視点や知識が備わる

自分のまわりで起こっている出来事や社会の問題に関心を持つことができる

漢字力・読解力・論理的な思考が身につく

さまざまな文章や単語を読むことで語彙(ごい)力が高まる。わかりやすく伝えることができるようになる

文章を読む習慣ができる

まとまった文章を読むことで集中力が身につく

幅広い知識や情報を得られる

社会、経済、時事、生活などいろいろな知識が満遍なく得られる

受験の時事問題対策

国語、読解問題、資料の読み方など読解力が高まる

新聞購読と学力のアンケート

新聞をほぼ毎日読んでいる子どもの各評価の平均点をみてみると国語(知識・活用力)、算数(知識・活用力)においてすべて最高得点をとっています。また、読んでいる頻度が低いと平均点も比例して低いことががみえてきます。この結果をみるとやはり活字を読むということが学力アップには大切だといえるでしょう。

親の就寝時刻が、子どもの成長と学業に影響? 「親子で30分早く寝てみよう」

新年度が始まって約1か月。子どもが幼稚園や小学校に進学し、生活リズムに慣れさせるのに苦労している家庭も多いのでは? 小さな子どもにとって睡眠がどれほど大切なのか、適切な睡眠をとらせるにはどうすればいいのか、専門家の話を聞きながら、改めて考えてみました。(藤田勝 ヨミドクター副編集リーダー)

母親が夜型だと子どもが睡眠不足に…父親だと?

 経済協力開発機構(OECD)のデータ(15~64歳対象)によると、日本人の一日の平均睡眠時間は、加盟国の中で最短の7時間22分。米国やカナダは8時間半超で、1時間以上も差があります。厚生労働省の国民健康・栄養調査のデータでは、40歳代男女の約半数が、一日の平均睡眠時間が6時間未満と答えています。

 睡眠評価研究機構の代表・白川修一郎さんは、「アジアは全般的に睡眠時間が短い傾向ですが、日本が特に短い理由はよく分かりません。ただ、睡眠に関する教育不足や、精神論が好きで、仕事が非効率なこと、大都市圏の通勤時間の長さなど、様々な社会的要因があるのではないでしょうか」と推測します。

 一方、子どもに必要な睡眠時間は、3~5歳は10~13時間、6~13歳は9~11時間とされています(表)。

 親世代の睡眠習慣が、年少の子どもの睡眠習慣にも大きな影響を与えることは、白川さんや睡眠に関する研究組織が過去に行った研究で明らかです。大まかに言えば、母親が夜型だと、子どもも夜型の生活スタイルになりやすい傾向があります。特に母親の平均就寝時刻が午前零時を過ぎていると、子どもの就寝時刻も午前零時ごろと非常に遅くなるというのです。朝は登園、登校のために早く起きなければいけませんから、結果として必要な睡眠時間が確保できなくなってしまいます。

 一方、父親の睡眠習慣は、さほど子どもに影響しないそうです。白川さんは、「子どもと接触している時間が長い方の親の影響が出る」と言います。

男性より短い女性の睡眠時間

 日本人の女性の睡眠時間は、男性よりも短いのが特徴です。男性7時間28分に対して、女性は7時間15分です(OECDのデータより)。味の素が2014年に行った「ワーキングマザーのストレスと睡眠に関する意識調査」でも、「昼間眠くなる」「前日の疲れが残る」「朝すっきり起きられない」などの各設問に、約半数の女性が「非常にあてはまると」あるいは「良くあてはまる」と回答し、女性の睡眠の質の低さがうかがわれました。

 白川さんは「日本は、女性の方が遅く寝て、早く起きる傾向があります。家事が女性に集中しやすいことや、男性よりも友人とのコミュニケーションが密で、夜にスマホなどを操作している時間が長いことなどが理由でしょう」と説明します。こうしたことが、子どもの睡眠に影響を与えている可能性があるのです。

睡眠不足で成長ホルモン減少、肥満、学業成績低下

 適切な睡眠時間が確保できないと、子どもにどんな影響があるのでしょうか。

 白川さんは、<1>睡眠中に多く分泌される成長ホルモンが減り、発達に影響する <2>朝は眠くて食べられず、夜に集中して食べることで肥満になりやすい <3>睡眠不足や遅刻などで授業についていけず、学校システムから脱落しやすい……などを挙げます。不登校や、子どものうつ、自殺などにも、睡眠不足が関係していることがあるといいます。白川さんは「学業成績を心配するなら、塾に行かせるよりも前に、まずキチンと寝る習慣をつけさせてほしい」と訴えます。

日誌つけ現状把握 少し早く寝て子どもの観察を

 とはいえ、各家庭の事情もあり、従来の生活リズムを急に大きく変えるのは難しそうに思えます。具体的にどうしたらいいのか、「健康な子どもの睡眠時間を守るために必要な12か条」を白川さんが教えてくれました。

<健康な子どもの睡眠を守るために必要な12か条>(白川さん作成)
1 子どもと自分の1週間の睡眠履歴を知る
2 規則的な就寝時刻、睡眠習慣を守る
3 子どもにとって十分な睡眠時間を確保する
4 就寝時刻が遅く、睡眠時間が不足している場合には、30分就寝時刻を早くし、少し様子をみる。朝の機嫌がまだ悪いようなら、さらに30分、就寝時刻を早め、機嫌が良くなるまで就寝時刻を早くする。起床時の機嫌が良く、朝食をしっかりと食べることができ、休日と平日の睡眠時間に1時間以上差がない……という状態になれば、子どもに必要な睡眠時間が確保できたということ
5 母親も早めの就寝を心がける
6 朝食は必ずとり、食事の時刻の規則性を保つ。夕食の時刻が遅くなるほど、子どもの就寝時刻は遅くなり、睡眠負債が蓄積しやすい
7 子どもは体を動かすと、良い睡眠が得られることを知る
8 子どもの寝室は、静かで暗く、快適な温湿度ときれいな空気。寝装具を清潔に保つ
9 子どもの寝室にはテレビやコンピューター、スマホ、テレビゲームを置かない
10 楽しい就眠儀式を習慣化する(絵本を一緒に読む、昼間の楽しかったことを話す、など)を習慣化する
11 子どものカフェイン摂取を制限する。午後3時以降はカフェイン含有飲料(コーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶、コーラ、カフェイン含有健康ドリンク)を飲ませない
12 一日は就寝から始まることを知っておく

一日の始まりは朝ではなく、寝る時刻

 「まず睡眠日誌をつけて、自分と子どもの睡眠時間を把握する。必要な睡眠が確保できていなければ、しばらく、睡眠を最優先して生活してみることをお勧めします。親子ともふだんより、せめて30分だけでも早く寝て、子どもの様子がどう変わるかを見てください」と白川さんはアドバイスしています。

 最後に、子育て中の親はぜひ覚えておきたい言葉を教えてもらいました。「一日の始まりは朝ではなく、就寝時刻。規則正しい生活習慣は、親から子への最大の贈り物」。

夜の営みを子どもに見られた! 子どもにどう説明する?

夜の営みは、夫婦ならば当たり前にあることです。子どもが生まれてからは、夜の営みは「子どもが寝てから」になりますが、子どもは夜中に突然起きることがあります。夜の営みを子どもに見られたときには、どうやってその場をしのいだらいいのでしょうか。また、子どもはパパとママの昼とは違った一面を見て、どう思うのでしょうか。今回は、夜の営みを子どもに見られたときの対処方法や子どもの気持ちについてお話しします。

夜の営みを見た子どもはどう思う?

夜の営みを子どもに見られたときは、パパもママも動揺します。しかし昼間とは姿も様子も違うことに子どもはもっと動揺しているかもしれません。まずは、夜の営みを見てしまった子どもは「どう思うのか」を考えてみましょう。

パパがママをいじめていると思う

子どもが「どう思うのか」は、子どもの年齢や子どもに見られたときの状態によって変わります。3歳前の小さな子どもならば、服を着ていないことを変だとは思わないかもしれません。むしろ、普段は聞いたことがない声や体勢を見て「いじめられている」「攻撃されている」と思うでしょう。ママの声を苦しんでいる声だと思い、怖くて声が出せず立ちすくんでしまう子どももいます。

自分だけが仲間外れにされたと思う

幼稚園児になると仲間意識も芽生えてきます。パパとママがひとつのベッドに入っているところを見て「自分だけが仲間外れにされた」とショックを受けてしまう子どももいるかもしれません。子どもは「自分が家族の中心的な存在」と思っていることがあるため、自分の知らないところで、パパとママが想像を超えるスキンシップをしていることに驚いてしまいます。

パパとママに嫌悪感を持つ

小学生になれば、夜の営みが単なるスキンシップではないことに気がつく子どももいます。性的な意味や子づくりのことがわからなくても、なんとなく「いやらしいこと」と思ってしまうかもしれません。いつものパパとママが、急に男と女に見えてしまい嫌悪感を持つこともあります。特に小学校高学年になり、さまざまな知識を持っている子どもは、その後の親子関係にまで大きな影響を与えてしまうこともあるかもしれません。

夜の営みを子どもに見られたときの説明例

夜の営みを見た子どもは、年齢に関係なく大きなショックを受けます。親は、夜の営みを子どもに見せないようにしなくてはいけないですね。しかし、どんなに気をつけていても、100%見られないという保証はありません。ここからは、夜の営みを子どもに見られたときの説明例をあげて、少しでも子どもの心を傷つけない対処方法を紹介します。

「遊んでいたよ」と冗談で乗り切る

子どもが小さいうちは、できるだけ子どもの頭の中に「今見た光景」を残さないようにします。「パパと遊んでいたよ」や「お洋服着る前に寝ちゃったみたい」のように冗談で乗り切ってみましょう。親は、子どもに見られた恥ずかしさで、子どもを早く部屋から出したくなります。しかし、パパとママの反応によっては、夜の営みを見た事実よりも子どもを傷つけることもあるのです。パパとママが冷静に子どもを受け入れれば、子どもも「たいしたことではなかったのかな」と受け流すことができるでしょう。

「大好きだから抱っこしていたの」と言う

夜の営みを見た子どもがおびえているときには、すぐに恐怖を取り除くようにします。夜の営みを「攻撃」と思っている様子ならば「大好きだからぎゅっと抱っこしていたよ」と伝えてあげるといいでしょう。攻撃をしていたのではなく、愛情表現のひとつだとわかれば子どもは安心します。子どもが立ちすくんでいるようならば、子どももベッドに入れて抱きしめてあげましょう。子どもは、いつものスキンシップと結びつけることができて、頭の整理をしやすくなります。

冷静になってから年齢に応じた説明をする

夜の営みを子どもに見られたとき、子どもの年齢によってはごまかしや間接的な説明が通用しないかもしれません。特に、夜の営みの意味がわかる年齢になっている子どもにごまかしをしてしまうと「夜の営みは悪いこと」と言っているようなものです。小学校高学年以上の子どもに見られたときには、年齢に応じた説明をしてもいいのかもしれません。ただし、夜の営みを見られた直後は親も子どもも冷静ではないはずです。時間がたってお互いに冷静になってから話をしてください。

夜の営みを子どもに見られたあとに気をつけたいこと

夜の営みは、子どもに見せてはいけないことです。子どもに見られたパパとママは、子どもに対して申し訳ない気持ちでいっぱいになりますね。少しでも子どもへの影響を減らすためにできる「その後に気をつけたいこと」を三つお話しします。

パパとママが早く平常心に戻る

夜の営み中は、パパもママも気持ちが興奮して平常心ではありません。子どもは平常心ではないパパとママを見ることがめったにないため、それだけでも大きなショックを受けます。子どもに見られたことに気がついたら、できるだけ早く平常心に戻りましょう。
子どもが同じ屋根の下にいるときには、頭の片隅で「起きてくるかもしれない」と意識しておくことが大切です。意識していれば、わずかな音や声にもいち早く気がつき、行動できるのではないでしょうか。

子どもの疑問や不安を受け止める

夜の営みを見た子どもは、たくさんの疑問や不安を抱えます。しばらくしてから「あのときは何をしていたの」や「ママは苦しかったの?」と答えにくい質問をたくさん聞いてくるかもしれません。そんなときには逃げずに子どもの言葉を受け止めましょう。すべての質問に正直に答える必要はありませんが「そのことは忘れて」や「もう聞かないで」と子どもの疑問や不安を切り捨てるような言葉は言わない方がいいです。子どもは、疑問や不安をしっかりと受け止めてもらうことで、心を落ち着かせていきます。

二度と見られないように対策する

一度でも夜の営みを子どもに見られたら、二度と見られないように対策を考えましょう。場所や時間を変えるだけでなく、子どもが家にいないときを選んだりするなど「絶対に見られない方法」を考えます。子どもにショックを与えずに仲の良い夫婦でいるためにも、しっかりと夫婦で話し合い対策を考えましょう。

おわりに

子どもが生まれると、子どもに見られることが怖くて夜の営みが減る夫婦も多いかもしれません。しかし、夜の営みは夫婦の大切なスキンシップです。子どもに見られない対策を考えて、ずっと仲の良いパパとママでいたいですね。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。

電車で赤ちゃんが泣き止まない時にできる六つの対策法

赤ちゃんを連れてバスや電車でお出掛けをするとき、ママが一番心配になってしまうのは、電車の中でぐずって泣かれたらどうしようということではないでしょうか。電車の狭い空間で赤ちゃんに泣かれてしまうと、周りの視線が気になり、ママが焦ったりイライラしたりすることで、余計に赤ちゃんが大泣きしてしまうという悪循環にもなりかねません。そのような時に困らないよう、ここでは電車の中で赤ちゃんがなかなか泣きやまない時の対処法をご紹介していきたいと思います。

赤ちゃんがなぜ泣いているかを考えましょう

赤ちゃんは泣くのが仕事とはよく言いますが、赤ちゃんにだって泣くのには何かしらの理由があります。どうして泣いているのかを考えてあげて、その理由によって対処法を変えていけば、赤ちゃんも泣きやんでくれるはずです。そこでまず、泣く原因となるものを考え、理解してあげるようにしましょう。

周りの環境の変化に驚いて泣いてしまう

赤ちゃんは、周囲の環境の変化をとても敏感に感じ取ります。ですので、電車の中で泣いてしまう理由のひとつとして、電車の見慣れない風景や音に驚いて泣いてしまうという原因が考えられます。人見知りはよく聞くと思いますが、赤ちゃんは場所見知りもします。やはり、自宅などの安心できる場所が一番好きということですね。ですので、赤ちゃんが安心できるように、ママがイライラしたり焦ったりせず、ゆっくりと目をみて「大丈夫だよ」と話しかけてあげるようにするとよいでしょう。

おなかがすいている、またはのどが渇いている

赤ちゃんは、泣くことでおなかがすいていたり、のどが渇いたりしているのをママに伝えようとしますので、泣く理由として、空腹や喉が渇いたという原因が考えられます。

電車の中が暑かったり寒かったりする

電車の中は外気温との差があり、大人でも冬は暖房で暑いと感じたり、夏は冷房で寒いと感じたりすることがありますよね。
赤ちゃんは、体温の調節がまだ上手にできないため、外気温の変化と一緒に体温も変化してしまいます。ですので、ママがよく注意して服装などを調整してあげることが必要です。

退屈している

電車に乗っている時間が長いとき、赤ちゃんは退屈してぐずり出すことがあります。車内の同じ風景をずっと見ていると飽きてしまうかもしれません。

眠いのに寝れない

電車の揺れは心地よく眠りを誘いますが、眠くなると寝ぐずりする赤ちゃんもいます。また乗り慣れない電車にのって、眠いのに興奮してしまって寝られず泣き出すことも。

赤ちゃんが電車の中で泣きやまない時は

赤ちゃんが泣く原因としては上に書いたような理由があげられますが、ここでは、泣きやまない時のための具体的な対処方法についてお伝えしていきたいと思います。電車に乗る前から、泣いたときのための準備をしておけば、赤ちゃんとのお出掛けを安心して楽しむことができますよ。

その1:おやつや飲み物などを用意しておく

おなかが空いていたり、のどが渇いていたりして泣いてしまうときのために、常におかしや飲み物を用意しておくとよいでしょう。しかしこの場合、公共の乗り物の中で飲食物をあげるという点で少し配慮が必要です。車内での飲食はマナー違反との意見もありますので、においが強いものは避け、おやつであれば小分けにして袋や保存容器に入れておき、ボロボロこぼさないよう一口で食べられるようにしておくとよいでしょう。

その2:絵本やおもちゃなどを用意しておく

お気に入りのおもちゃや絵本であやしてあげれば、泣いていた赤ちゃんも泣きやんで遊んでくれるかもしれません。抱っこひもやベビーカーにぶら下げておけるようなおもちゃや絵本があると、赤ちゃんが投げたり落としたりしても安心です。ただし、音がうるさいおもちゃは周りの迷惑になるので控えた方がよいですね。
また、ペットボトルやビニール袋など、赤ちゃんが普段あまり触らないものを持たせるのも効果的です。

その3:抱っこをして赤ちゃんを安心させてあげる

現在は、バスでも電車でも、ベビーカーのまま乗車してOKになっています。しかし、赤ちゃんはパパやママの顔が見えなくなると不安に感じてしまいますし、電車の環境や音に敏感に反応して泣き出してしまうことがあります。そうしたときには、ベビーカーから降ろして抱っこしてあげましょう。外の景色に興味を持ったり、抱っこに安心してそのまま寝てしまったりすることもあります。パパやママの変顔などにも笑ってくれるかもしれません。電車に乗るときは、抱っこひもがあると便利ですね。

その4:泣いても落ち着いて対応しましょう

赤ちゃんだから泣いてしまうのは当たり前ですよね。それは周囲の人も十分に理解していることではあると思いますが、いざ狭い車内で赤ちゃんが大きな声で泣き出し、いつまでも泣きやまなかったりすると、ママはどんどん焦ってしまいがち。しかし、まずはママが落ち着いて対応するように心掛けましょう。ママがイライラとして大きな声で「泣かないの!」などと言ってしまっては、周りの人も気分は良くないはずです。じっくりと赤ちゃんの顔や目を見て、落ち着いてあやすようにしてみると良いですよ。

その5:ここぞというときにスマホ

子どもにスマホを見せる「スマホ育児」は何かと批判されがちですが、こういう場合はスマホが強い味方に。幼児用のアプリやYouTubeでお気に入りの動画を探しておくとよいでしょう。その際、音は出さないように注意しましょうね。

その6:泣いたときには途中下車をして様子をみる

あやしてもなかなか泣きやんでくれない時には、一度電車から降りて、外の空気を吸わせてみるのもひとつの方法です。ママも赤ちゃんが泣きやんでくれないと周りの目が気になったり、焦ってイライラしたりしてしまいますよね。赤ちゃんは、ママのそうした気持ちを感じ取って余計に泣いてしまっているのかも知れません。外の空気を吸うことで、ママの気分転換にもなりますよ。

赤ちゃん連れで出かけるときの心がまえ

赤ちゃんと電車に乗るときに心がけておきたいことを考えてみました。

周囲の人に一声かける気配り

赤ちゃんが泣いてしまった時には、「騒がしくてすみません」の一言でも周りの人に声を掛けることが必要でしょう。間違っても、「赤ちゃんなんだから泣いて当たり前」のような態度はNGです。ちょっとした気遣いで周りの人たちに誠意が伝わるものです。一声掛けることで、周りの人も理解を示してくれて、中には赤ちゃんをあやしてくれる人もいるかもしれませんよ。

時間に余裕を持って出かける

電車で赤ちゃんが泣き止まず途中下車した場合は、予定していた時間に遅れてしまうこともあるでしょう。ママが焦ってイライラすることのないよう、赤ちゃん連れで電車に乗るときは、時間に余裕を持って出かけましょう。

おわりに

ママも、時には赤ちゃんを連れてお出掛けをし、どうしてもの用事で電車に乗らなければならない時がありますよね。しかし、電車は多くの人が利用する乗り物です。きちんとしたマナーを守りながら赤ちゃんとのお出掛けを楽しみたいものです。今回ご紹介した、電車で泣いてしまったときの対処法を参考にしていただき、安心してお出掛けができるとよいですね。

過保護な親が勘違いしている、「危険とリスク」の違い

私が9歳から13歳だったころ、裏庭に小川が流れている家に住んでいました。友人と、一緒に「小川歩き」をしたものです。

小川の土手で遊ぶ時もありました。水の中を歩き、川が本格的に深さを増し始めるすぐそばまで行く時もありました。水が首のあたりに達する場所まで来たら引き返して、また川を歩いて家に戻るのです。

ほとんどの人が、こうした子ども時代の思い出を持っています。

けれども、現在の基準から見てみれば、11歳の子ども2人を大人の監視なしで水辺で自由に遊ばせるのは、紛れもないネグレクトだと考える人もいるかもしれません。もちろん1990年代当時には、そんな風には考えられていませんでした。

では、なぜ今はネグレクトとされるのでしょうか?

危険とリスクの違い

現代の親は、子どもを守るだけでなく、子どもに危害が降りかからないよう積極的に手を出す傾向があります。俗にいう、過保護な親です。

けれど、マッチ箱を子どもに渡してそれで遊んでいいと言うことと、安全な火のおこし方を教えることは、別の話です。前者は危険な行為ですが、後者はリスクを伴う行為なのです。

危険な行為とは、不注意によって何らかの危害がもたらされる「かもしれない」だけではなく、危害がもたらされる結果に終わる「可能性が高い」ものです。

あえて危険を犯すのは、しばしば無謀です。あるいは、私の息子が教わっている武道の先生の言葉を借りれば、「愚かな行為」と言えるでしょう。

その先生は、「友だちにこう言いなさい。僕は崖から飛び降りない。なぜなら崖から飛び降りるのは愚かなことだから」と教えています。

あなたは、近所の道を横断するときはありますか? そういうときは、多少のリスクはつきものなので、横断する前に左右を見ますよね。

絶対安全とは言い切れませんが、道路を渡らなくてはならない場合もあるので、できるだけ安全に横断できるようにするわけです(でも、高速道路を渡ろうとするとしたら、それは愚かな行為ですよね)。

とっていいリスクといけないリスクを区別する

子どもの発達に関する専門家であるRebecca Weingartenさんは「Today’s Parent」の記事で、親はまず、自分たちが暮らす環境で子どもにとってリスクとなるものは何かについて考えたほうが良いと述べています。

土曜日の夜にニューヨーク市ブルックリンでリスクとして考えられるものは、ルイジアナ州の田舎町でリスクとして考えられるものと同じではありません。

「自分たちに合ったやり方を見つけなくてはいけません。それはほかのみんなと同じようなものではないでしょう――また同じであってはいけないのです」と、Weingartenさんは言います。

リスクを取ること(そして、時にはリスクがもたらす悪い結果を経験すること)は人生の一部ですし、そういうリスクは取って良いのです。

子どもに対して、そうしたことを教えるやり方を探しましょう。あなたにとっても子どもにとっても、多少のリスクを気楽に取れる分野を見つけてから、正しい判断の手本を示しましょう。

たとえば、よく切れるナイフで野菜を安全に切る方法を教えましょう。ケーキの種を熱いオーブンに入れるときは子どもにやらせましょう。木に登っている時は、頑丈な枝を探して試す方法を教えましょう。

「子どもたちのために」何かするのではなく、「子どもたちと一緒に」何かすることを重視しよう、というのがWeingartenさんの主張です。

多くの場合、親は「子どものために」何かしていることに気づきもしないものです。それは幼いころから始まります。

たとえば、平均台を渡る時に手をつないだり、子どもが失望しないように守ってあげたりするのです。

「子どもに自分だけで何かをやらせてみて、小さな叛逆をさせてあげましょう」と、Weingartenさんは述べています。「そのようにして子どもは、自分自身について学んでいくのです」

リスクと対処法をセットで教える

私は息子が2歳の時に、初めてメリーランド州の海岸に連れて行きました。海水がつま先に初めて触れた時、息子はとても夢中になっていました。

最初は、波がかろうじて息子に届くくらいの波打ち際に立って、私たち大人の手にしがみついていました。

けれどその後、年月が経つにつれて、手をつなぐことは少なくなり、海水に飛び込んで水しぶきを上げることが増えました。

息子と同じくらいの歳から同じ海岸で泳いでいた父親と祖父は、息子に波を観察する方法や、体を支えるにはこうすればいいとか、波に飛び込むにはああすればいいとかを教えています。

息子は波に打ち倒され、潜っては浮き上がり、口から海水を吐き出します。そして、そのたびに何かを学び、泳ぎを少しずつ自分のものにしていくのです。

息子がどれほど泳ぎが得意になろうと、海での泳ぎにはリスクがつきものです。けれど息子にとって、それは危険な行為ではなくなるでしょう。

育児疲れで追い詰められた経験は… 30代以下は妻だけでなく夫も苦悩

人の命を預かり、一人前に成長させる子育ては、人生の一大事だ。子供がいなかった頃とは、時間の使い方も優先順位も激変し、すべてが子供中心になることを、子育て経験者ならほとんどが体験しているだろう。

■拡がる「育児疲れ」

かつては、親族や親戚、地域社会などのコミュニティが子育ての支えになることもあったが、今日では孤立している家族も少なくなく、また共働き世帯が一般的になったことで、男女とも仕事と子育ての両立を求められるようになった。こうした状況でよく耳にするのが「育児疲れ」という言葉。時には、ストレスから子供の命が奪われる結果になるなど、痛ましい報道もしばしば見られる。実際、どれくらいの人が育児疲れに追い込まれているのだろうか。

■2割以上が追い詰められた経験あり

しらべぇ編集部が、全国20〜60代の子供がいる男女685名を対象に調査したところ、全体の22.0%が「育児に疲れて追い詰められたことがある」と回答した。男性は9.8%だが、女性はじつに32.4%が「追い詰められた経験あり」と回答。男性の子育てへの関与の薄さが伺えるとともに、母親の3人に1人が子育てによって追い詰められてしまう社会状況は、どう考えても異常だ。

不幸中の幸いで痛ましい事件に至らなかったとしても、その予備軍は膨大に存在すると見られる。

■子育て世代に変化の兆しも

苦悩した記憶が鮮明なためか、はたまた時代の変化か、育児疲れで追い詰められたと感じる人は、20〜40代に目立つ。もっとも多いのは30代女性で、51.7%と過半数に及んだ。男性は、30代を境にまったく状況が異なる。40代以上の男性は、子育てに積極的に関与して妻とともに悩んだ人が多くないのかもしれない。しかし、20〜30代では男性も女性同様、精神的に追い詰められていることがわかる。

■働き方で違いは…

女性の場合、共働きと専業主婦、どちらの場合もそれぞれ大変さがある。職場復帰をにらみながら「保活」に励み、仕事と育児の両立が求められるワーキングマザー。コミュニケーションの相手が限られ、孤立しがちな専業主婦。

そこで今回の調査結果を女性に絞って、働き方別に見てみると…
差は大きくないが、やや有職女性のほうが追い詰められた割合が高い。

国が少子化問題を社会課題として取り組むとしたら、何よりもまず苦悩している子育て世帯にきめ細やかな対策を行い、子育て中の人たちが大切にされる空気をつくらなければ、「子供をつくるのはリスク」と敬遠されることにもなりかねないだろう。

どうして自己嫌悪に?子どもを怒ることって悪いこと?

子どもにガミガミと怒ってしまい、後で自己嫌悪…。怒ることを制御できれば、育児のストレスはぐっと減るはず。そもそも、怒りの感情はどんな状況から生まれるの? アンガーマネジメント・アドバイザーの嶋津良智さんに聞いてみた。

「まず、怒るという感情自体は悪いことではありません。人は何か行動するとき、そこには必ず理由があります。同時に、人にはそれぞれ『価値観』『思い込み』『想定』『期待』という行動の基準、“枠”があり、相手がその枠の中に入らなかったりすると、自分の感情が乱されてイライラしたり怒ったりするのです」(嶋津良智さん 以下同)

行動に理由があるのは、親に限らず子どもにとっても同じこと。お風呂に入らない、テレビから離れない、「抱っこ、抱っこ」と泣き叫ぶ…。親を困らせる行動にも、子どもなりの理由があるそう。

「まずはなぜそうしたか、子どもに理由を聞きましょう。その上で、教育としてダメなことは教える必要があります。時には子どもに理解してもらうよう “叱る”ことも必要です」

とはいえ時間や心に余裕がないときもある。例えば、朝の通勤前に、ついつい焦って言い過ぎてしまう…。これって良くないですよね?

「時間的な制約がある場合、子どもにも急いでもらう必要があります。そういうときは、無理に理由を聞く余裕はありません。完璧を求めずに、ときには感情的になってしまっても仕方ないと思うゆるさも大切です」

●子どもを怒りすぎな場合は、怒りをコントロールする術を身につけて

とはいえ、親がイライラして怒ってばかりいると、当然子どもにも悪い影響がある。

「怒られ続けた子どもは、『何かしたら怒られる』というマインド設定がされるため、本能的に自己防衛をします。最大の自己防衛は、何もしないこと。自立を阻むことになります。また、子どもも怒られることに慣れていくため、何かしても『怒られれば済む』というマインド設定がされることも考えられます。すると、相手のためを思って何かを伝えようとしても、子どもに届かなくなってしまうこともあります」

嶋津さんによれば、そんな怒りをコントロールするのに「アンガーマネジメント」という考え方があるという。

「怒ることで相手をコントロールしようとすることは、暴力と同じ。自分都合の不要な怒りを減らし、正しい伝え方を身につけるためのプログラムが『アンガーマネジメント』です。例えば、怒りたくなったときは条件反射的に声を荒げるのではなく、いったん間を置くことで、冷静な判断ができるようになります。もしイライラするようなことが起きたら、頭の中で1・2・3と3つ数を数えてみるのもいいでしょう。そうするだけで、少し気持ちが落ち着き、相手の話を聞く姿勢を取りやすくなります」

怒ってばかりいるとママの心身にも良くない。上手にイライラをコントロールして、育児ストレスから解放されよう!

2位ネットを圧倒「子どもの塾への不安&不満」解消策、意外な1位は?

お子さんに学校以外の“学習の場”を与えるために、我が子を塾に通わせているご家庭は少なくありません。

しかし、「成績が思ったように上がらない」「自習・家庭学習のフォローがない」など、何かしらの不満や不安を感じてはいませんか?

この度、スーパーウェブの『かしこい塾の使い方』が301名に実施した調査によって、現在通っている塾に不満・不安を抱える家庭が6割以上にも達する実態が明らかになっています。

あなたも、お子さんを通わせている塾に大きな不満を抱いていらっしゃいませんか?

そこで今回は、教育行政に携わってきた筆者が同調査をもとに、塾への不安や不満を解消するためにやるべき行動のトップ4をご紹介していきます。

■4位:書籍で情報を得る

塾に不満や不安があるかたに対して「不満・不安を解消するための行動をしていますか?」と質問をしてみると、22%が選び4位になったのは「書籍で解決方法を調べる」でした。

周囲のママ友に相談しても納得いくアドバイスが得られない場合には、ウツウツとしちゃうママもいますよね。そんなときこそ、書籍を読みヒントを得るのが有効に働くことも。

およそ5人に1人のママは、書籍を読むことで悩みを解決しているようです。ちなみに、3位は23%が選び「特に行動していない、行動する予定はない」でした。

■2位:ネットで情報を得る

続いて、同ランキング2位には30%が選んだ「インターネットで解決方法を調べる」が選ばれています。

約3人に1人の親御さんは、インターネットを活用して解決方法を探っている様子。

転塾を検討しているママは、転塾後の影響の実態やその方法、近所で評判の塾調べなどにネットを大いに活用しているのかもしれません。

上手に検索すれば、かなりの情報量を無料で得ることができますものね。

■1位:塾の先生に相談する

そして、同ランキング1位には51%と過半数の親御さんが選んだ「通っている塾の先生に相談」が選ばれました!

先生との相性が悪いなど、不満や不安の張本人だったとしても、本人と話すことで不満解決への道が模索できることも。

「あの先生がイヤだから転塾させたい」と思っている親御さんほど、まずは先生本人と腹を割って話してみるのもいいかもしれません。

できることをやって、それでもダメなら転塾……という選択肢だってありますよね。

■学校に相談してみるのもひとつの方法

親御さんの中には学校と塾が別物であると捉えているひとも多いのですが、塾にまつわるお悩みは学校の先生に相談すると大きなヒントが得られることも。

お子さんの学習態度が塾と学校で大きく変わることも稀なので、不安や不満の原因を突き止めたいときにはお子さんをよく知る学校の先生が頼りになることもあるんです。

また、学校には塾に関する情報が様々なところから集まっているので、今抱えているお悩みを別の保護者も同様に抱えているケースも。

そんな情報も、学校に相談することで得られることがあるのです。

いかがですか?

「我が子のためにいい塾に通わせてあげたい!」というママは是非参考にしてみてください。

その「しつけ」は誰のため? 7歳の子を置き去りにした事件が他人事とは思えない理由

北海道七飯町で、7歳の男の子が親に「しつけ」として山林に置き去りにされ、その直後から行方不明になっている事件。

食料や携帯電話は持たず、軽装だという男児の安否が心配される。

「いうことをきかなかった」「車や人に石を投げた」との理由で「悪いことをするとこうだよ!」と置き去りにした……と報道されているのだが、「なんてひどいことを!」というリアクションがある一方、「わからなくもない」という反応もネット上では見られた。

他人事とは思えない、「置いていくよ!」の衝動

「いうこときかないなら置いてくよ!」

近年、育児において“言ってはいけないワード”のトップ10に入るだろうこのフレーズだが、長男がどうにもいうことをきいてくれないことが増えてきた3歳以降、言ってしまうことが増えている。

冷静に考えても、そんな無理強いをしているつもりはなく「車に轢かれたらいやだから手をつないでいてね」程度のことなのだが、ことごとく、いうことをきいてはもらえない。

そんな長男が2歳のころ、二人で近所のショッピングセンターにいった。
子どものフロアには乳児が遊べるエリアがあり、そこから離れたくないという長男が座り込み、泣き叫び、どうにもならなくなった。

「もう、置いてくよ」

そういって私は子どもを置いてどんどん進み、商品陳列棚に隠れて様子をうかがった。

誰かが子どもに声をかけたら事情を説明するのに出て行くため、そして、連れ去りから守るためである。

しばらくすると、母親は戻ってこないと認識した2歳児、さっさと遊びのエリアに戻ってブロックの続きをはじめたのである。

「えー……」

これは、あくまでも無事だった例である。このあとにショッピングセンターのトイレでの誘拐や、物騒な事件が続いたため、外で彼を一人置き去りにするのは危ないのだと認識し、気を遣っている。

言葉を正しく使いこなせずいらいらしている子ども自身と、子どもが何をしたくていらいらしているのかわからない親、そしてこちらのオーダーは一切聞き入れられない不満、こういう事態はたいてい私と二人のときに起こるという理不尽さ…

いろいろがミックスして、時折とんでもない怒りの暴発が起きる。

だからこそ、今回の置き去り事件、私は他人事とは思えないのだ。

このライターさんの他記事:子どもの足音が原因で殺人に…。尼崎の事件から、子どもの足音トラブルを考えた
しつけって、いったい、なんなんでしょうね……

「あの子はしつけがなってない!」なんて年配の方は叱るものだが、現代における「しつけ」とは、そもそもなんなのだろうか。

「怒る」と「叱る」と「しつけ」は混同されがちだ。

「しつけ」という言葉から連想されるのは、日常生活のマナーの基本的なところ、公共のルール、善悪の判断などだろうか。

「何歳だったらここまでできていればいい」が明確な指標となっていないのも、行き過ぎた“「しつけ」という名の虐待”になりがちな原因ではないだろうか。

「今すぐに矯正しなければ!」とあせる“まだ母歴6年目”の思い、「でも長い目で見たら些細なことじゃん?」という“もう母歴6年目”の思いが交差する。

ふわっとしたルールは属人性が高い。

子どものスペックに対して高望みをしていたり、親自身の基準がぶれていたら、何が正しいのかわからなくなる。

<<いったい、誰のためのしつけなのだろうか、子どものため?世間体?親自身?今しようとしているしつけは、どれ?それは、ほんとうにしつけなの?>>
しつけとは、小さい“約束”の積み重ねのような気もしてきている。

「廊下は走らない!」と何回注意しても、一度大怪我してからはじめて本人が知ることもあるのだ。

活動のフィールドが広くなるとともに「お約束」をひとつずつ増やしていって、長期的に成長を見守る必要があるのではないだろうか。

一度の失敗で叱責したり、すぐ結果を求めるような、会社的なやり方は、家庭に持ち込まないほうがいいのかもしれない。

「お母さんの仕事はね、あと20年くらいかけて、君たちをひとりで生きていける大人に育てることなんだからね」

ゆうべ子どもにそう言ったせりふを、改めてかみ締めるのだった。

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